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心に重く残る…後味苦くてゾクゾクするBL特集

2018/05/12 16:14

シリアス、メリバetc…次の日まで心に残りそうな重い歪んだ愛の作品を集めてみました



胃もたれのように心にドシンと重く残るようなBL……あなたはそんな作品に出会ったことはありませんか? 「シリアス」「メリバ」「オープンエンド」などなど、歪でアブノーマルな恋のカタチは人が生きる限り存在すると思っております。私はそんな作品がゾクゾクしてしまうくらい好みなのですが、そうでない意見も一定数いらっしゃることは承知……。しかしここは敢えて! 今回はそんな後味の苦いBL作品をご紹介します。苦手な方は無理しないでくださいね!



後味の悪さ★★★★☆

紅い椿と悪い虫』作:博士

 


〈あらすじ〉
同性愛者の転校生・白椿は、
転校早々にクラスメイトの変人・貝柄に目をつけられてしまう。
美しいものに固執する貝柄の歪んだ愛情表現でイジメられ、
大人も同級生も信用できず、一人で堪え忍ぶ日々。
そんな中、いつでも真っ直ぐ向き合ってくれる
日向先生の存在が次第に大きくなっていき……。


この作品は「ラブホの上野さん」で有名な博士先生のデビュー作です。固定のカップルはいませんが、白椿の絶望を感じる表情に美しいと感じる貝柄のエスカレートしていく行動が本当ににえげつないです。それに関わってしまう純粋で真っ直ぐな生徒想いの日向先生の存在がさらにその異常さを引き立てます。ラストも衝撃であれば数年後の描写まで苦い顔をしてしまう……デビュー作だとは思えないほどの凄まじい威力でした。



後味の悪さ★★☆☆☆

さよなら恋人 またきて友だち』作:yoha

 



〈あらすじ〉
"皆が妊娠させたい男子"

閑静な田舎町に訪れた転校生・カナエ。
カナエを見た瞬間、クラスの全員が彼を犯したいという思考に捕われてしまう。それはカナエの特異体質により本能が刺激される拒絶不可能な誘惑だった。クラスのリーダー的存在であるオウギもカナエを自分のモノにしようと策をねり始める。
自身の意思に関係なく周囲を欲情させてしまうカナエをオウギは守り続けるが、ついにカナエがクラスメイトにレイプされるという事件が起きる。性欲、恋、友情、嫉妬…交差するそれぞれの思惑が描く波乱の青春BL。


最近続編が発売されたことで話題になっているこちらのシリーズ!オメガバース設定ならではの、フェロモンにあてられて衝動が抑えられずない……という描写が、yoha先生の画力もあってすさまじいパワーです。近親相姦や、攻めのオウギの知能と理性のせめぎ合いなど……1コマ1コマに「貪りたい」感情が溢れている作品に感じました。



後味の悪さ★★★☆☆

『All things I know. 』(『還らずの夏』収録作品) 作:暮田マキネ

 


〈あらすじ〉
愛してるから、さようなら。
オメガバース作品を含む珠玉の短編集
「高校出たらさ、二人で暮らさね?」
陽(はる)と奈津(なつ)は物心つく前から、何をするにもどこへ行くにも二人一緒だった。
ずっと、こんな日々が続くと信じていたのにーー
君がいない夏がくる


こちらは短編集の中の1作。本当の父親と、今の父親。2人は昔好き同士だった……。父複雑な家庭環境にある真は、血の繋がっていない父親である明に迫ります。本当の父親とそっくりな顔で……。設定が複雑すぎて2回は読み直したこの作品(笑)。それぞれが事情やわだかまりを抱えながら、真が自分の本当の父親と同じように明を抱く姿にはゾッとしてしまいました……。
余談ですが、こちらの作品の1つ前に収録されている『いちばんしあわせ』もゾッとするラストでした。攻めの巧妙さにゾクゾクしてしまうのは業なのでしょうか……こちらも気になる方は是非チェックです!



いかがだったでしょうか? どれも読んだ後に本をそっと閉じて考え込んでしまうような作品ばかり……。様々な愛のカタチがありますが、たまにはこんなずっしりとした重~い愛も如何でしょうか?



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