7/9開幕「レインボー・リール東京」上映作品が出そろったぞ！
第25回を機に「東京国際レズビアン＆ゲイ国際映画祭」から名称を変更し開催される「レインボー・リール東京」が7月9日から開催されます。
新サイトがオープンし、上映プログラムが発表。
チケットも販売中です。
ちるちるでは、
ゲイ小説『謎めいた肌』を映画化した『ミステリアス・スキン』の「鑑賞チケット2枚＆パンフレット2部」セットを5名にプレゼント！ 以下のページで6月30日お昼11:59まで応募受付しています。
ちるちる - 映画『ミステリアス・スキン』チケットプレゼント
レインボー・リール東京では7月9日～18日の10日間に渡り、世界各国より集う、セクシュアル・マイノリティをテーマにした選り抜きの作品が上映されます！ 以下に、プログラムの中から男同士の関係を描く[G]マークがついた作品をピックアップしました。気になる作品を探してみましょう！
少年たちの運命を変えた“あの夏”10年後、閉ざされた過去の扉が開く『ミステリアス・スキン』
予告編
◎スパイラルホール：7月17日(日)20:55～
あらすじ
8歳の夏、カンザス州の田舎町でリトルリーグの野球チームに参加したニールとブライアン。その夏を境にニールは年上の男性に興味を抱き始め、売春を重ねるようになる。一方、記憶の一部を失ったブライアンは、自分がUFOに誘拐されたと思い込み、真相を追い求める。スコット・ハイムの小説『謎めいた肌』を原作とする青春映画の金字塔。『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン＝レヴィットの繊細な演技が光る。
大好きな兄と一緒にいるために少年は勝つ方法を学んだ『チェッカーで(毎回)勝つ方法』★日本初上映
◎シネマート新宿：7月9日(土)19:00～
◎スパイラルホール：7月16日(土)13:40～
あらすじ
両親を亡くした少年オートとゲイの兄エックはおばと同居し、エックが一家の大黒柱となり生活を支えていた。兄弟は貧しいながらも幸せな日々を過ごしていたが、21歳になったエックと恋人ジェイが徴兵のくじ引きに参加することに。オートは兄と離れたくない一心で行動を起こすが…。韓国系アメリカ人ジョシュ・キム監督が描く瑞々しい兄弟の物語。
予告編(YouTube)同性カップルを親に持つ子どもたち“ゲイビー”が見つめる家族の姿『ゲイビ―・ベイビー』★日本初上映
◎シネマート新宿：7月11日(月)19:00～
◎スパイラルホール：7月16日(土)15:40～
あらすじ
いまだ同性婚が法制化されていないオーストラリアで、同性カップルを親に持つガス、エボニー、マット、グレアムの4人。カメラはそれぞれの家庭に密着し、思春期に差しかかろうとしている4人の“ゲイビー”の日常生活を追う。彼らはゲイやレズビアンである親のことをどう思っているのか？ 他の子どもとは違う悩みを抱えているのか？ 子どもの目線から家族の多様性をとらえた自然体のファミリー・ドキュメンタリー。
予告編(YouTube)少女を少年に変える不思議な花魔法が解けた時、そこにある現実は…『ガールズ・ロスト』★日本初上映
◎シネマート新宿：7月12日(火)19:00～
◎スパイラルホール：7月18日(月・祝)11:35～
あらすじ
14歳のキム、ベラ、モモは仲良し3人組。ある日、彼女たちは温室で不思議な花を発見する。その花の蜜を飲むと一時的に少年に変身してしまうのだ。自分の体に違和感を抱いていたキムは世界が一変したことに驚喜するが、次第に新しいアイデンティティーが3人の友情に影響を及ぼしていく。『キス・ミー』(第21回上映)の監督による、幻想的な映像美と音楽が見事に融合した話題作。トロント国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭出品。
予告編(YouTube)18分間の衝撃のセックスシーン欲望と胸騒ぎの夜が明けるまで『パリ 05:59』★日本初上映
予告編
◎シネマート新宿：7月14日(木)19:00～
◎スパイラルホール：7月18日(月・祝)18:55～
あらすじ
眠らない街パリのある夜、セックスクラブでテオとユーゴーは目と目が合った瞬間に惹かれ合い、その場で情熱的に愛を交わす。その後、夜のパリをさまようテオとユーゴーであったが、衝撃的な事実が判明し、2人のロマンスは思わぬ方向へ向かっていく。2016年ベルリン国際映画祭でテディ賞観客賞を受賞した話題作が早くも日本上陸。リアルタイムで展開される愛のドラマは『ウィークエンド』(第21回上映)を彷彿させる。
【QUEER×ASIA ～APQFFA傑作選～】★日本初上映
◎シネマート新宿：7月15日(金)19:00～
◎スパイラルホール：7月18日(月・祝)16:20～
※男性同士、女性同士の作品を含め4本の短編が上映
少年の目から見たセックスと権力の関係『虎の威を借る狐』
あらすじ
軍高官を父に持つデヴィッドと密造酒を売る少数民族の家庭に育ったアセン。基地のある小さな町で2人の少年は性に目覚めていく。2015年カンヌ批評家週間に出品された、『太陽を失って』(第24回上映)の監督最新作。
予告編(YouTube)僕と彼のビターでスイートな学園生活『スクール・デイズ』
あらすじ
クリスチャンスクールに通うミンとヘイ。ゲイであることを隠しているミンは、オープンリーゲイのヘイに恋心を抱くが…。2人の中学生の自分探し、初恋、孤独、宗教への反発を描いた甘酸っぱい青春ロマンス。
触れなくていい、見ていたいんだ…2人の男の運命を狂わせた出会い『彼方から』★日本初上映
◎スパイラルホール：7月16日(土)21:05～、7月17日(日)14:05～
あらすじ
裕福な初老の男性アルマンドは、カラカスの道端で見知らぬ青年に声をかけ、自分のアパートに誘い込むことを常としていた。彼の望みは身体的な交わりではなく、ただ遠くから眺めることだけ。ある日、アルマンドは不良の若者エルダーを自宅に連れ帰るが、その時から彼らの運命は大きく変わろうとしていた。『NO』『ザ・クラブ』の名優アルフレド・カストロが主演を務め、2015年ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞。
予告編(YouTube)過激なロマンス、危険なドライブ誰も彼らを止められない『リビング・エンド(デジタル・リマスター版)』
◎スパイラルホール：7月17日(日)18:50～
あらすじ
HIV陽性の診断に打ちひしがれ、女友達に慰められる繊細な映画評論家のジョン。ホモフォビアの一団に囲まれて銃を発砲し、ジョンに助けられるパンクスのルーク。失うものがない2人は愛の逃避行を始める。絶望的な状況の中で激しく燃え上がる若者たちを描いた壮絶なラブストーリー。1993年の劇場公開当時、ゲイ版『テルマ＆ルイーズ』として話題になったニュー・クィア・シネマの代表作がデジタル・リマスター版でよみがえる。
予告編(YouTube)みなさんは気になる作品はありましたか？
個人的には、以前から『ミステリアス・スキン』が気になっていたのと、『パリ 05:59』の「18分間の衝撃セックスシーン」というコピーが非常に気になるところです…！
ちるちるでの
『ミステリアス・スキン』チケットプレゼントも、是非ご応募ください！
なお、今イベントは、今年で25周年。さらに盛り上げるため、セクシュアル・マイノリティであることをカミングアウトしたいと考える人をサポートするプロジェクト
「OUT IN JAPAN」で撮影された写真を、スパイラルホールに展示するという企画が立ち上がっています。
「第25回 レインボー・リール東京（東京国際レズビアン＆ゲイ映画祭）」会場にOUT IN JAPAN で今まで撮影した”1000人”の写真を展示したい！レインボー・リール東京は、スタッフもすべてボランティア。限られた予算の中で活動で、今回の企画は、インターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や支援を募る「クラウドファンディング」によって進行中です。
支援者には、金額1000円、3000円、10000円、50000円に応じたリターン(お礼)があります。中には、この企画限定の下着や、上映作『ミステリアス・スキン』の原作小説
『謎めいた肌』などもラインナップされているので、チェックしてみてはいかがでしょう！
集まった資金は、OUT IN JAPANの展示のための費用と、25回目の映画祭を盛り上げる費用に充てていくそうです。こういったイベントを通して、より理解を深めていけるといいですね！
同企画の詳細は
クラウドファンディングのページ、映画祭のチケットやその他詳細は、
公式サイトをご覧ください。
