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最近のBL小説界はファンタジー好きをロックオン!? ファンタジー激増の流れ、調査してみた

2019/08/03 16:28

BL小説で一気にファンタジーが増えたのはなぜ?

 

 
BL小説でファンタジージャンル作品が爆発的に増加!!!!!!


「なんか最近、ファンタジーのBL小説が多い気がする……」

書店にて、BL小説コーナーの新刊ゾーンを見るたびになんとな~く思っていました。

そんな肌で感じた「ファンタジー増加」を数えてみよう、ということで今回、主な13レーベルについて、レーベルごとにファンタジーの割合をグラフにしてみました!

5年ごとに集計してみましたが、ここまでか! と驚きの結果に!

(※ここでの「ファンタジー」としては、ハイファンタジーとローファンタジーについてどちらも集計しています。ただしオメガバースに関して「現代世界の中にオメガバース設定のみある」ものについてはファンタジーに含めていません。)

 

10%未満から50パーセント越えになったレーベルも!!

ファンタジーの割合が増加しているレーベル

 

2013年から2018年にかけて一気に増えたグループ

 






今回ファンタジーの割合が増加しているレーベルが多かったのですが、その中でも2013年から2018年にかけて増加したレーベルが一番多かったです。やはりここ5年でファンタジーのBL小説が増えていく流れが強まったんでしょうか。
記事の最後にはなぜファンタジーが増加したのか、についても考察しています。

 

2008年から2013年にかけて一気に増えたグループ

 


ファンタジーが増加しているレーベルの中で、Cレーベルのみが2018年から2013年にかけてファンタジーの割合を「爆増」させています。ファンタジー増加の流れを先取りしています。

 

2008年から2018年にかけて徐々に増えたグループ

 



こちらは徐々にファンタジーの割合が増加していったレーベルです。


上記8レーベルが2008年から2018年にかけてファンタジーの割合が増加しているレーベルです。2008年と2018年を比較してみるとその差は歴然です! 特にA、H、Mレーベルは2018年、50%以上をファンタジーが占めています。

 

レーベルの特徴を重視? ほとんど変わらない割合

ファンタジーの割合が横ばいのレーベル

 


Dレーベルは2018年にすごく増えてるんじゃ……と思われるかもしれませんが、こちらの増加の理由をたどってみますと増えているようにみえて単行本のシリーズ作品(4冊)の文庫版化が含まれているため実質的なファンタジー作品は2冊だけ増えているんです。その4作を含んでも20%ですし、実際は微増、といったところだと思われます。


こちらは唯一2018年にファンタジーの割合が減っているレーベルです。2008年と2018年を比較してもそんなに差はありません。レーベルの特色を出すことに重きを置いているのでしょうか。

 

2018年BL小説が出版されていない等の理由で別枠

その他のレーベル

 


Bレーベルからは2018年1冊のみ刊行されており、その小説がファンタジーだったために100%という結果になっています。


Fレーベルからは2018年の出版がありませんでした。が、2008年から2013年にかけてファンタジーの割合が増加しているようです。


Kレーベルは2008年にはまだないレーベルでした。Kレーベルもわずかですが、2013年から2018年でファンタジーの割合は増加しています。

 

結果と考察

 
今回2年しか計測できなかったレーベルも含めると13レーベル中11レーベルのファンタジー割合が増加していました。BL小説界全体で見てみると、ファンタジー増加の流れになっていることは体感だけではなく、確かなのだと思います。ではなぜBL小説においてファンタジーが増えているのか。考えてみました。

【理由①】 オメガバースの台頭
今回、オメガバースの台頭だけでファンタジーが増加した、ということにならないようにオメガバース設定以外は現実設定なものをファンタジーに含めずに数えました。が、異世界×オメガバーズや獣人×オメガバースがとても多いな、と感じました。オメガバースと相性のいい設定であるファンタジーがオメガバースによって増加してきたのではないか、と思いました。

【理由②】 コミックとの差別化
BLコミックスで最初から巻数が付いているものはあまりありません。ですので、BLコミックスでファンタジーを描こうとするとその設定や世界観を活かしきれず消化不良になりやすく、BLコミックスでは日常設定のほうが好まれるのかなと思いました。小説なら1冊でも細かな設定まで書けるので、ファンタジーにおいてはBL漫画よりもBL小説のほうが向いている、という思いがあるのではないでしょうか。

【理由③】 小説投稿サイトの影響
ここ数年、小説投稿サイトから書籍化される作品がたくさんあります。今回はそれらの作品は集計には含まれていません(集計した13レーベルに入っていないため)が、ほぼほぼファンタジーの作品です。そこからも影響を受けているのではないかと思います。

と考え付いたのはこの3つの理由ですが、みなさんは他にどんな理由があると思いますか。またこの3つの理由のなかで、結びつかないだろう、というものがあればぜひ教えてください。


いかがでしたか。なんとなく感じていたファンタジーの増加を集計してみましたが、数字にしてみるとここ15年でかなりBL小説の傾向が変わっていたように感じました。今回は5年ごとでしか集計できなかったので、ファンタジーが増加したレーベルにかぎって1年ごとに見てみるともっと何か起点があるんでしょうか。やる機会があればやってみたいです。

 

担当BLソムリエ:仲村ももんが
BLへのめりこんだのは小説から。習熟度が足りないと感じたので最近はファンタジーを積極的に履修中。BLの陸海空で、愛をたずねて三千里。

 

コメント9

投稿順|最新順

少年漫画やRPGからオタク界隈に入ったからファンタジー系も現代系も日常系も大好き
ただそろそろSFBLブーム来て欲しい笑
誰かはよ宇宙戦争BLとかロボットBL作ってくれwww

えらい不貞腐れとるやんけ

匿名3番さんの言い様は、わたしには提案とは思えませんでした。

もう今後コメントはしないことにします。


説教ではないですよね。ちょっと笑っちゃいました。

説教じゃなくてこれは提案だね。

願望を書いたら説教ですか・・・
愚痴っぽい言い方が気に障ったのでしたらあやまります、すみませんでした

ファンタジーが増えてるからって他の設定のものが全く出てないわけじゃない
流行は適当に横目で見つつ好きなものを読めばいい

このファンタジー過多傾向は何時までつづくのかな
ファンタジ―も読むけど日常設定の方が好きなので
がっつりお仕事ものとか、、、もっと読みたいです


まあ確かに、ここ数年異世界などのファンタジーを好んで読んでいる気はします。
BL自体ほぼファンタジーですしね。

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