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絶対に忘れられない…ダメージBL5選

2016/08/11 14:04

悩みに悩んだ末の5作品。全部読んでほしい!

ラブラブ♡ ハッピー♡ イチャイチャ♡ なBLも良いですが、たまには「ダメージBL」を読んで、心も体も「消耗」してみませんか。今回は、筆者が読了後「いい意味でドッと疲れた」作品を紹介していきます。BLと、侮るべからず。人生観が変わるかもしれませんよ!

漫画『刺青の男』著:阿仁谷ユイジ
あらすじ
刺青を持つ三人の男たち(牡丹の潟木、ラナンキュラスの武藤、狂い鮫の埜上)。それらに絡む謎の男、久保田。社会の裏側を生きる男たちに救いはあるか…? 刺青シリーズ完結編『みんなの唄』描き下ろし42ページを加え、すべての物語が収束される。ほか、片思いの相手が毎夜生き霊になって現れて…『はるのこい』『ゆめのあんない』を加えた異色作品集。

▷一生忘れないBLといえばこの作品。レビューを見ずに読んで欲しい一冊です。
映画のCMなどでよくある 「最後の5分 全てが覆る」や「あなたは必ず2回観る」といったキャッチコピーを知ると、観る前からいろいろ推測したり、やたらと構えてしまうことがあると思います。そういった感情を捨て、リラックスしてお読みください。あ、じゃあこんなことを書くと逆効果か…スミマセン。

漫画『美少年』著:小野塚カホリ/原作:団鬼六
あらすじ
ごく普通の学生である「私」が気品あふれる美少年・菊雄と出会い、倒錯の関係にのめりこんでいく。叫び声や哀願の涙。十字架にも似た、肌に食い込んだ荒縄。心を穿ち、激しく身を切る禁断愛の行きつく先は・・・。
緊縛の文豪・団鬼六の私小説「美少年」に小野塚カホリが華麗な筆致で挑んだ究極のエロス。

▷団鬼六先生の名作がコミック化された一冊。表紙の妖艶さ、不気味さに圧倒され発売当初から気になっていたものの、購入に踏み切るまで約2年ほどかかりました。
結果から言うと、勇気を出して読んでみてよかったと思います。確かに「イタッ! 痛い痛い痛い…!!」と自分まで怪我をしたような痛みはあるものの、全てにしっかりとした意味があります。大人になってから触れる思い出したくない出来事、今になって知る真実…。誰しも善く生きられるわけではないけれど、一人でも心の底から自分を肯定してくれる人がいてくれたら、それだけでもう何もいらないですよね。若さ故に、大切にすべき人をしっかりと見極められない。これ以上の後悔はないな、と非常に考えさせられる作品でした。

小説『さようなら、と君は手を振った』著:木原音瀬 イラスト:深井結己
あらすじ
従兄弟の氷見啓介が田舎から上京してきた。なし崩しに面倒を見ることになった誠一は、アパート探しを手伝いながらも、実は気まずい思いだった。十年前の夏、啓介に心酔した誠一は、「高校を卒業したら迎えにくる」と約束したまま、戻らなかったのだ。相変わらずのダサいメガネ、髪形、服装にうんざりしつつも、誠一は再び欲望のままに啓介を抱くようになる。しかし啓介は優しく受けとめるだけで…。
――従兄弟の誠一を一途に愛し尽くす啓介と、その想いを利用しようする誠一。すれ違う二人の切ない恋の物語。

▷「悪事身に返る」ということわざを思い出した一冊。起こした罪がそのまま跳ね返ってくるのではなく、柔らかな棘となって一生心に降り注ぎ続けることの辛さ。そして、本当の絶望を味わい改心すると人は変われるのかもしれない、ということを学びました。結末は読者によって全く感想が違うと思いますが、筆者はめちゃめちゃ胸が痛かったです。
コミック化もしています。

漫画『俎上の鯉は二度跳ねる』著:水城せとな
あらすじ
妻と離婚した恭一。だが今ヶ瀬との男同士の微妙な関係は、今も続いていた。今ヶ瀬に抱かれることに慣らされいてゆく日々。ところが、恭一に思いを寄せる会社の部下・たまきの存在が二人の関係を大きく揺るがし始め…! ?

『窮鼠はチーズの夢を見る』の続編である本作。以前「『俎上の鯉は二度跳ねる』から学ぶ男同士の恋愛の葛藤名作コミック5位」という記事でアツく語ったのでぜひチェックしてみてください。色々と経験してさらにイイ男になった恭一の「恋愛は業だ」というモノローグ。筆者の好きな言葉ランキングベスト3には入ります(笑)

漫画『高3限定』著:梶本レイカ
あらすじ
全寮制の男子校に通う小野は教師のイケダに恋をしていた。高校3年の春、小野は彼が毎年、3年生からひとりの生徒を選び、1年間だけ肉体関係を持つという噂を耳にする。古傷の語る謎、汗臭いセックスの日々、そして数々のウソ……一体、誰が本当のこいと言っているのか? 真実とは何か?

▷完璧に理解することは難しいけれど、それを必ずしも必要としない作品。筆者のトラウマランキングぶっちぎりの1位です。これは決して悪い意味ではありません。
本作は生きていく上で「目を背けたいこと」にあえてスポットライトを当て、それについて深く切り込んでいるからこそ、受けるダメージが大きいのではないかと思います。
「こんなこと、実際にあったらどうしよう」と考え読み進め、ようやく結末にたどり着き少し安堵しているその時まで気が抜けません。筆者には衝撃的過ぎて未だに家に置けていません…。読みたくなったら、ちるちるの事務所で読んでいます(笑)
そして、この作品と出会って改めてレビュー機能に感謝しました。素晴らしいユーザーの方の感想・解釈。他者の意見を知ることで本当に救われました…。読み終えたらぜひ、ちるちるのレビューページを見て頂きたい一冊です。


ここまで、全5作品を紹介しました。なんとなく作品の重さは伝わったかと思います。BLは萌える作品も多いですが、勉強になる・考えさせられる作品が多いジャンルでもあります。この夏はぜひ後者に目を向け読書に励んでみてはいかがでしょうか(⌒∇⌒)

記者:真島ノ畔

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コメント3

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苦手と分かっていれば読まなければいいだけのこと。私は気になるから読もう。

こういうの好きな人もいれば幸せなのが好きな人もいる、自分はこういうの嫌い

全部持ってたわ(笑)

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