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つらいよ悲しいよ… でもそこが好きなんだよ…!! 切な過ぎBL6選

2018/09/20 18:10

読後、やりきれなさ限界突破で放心状態!! あの感覚が欲しい腐女子へ


スーパーハッピーエンドBLほど心を癒すものはない」日もあれば、「つらい悲しいしんどいBLで心をズタズタにされたい!!」なんて日もありますよね……。

そんな複雑な想いを抱えるのもまた腐女子のサガなのでしょう。

そこで今回は、「つらい悲しい…でもそこが好き!!」となってしまうような切ないBLを6作品ご紹介します!!

死ネタもあるので苦手な方はご注意ください。

それではどうぞ!

 

差別、HIV、カミングアウト… 一筋縄ではいかない愛の物語

ニューヨーク・ニューヨーク』作:羅川真里茂

 

<あらすじ>
ニューヨーク市警に勤めるケインは、同性愛者であることを隠し、一夜限りの相手を求めて夜ごとマンハッタンに繰り出していた。だが理想の青年・メルと出会い、運命の愛を見つけることに…。ゲイをテーマに愛とヒューマニズムを描く野心作!

<オススメポイント>
羅川真里茂先生と言えば『赤ちゃんと僕』が有名ですよね。しかし、こちらは少女漫画ではなく、かといってBLとも括れない……そんなゲイカップルの物語です。セクシャルマイノリティに関する差別問題や、連続殺人事件など、重くて濃いテーマが詰め込まれています。読後、二人の強い絆に一本の映画を観たような感覚にさせられ、ボロボロ泣いてしまいます。

 

BLでいう最良の結末じゃないところが… イイんです!!

月影』作:SHOOWA



<あらすじ>
真冬の夜に廓の前で拾われ、女郎達に育てられた清人。運命に身を任せながらも清人は担当医への想いを幼い頃から人知れず胸に秘めていた。伝えることが出来ぬまま、14歳で客を取らされ、16歳で店の稼ぎ頭となっていったが―――。ひとりの男の切ない愛を描いた表題二部作を含む、読み切り5編を収録した才知に長ける作家SHOOWA初の麗人コミックス!!

<オススメポイント>
SHOOWA先生といえば『イベリコ豚と恋と椿。』などコミカルなBLの印象が強い方に、本作をぜひ読んでいただきたいです! 清人は、自分の力ではどうにも出来ない一生の中でもひと時の恋をして、家族と孫にまで恵まれるので、直球のバッドエンドと言えません。そんなところがまたじんわりと切なくあとを引く、不思議な感覚になりますよ。表題作の前編『月影』が終わって「そんなに辛くない…?」と思ったら後半『逃げ水』で心が木っ端みじんです。

 

甘いだけじゃない… アンドロイドとその持ち主の純愛ストーリー

Hybrid Child』作:中村春菊



<あらすじ>
小太郎がゴミ捨て場で拾ってきた人形・葉月は、持ち主の愛情を反映して成長するハイブリッド・チャイルドだった。しかしずっと一緒にいるはずの葉月に直る事のない欠陥があると知り…!?

<オススメポイント>
一冊の中に3組の小話があり、全話に共通するHC(ハイブリッド・チャイルド)製作者・黒田を通したオムニバスになっています。どのエピソードも切なさ満載なのですが、黒田がHCを作り続ける理由に、読むたび号泣してしまいます。そんな一途な想いの尊さを映し出す物語に、「今までBLには手を出しにくかったけど、この作品でBLにはまった…!」という読者も多数。

 

普通の“愛”のかたちじゃない──『ふしぎ遊戯』作者の衝撃作!!

櫻狩り』作:渡瀬悠宇



<あらすじ>
『ふしぎ遊戯』『妖しのセレス』等超人気作をもつ渡瀬悠宇が満を持して放つ!これまでの渡瀬作品とは一線を画す記念碑的作品。其れは、大正九年。僕が、数えで十七の春だった。僕を殺して呉れないか。時は大正九年。一高入学を目指して志高く上京した田神正崇(たがみまさたか)が奇しくも出逢ったのは、謎めいた美青年、俟爵家の御曹司・斎木蒼磨(さいきそうま)だった。その時から、正崇の運命が狂おしく迸りはじめる――。愛憎入り乱れる、美しくも悲痛な大正浪漫幻想譚!

<オススメポイント>
「うわー! 『ふしぎ遊戯』、子供の頃にアニメでハマった!」という方も多いのではないでしょうか。しかし本作は、あのイメージからはかけ離れています。BLとくくれない内容で、倒錯した人間模様を描いた物語。暗くじめっとした陰湿な雰囲気と耽美が詰まった愛憎劇は、衝撃のラストまで目を離すことを許しません。正反対のようで、根は同じ孤独を抱える2人の“愛の倫理観の違い”。それが全編を通して活きに活きています。痛い切ない苦しい!! の中に灯火のような優しさが映える、そんな作品がお好きな方にぜひ読んでいただきたいです。

 

父親の不倫相手に、奇妙な感情がわいてきて…

影あるところに』作:西田ヒガシ



<あらすじ>
外科医・中道の医局にやってきた調子のいい後輩・堤は、脳梗塞で倒れた院長の息子。その院長と付き合っていた中道は、居心地が悪い。そんな折、院長は他界する。父親を奪った相手として憎みながらも、中道を心配する堤は、彼に以前の笑顔を取り戻してほしくて……。描き下ろしも収録した、西田印、大人のビター・スイート・ラブ!!

<オススメポイント>
お互い惹かれていて、そのことを分かっているのに、思い切れない…そんな大人であるがゆえの葛藤がよく表されているほろ苦ストーリーです。西田先生といえば、妻子持ちキャラが高確率で出てくるところがポイントですね! 不倫や父の死が絡む、精神的には負荷のかかるお話ではありますが、ラストは重くなりすぎず、救いのある未来が待ってますよ。深く心に染みいって、泣かない主人公の代わりにこっちが泣いてしまう、そんなストーリーです。

 

大人と子どもじゃ感覚の差を何で埋めたらいい?

夏時間』作:国枝彩香



<あらすじ>
亡くなった母の遺品の中から出てきた未投函の手紙の束。夏休みに少年は宛名の男を訪ねて海辺の町にやって来た――。ある少年のひと夏の経験を一遍の映画のように鮮烈に描き上げた表題作の他、作品ごとに万華鏡のように印象を変え、目眩く世界へと誘う著者の初期作品を収録した豪華傑作集!!

<オススメポイント>
表題作『夏時間』は、ひと夏の情景を切り取ったようなお話です。忘れる為に関係を持ったのに、少年にとってその日のことはずっと忘れられない思い出として残り、夏が来るたび、何かの拍子に思い出すのだと思うと、やりきれなさに胸をしめつけられます……。だから余計にいいんですよね! 今年の夏も、もちろん思い出した私です。

 

「つらい悲しい…でもそこが好き!!切ないBL6選」いかがだったでしょうか。

ドラマティックな悲劇もあればジメジメじっとり味わい深い鬱展開もある、それが切ない系BLの醍醐味ですよね。読後にやりきれなさが限界突破して放心状態になるあの感覚! なぜかそれを再び味わいたくて切ない系に走るのを繰り返しちゃう! そんなタイプの腐女子の方にぜひ読んでいただきたいです。

記者:うら

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コメント10

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先日帰省した時にふと思い出したのが「ジュリエットの海」でした。
もう20年以上前に読んだ本なので記憶が曖昧で、題名も覚えていないし、吉田秋生さんの作品なのは分かっていても、どの本に収録されているか忘れてしまって実家の本棚ひっくり返してりしたけれど見つからず。
ネットであれこれ調べてようやく「夢の国」に収録されていると思い出し、早速購入して読みました。
古い作品ですが素晴らしいですよね。
20年以上経って、わたしもすっかりオバサンになってしまってもやっぱり泣きました。

吉田秋生さんの短編で「ジュリエットの海」「風の歌うたい」
高口里純さん「幸福男子」
古いですが、切ないと言えばこれらが浮かびます。
「カリフォルニア物語」も同性愛者についての描写 があり、切な過ぎますが大好きです。

個人的にはJUNEの「風と木の詩」「摩利と新吾」、少女漫画の「BRONZE」「BANANA FISH」に心を抉られました。立ち直るのに時間がかかった…。

BLレーベルではないのですが、秋里和国弐先生の『TOMOI』(小学館文庫)も、ぜひ記者さんに読んでいただきたいです!
涙腺大崩壊します!
間違いなく名作なのですが、そこまで知名度が高くないのが残念で…。
いつか記事で紹介していただけたらな~なんて。

BLレーベル外の作品を入れるのなら有名どころだけでもたっくさんありますよね。
しかも一般レーベルのBL的な作品ってテーマが広いので、基本的にめちゃくちゃ切ないイメージあります。
24年組の方々の作品に何回爆死したことか(でも本当に読んで良かった!!)
逆にスーパーハッピーエンドな作品を教えてほしいくらいです。
終わってないけど「きのう何食べた?」くらいしか思い浮かばん…

引用なら引用でユーザー名とか引用とか
記載してくれた方が良いですよね…

櫻狩りを紹介して下さってありがとうございます…!私の人生でトップ10に入る作品です(TT)

規約は知っておりますので、引用は問題ないとおもっていますが、記事を書いた方の言葉のように書かれていたのでモヤモヤしました。

>匿名1番さま

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利用規約にこのようにあるから、ちるちるではレビューや答えて姐さんの引用はよくあることなんですよ。

オススメポイントの文章が読んだことあるような気がするなと思ったら、ところどころユーザーレビューからの抜粋ですね。なんだかモヤモヤします。

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