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年齢とともに増えるNG… 気付いたらめんどくさい腐女子になっていた!?【記者談】

2018/07/16 16:38

昔は読めたのに… 流行には乗りたくない… 公式と解釈違い…



部屋の片隅に積まれた未読のBLコミックス。録りだめしてしまったドラマやアニメ。そろそろ消化しなければと思いつつも、なかなか一歩が踏み出せない……。気にはなっていたハズなのになぜか食指が動かず、気付けば半年以上放置。「じゃあ買わなければ(録画しなければ)良かったのに!」と言われてしまえば、ぐうの音も出ない。だれかこの現象に名前をつけてくれ――‼

突然ですが皆さん、こんな経験をしたことはありませんか? 実はコレ、ここ数年の筆者の話なのですが、腐女子としてある程度の年数が経過した辺りから前述したような状況に陥るようになりまして……。それだけならまだしも、"以前は普通に読めたジャンル・シチュエーションが読めなくなった" "周りの腐女子のノリについていけない" "公式と解釈違い起こした"など、腐女子として生きていく上で障害となるような事案がしばしば発生する始末……。この件について、以前友人(腐)に相談をしたところ、以下のような言葉を賜りました。

「拗らせてるね~。拗らせすぎて若干めんどくさい腐女子になってるよ(笑)」

その瞬間、天から稲妻が落ちてきたような衝撃が筆者を襲いました。なるほど、私は色々と拗らせていたのか……。決してポジティブな話ではないのですが、"拗らせている"というワードになぜか物凄く納得してしまったのです。

ということで、今回は年齢に比例して面倒なタイプの腐女子になってしまった一腐女子の実話をお送りしたいと思います(笑)
なお、本記事に書かれている内容はあくまで筆者の話ですので、「こういうタイプの腐女子もいるのね」くらいの軽い気持ちでお読み頂けますと幸いです。


ドシリアス・バッドエンドを読むエネルギーがない


いつからでしょうか、ヘビーすぎる作品を読むことに抵抗を覚え始めたのは……。しんどい作品を読むためには体力が必要です。かつては買ってきてすぐに読めました。「苦しい~!」とのたうち回りつつも、時間を要することなく読了。しばらく余韻に浸ったのち、別の作品に手が伸びる──その繰り返しでした。
ところが、ここ数年は違います。シリアス・ダークだと事前に分かっていると、読み始めるまでにえらく時間がかかるのです。なぜなら、途中で心が折れそうになるあの感覚に耐えきれる自信がないからです。分かっています、苦しい先にとてつもない萌えがあることも。しかし、たとえそれがハッピーエンドが約束された作品であろうとも、途中で起こりうるシリアス展開を思うとなかなか決断ができないのです。その結果、読まずに積んでしまう本がタワーを形成するハメに……。

シリアス展開がキツイならラブコメを読めばいい?


しんどい作品がイヤならラブコメを読めばいいじゃない。マリー=アントワネットが腐女子だったらきっとそう言うかと思います。しかし、ここからがめんどくさい腐女子の本領です。

「いや~でもやっぱりシリアス要素は欲しいんですよね……」

決してですね、シリアス展開そのものが地雷というわけではないのです。読みたい気持ちは十分にありますし、あの独特のモヤモヤ感も嫌いではありません。単に"読み始めるまでに時間がかかる"というだけであって、避けているということではないのです……。ただやはり、本当に救いようのないエグすぎるテイストの作品に関しては、精神的ダメージが半端ないことになりそうなので避けてしまいますね……。

世間の流れに乗りたくない天邪鬼


以前から気になっていた作品が、ある日を境に爆発的な人気を博するようになる。BLに限らずどこの界隈でもある話ですが、筆者の場合、そうなってしまうと急激に読む気を失う傾向にあります。"良いものは良い"と割り切るべきなのでしょうが、心のどこかで「いやいや、なんか人気に便乗しているみたいじゃないか……」と天邪鬼的なことを考えてしまうのです。同じようなケースで、推し作品が急に人気になると距離を置いてしまうことも……。
この件に関しては年齢云々ではなく個人的な性格の問題のような気はしますが、何にせよ面倒であることには変わりありませんね(笑)

突然の原点回帰! しかし供給は……


ロン毛、黒髪、おじさん、マッチョ、人外、ビッチ……。本当に色々なタイプのBL作品に触れてきましたが、ある程度の場数をこなしてきた(?)タイミングで突然それはやってきます。そう、"原点回帰"です。

「色々読んだけれど、行きつく先にあるのはコレ……! 初心忘るべからず!」

中学生時代にハマッたジャンルに出戻ったり、かつて大好きだったBL作品を棚から引っ張りだしたり。腐女子とは欲深い生き物ですから、こうなってしまうともっと強請ってしまうんですよね。ところがそこで直面するのが、深刻な供給不足という大きな壁……! 特に二次創作の場合、経年とともに供給が減るのは自明の理……。商業作品に関しても、推したい作家さんがBLはおろか漫画(小説)すら描いていないということも……。
じゃあ、似たような作風で新規ジャンルを開拓するかといえば「うーん……」と渋い顔。「誰かにプレゼンされれば考える」と変なところで消極的になってしまうのです。

原作厨なのに公式と解釈違いを起こして瀕死


"解釈違い"という言葉をここ数年よく耳にします。A×Bというカップリングひとつを取り上げても、「貴女のA×B、地雷です!」と言ってしまうと宣戦布告したも同然ですが、「私が考えるA×Bとは解釈違いね」とすれば、ややマイルドに一線を画すことができます。そういった意味で"解釈違い"という言葉は非常に便利です。

しかしながら、拗れに拗れた腐女子の場合、"解釈違い"の対象は公式設定にまで及びます。そう、公式と解釈違いを起こすのです。一見するとあまりに矛盾した状況のように思えます。なぜならば、公式設定とはイコール原作を意味するからです。腐女子が脳内で繰り広げる妄想はあくまで非公式というのが大前提。にも関わらず、公式と解釈が合わないとは面妖な……。

推しキャラ(カプ)は、自分の性癖に合うから推しと呼べるのです。公式の設定がそっくりそのまま性癖に合うこともあれば、自分の都合の良いように妄想で補完することもあります。後者の場合、推しキャラ(カプ)は公式が認めていない設定によるものとなりますね。公式の設定が正義。けれども、公式設定を受け入れることは難しい。そこで「公式と解釈違い起こした……」と言うことで、自身の推しをある意味正当化するわけです。

かく言う筆者は実は原作の設定を重んじたいタイプの、所謂"原作厨"。あまりに原作からかけ離れた設定は受け入れ難いというのが本心なのですが、原作設定そのものが自分の考えと異なっていたら……? 原作に忠実でありたいのに、それが適わない。なんという悲劇……。しかし、それを分かってくれる同胞は少ない。願わくば何でもおいしく頂ける腐女子でありたかったと、殊更強く思ってしまう瞬間でした。

めんどくさいけれど腐女子は辞められない

 
なぜここまで拗らせてしまったのか……。もはや(BLの)神のみぞ知るとしか言えないような気もしますが、BLを愛しているからこそ、BLに対する想いが強いからこそこうなってしまったように筆者は思います。
正直なところ、厄介です(笑) 客観的に見ても「うわ、こいつめんどくさっ……」と思われるタイプだということは重々承知しております。けれども、やはり根底にあるのは「しんどいけど腐女子は辞められねぇ」という強い意志。どんなに地雷設定が増えようとも、公式と解釈が合わなくとも、BLこそが精神的支柱なのです。付き合ってくれる寛大な友人たちに感謝しつつ、これからもめげずに強く生きていきたいと思います……‼

以上、めんどくさい腐女子の体験談でした! 「私はこういうタイプの腐女子だよ~」といったご意見などがあれば、ぜひお待ちしておりますっ!

コメント7

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生まれたところがドロドロした環境だったせいか、
温かくてほのぼのするのばっかり読んでしまいます。
受けは絶対に料理上手で優しい。これは固定。
攻めはこだわりありません。
今年こそは独り暮らしをして、幸せなBLライフを楽しみたいと思います。

あるある!公式との解釈違いは、
新作で思わぬ展開になると悩みますね…。
完結した作品ならそんな心配はないのですが。

シリアスもバッドエンドもバッチ来い。
初期にはまったく受けつけなかった高校生も兄弟も
ヤクザもケモミミも読めるようになった。
読むのが億劫になってきたのは、長いエロ描写。
以前は購読していたピアスも読まなくなった。
小説のエロは飛ばし読みする事もある。
でも好きな作家の書き方ならガンガン読めるから不思議だ。

ハッとしました。
私拗らせてたんだ…
山の様に積読されたB Lが読めてない、けど新刊は買ってくる…読んでもつかれるから、お気に入りのスルメ本に手がいく。最近そんなんばっか。夏バテ腐女子。

長い文章な上に結局どうしたいのか分からなかったんだけど、なるほどそこが面倒くささなのか(笑)
私も持続性や一貫性ないけど、とっとと現状に諦めてしまえば新たな世界広がるけどな。
どうか今の自分を認めてあげてくださいね。
自分の好みを正当化して人に押し付けたり攻撃したりしなければいいんですよ。

仲間がいました!
仲間が見付かった事に喜んでいます。
最近の私もそうなのです、重いものが読めなくなってきました。
読むのは軽いものや優しいものばかりに偏ってきました。
シリアスなものは好きだったはずなのに、買ってきても開かずにそのままにしてしまいます。
筆者さんと同じように、読まずに積んでしまう本タワーが我が家にもあります…。
この記事を読んで、納得しました。原因は加齢によるものだったのですね(^_^;)
耐えられるだけの心の体力を付けて、また色々読みたいものです!

おもしろい記事ですね(^^)v
大人になってからシリアス読めなくなりました。
学生時代はシリアスを読んでもシリアスと感じてなかったのか普通に読めてました。
自分が読んでないだけかもしれないけど、2000年代の初めの方は重いのやエグいのがあまりなかったように思います。
なので最近はエロ重視か内容が軽めのを読んでいます。

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