OUTさんのレビュー一覧

ビックリするほどドジな恋 コミック

ケビン小峰 

おばさん男子!

ケビン小峰さん、初コミックスなんですね。
いやー、なんとも不思議な勢いのあるお話・・・。
「ビックリするほど~」と、「微炭酸男子」の二つのシリーズが収録されてます。
読みながら気付いたんですが、この二つのシリーズ、受けくんが女の子だったとしても普通に話が通じる!ほとんど男同志である必要はありません。
なのになんでこんなに面白いんだろう。
いやいやでもこれやっぱり女の子だったらウザいな・・…

3

欲しがりません収穫までは(2) コミック

舟斎文子 

W童貞だった!嬉!喜!祝完結!

1巻のレビューは書いてないんですが、今回2巻できっちり完結してくれたので。ありがとうレビューです!
あいかわらずステキな寮生活ドーン!なお話で大満足でした。
藤堂の栽培嫌いも、結構納得な事情があったり。
1巻の最後に牧田が「おれ、藤堂のこと・・・」な感じで終わってたんですが、今回ちゃんと(?)くっついてくれて・・・。
Hとかなくても全然コメディとして成り立っていたので、そんなほほえましい気…

2

堕つればもろとも 小説

宮緒葵  亜樹良のりかず 

「堕つればもろとも」確かに!

いやー、熱い。暑い。
ここまで攻めが徹底して犬な話は初めて読みました。
ほんとにほんとに獣方向の犬でした~(足舐め大好きっ子)。受けのこと好きすぎておかしくなってる!
女性っぽい受けはあまり趣味じゃないので、たぶんこの「編集長特別賞受賞」の帯が無ければ手に取らなかった可能性が高い本です。
デビュー作だけあって、ものすごい勢いです。
粗もあるし、ご都合展開もあるのですが、この勢いに全て持っ…

9

愛はね、 小説

樋口美沙緒  小椋ムク 

登場人物誰にも共感できない。けど!

これは・・・いろんな、たくさんの人に読んでもらって語り合いたいお話でした。萌えとかは(私は)なかったです。正直三分の二くらいまで読んでいた段階では「しゅみじゃない」でした。
でもまさに『愛はね、』というお話。
そしてあとがきで続編があるとのことらしいですが、ん~!ここで終わってほしい、かも・・・。あとがき後のSSも読み出すの怖かったです。いちゃいちゃラブ話になってたらどうしよう!と思って。

4

つよくよわくきつく コミック

藤本ハルキ 

エロキュンだあ~!

藤本ハルキさん、農家のお話読んだときはほぼエロ無しだったんですが、こんなエッチィお話描かれてたんですね!短編集で、さわやかーな絵柄なのに、だからこそHに突入した時にエロさ倍増です。
なんかエロエロしか言ってませんが、やはりエロに合わせての「キュン」の威力がハンパなくきます。
この方はとても言葉の使い方がきれいなのですね。
全部で六話の短編が収録されているのですが、全ての話に一つはツキーンとく…

1

散る花は影に抱かれて 小説

六青みつみ  山岸ほくと 

前半純愛→後半凌辱まっしぐら!

六青さんで忍者モノ!最近すっかり忍者モノが楽しくてしょうがないのですが、このお話も面白かった・・・。
話には聞いていたのですが、前半後半の落差がすごかったです。
あ、落差というのは初々しい純愛から一転、不幸のどん底に・・・!という落差のことです。
救いは、初めてはなんとか好きな人とできた、というところでしょうか。

お話は、江戸時代のお家騒動を軸にして進む、身分差の恋です。よくあるといえ…

6

リバーシブルスカイ 小説

沙野風結子  和鐵屋匠 

タイトルも、帯も、あらすじも、「リバ注意!」

沙野さん、とうとうやってくれました。リバものです。
それにしても絶対にアンチリバの方が手に取らないように(?)、配慮のココロがすごいです。タイトルがズバリだからうっかりする人もいないでしょうが・・・。

とりあえずリバは置いといて今回の沙野さんのお話は、とてもさわやかでした!
ひねくれた人や鬱々とする人がそんなにでてきません。というか、主人公二人がかなり自分の気持ちに正直でした。基本的に体…

6

眠れぬ夜は誰のせい コミック

村上左知 

ハアハアしすぎる受がかわいい・・・!

ゲイタウンの近くの男子高の男子寮でのお話なんて、なんかもうおんぶにだっこというか、チョコに砂糖をかけるというか、とにかくドリームな設定なのですが、おもしろかったです!
とくに出だしの、コンビニバイトの雅(ノンケ)を、修平(ゲイ)がナンパする場面、これで心をわしづかみにされました~。
コンビニ前がゲイの待ちスポットになっていて、そこにポヤポヤ立っている修平を見かねてバイトの雅が声をかけるのですが…

1

集密書庫の情事。 小説

棗キカ  樋口ゆうり 

恋愛一直線攻め。

最近BL小説・マンガを読みながら、
「だからなんでこんなカッコイイ男(主に攻め)がフリーなのさ!」
と我に帰ることがあるのですが、今回読んだこのお話は・・・なるほど。

『ノンケは必ず堕とす』宮本(攻め)は、苦労の人でした・・・。
深津(受け)にもちょろっとトラウマらしきことはあるんですが、宮本の過去話が出てきてからは、深津に対して「そんな失恋をトラウマって言ってたらいかんよ君!」という…

0

狼たちの秘密 小説

五百香ノエル  高橋悠 

SMカップルの濡れ場エロ会話にしびれた!

攻撃的な表紙と帯に怯んだものの、買って当たりでした。くじけなくてよかったー。最初から最後まで、作品の雰囲気が一貫しててとてもよかった。近未来の世界、ずっと雨が降ってて、陰惨な猟奇殺人が続く・・・サスペンスものの韓国映画を観ているようでした(登場人物達の名前もそんな感じで)。
時々文章に読みづらいところはあるのですが、それを差し引いても面白くて一気読みしました。
やはり特筆すべきはこの主人公、ソ…

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