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狂気、猟奇、刺激的な愛…好きだからこそ食べちゃいたい「カニバ、欠損BL」厳選3作品

2018/07/19 20:42

閲覧注意なほど狂おしい愛!歪んでいたって愛の形。



我が子を食らうサトゥルヌス』。スペインの画家、フランシスコ・デ・ゴヤが晩年に自身の住居の部屋の壁に書いた一連の絵画『黒い絵』の中の一枚です。
ローマ神話に登場するサトゥルヌスが、将来自分の子に殺されるという予言に恐れを抱き5人の子を次々に呑み込んでいったという伝承をモチーフに描かれた作品です。現在は視認することはできませんがオリジナルではサトゥリヌスの陰茎が勃起していたと言います。

このような共食い、食人、人肉嗜好はカニバリズムと呼ばれます。もちろん倫理的には完全にNGですが、この思想はとても昔からあり生と死を表す思想として芸術作品も多く残っているそうです。最近では、性的嗜好のジャンルとして言われる機会が多いように思えます。

もちろんBLにもカニバリズム思想はありますよね。「好きだから、全部自分のものにしたい」「好きな人の身体の中で生きていきたい」等…。どの思いも強く2人の歪だけども愛ととれるような関係性に魅力を感じる方も少なくないはずです。今回は、そんなカニバリズム、欠損などの刺激的な愛を描いたBL作品をご紹介します。過激な表現のものもあるので苦手な方は自衛しつつ見てくださいね…!


モツ、悪魔、男子、高校生…悪魔と契約した異常者の成れの果てとは

MADK 1』作:硯 遼



【あらすじ】
人外、悪魔、異常性癖、カニバリズム。ここがBLの極地――。
歪んだ性癖のせいで"異常者"と言われ、一人ずっと苦しんできたマコトは、ある日、半信半疑で手にした「悪魔を呼び出す本」を使い、召喚の儀を行った。すると、そこに出てきたのは威厳ある美しい容姿に、ペラペラとよく喋る魔界の大公爵・J。命と引き換えにマコトの秘めた願望を叶えてくれるというJと命の契約を交わし、マコトは悪魔として生まれ変わるが――!?

主人公が猟奇殺人や食人に興味がある、と言う悩みを持っています。「自分は異常だ」という自覚の有るマコトは悪魔の肉なら…と召喚してそのモツを食べ始めます。そこから始まる2人の関係性はカニバリズムだけではない魅力を感じてしまいます。この絵のクオリティと作品の完成度、さらに「モツ姦」という革命的な切り口に驚いた方も多いハズ。さらに硯 遼先生はこちらの作品が初コミックスと言うことで驚きしかありません…!コミカルなタッチ有!グロシーン有!さらにセックスシーンは味わったことのないような興奮と脅威に満ち溢れています。

 

「食べたい」「食べられたい」の関係の終着点とは

【R–18G作品】『ドッグイートドッグ』作:はら

 


【あらすじ】「僕を最後まで食べてくれますよね」小指の無い少年と人肉を食す青年の物語。少年の指を口にした青年は目を見開いた。あまりにも美味しすぎたのだ。傷つけられるほど増す美味しさ、感じれば感じるほど隅々まで味わいたくなるという感情。その終着点とは果たして何なのか。食べたい、食べられたいの関係から変化する心は美しいと言えるのだろうか。

こちらはイラストコミュニケーション・サービス「pixiv」に投稿されたはらさんの作品です。カニバリズムの理想形…といえる作品ではないか、と読んだ後に感じてしまうような美しく、そして溺れてしまうような作品でした。食人願望、そして実際に食人行為を行っている青年と健気で「食べられたい」と願う少年。いびつな世界観ですらその2人の魅力の一つとなるような作品の雰囲気に飲み込まれてしまいました。食べる快感、食べられる快感、そして性欲と興奮とが入り混じる中お互いの心が揺れ動くさまを狂おしいほど繊細に描いています。こちらは18歳以上の方しか見られない作品ですのでその点注意してご覧くださいませ。

 

 

次にご紹介する作品はカニバリズム描写はありませんが、欠損描写があるおすすめの作品です。

これほどまでに苦しく残酷な『高校3年生』があっただろうか

高3限定』作:梶本レイカ



【あらすじ】
“これはただの恋じゃない。”全寮制の男子校に通う小野耕平(おのこうへい)は入学当初から現国教師のイケダに恋をしていた。イケダが担任になった高校3年生の春、小野はイケダが毎年、3年生から1人の生徒を選び、1年間だけ肉体関係を持つという噂を耳にする。小野は衝撃を覚えながらも、イケダに“高3限定”になるための条件を問う。 古傷の語る謎、汗臭いセックスの日々、そして数々のウソ…一体、誰が本当の事を言っているのか?真実とは何か?
この物語はどうしても、読んで欲しい。

欠損、そしてホラー要素の強い本作。2人を繋ぐきっかけとなったのが高校教師であるイケダの背中に残るアイロン痕。全3巻の中で段々と明らかになってゆくイケダの傷の理由、そして小野の夢の中で繰り広げられる臓器摘出や身体切除のシーンはかなりグロテスクです。2人が直接きずつけあうシーンはありませんが、最後まで読んだ時の2人の関係性や傷の理由、そして裏表紙に描かれた2人の姿に思わず涙が滲みました…。




いかがでしょうか?カニバリズム、欠損系は作品が多いジャンルとは決して言い難いですが、その分1つ1つの作品に込められた狂気と興奮はすさまじいものを感じられると思います。まっすぐな愛の形、とはけして言い難いけれど、これも愛の形であることに間違いはありません。もちろん苦手な方もいらっしゃるでしょうから、無理なく楽しんでくださいね!!


普段だったら味わえないような過激で狂おしい世界の暗い底を、あなたも覗いてみませんか…?


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