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ホントの男目線BLが読みたい!! 男性作家が描くBL9選

2018/08/19 14:47

男性作家の描くBLには、リアル男性ならではの持ち味がたっぷり♥


ちるちるでご紹介するような、いわゆる「BL」と呼ばれる作品群の90ウン%はほぼ女性作家によるものと思われます。しかし、少数派であれど男性作家でBLを描かれる方が存在するのも事実!!

実はその中でも、雄パワーみなぎるガチムチ作風から細身な線で描かれる繊細作風まで傾向はさまざまあります。
世の腐女子にも、メジャーにうける流れはあれど、結局は多種多様な好みを個々人が持っているのと一緒ですね♪

そこで今回は、男性の描くBLにはリアル男性ならではの「男×男のロマンスの見え方」なるものがあるのでは…そんな探求心を持つ腐女子の皆さまにオススメしたい作品9選をご紹介したいと思います!

それではどうぞ!

僕と』作:岸虎次郎



〈あらすじ〉
「行き過ぎたスキンシップ」はできても
「好きだ」は、怖くて言えない。
それが僕を苦しめていく……
“全員、片思い"の群像劇。

◆只今少年ジャンプ+で『オトメの帝国』を絶賛連載中の男性作家さんのBL作品です。女子でもドキドキしてしまうような百合作品を多数生み出す岸先生の、繊細なタッチで描かれる男×男の日常会話や仄かな性の香り…男の子たちの等身大な青春をのぞいているような気持にさせられます。表情、特に唇にエロスが漂っていてたまらないですよ!


メルヘン課長とノンケ後輩くん』作:ミナモトカズキ



〈あらすじ〉
ゲイを公言している犬飼課長。女性社員の恋愛相談にのったり、複数の男と付き合ったり、人生楽しそう。しかし後輩のイケメン社員・高木くんは「本当にそうだろうか?」と思う。「課長は本当のロマンスを知らないだけでは?」 乙女でメルヘンな課長さんと、クールなノンケ後輩くんのラブロマンス。「あの人の頭と同じくらい、俺の股間もメルヘンだ!」 BL? コメディ? いえ…これは【誰かが誰かに恋をする】物語です!!!

◆「男女、男男、女女、恋愛ならなんでも美味しいですし、なんでも描いてます」な男性作家・ミナモト先生の作品です。メルヘンな課長がノンケ後輩くんにキスされて泣き出すシーンが乙女全開で、顎ヒゲおじさんにキューン♥必至。恋愛に不器用なおじさんていいですよね……。まさに“ラブコメ”!!って感じなので読みやすいと思います♪


同棲ヤンキー赤松セブン』原作:SHOOWA/漫画:奥嶋ひろまさ



〈あらすじ〉
なんとも表現しがたい漠然としたものを抱え、毎日を過ごしている高校生ヤンキーの赤松。ある日、彼は公園に住まう謎の男に喧嘩をしかけるが…!?

◆『イベリコ豚と恋と椿。』のSHOOWA先生と『頂き! 成り上がり飯 』の奥嶋ひろまさ先生がタッグを組んだこの作品。奥島先生は普段BL漫画を描かない男性作家さんですが、その美麗イラストから女性ファンも多く、どうやら先生のヤンキー漫画からはBLみを感じられるところもあってそんなの…萌えが約束されてますよ!!飄々とした謎男が気になってしょうがないヤンキー赤松がとにかく可愛いのでとってもオススメです。現在3話まで単話配信中ですが、単行本化が待ち遠しい!


部長はオネエ』作:ながべ



〈あらすじ〉
外資系一流企業の敏腕部長、ファルネイル・ヴィンセント。彼には誰にも言えない◯◯◯という秘密がある。ちょっかいを出してくるワンコ系部下のダントや◯◯◯に理解のある鳥のジョージも巻き込んで、恋や仕事、そして自身のアイデンティティとどう向き合うのか…!?ケモナー必携の獣人+スーツ+メンズラブコメディ(おそらく)本邦初公開!!!

◆ケモノでBLでオネエで…誰もが新感覚ロマンスに感じられるはず!ドラゴンオネエにギャップ萌えして新たな扉を開きそうです。高い画力で描かれる表情豊かなキャラクターたちが魅力的で、ドタバタラブコメがお好きな方に是非オススメしたい作品です。ながべ先生はもこもこ系からゴツイ動物たちまで描かれる作家さんで、漫画『とつくにの少女』ではその幻想的な絵柄も相まって、繊細な作風が特徴の男性作家さんという印象を受けます。


弟の夫』作:田亀源五郎



〈あらすじ〉
ゲイアートの巨匠、田亀源五郎、初の一般誌連載作品。
弥一と夏菜、父娘二人暮らしの家に、マイクと名乗る男がカナダからやって来た。
マイクは、弥一の双子の弟の結婚相手だった。「パパに双子の弟がいたの?」「男同士で結婚って出来るの?」。
幼い夏菜は突如現れたカナダ人の“おじさん”に大興奮。弥一と、“弟の夫”マイクの物語が始まる――。
「月刊アクション」にて連載中。

◆田亀先生はゲイ向け作品を中心に活動している作家さんですね。そして、こちらの作品は厳密に言うと「ホームドラマ」であって非BL作品です。しかし、男性目線で、ゲイ男性とノンケ男性の共同生活を描いている同作は、「差別とは?」「家族とは?」「幸せとは?」というテーマを、あたたかさ時に切なさを以て描くことで、“男と男”のリアリティーをスッと読者の心に落とし込む力があります。


リリパット』作:松崎司



〈あらすじ〉
身長155cmの向坂志郎(さきさかしろう)はその低身長が幼い頃からのコンプレックス。
やたらと懐いてくる新任教諭の黒木晴人(くろきはると)は2m越えの巨人。
向坂にとっては天敵そのもの!
高いところから見下ろされる不快さ、そして恐怖・・・。
とにかく側には寄ってほしくない存在。
なのにどうしてオレ達はHしてるんだ! ?

◆松崎先生は、デビュー初期の頃にボーイズラブ誌で活躍し、近年は『G-men』などのゲイ雑誌に活躍の場を移すといった経緯を持つガチムチ作風の作家さんです。『リリパット』はムチムチマッチョ作画にBL色をふんだんにあしらった作品となっており、肉体派BLに目がないです!な腐女子にはストライク間違いなしです♥


最果てのアムリタ』作:つくも号



〈あらすじ〉
パンフレット用の写真を撮影するために訪れた離島で倉田は合という名の少年と出合う。
年月を重ね二人の仲は深くなるが、ある日倉田の口から語られたのは衝撃の事実だった・・・。
田舎の離島ならではの雰囲気を背景に描かれる二人の出会いから別れまでを描くラブストーリー!

◆つくも号先生と言ったらなんといっても「ショタエロ」です!本作は、ショタに関心のない腐女子が続々とハマっていったショタエロ伝道書としても名高いです。健康的で、短髪の似合う少年の、その年齢ならではのボディラインやエロシーンの描写はやはりリアル!男性作家らしい雄くさいエロスと背徳感が漂うたまらない一作です。


MW』作:手塚治虫



〈あらすじ〉
エリート銀行マンで連続殺人者の美形青年・結城美知夫(ゆうきみちお)。幼少時に化学兵器「MW(ムウ)」を浴び、善悪の区別を失った彼の悪魔的犯罪を阻もうとする、正義漢の神父・賀来巌(がらいいわお)。二人の同性愛関係、美知夫に魅せられて滅ぶ美女たち。複雑な男女の愛憎と、政財界や某軍事大国の巨大権力とが綾なす、狂気と頽廃のアラベスク----。軍事基地から「MW(ムウ)」を奪った美知夫は、全人類に対してテロを企むが……!? のちの未来図を鋭く予見した、恐るべき傑作SFサスペンス!

◆近頃、雑誌連載時(1976~1978年)のオリジナル版で初刊行されることが決定し、再び話題となった手塚先生の異色作品です。本作はBLともくくれない「同性愛」と「猟奇殺人」を題材にした物語で、ぞわぞわする後味が特徴です。社会問題やサスペンスに組み込まれた、男性の同性愛描写に強く惹かれる方にオススメの一冊です。稀に訪れる「今日はBLの気分ではないな~」な日でも一気読みしてしまう面白さですよ。


男主 -DANSH- BLアンソロジーGalettes』(作家陣はあらすじに記載)



〈あらすじ〉
執筆作家陣は全て男性作家のみ!
眼鏡紳士の純愛、漫画家とアシスタント、アンドロイド執事と御曹司、サッカー部、幼馴染etc…ギャグあり、ガチ(!?)あり、ほのぼのあり!
カップリングもシチュエーションも豊富!
表紙に「魔法戦士リウイ」の横田守先生を迎え、本編は「EAT-MAN」の吉富昭仁先生、「少女セクト」の玄鉄絢先生、「逆転裁判・逆転検事」の前川かずお先生、「ぎゃるかん」の倉上淳士先生、他新進気鋭の作家たち総勢8名による、男性作家の感覚で描いた男同士の純愛が盛り沢山!
過激なシーンは無いから、女子だけでなく是非男子にも読んで欲しい、全く新しいBLアンソロジー登場!!

※倉上敦士「オレンジの残像」に若干の男女関係表現有り。

◆一言で表現すると、男性作家陣による個性豊かなBLサラダボウルです!女性BL作家とも違う、ゲイ向け作家とも違う…普段BLを描かない男性作家陣の、“BLの新解釈”をダイレクトにぶつけてくる感じが個人的にお気に入りです。こんなふうに男性作家だけのBLアンソロジー企画、是非もう一回やって欲しい!!


男性作家が描くBL9選、いかがだったでしょうか?

BLはファンタジー」という有名なフレーズがありますが、男性作家が描くBLには、男性である自身が「あえてファンタジーらしく描いたもの」と「限りなくリアリティーを以て描いたもの」二種類の傾向があるように見受けられますね。

作家本人が、女性が好きか男性が好きかという点も作風に影響するかもしれないし、はたまたその男性の内面が女性として男性が好きなのか男性として男性が好きなのかにもよる……BLは本当にさまざまな形があるのだと改めて実感させられますね!

また、上記の作品群をサーチしている際、「多くの腐女子が持つ受け攻め固定の概念に関しては、こだわりがあまりない」そんな男性作家さんもぽつぽつ存在していることが印象的でした。いわれてみれば、確かにガチガチ固定よりかリバ作品のほうが多いかもしれない!!それも今回ハッとさせられた特色のひとつかもしれません。

女性作家と比べると圧倒的に数が少ない男性作家のBL作品、もしかしたらあなたの萌えツボを刺激するお宝が眠っているかも……!?

これからも要チェックですね♪

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コメント24

投稿順|最新順

男性目線!俄然興味が沸きました!
早速チェックして読んでみたいです楽しみが増えた~

MW入れるならパタリロも入れよう

私も横からすみません。
男性か女性か、が話題になっていたので。
井上佐藤先生はどっちなのでしょう?

海外では、ゲイ男性と公言されているMM作家のほうが女性作家より良いと考える読者が結構いるらしく、多分、ゲイ男性としてのオーセンティックな視点を描いてくれていると考えているのだと思います。
そのためなのか、一見して女性と分からないような名前やイニシャルをペンネームに使う作家さんも多いみたいです。
なかには夫や知り合いの写真を使ってゲイ男性作家になりすます人もいたりして、定期的に発覚スキャンダルが起こってます。
ジョシュ・ラニヨンさんは確か自分のジェンダーを長らく秘密にしていましたが、女性だと発表され、当時は男性だと思っていたファンからのバッシングがあったと思います。

面白い作品を生み出してくれていたら、作者が男性でも女性でも構わないと思いますけどね。

横からすいません
私もジョシュラニヨンさんはゲイのミステリー作家さんだと思ってました
ゲイミステリーってジャンル?なんですね

あ、すみません、英語版のウィキペディアでジョシュラニョンは女性と書かれていました。すっかり騙されてました…笑

ジョシュラニョンさんはゲイミステリー作家ということなので男性なのではないでしょうか?

これって単純に”男が男同士の恋愛を描く(書く)”という構図に萌えるってだけの話なんですかね。

それを変に理論立てて話してるから性差のこととして受け取ってしまいました。
男性目線、男性思考とやらがはっきりしてる部分もあるのかもしれませんが、思い込みや主観的な可能性があることも否定できないと思います。
なぜなら、一般誌で活躍されてる作家さん含めて”言われて初めて分かった”っていうことが多いし、こちらのコメントだけでも男性作家か女性作家かで錯綜してます。
それくらいあやふやな部分があるのも否定できないのではないでしょうか。
ジェンダーって実は複雑ですし、人間って単純に二極化して話せるものではないと思ってます。
それ以前に、物語を創作することや堪能することに作家が男か女か気にする必要がどこにあるのか疑問でした。

でも、そういう話ではなく”男が描いているという事実”が良いんですねw
みなさんどこまでも腐女子目線で素敵だと思います(*´▽`*)

>関係ないけど下で名前出てる荒川先生はめちゃくちゃ叩かれてましたよ

そうなんですか。「鋼の錬金術師」なんて結構人気でしたよね。男性作家だと思っていたら女性だった。で、叩かれる。なんか差別的で嫌な話ですね。作品と作家の性別は別でしょうに。

そういえば海外の話だけど、女性名だと軽く見られるからと男性名を名乗り影武者まで立て、男性作家の作品と思われていたものが、作家の死後実は女性の作品と分かったという例もありますね。まあ男尊女卑の時代のお話だけど。今でも性差別があるって悲しいな。

BL小説の心理描写ってほとんどがまるっきり女の思考なんだけど
リアルに男の心理を書いてしまうと女性読者の共感度が低くなりそう
だから世に出てきにくいとかもあるんじゃないのかな、新人はデビューできないっていう

関係ないけど下で名前出てる荒川先生はめちゃくちゃ叩かれてましたよ
名前と絵柄が男っぽいから騙されたとかいちゃもんレベルの
ここに出てるのも不確定情報ばっかりだし余計な詮索は見てて恥ずかしい

ジョシュ・ラニヨンさんは女性です。
お会いしたわけではありませんが「別名義の女性作家と同一人物だとご本人がブログで発言されていた」とのことなので。

小説だとジョシュ・ラニョンさん!そのまま読んでも萌えるけど男性だと思うとなぜかさらに萌える!女性の書くBLももちろん大好きですが感性がそれぞれ違うのでリアリティーあるっていうか別の魅力を感じます。

井上ハルヲ先生は男性ですよ。
同人誌イベントでサイン頂いたことあります (^○^)

BLじゃないけど、荒川弘さんや高橋留美子さん、それに宮部みゆきさんや栗本薫さんは男性作家顔負けの、めちゃくちゃ良い作品を世に送り出していると思う。

しいら先生は勘違いされている方が多いのですが、女性ですよ。
wikiの登録が誤りで、そこから派生したと伺いました。
イベントでお会いしましたので、間違いないと思います。

みんな作家が男か女か気にするものなの?
ちょっとよく分からなかった。
だって、男性だからって当事者だとは限らないし必ずしもリアルに描けるとは思わない。
リアルさって女でも追及できるでしょ。
どちらにしろBLっていう制約の中での話でしかないし、やりたい人がやればいいとしか思えです。
それに「弟の夫」や「MW」は分類的に一般作品だけど、BLを描く作家さんとして換算していいのだろうか。
BLとして描くのと、あくまで表現の一つとしての同性愛なのかって個人的には結構違うと思いますね。

男女比が偏ってるなら、そうなんだなとしか思えないので私は不思議な記事に思いました。
少女漫画を描く男性作家だっているし、青年誌で活躍してる女性作家もたくさんいますよね。
男が描いてるからこう、女が描いてるからこうって思うものなの?

はぁ~私の想像以上にいらっしゃってうれしい。
知らずに読んでいた方もいました。

単純にもっと増えてほしいと感じますが
匿名5番さんがおっしゃるような事情も懸念されるのなら
わざわざ茨の道を。。。とも思ってしまう。

とりあえず、今回紹介して下さった作家さんは
積極的に読んで応援していこうと思います。

確か井上ハルヲさんは男性のはず。
でも剛しいらさん女性だとばかり思っていたので
私の思い違いかもしれません。
間違ってたらごめんなさい。

少年漫画描いてて女性作家ってのがバレるとそれだけで叩かれたり売れなくなったりするけど
BLで男性作家ってのはプラスになるの?
先入観で読まれたくなくて隠したい人もいたりしないのかな

小説…少し前に亡くなった剛しいら先生

BL小説家で男性って、わたしは一人も存じ上げないのですけど・・・
いらっしゃる?・・・のですよね?

私も男性作家が書かれた小説を知りたいです。

とても良い記事でした!いくつか手に取ってみようと思います。

確かに小説編も気になります!でも、小説家さんは漫画家さん以上に性別不詳なイメージなので難しそうですね~。
匂い系ならけっこう挙げられるかな?

『小説編』も記事にしていただければ、大変嬉しいのですが。

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