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人気ホラー作家のピンチを救った!? 渾身のゲイホラー小説が電子で復刊!

2016/09/29 15:50

作者の回想ツイートも興味深い、耽美ホラー『背徳の召喚歌』


ホラー作家・朝松健先生による耽美ホラー小説『背徳の召喚歌』が9月26日、電子専門出版社「アドレナライズ」から発売されました。

先生は、伝奇ものやホラー小説の人気作家。今作のもともとの紙媒体は1993年に二見書房から出版された作品で、兄弟の近親相姦ものや魔性の美少年をめぐる物語など、六つの小説からなる短編集です。

『背徳の召喚歌』
妖しい禁断の香りに満ちた世界へ……六つの煌めく宝石に託して謳われた、媚毒をはらむ恐怖の物語

あらすじ
禁忌の愛に取り憑かれた兄と弟の地獄絵。誰をもその人外の官能の虜にする謎の少年の正体。血まみれ芝居の一座で繰り広げられる愛憎の惨劇。薄紫色に閉ざされた異次元の扉の向こうに足を踏み入れてしまった僕ら……。背徳の召喚歌に惹かれて魔術師の庭園に迷いこんだ、美しき生贄たちの六編の物語。伝奇ホラーの第一人者が描く、異色の耽美ホラー小説がついに電子で復刊!

あらすじからすでに耽美な香りがぷんぷんします…! これは濃密な世界にどっぷり浸かれそう。本職ホラー作家の作品ということで、ホラー好きの方も満足できそうですね!

では、ホラー作家が、なぜ同性愛ものの耽美小説を書くに至ったか!? 執筆にまつわるエピソードが、朝松先生のTwitterに投稿されています。このお話がとても興味深く、ここに紹介します。


バブル崩壊とは1990年代初頭に始まった、日本経済戦後最大級の景気後退。その不況を乗り切る為に、ゲイ小説の依頼を受けざるをえなかったという経緯があったのですね。しかしそこで諦めずにホラーの要素を入れ、この『背徳の召喚歌』が出来上がったとのこと。まさに作家としての意地を見せた作品ということですね!

誰かを救うために、本意でない状況を受け入れ、そして……。このシチュエーション、絶対BLで見たことあるやつだ……。ちょっと朝松先生に萌えてしまいました。

作家の意地を貫き新境地を切り開いた耽美ホラー小説『背徳の召喚歌』はアマゾン「キンドルストア」で発売中です!

なお、今回の電子書籍化の表紙を飾る、とても美しく耽美なイラストを手がけるのは華憐先生。主に少年をモチーフとしたイラストやグッズを制作されているようです。現在、ちるちる内の登録作家には、見当たらず、商業BLイラストはまだ描かれてないのでしょうか!? 今後、見られる日を願う記者でした。

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コメント3

投稿順|最新順

小説って結構、今や有名な作家でも、昔から耽美とか男同士とかの題材使うことそこそこ多い気がするんですけどねー
本当に男色があったとうい時代背景も関係してますが。






Wikiによると
「1990年代にはボーイズラブの小説レーベルが次々誕生した。雑誌も次々生まれては消えていき、半分は3号で終わるような状況だった。1990年代後半には出版不況が起こり、ライトノベルやボーイズラブが有力コンテンツとして注目されるようになった。この時代は、ボーイズラブにとって高度成長期のようなものだったという。」とのこと。
だから、この記事のようなことも、あったんでしょうね。
朝松先生はノンケの男性ですから、女性がBLを書く以上に風当たりも強かっただろうし、大変だったことと思います。

これは電子書籍で読めるようになったというニュースですけど、この本は公立の図書館にも所蔵してたりもしますよ。
書庫ですけどね。

仕事がないから…不況だから…
そんなにエロを書くってバカにされる事なのかな…そういう時代なのか

小説家ヒエラルキー…

いいじゃんね、ジャンル問わず、登龍門的にみんなBL書いたらいいのに。
作者が嫌々書いてても、どんだけいい物作れるかデビュー作家アンソロジー作って欲しい。

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