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時代モノ、洋風、コメディまで幅広く!第3回ちるちる小説アワード経過速報!

2016/07/22 19:39

公開&投票は今月31日まで!大賞には文善やよひ先生のイラストが!



今月8日から投票がスタートした第3回ちるちる小説アワード。
本日より、特設ページにてバラエティに富んだ『怪談』テーマの応募作品全30編を一挙公開中ですが、皆さん投票はお済みでしょうか?

今回は、公開中の30編の中から現時点での上位10作品を、編集部コメントと共にご紹介したいと思います!(当記事内の掲載順と順位は順不同です)


死神のはなむけ/行原荒野さん
切なくも美しい時代ものの怪談。情景の描写や一万字という文字数の中での起承転結が非常にまとまっていて、映画やアニメーションを見た後のようにそれぞれの場面がくっきりと脳内に焼き付けられます。


首なしオネエと生意気ショタと/小魚飯田さん
オネエの幽霊・明音さんと孤独を抱える少年・小春の交流が微笑ましく、読んでいてついにやにやしてしまいました。幽霊と人間というなかなか難しい関係性ですが、二人のその後が気になって仕方ありません…!

擬態/来栖みささん
不気味さを伴って進行するストーリーや主人公の秋広が精神的に追い詰められる終盤の展開に息を呑みました。自分の身近に潜む恐怖…それに気付いても気付かなくても怖いですね。

手/ピピンさん
作品自体の文字数はそう多くないのですが、その中でしっかりと「手」というテーマについてのストーリーが完結しており読んでいて非常にドキドキさせられました。自分の手に異常なまでの執着を見せる誰か…想像しただけでゾクッとします。

※この物語はフィクションであり、実在の人物・怪談・お化けとは一切関係ありません/カマボコさん
応募作品の中には幽霊視点の作品も少なくないですが、その中でもユニークな作品であると感じました。独特の語り口で語られる物語は軽快で、時折クスッとさせられます。幽霊と人間との交流の描かれ方も新鮮!

この世で一番恐ろしい/ことほぎさん
「怪談」というテーマが一味違った形で料理されている作品。幽霊など怖いものが苦手である幼馴染の浩一の描写を重ねることにより、主人公の心理描写やラストシーンにより大きな力を生んでいると感じました。

オペラ座の夜/真夜野ふみさん
ミラノを舞台に繰り広げられる幻想的なラブストーリーに惹き込まれました。「靴」というキーアイテムの存在が作品を引きたてていて、幽霊というテーマを扱っていながらその恐ろしさよりも切なさが印象的でした。

えぐるさん/ちかやんさん
「えぐるさん」の伝説にまつわる学校の怪談系ホラー。爽やかな場面からスリルを増していく展開や一筋縄ではいかないラストシーン、何とも言えない不気味さの残る読後感はまさに怪談!

おばけが出たらどうすんの?!/68さん
ドタバタコメディテイストの明るく楽しく読むことのできる怪談です。いわくつき物件の大家や同居人に翻弄される主人公の白谷がとにかく色々な意味で不憫で、彼の表情がくるくると変わる様子が目に浮かびます!

赤い痕/雪彩きれいさん
都市伝説のように、ひょっとしたら自分の身にも本当に起こるかもしれないという怖さのある作品。言ったところで誰にも信じて貰えない、けれど確実に起こったことなんだというストーリーの描き方が秀逸でした。


第3回を迎えたちるちる小説アワード。『怪談』というテーマをそれぞれの書き手さんが個性豊かに味付けしてくださり、「こんな形の怪談もあるんだ」と読んでいて非常に楽しい、そして目から鱗の出るようなたくさんの作品が寄せられました。

ご紹介した10作品の他にも、様々な『怪談』が表現された作品が目白押しとなっております!31日の投票締め切りまでに、是非全編チェックしてみてくださいね!

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