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カップリング解釈違い発生!そのときあなたはどうする?

2019/01/03 16:31

公式との解釈違い、こんな時、どうする?

 



「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」

いきなりここは腐女子サイトですか?という出だしで始まりましたが、こちらは かのニーチェ先生(マンガのニーチェ先生ではないですよ)の言葉です。一つのマンガや本を読んでも、その受け取り方や解釈は千差万別。加えて、解釈のもととなる媒体の情報量が少ないほど、受け手の考えは多岐にわたります。

特に公式とカップリングの解釈違いは、大きな衝撃です。2017年秋から展開されているプロジェクト「ヒプノシスマイク」のコミカライズ第一弾が、マガジンエッジにて連載開始されたときは、「解釈違い」を起こすファン続出しTwitter上で「解釈違い」というワードが話題にまでなりました。

公式のキャラ設定とわずかなドラマパートでここまで人気になってしまった。だからコミカライズで解釈違いだとなっても仕方ない。公式の見解は受け入れるしかない。腐女子の妄想力が逞しすぎたのが悪い。

 

別に解釈違いでは無い。公式より先行した二次創作のイメージが強すぎた

 

公式の解釈も昔と今で一貫していないからみんなが困惑する


様々な意見が呟かれています! やはり、公式からの情報量が少なかった分、二次創作でそれぞれのイメージを確立してしまった、というのが解釈違いを起こす原因の一つなんでしょうか。

でもこうした解釈違いといった意見の相違が起こるのは腐女子の世界は日常茶飯事。そこでこのような解釈違いが起きるのかを調べてみました!

色々な「解釈違い」


カップリング解釈違い

誰を攻めにし、誰を受けにするか。商業BLでは多くの場合受け攻めが決まっていますが、二次創作となると、公式の情報を自分なりにくみ取り、妄想を膨らませてカップリングをします。同じ二人でも受け攻めが違えば、腐女子間で戦争が起きることもあります。逆カプ論争はカプ違いよりも激しいかもしれないですね。私のまわりにも、逆カプに親でも殺されたのか…? というくらい過激派の子がいます。イベント会場などで逆カプを見ると謎の怒りが込み上げてくるそうで、なるべく逆を踏まないように細心の注意を払っているとか。彼女の中で、受け攻めの解釈は譲れない信念めいたものなのでしょう。個人的に、BLの良さは平等性にあると思っている腐女子なので、受け攻めは気分や日替わりだったりすると萌えるのですが、考え方や萌えポイントは人それぞれですもんね。
また、同じコマにいるだけで付き合っている…!と言う腐女子や、作品を越えて自分の好きなキャラクターをカップリングする強者腐女子も。私の友人の腐女子は、原作で言葉を交わしたことがない(言ってはいけないけれどマイナーな)キャラ同士を、「公式設定資料集で同じ学校だったって書いてあるから付き合ってる」と主張していました。これぞ強火腐女子…! 絡みがなくても過去に面識がある設定を出されたり、身長差がキスしやすいからとか、キャラデザや性格が真逆で最高だったりするとくっつけたくなるの、わからんでもない…。情報量が少ないからこそ妄想が捗るんです。

キャラ解釈違い
自分の中でキャラクターへのイメージを作り上げてしまったために、良い人キャラや天使キャラが少しクズな部分を見せると「○○はこんなキャラじゃない…」と思ってしまうパターン。完璧なキャラの私服がダサかったりしても解釈違いを起こす人もいます。逆に、性格の悪いキャラクターが後からイイ人設定が足され「実はイイ人」となってしまうことに悲しむ方もいるようです。また、原作で言った一言が独り歩きして変態キャラにされたりと、「二次創作でのキャラ設定」が共通認識のように確立してしまっているキャラもいますよね。その辺でもキャラ解釈の差が出てきます。キャラに対して理想や夢を抱きすぎると、後から公式に違う側面を出されたときにガッカリしてしまうのでしょうか。エンターテインメントの世界だから、推しには理想であってほしい! というのもわかるし、でもいろんな面があるのって人間らしくてエモい。
推しを理解しようと考察すればするほど、ますますわからなくなるときってありませんか? いくらオタクである私が推しの言動から深層心理を理解しようと分析しても、そこにあるのは私というオタクを通して咀嚼された解釈であり、余計に推しが解らなくなったことがあります。登場人物を「キャラクター」として捉えると、言動の矛盾が気になってしまいますが、人間はいろんな側面がある生き物で矛盾がつきもの! と思えば、推しの「らしくない」側面も受け入れられるのかも…!?

同カプ解釈違い
ちるちるでも以前記事が組まれた「同カプ解釈違い」。キャラの愛情の矢印比重や関係性などに齟齬が生じているタイプです。これは、そのカプについて考えを拗らせていればいる程、起こりやすい気がします。
以前二次創作を通じてツイッターで交流のあった同じカプ推しの人とオフ会をしたとき、「A×Bはラブラブで結婚もするし赤ちゃんも生まれる!」という方に出会ったのですが、私は「A×Bはセフレ。AはほんとうはCが好きだしBの本命はDだけど、2人とも振り向いてもらえないから性欲処理で何となく始めた関係を引きずり惰性でセックスしている」という解釈が出来上がっていたので(こじらせ腐女子で申し訳ない…)自分の解釈は伝えずにイマイチ盛り上がらないままお別れしました。
「男性妊娠」や「寝取られ」、「複数人プレイ」などの展開を許せるか許せないか、なども各々のカプ解釈やBL観によって違ってきて興味深いですね。
「解釈違い」が生じる原因としては、そのコンテンツやキャラクター、カップリングに並々ならぬ愛情や執着心を持っているからだと思います。また、それぞれの腐女子が歩んできた人生も、どういった解釈をするかに繋がります。今までの経験から導き出した解釈が他人によって否定されたら、たしかに複雑な気持ちになる人がいるのも頷けます。「そういう人もいるんだな」くらいの気持ちでそっとミュートするのが上手な生き方かもしれません。公式と解釈違いを起こしてしまったときは、ジャンルを去るか受け入れる、もしくは解釈違いの憤りを原動力にして作品を生み出してみては!?


解釈違いの波及効果

 ■
「ヒプマイ」の解釈違いを受けて、様々なジャンルのオタクたちが、大喜利のように「自ジャンル解釈違い」をツイートしている様子も見られました。やはり女オタクにとって「解釈違い」というのは、いつの時代も大きな問題の一つのようですね。
でも解釈違いがきっかけになって新しい萌えや遊びゴコロをくすぐる何かが生まれることもあるのも事実です。

読者さんは、公式と解釈違いを起こしてしまった時や地雷の避け方など、どうやって対処していますか?

 

担当BLソムリエ:清水又三郎   
闇よりの黄昏の腐女子。好きなBL漫画家は、はらだ先生、博士さん、yohaさん。バッドエンド、メリバが好き。

コメント2

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明らかにギャップをねらった攻め受け逆のものはなんか萎えてしまう
不意打ちで受けが男らしいとかは萌えるんですけどね

いらすとやの絵がいちいちおもしろい

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