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男色の聖典のBL漫画化を通して探る恋愛・性愛の多様性…【話題の本】

2017/08/31 13:13

8/31発売『男色を描く: 西鶴のBLコミカライズとアジアの〈性〉』


本日8月31日、興味深いタイトルの書籍『男色を描く: 西鶴のBLコミカライズとアジアの〈性〉』(勉誠出版)が発売されました。アマゾンなどネット書店では一時的に品切れとなっています。

同書では、江戸時代初期に出版された、井原西鶴の短編小説集『男色大鑑(なんしょくおおかがみ)』のBLコミカライズを通して、さまざまな角度で恋愛・性愛の多様性が探られている模様。

編者の一人である畑中千晶さん(敬愛大学教授)は、2016年にKADOKAWAから発売された『男色大鑑』のBLコミカライズ作品3冊で解説を務めており、同シリーズでの経験を機に制作されたのが、今回の『男色を描く: 西鶴のBLコミカライズとアジアの〈性〉』であるようです。

8月25日には、畑中千晶さんともう一人の編者である染谷智幸さん(茨城キリスト教大学教授)、『男色大鑑』BLコミカライズでも作品を執筆した大竹直子先生によるトークイベントが、東京世田谷区の書店「B&B」で開催された様子。この一端は、染谷智幸さんのブログで垣間見ることができます。

ちるちるでもさっそく、本を注文しました! 興味を抱いたみなさんは、チェックしてみましょう!

男色を描く: 西鶴のBLコミカライズとアジアの〈性〉
内容紹介
男色のカノン(聖典)として揚げられるがその研究が遅れている井原西鶴の小説作品『男色大鑑』。この『男色大鑑』をBL(ボーイズ・ラブ)の視点からコミカライズした作品を発端に、コミカライズの世界、BL世界からのアプローチを取り上げて、それが提起する可能性や問題を様々な角度から検討する。
また実際の問題としてのLGBTに対して、寛容な姿を見せているタイと、様々な問題提起が行われているインドなど、アジアにおいて、この男色や同性愛がどのように展開をしているのかを検討する。

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