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男も女も魅了する美少年版キャバクラ❝陰間茶屋❞ってどんなところ?

2018/01/28 12:04

柘榴の皮で肌を擦り、歯を笹竹の灰で磨き上げた美少年達が集う魅惑の場所!

 

江戸漫画の革命児・紗久楽さわ先生の人気コミックス『百と卍』に登場するメインキャラクターに、元・陰間の百樹がいます。

陰間というのは、数えで13~20歳頃の美少年の男娼の総称のことですが、江戸時代はこの陰間がとても流行っており、❝陰間茶屋❞が賑わっていたのだとか。

綺麗な顔立ちの少年を横に座らせて、お酒の酌をさせたり、歌や踊りで楽しませて貰い、最後は一緒に床につく。
最初は❝男娼❞というと現代でいう男性版風俗なのかと思ったのですが、男女どちらでもお客としてサービスを受けられたことから、キャバクラに風俗サービスを加えたようなイメージが正しいかもしれませんね。

そんな江戸時代の美少年版キャバクラについて、どんなシステムで、どんな美少年たちが働いていたのかを調べてみました。


■「陰間」の由来
まだ舞台に出れず、楽屋裏の「陰間」に控える役者の卵だったため、そう名付けられたといいます。
役者の卵なら、顔立ちが綺麗な少年が揃うのも納得ですね。
また、売春する少年は以下のように分類が分かれます。

・陰間(かげま)
売春を専業にする美少年

・陰子(かげご)・色子(いろご)
女形修行中で売春もする美少年

・舞台子(ぶたいご)
舞台に立つようになったあとも売春をする女形

・飛子(とびご)
地方巡業にもついていき興行先で売春する女形修行中の美少年、もしくは、どこにも所属せず出張売春をする美少年


■陰間で働く少年達
陰間として働く少年達は数えで13,14~20歳くらいまでのことをいいます。
髪は「島田髷(しまだまげ)」という未婚女性の定番ヘアスタイルに振袖、外出の際は羽織りを加えた女装ファッションが基本スタイル。顔を隠すために編笠を被ることもあったのだそうです。

衆道の観点からすると、
11~14歳:蕾める花
15~18歳:盛りの花
19~22歳:散る花
と称されており、散る花の年齢になると、お客は女性オンリーに変わるのだとか。花の命は短いといわれますが、それ以上に陰間として活躍できる期間が短いのがわかりますね。


■陰間としての気遣い
性的サービスをするのが仕事だからこそ、陰間には気を遣わなければいけないことが沢山あったようです。

・歯磨きはこまめにする
・体臭がしないように脇は特に念入りに洗う
・人の目があるときにトイレへ行かない
・客前で音の出るもの(納豆、とろろ、蕎麦)は食べてはいけない

などの、接客に対するルールに加え、

・柘榴の皮で肌を擦り美白に勤める
・歯を笹竹の灰で磨き上げる
・鼻高くするために板で挟んで寝る
・オナラが出やすいイモ類、ニオイの元になる焼き魚やサザエのつぼ焼きを食べてはいけない

など、高い美意識を求められていたようです。
客前で夢を壊さないようにトイレに行ってはいけないなんて、まるで昔のアイドルみたいだなぁと感じてしまいますね。(実際そうだったのでしょうが…)

 


■陰間茶屋のシステム
陰間茶屋は客が登楼する形式と、客のいる場所に少年が行く形式の二つがあり、大体が前者が一般的だったようです。
メニューは以下の通り。

・一切(約1〜2時間)→ 一分=約2万円

・2切(約2〜4時間)→ 一分二朱=約3万円

・1日買い切り→ 二両二分=約20万円

・半日買い切り→ 一両一分=約10万円

これに加えてチップ(小花代)もあったそうですから、贅沢の極みですね。
当時はお線香の燃える速度で時間を計っていたそうで、それが終わったら線香の番をしていた者が声をかける…というシステムだったのだとか。
嫌な客に対しては線香を折って時間を調整していたというので、線香番は陰間の濡れ場を常に覗いていたことになりますね。
覗いていて、自身の股間も熱くなってしまったりしなかったのか気になるところです…。


■どんなお客が多かったの?
お客さんは一般の武士・町民の他、やはり男色ネタが多く残っている僧侶が常連で金払いのいいお客だったようです。
また、裕福な商家の後家や、空閨をかこつ御殿女中が密かに通っていたという記録も。


■陰間修行
陰間としてデビューする前には入念な修行が行われたそうです。
美しい肌を手に入れるためザクロの皮でつくられた特製の粉で全身を磨いたり、鼻を高くするためのトレーニングとして、寝るときに板で鼻をつまんだり。
背が伸びすぎないように寝ているときに伸びをしてはいけないなどの決まり事もあったようです。
更に、最も重要なのが肛門トレーニング
以下のように、徐々に肛門性交に慣れさせて行った記録が残っているそう。


ステップ1:指を使う
最初は小指に脂薬という潤滑剤をつけ肛門に入れる。スムーズに出し入れできるようになったら薬指、中指、親指と指を変えていき、それにも慣れてきたら人差し指と中指の2本で出し入れする。さらに慣れてきたらいよいよ本物の男根でのトレーニングに突入。

ステップ2:「棒薬(ぼうやく)」使う
トレーニング初日からずっと寝るときに行うもので、まず、トレーニングの前に腰湯につかって括約筋を緩めておく。そして、棒薬(今でいうバイブ)を肛門に挿入し、就寝時はずっとそのままにし異物感に慣れさせる。

ステップ3:本物の男根を使う
「いちぶのり(卵白とふのりを混ぜ合わせたもの)」という潤滑剤を使い、初日は男根のカリ部分だけを少し入れて終了。2日目は亀頭部まで、3日目は男根の半分まで、4日目には全部を、5日目以降は毎日3〜4回ほど最奥まで挿入する。


こういったステップを踏んで、肛門性交に慣れさせたといっても、1日に何度もお客をとることもあった少年達のお尻が痛まない訳がありません。陰間として働く少年達は痔を患っている者が多くいたそうです。

更に、ネギの白い部分を温めたものを常備しており、もしお尻が傷ついたりして傷んだ時に入れて痛みを和らげていたというのですから、幼いながらもとことんサービスに徹した美少年達に感服します。

そんな徹底したサービスを提供してくれる少年達に、当時の常連となるお客は夢を見て、心地よさを覚え、また夢の中に誘われていたのかもしれませんね。

 

 

記者:冬桐

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コメント7

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まず寿命が30~40歳の時代だからねえ

女の子でも14歳~18歳でお嫁に行くのが普通の時代なので、現代と感覚が違いますよね。
当時では貧しいと6歳くらいから奉公に行くのも普通ですし、何より人間50年の時代ですから。

時代や文化が違えば倫理も違うので、一概に言えないのですけどね。
花魁や稚児が、芸能等に秀でた美しくて愛でられるもの、憧れの存在とされていた一面もありますし。昔は貧しい人も多かったでしょうし。
当時の合法ですし、腐女子なら萌えるべきところなんだろうな...

ただ、それが常識で意に反したことをされてると思わなければ、子どもが身体を欲望のまま弄ばれても心が傷つかないものなのか。
市川けい先生の「ブライトライトスプラウト」とか読んでも、そうじゃないよなーと個人的には思ってしまいます。

っと、長々とすみません。

匿名3さんは、最近よく見かけるあのお方でしょうかw 大人で愛し合っている同性カップルは、存分に愛し合えば良いと思いますよ。

その通り。
惨事ショタはもはや犯罪。
ちるちるユーザーにもまともな人種が居る事に安堵。

匿名1番さんへ

私も同感です…
和服の蔭間さんの絵にそそられて読みましたが、11才からとか実話であれば落ち込む位の倫理観の無さです。実際にしてる側は必死で工夫するしかなかったでしようね。
囀る鳥は〜を思い出してしまいました。

私は…すごい行きたいかも。たぶん一度行ったら通いつめて、大枚はたいてすっからかんになってそうですが(笑)
「蕾める花」ちゃんたちの可愛さにもドキドキしそうだけど、むしろ「散る花」さんたちをはべらせたいなぁ~。さらにもう一段上の年齢設定があると、もっと萌えが滾りそうなんだけど(笑)

生々しい...(´-ω-`)
時代が違うからというのは理解していても、どうしても現代の常識で考えて児童の性的虐待、搾取だよなぁ、、、と生理的に受け付けないです。
ファンタジーとしてなら受け入れられるけど、実際に年端も行かぬ少年にこんなことさせてたのかと思うとつらい。
せっかく詳細な記事なのに、的外れでごめんなさい。

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