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色っぽくてハンサムな男たち満載！ゲイのイラストレーターの画集が発売

2016/09/29 01:00

多くの人に愛された男性のイラストのモデルは恋人だった？

20世紀初頭に活躍し、広告や雑誌の表紙などのイラストを数多く手掛けたアメリカのイラストレーター・J.C.ライエンデッカ―の画集『アートオブ J. C. ライエンデッカー』が10月11日にマール社より発売されます。

アメリカン・イラストレーションの黄金時代に活躍したライエンデッカーのイラストは広告におけるブランド性の創造に多大な貢献をもたらし、数多くの人々の心を掴みました。
ライエンデッカーは初めて「セックスシンボル」としての男性を描いたともされており、彼の描くハンサムな男性のイラストには女性のみならず男性までもが心を奪われていたんだとか。

素晴らしい作品の数々によって広く知られているライエンデッカーですが、彼という人間そのものについてはこれまでもあまり語られておらず、此度発売になる画集は彼の生涯についても知ることができる貴重な資料となりそうです。

ライエンデッカーには長年連れ添った同性の恋人がいたことや、シャツと襟のブランド「アロウ」の広告として生まれた彼の最も有名な作品『アロウ・カラーの男』のポートレートのモデルがその恋人であったこと、彼が作品の中に同性愛的なエッセンスを落とし込んでいたことなどを知ると、また違った視点で作品を鑑賞できそうですね！

彼がゲイであったことについては先日Twitter上で話題になっていたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

ライエンデッカーはゲイだったらしく、最期は同性者迫害にあって1人寂しく亡くなったらしい。当時恋人が絵を売ったり燃やしたりしたせいで現存する作品数が少ないので貴重だなぁと…絵描きのスケベ心は時に作品に耽美さを産むのでやっぱり大事…。 pic.twitter.com/cchmHQADdM
— stuckyヤクザまめお゛ぉ゛ん (@221b_mameo) 2016年9月8日