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結婚から20年 牧師がゲイであることをカミングアウト

2016/02/14 10:10

「離婚ではなくこれからも共に」 夫婦間の強い絆


カナダのメノー派教徒の牧師であるPieter Niemeyerさんが、20年間の沈黙を破って自身がゲイであることをカミングアウトしたとして話題になっています。

ピーターさんはゲイであるという自身の性的指向を変えようと試み現在の妻である女性と結婚しましたが、それから20年経った今年、妻に自身の性癖についてカミングアウトすることを決心したそうです。
ピーターさんはこの決断に対し以下のように語っています。

「僕のカミングアウトに対し彼女は非常に協力的であったけれど、僕は彼女が受け入れてくれるであろうと確信していた。もし僕もその方が良いと考えていて彼女が離婚を望んだなら彼女を引きとめようとは思っていなかったけれど、究極的には僕らはこれからも一緒にいるんじゃないかと考えていた」

また、ピーターさん夫妻はこれからも二人で歩んでいくことに合意していますが、そこにはピーターさんが男性との性行為を望んでいるということに対する緊張感のようなものが存在していることを指摘しています。これに対しては「二人が今まで築いてきた関係と信頼の上でうまくやっていくことができるはずだ」といった旨の回答を与えています。


しかし、自分たちの関係が人生において非常に実りのあるものであることを確認したうえで、彼は「他の方法を選択することもできる若いLGBTのクリスチャンには自分たちと同じような選択はして欲しくない」と主張。LGBTの人々を支持するとした上で、当事者の人々の選択の重要さを説いています。

一方、ピーターさんの所属するメノー派とは16世紀に成立したプロテスタントの一派であり、ピーターさんの教会はLGBTの人々を擁護していません。ピーターさんの今回のカミングアウトを受け、彼の所属する教会の指導者は以下のように説明しています。

「すべての教義は同性愛を誤りであるとしている。彼に与えられ得るアドバイスは、神を十分に信じた時、神が彼を変えて下さるということだ」

ピーターさんがカミングアウトに踏み切れたことは、ひとえに彼と妻が築いてきた深い絆の賜物であるように思えます。
また、性的指向と信仰という問題は非常にデリケートではありますが、多様化していく性的指向を前に世界も変わっていく時が来ているのかもしれません。

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コメント6

投稿順|最新順

確かに、ストレートと偽って20年間一緒にいてて、ゲイを「克服」するための道具にされたとか、人間的なパートナーではあっても性的にまでパートナーにはなれなかったんだってなれば、奥さんの20年間は無駄に終わったのかなって感じにもなるわな…

奥さんのコメントが書いてないからいまいちわからないけど、
この牧師さんずるいと思いますね。優しい奥様につけこんで甘え過ぎでしょう。
結婚の時騙して、今ゲイだと告白して、さらに同性との性行為を望んでるって、
これだけのことをして傷つかない人はいないでしょうに…
パートナーの関係性は人それぞれでしょうが傍からみたら自分のことしか考えてないとしか思えませんね。

20年目の告白…って言われても、告白された奥さんは「え…。」でしょうね…。ただ、彼が教団から“破門”(教会からの永久追放)されるんじゃないか、と心配です。ゲイである事をクローゼットしなければならない程、狭い宗教界の方が腹立たしいです(怒)。

私が奥さんだったら・・・20年も隠し続けてきたのなら死ぬまで騙し続けて欲しいと思うけどなあ。
自分が罪悪感から逃れるために奥さんを苦しめてるだけのような気が…。

これは…奥さんの本音を知りたいなぁ。
特に「ピーターさんが男性との性行為を望んでいることへの緊張感」って。
明らかにもうダメだろ。
もう一緒にやっていく決意を固めたなら、墓場までもっていってやるのが優しさじゃないのか?
バカな男。

難しいですね…カップルによりけりだし私には20年も連れ添った人なんていないけれど、カミングアウトはショックだろうなあ…これから旦那さんが他の人と…という可能性を考えるとなおきつい。
それでも寄り添って生きていくことを選択した二人の間にある信頼感は相当なものなのだと感じます

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