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横向き表紙の魅力とは!?首をかしげて見てみよう!

2018/05/22 17:57

縦とは一癖違う… より作品世界に引き込むパワー!


常に新しいデザインが生まれ続けるこの時代。BL作品の表紙も多岐に渡ります。こだわりの装丁が施された作品は多く、見かけるとつい表紙買い…こういったことは何ら珍しいことではありません。

そこで今回は数ある表紙デザインの中から、「横向き」表紙をピックアップします!

横向き表紙とは、その名の通りイラストが横のレイアウト描かれた表紙のことです。正式な名称がわからないので、本記事では横向き表紙という名称で一貫したいと思います。

さて、表紙イラストの向きについての記事といえば、過去には上下逆さまレイアウトの表紙について取り上げました。
上下逆さまにする意図としては、「せつなさ」を表現している、ものの見方をリセットするといったような効果があるのではないかという考察がなされていました。

それでは横向き表紙がもたらす効果とは一体どのようなものなのでしょうか? 2018年5月に発売となった作品も含め、いくつかご紹介します!

 

ブルー!ブルー!ブルー!』作:アマミヤ

 

 

あらすじ
「子供みたいな扱い、しないでください」 「大人だから、無理だよ」
姉2人の下で育った末っ子・滝谷桔平は、旅館の住み込みのバイトをすることに。そこで出会った教育係の男・本条真澄は、厳しすぎず甘すぎもせず、「大人」を体現したような魅力のある人間だった。本条さんみたいな人、初めてだ――。失恋したばかりにもかかわらず、早速告白する桔平を、真澄は「ガキ」とかわし続ける…。

 

アマミヤ先生の作品は、愛だ恋だはさておいてもそうですがキャラが良いです
自然体かつリアリティがありそのなかに確実な萌え成分が凝縮されています。また、完全に個人的な意見ですが首が太めなのが良い…それなのに目が色っぽいのも絶妙なアンバランス加減というか、ギャップというか、とにかく腐り心をくすぐられます。――ぽよよんさん

 

5月17日に発売されたばかりの本作! キャラクターの対象的な表情を引き立たせるのは、なんといっても画角いっぱいに広がる青空。そしてそこに浮かぶ少し焼けた雲の色合いが、作品の爽やかなイメージを演出しているように見えます。横の空間が広く取られているので、2人の絶妙な距離感や、空の美しさにより視線がいきます。作品についてはアマミヤ先生のインタビューも掲載されていますので、是非ご覧ください!

 

COLD THE FINAL』作:木原音瀬/イラスト:麻生ミツ晃

 


あらすじ
大きな過ちを犯した秋沢は大好きな楠田の信頼を取り戻そうと楠田のもとへ通う。怯えつつも彼の変化を感じるようになった楠田は好きだった頃を思い出していき…季節が巡ると共に少しずつ近づいていく二人の距離――。
すべての人が幸せになるCOLDシリーズ感動の最終巻!

 

色々余韻に浸ってます。
こうやってまとめて下さるの本当にありがたいです!
まだまだ柿の木になってでもずっと彼らを見守っていたいくらいです。
あ~これで本当に彼らとお別れなんですね・・・名残惜しい。――marilynさん

 

5月10日発売、ファン待望の最終巻です! 今まで一貫して一組のカップルのみで構成されていた表紙に二組のカップル、総勢4名が集合。BLの表紙としては珍しい人数かもしれません。切なげな表情と真っ白な衣装が印象的なイラストです。ひとりひとりの表情が繊細に描かれていて、ドラマチックな雰囲気が漂います。また、縦向きで配置するとわかりづらい人物間の奥行が感じられるように思います。こちらの作品も木原音瀬先生のインタビュー が掲載中!チェックしてみてくださいね。

手中に落としていいですか』作:くれの又秋

 


あらすじ
やり手のゲイAV男優スカウトマンである巳鹿島(みかじま)が狙いを定めたのは、街で見かけた素人男子の新田(にった)だった。
共通の趣味を餌に近づいた巳鹿島は、新田の素質を引き出すため、酒に酔わせ、彼の体に淫らなイタズラを仕掛けていく。
獲物を追い詰めるスカウトマンに、エロさを秘めた純朴青年が陥落寸前まで追い詰められる!?

 

とにかくエロのときの受け攻めの描写が最高です。
普段飄々としている攻が急に余裕がなくなる瞬間がめちゃくちゃエロいです…!
わりと受が攻に流されないように強がってる感じがベリーグット!――tomoruさん

 

上に挙げた2作品とは打って変わってエロティックな雰囲気の表紙。攻のうさんくさそうなにっこり顔と、受の目線を外した困惑顔の対比がたまりません! この2人が本の中ではどのように絡んでいくのか…想像を掻き立てられる表紙です。
縦向きのまま見れば、タイトル通り受けが攻めに「落とされる」様子に見えます。2人の力関係が表されているのではないでしょうか。

 

純情娼年』作:すなこ

 


あらすじ
良家に生まれ世間知らずな高校生・日下 太晴。彼は転校生・水谷 葵の事が気になっている。たまたま水谷を見かけた日下が彼の跡を尾けると、辿り着いた先はなんと風俗店だった。そこで水谷と遭遇した日下は個室に誘われ、口止め料代わりにフェラをされる。さらに「社会見学」と称し、客とのセックスを見せつけてきて…。

 

表紙も帯もエロエロで、でもそれらを裏切る二人の純愛が非常に良かった。
あと表紙をめくってすぐのカラーの扉絵。これ、すごく良いですよねえ…。二人の表情も、首輪のカギを外そうとしている姿も。これから幸せになってね、と願ってやみません。――ポッチさん

 

幼いながらも色気のある表情、はだけた服、首輪…そしてタイトル『純情娼年』の文字から、表紙の少年に一層興味を引かれます。こちら側が一方的に画面を見ているはずなのに、逆にじっと見つめられドキドキしてしまいます。横向きにしてみると、なんだかビデオカメラの画面を覗き込んでいるようなシーンのようにも見えます。

 


いかがでしたでしょうか。横向き表紙の作品を4つ紹介しました。作品の内容としてはシリアス系からコミカルなものまでさまざまでしたが、横向き表紙には映画のようなストーリー性を感じさせる効果があるのではないか、という印象を受けました。

私たちが普段見ている映画のスクリーンや、TVの画面は総じて横長です。映画は横16:縦9、TVは4:3などと比率は異なりますが、映像を見るときは大抵横長の画面で見ています。
対して漫画や小説などの書籍は、文庫判・新書判・ワイド判とこちらも比率は若干異なりますが縦長が一般的です。

横向きにすることで、表紙から映画やTVドラマのワンシーンのような印象を受け、より作品の世界に引き込まれる力が加わっているのかもしれません。

横向き表紙、皆さんはどう感じますか? 是非ご意見をお聞かせください!

担当BLソムリエ:砂糖あべり
ハピエン厨な黄昏腐女子だけど、読んでみないとわからないしとりあえず何でも読む!最近はセッなし純情BLがアツい。

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