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腐女子が感じる違和感の正体。“オタレント”によるBLにまつわる記事が話題に

2017/05/02 15:56

一般アニメが紹介される際、「BL」という言葉が使われていたらどう思う?



漫画やアニメ情報が豊富なサイト「MANTANWEB」に4月30日、『「それってBL?」 腐女子が感じる違和感の正体』という記事が掲載され話題になっています。アニメオタクであり腐女子だという“オタレント”の小新井涼さんが、昨今のBLという言葉や概念のメディアでの取り上げられ方に違和感を感じ、記事内にて考察しています。

女性人気の高い作品がメディアで語られる際、「BL(ボーイズラブ)」という言葉が使われることに違和感を抱いた小新井さん。その理由を、

一般誌やテレビで“普段BLを嗜好しない人が使うBL”と、“BLをたしなむ人が思うBL”とでは、その言葉の意味が違っているように感じる

と示し、その違いとそこから導かれる違和感の原因を、まずは

BLをたしなむ者の鉄のオキテ「公の場では絶対にBLを語らない」が、関係している


と挙げています。

ここでいうBLはオリジナルや商業BLではなく、アニメやマンガを元にした“パロディーBL”や“妄想”であり、そこで語られるBLは公式とは異なる世界であるため、たとえ公式が意図したものでもそれをBLと呼べば非公式、アンオフィシャルな設定になるとのこと。

誰もが目にするところでアンオフィシャルな妄想を語るのはマナー違反であり、だからこそメディアで作品を取り上げる際に「BL(ボーイズラブ)」という言葉が公然と使われることに違和感を感じるのではないか、と小新井さんは提示しています。

また、こうした事態が起きてしまうのは、普段BLを嗜む者とそうでない者の「BL」という言葉の捉え方に違いが生じているからではないかとも。

BLを嗜好しない人は、

一般的にBLとは、「男性同士の恋愛」を指す言葉とされています。そのためBLを嗜好しない人は、男性キャラ同士の過度なスキンシップや濃密な関係など、アニメやマンガに出てくる“それっぽい描写”をみて、それをBLと判断することが多いようです


対してBLをたしなむ人には、

そうしたシーンや関係性はあくまで“妄想のための素材のひとつ”にすぎず、それだけではBLにはなりません。そうした描写を素材に彼らの恋愛を妄想して初めて、それがBLとなるのです

BLとはアニメやマンガに出てくるそれっぽい描写のように“作品に含まれ、提示されるもの”ではなく、“自分たちで勝手に解釈し、妄想して初めて生まれるもの”なのです


記者も人に好きな作品を薦めた際、「あ~BLのやつでしょ?」と返されるとふざけるな! と思う一方、いやでもCP妄想している私もどうなんだ……となってしまうことが多いのですが、こちらの記事を読んで「な、なるほど~~!」と思ってしまいました。

以前では考えられないことですが、外へ出れば堂々とBLを話題に出す人を見かけるようになり、世界が開かれつつあるのと同時に形が変わりつつもある腐女子界隈。現にメディアに取り上げられるたび賛否両論あるのも事実です。
みなさんは近年の腐女子、BLを取り囲む状況をどうとらえていますか?

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コメント3

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匿名3番さん(1/1)

> ちなみにここでいうBLとは、公式設定としてBLが描写される“オリジナル・商業BL”というよりも、アニメ作品やマンガなどを元にした“パロディーのBL(前者と区別するため「やおい」と呼ばれることもあります)”のことを指します。

元記事も読んだけど、この方の理解では「腐女子=二次創作BLを嗜む人」ってことだろうか。
二次創作に一切興味がない自分からすればそれこそが違和感だわ…。

匿名2番さん(1/1)

自分はわざわざ言う必要ないかなーと思う。抵抗ある人の方が多いと思うし。私は聞かれたらオタクは隠さんけど腐は隠すわww

匿名1番さん(1/1)

個人的には必死で隠す感覚はよくわからないです。最近の作品、ストーリー的にも本当によく出来てますし、普通に面白い漫画として紹介したりします。必死で隠す人は、そのひと自身がオタクキモいって見下している事の現れではないでしょうかね。

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