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「身体で」教える風習?! 男たちの濃すぎるコミュニティ

2018/09/29 12:28

いつの時代も、美少年はもてはやされる… 薩摩の教育制度の裏側とは?


現在も放送中のNHK大河ドラマ『西郷どん』。第17回『西郷入水』は、西郷隆盛こと吉之助と眉目秀麗な僧侶である月照の、儚く美しいBLシーンとしても話題になりました。

そんな中、薩摩の教育制度に関する気になる記事を発見。
“にっぽん超エロすぎる民話集【鹿児島県姶良郡】「若者組」では男子が男子に性の実技講習!?

『……ここでの人間関係は体育会系の部活、いやそれ以上に濃密だったと言われており、それゆえ男性同士の関係に及ぶこともあったわけです』(記事より抜粋)


日本の戦前の男色については、森鴎外の小説『ヰタ・セクスアリス』や大島渚の映画『御法度』などの作品でも描かれています。現代のBL作品でこそ年下×年上が人気ですが、昔は男同士の先輩後輩の強い結びつきから、幼い少年が先輩にあたる男に愛されることが日常的に行われていたと言われています。つまり、男が男に「教える」風習があったということです。


薩摩の教育制度として『西郷どん』でも紹介されていたのが「郷中」というもの。
「郷中」は、「負けるな」「嘘をいうな」「弱い者いじめをするな」という3つの教えに基づき、武芸や教養を学ぶコミュニティとして機能していました。

そんな郷中教育最大の特徴が「教師なき教育」であること。郷中は年齢に応じて異なる「稚児」「二才」という2種の構成員から成り立っていました。
6,7歳~14,15歳の元服前の少年を「稚児」、14,15歳~25歳くらいまでの元服してから結婚するまでの青年を「二才」と呼びました。いわゆる大人は郷中に入らず、若い青年と少年のみで構成されていたのです。今でいう、大学生が小中学生の家庭教師をしているような感じでしょうか。そこで先輩にあたる二才が、後輩にあたる稚児に色々なことを教えていました。それには「性に関するもの」も含まれていたというのです。

稚児たちは夕刻に二才たちが集まっている家に向かい郷中の掟を復唱し、先輩たちに「教え」を受けたんだとか…
親や兄弟とも違う、歳が比較的近い男同士の密な関係性の中で身体を繋げ、正式な交際に発展することも。
中には美しい稚児を「さま」付けし、他の郷の二才に奪われぬよう、一晩中見張りをつける二才がいたという話が残っているほど。美少年は特別守られ愛でられていたんですね。教育制度として称賛されている郷中に、このような性愛の世界も存在していたというのは驚きです。
 
 
いかがでしたでしょうか? 戦国時代には「衆道」と呼ばれる師弟関係の意が含まれる男色が流行していたようですが、郷中における男色はより関係性が近く狭いコミュニティの中で生まれたものだったようですね。ちるちるでは過去にも戦前の男色についての記事を掲載しています。興味のある方は是非そちらもご覧になってみてください!
 
 

 

担当BLソムリエ:砂糖あべり
ハピエン厨な黄昏腐女子だけど、読んでみないとわからないしとりあえず何でも読む!最近はセッなし純情BLがアツい。

 

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