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東の都 幻のお耽美パワースポット4選!

2019/08/25 13:34

陰間茶屋、乱歩…跡地に思いを馳せよう! 東京聖地巡礼散歩


以前特集した西の古都巡礼パワースポットの記事はご覧になっていただけましたでしょうか? 今回は東の都・東京を見てみようと思います!
今はもう“そのもの”は残っていないけれど、訪れるだけでその地の歴史に心昂ぶる…それが聖地というものではないでしょうか!? そんなお耽美パワースポット(?)をご紹介!

 

陰間茶屋が建ち並んだ花街

芳町跡(中央区日本橋)



百と卍』でおなじみの、陰間にまつわるスポット! 現人形町1丁目~3丁目付近に、30件近くの陰間茶屋が軒を連ねていたらしい…!
江戸時代、この地にはもともとあった遊郭の浅草移転に伴い、若衆歌舞伎の芝居小屋が建ち並ぶように。それに伴って、10代~20代初頭の役者の少年らが接客をする陰間茶屋が栄えました。

陰間と言う言葉はまだ舞台に上がっていない若い役者「陰の間」が由来。彼らが売春を兼ねることが多かったためそのまま男娼の意味が定着したといいます。

その後この地には芸妓が移り住み、花街となりました。現在は江戸の歴史が息づく下町として気軽にお散歩できる観光地となっています。

 

花の“全寮制エリート男子校”!

第一高等学校跡(目黒区駒場)



美少年たちの友情と性春と人生を描いた、木原敏江先生の名作『摩利と新吾』。舞台となった持堂院高等学校は、旧制高等学校と呼ばれる、エリート男子たちが寝起きを共にした全寮制の学び舎でした。

最初にできた旧制高校の名門・第一高等学校の面影を、現在の東京大学駒場キャンパスで拝むことができます! 時計台のある一号館は、一高時代から残る有形文化財。正門のレリーフやマンホール、「一高ここにありき」の記念碑など、数々の隠れた一高アイテムを見つけるのは宝探しのよう。
「まりしん」の舞台・持堂院高等学校がこの“一高”だったかは不明ですが、彼らと同じように、学問や恋に勤しんだ少年たちの歴史が眠っていることは間違いなしです♥

旧制高校のことをもっと詳しく知りたい方には、長野県松本市にある旧制高等学校記念館がオススメ♪大正浪漫なマント付き学ランなどが展示されています。

 

あの幻想ミステリー作家の旧宅

旧江戸川乱歩邸(豊島区西池袋)

 

大学シリーズ第2弾! naked ape先生環レン先生の耽美な絵柄でコミカライズされている伝説のBLミステリー『孤島の鬼』を筆頭に、文学腐女子に何かと人気な江戸川乱歩。その邸宅が、立教大学の大衆文化研究センターとして公開されています。

重厚なデザインの応接間や愛用デスクなど、レトロでシックな空間が広がります。ここであの名作たちが生まれたのか~!
実は近世資料コレクターであり男色愛好家としても知られる乱歩の蔵書の中には、『男色大鑑』や『衆道物語』といった資料も。これらがあの『孤島の鬼』や明智小五郎と小林少年の怪しい雰囲気につながっているのかと思うとニヤニヤしてしまいます。

開館日は毎週水・金(祝祭日を除く)&臨時公開日と限られているため、スケジュールと相談しつつ見学に行きましょう!

 

所在地不明!? 少年愛漫画の聖地

大泉サロン跡(練馬区大泉)

 

手塚治虫や石ノ森章太郎など、伝説の漫画家たちが集ったアパート「トキワ荘」はご存知でしょうか? 実はこの「神々たちの住処」とも言えるべき場所は、少女漫画バージョンもあるんです!

少女漫画の巨匠と言われる“花の24年組”の先生方が交流していた大泉サロンと呼ばれるアパート。古の腐女子なら知らぬ者はいない、『トーマの心臓』の萩尾望都先生や『風と木の詩』の竹宮恵子先生もここで切磋琢磨していたのです。

残念ながら、アパートは解体済みで正確な場所も不明とのこと。残っている情報は、
・南大泉の小関のバス停から徒歩1、2分ぐらい
・キャベツ畑の隣
・大きな鉄塔が見える
くらいという…。現在のBL文化につながる歴史的な場所なので、なんとか特定したいものです。

 

いかがでしたでしょうか? 以前西の古都パワースポットを特集しましたが、東の都にもないだろうか? と探してみました。歴史の厚みではなかなか勝てず苦戦しましたが、マニアックで面白い場所はまだまだあるようです! よろしければお時間のあるときに、ふらりと訪れてみてください。


この記事の担当BLソムリエ:廣井無名
完全には幸せになれないCPが好きな闇の腐女子。キーワードは死ネタ、愛のないSM、流血、狂気、宗教、叶わない恋など。

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