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クズが出てくる洋画3本! 見るときは心臓注意!

2018/03/09 15:04

大勢にいじめられたり、繰り返される暴行に心臓が痛い…


みなさんはちょっと過激な洋画は見ますか? 今回ご紹介するのは、直視するには心臓が痛い、暴力や欲、嘘、性行為などをテーマにしたクズが出てくるBL要素アリの洋画を3本選びました! 暴力などの表現が苦手な人には、おすすめできないくらいの過激さなので、見るときはご注意ください!

ただどれもストーリーがしっかりしているので、暴力だけの映画ではないと思います。ではさっそく紹介していきます!

 

過激な男子寮いじめがテーマの問題作!

GOAT

 


 以前ちるちるの記事でも取り上げた 四つん這いに、平手打ちに、袋をかぶせて歩かせたり、裸のまま縄で縛ったりと、かなりエグイ男子寮でのじめを描いた作品です。主人公と兄の兄弟愛がストーリーに深く絡んでいるのですが、その描写に救われつつもやっぱり、何よりもいじめの描写がキツイ、キツイ……かなりラストが気になる物語の進み方なのですが、後半までは最初の幸せな兄弟の姿を思い浮かべては、あの頃に戻ってほしいとなる作品です。
ただ、内容はかなり訴えてくるものがあり、いい意味でかなりの問題作だと思いました!

あらすじ
主人公のブラッドは、兄と同じ大学に入学し、彼のサポートのもと楽しい生活を送れるものと考えていたのですが、兄を含む男子寮の先輩たちが、男同士の絆を築くという名目で……。



英国名門の秘密クラブ、欲に狂っていく美しき男達!

ライオット・クラブ

 


こちらも、以前ちるちるの記事でも取り上げた、名門中の名門の選び抜かれた10人のエリートが秘密クラブに入り、次第に欲に溺れて、とんでもないことをしていってしまう作品です。誰にも劣る所など一切ないと思い込んでいる彼らが起こしていく行動は、クズと呼ぶに相応しいものばかりです。誰よりも賢いはずである彼らがどんどん子供のようになっていく様は、まさに暴走と言える気がします。そんな彼らですが、秘密クラブの入会条件に、眉目秀麗であることとあるのが頷けるくらい、イケメンばかりなんです! 10人の中で複雑に絡み合う関係や、価値観の違いなど、後半に進むにつれ、面白くなっていくストーリーを、是非一度は見て頂きたいです!


あらすじ

英国の名門オックスフォード大学――数百年の歴史を持つ秘密の会員制クラブ、“ライオット・クラブ”。このクラブでは、2万人いる学生の中から選ばれた10人の超エリートたちが輝かしい未来を約束される。現役会員たちに見初められ、非常識で下劣な入会儀式を突破し、晴れて会員となった新入生のアリステアとマイルズ。上流階級の頂点の仲間入りを果たし、浮かれていた2人だったが、権力と金に支配されたクラブにとって、それはお遊びの一つに過ぎなかった。虎視眈々と会長の座を手に入れようと、熾烈で陰湿な争いを繰り広げるメンバーたち。そして彼らの伝統である隠逸な晩餐会が幕を開けるとき、美しく腐った男たちの狂った欲望が“暴走”する――。
 



タイトルの意味を知ったとき、自然と涙が零れる…いじめと差別の映画

ムーンライト

 


ブラッド・ピットがプロデュースし、北米で大ヒットを記録、第74回ゴールデン・グローブ賞では作品賞を受賞、第89回アカデミー賞®では作品賞・脚色賞・助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門受賞した、最高の映画です。LGBTQをテーマにしたラブストーリーが作品賞を受賞したのはアカデミー賞史上初のことで、さらに注目を集めた作品となっています。シャロンという黒人の少年の、幼少期、少年期、青年期の3つの時代を描いた映画であり、大好きな友人の裏切りと再会も同時に進んでいきます!
あらゆる問題にぶつかっていた作品で、黒人でオカマっぽいシャロンに降りかかる壮絶ないじめと、心臓が痛くなるくらい好きだった友人の裏切りシーンに、もう涙が溢れて止まりませんでした……。前半の母親のクズっぷりは半端ないです、後半母親との対話シーンがあるのですが、それはぜひ実際に見てチェックしてみてください!
純粋な恋心と、それを許さない残酷な世界と、青い夜の出来事。
タイトルの意味を知ったとき、胸がギュッとなる作品です。


あらすじ
名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々。自分の居場所を失くしたシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。 高校生になっても何も変わらない日常の中で、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに…




以上、いかがでしたでしょうか。クズが登場するBL要素アリの映画3本!
最初に紹介した『GOAT』はかなり過激な暴力アリで、次に紹介した『ライオット・クラブ』は胸糞悪いシーンがアリ、最後の『ムーンライト』は胸が痛いシーンアリと、様々な心臓が痛い作品でしたが、それがあるからこその凄さだと思うので、機会があれば是非チェックしてみてくださいね。


記者:獅子舞

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