BLニュース

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

みんな知ってた? 図書館にBLが置かれているワケ

2018/07/18 15:19

小説形式の解説書!? 『司書のお仕事―お探しの本は何ですか?』

 
 
老若男女問わず利用する公共施設ゆえに、なかなか難しい関係にありそうなBLと図書館。しかしBL人気の上昇や市場の拡大に伴い「子どもが読むからBLを置くべきではない」とは一概に言えなくなってきているようで…。近年BL作品を取り扱っている図書館も増加傾向にありますが、一体どのような経緯や基準で購入されているのでしょうか?
 
今回、そんな疑問に答えてくれる書籍を発見! 司書のお仕事―お探しの本は何ですか?では、司書のお仕事や図書館の裏側が、小説形式でわかりやすく解説されています。
 
BLについて書かれているのは、第2章の選書基準や様子を描いた部分。それによると、図書館では毎週「選書会議」というものが開かれ、司書が集まってどの本を購入するかを話し合うのだそう。本書の舞台である図書館では、候補は人気の作品や利用者のリクエスト、司書の個人的お気に入りなどを一人70冊ほど推薦し、その中から選び出すことになっています。

メインキャラクターには、コミケと思われるイベントで、かつて大手サークルだったという(腐女子?)司書さんも登場! 木原音瀬先生の名前やBL作品、また文芸で活躍されていることが語られたり、沙野風結子先生の小説『処女執事』や、御景椿先生の漫画『できちゃった男子』シリーズなどのタイトルに、男性中年館長が困惑するシーンも描かれます。

本書によると「図書館は『良い本』や『読むべき本』を置くべきところではなく、『できる限りいろいろな種類の本』を置くところ」。教育委員会やPTAなどのチェックもあり、リクエストが多いから“はい購入!”とはならないようですが、タイトルや表紙があからさまに過激でなかったり、評価が固まっている作品(本書の中で挙げられていた木原音瀬先生ら)は購入しようという方向に進んでいるようです。もはや一括りにできないほど多様化しているBL作品。「BLだから」というだけで所蔵を避ける傾向は少なくなってきていることが窺えます。

それにしても、図書館独特な選書基準はとても興味深く、BL作品が多くリクエストされているという事実にも驚きです。公共施設としてBLの選定は難しいところですが、一つの表現作品として、所蔵され読まれることを願ってしまいます…!
 
記者:大福

関連作家・声優

関連外部サイト

コメント4

投稿順|最新順

男子学生が7割を占める大学の図書館に行ったらBL小説が真っ先に目に入りビックリした記憶があります。当時、創刊して割と間もないルビー文庫だったと思うのですが・・・。

私立のせいかリクエストしたら割と希望通り入れてくれる図書館のようでした。

秋月こお先生のフジミシリーズは全巻図書館で借りて読みました。
結構すごくてびっくりした思い出。

私は公立図書館で山藍紫姫子さんの『花夜叉』を目撃した時、蛙が潰れたような声を上げてしまい、周りにいた方々に変な目で見られました。
お外には危険がいっぱい。

子供の学校見学(女子高)に付き添った時、図書室で江森備さんの私説三国志を発見した時にはビックリしましたw

PAGE TOP