BL情報サイト ちるちる

BLニュース

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

【追記】腐女子・不朽の名作2019 コミックス編! 予測不能の展開に大興奮待ったなし!!

2019/10/14 11:44

2019/10/15 12:36

ヨネダコウ先生5冠なるか!? 注目の第1位作品は……コレだ~!!



皆さんお待ちかね! 毎年恒例のアレ、今年もやっちゃいますよ~!
数あるBLコミックスの中から、特に評価の高い作品を発表するランキング、腐っても朽ち果てぬ「腐女子・不朽の名作10選 2019」。毎年多くの反響を頂いているコーナーです!! さてさて、2019年版の結果やいかに……!


選考方法
発売日から3年経過した作品のみを抽出して、2018年8月1日~2019年7月31日までの直近1年間に獲得したちるちる評価ポイントで選定しています。

「実は未読で……」という方でも一度は目にしたことが作品かと思います! 不動の人気作あり、満を持して上位作品の仲間入りをした有名作あり。今年の結果も大変興味深いものになりました! たくさんのレビュー、評価ありがとうございました!!

衝撃の結果!ランキング作品総括





「そうきたか~~~~~!!」結果を見た筆者、マジで唸りました。「不朽の名作」が始まった2015年。ヨネダコウ先生どうしても触れたくないは、その当時から長らく首位の座を維持し続けてきた名作中の名作でした。昨年の結果を見て、「これは5連覇もあるのでは!?」と思った方も多いでしょう。
しかし! 2019年の首位を獲得したのは……おげれつたなか先生エスケープジャーニー! 再会モノ、友達と恋人の違い……男同士の恋愛の難しさをこれでもかというほど堪能できる名作ですよね。本作でチャラ眼鏡受けという新たなる扉を開いた方も多いハズ。2018年7月に最終巻が発売され、その完結の仕方を踏まえて再評価されたのではないかと筆者は推測しております。初登場にして初の首位、本当におめでとうございます!

また、同先生のハイテンション学園ラブコメディヤリチン☆ビッチ部(1)も初のトップ10入りを果たしています。パワーワードの数々……からの胸キュン展開。昨年発売された第3巻はOVA付ということで注目を集めました。

残念ながら1位を逃した『どうしても触れたくない』は、2位を獲得! 数字だけ見れば「順位を下げた」となるところですが、筆者はこの結果に対してネガティブな感情を抱いておりません! 発売から9年(!!)が経過しているにも関わらず2位、これは本当にすごいことです。20位までのランキングを見た場合、いわゆる00年代(2000~2009年)に発売された作品は、本作と12位の憂鬱な朝(1)しかないのです!! そう考えると、依然として圧倒的な人気を誇る真の名作と言っても良いハズです!

その他の作品を見てみますと、同級生同士の淡い恋と成長を描いた同級生も5年連続の上位獲得。また、恋するインテリジェンス(1)テンカウント(1)囀る鳥は羽ばたかない(1)といった長期連載シリーズも根強い人気をキープ。BLアワード2019ではリカー&シガレットが堂々の1位を獲得した座裏屋蘭丸先生ですが、眠り男と恋男が2018年よりもさらに順位を上げての登場です!

そして2018年はやたももで9位を獲得したはらだ先生。本年はバンドマン同士の恋を描いたよるとあさの歌が4位という見事な結果になりました!! こちらも2018年11月の続編刊行が大きく影響しているのかもしれません。なお、7位のマザーズ スピリットも2019年7月に続刊が発売されたばかり♪ 逞しい部族の青年がカタコトで紡ぐ情熱的な愛の言葉が印象的でした。

切なさにプラス! ダイナミックな設定も人気


過去のランキングを見てみると、例年「切なさ」や「シリアス展開」に定評のある作品が上位に入る傾向にあります。2019年もやはり甘いだけでなく、胸が締め付けられるような描写が多く見られる作品が人気を得ました。
しかし! たとえば『ヤリチン☆ビッチ部(1)』のような唯一無二のテンションの高さ、『マザーズ スピリット』のようなドタバタ感満載のストーリーや異国の部族といった思いきりの良さなど、切なさにもうひと捻り、作家さんのダイナミックさが表れる作品の需要が高まっているように感じました。

また、連載中のシリーズ作品の場合、物語が完結することで今までランキング外だった作品が新たに上位に登場したり、大幅にランクを上げるという可能性についても改めて実感することとなりました。

まだまだ可能性は無限! 来年の結果もお楽しみに!


いかがでしたか? 毎年こちらの予想を良い意味で裏切る展開になる「不朽の名作」企画。果たして来年はどのような変化が生じるのか、スタッフ一同ワクワクが止まりません♪


「腐女子・不朽の名作10選 2019」ランキング

1位    エスケープジャーニー    著者:おげれつたなか    リブレ
2位    どうしても触れたくない    著者:ヨネダコウ    大洋図書
3位    恋するインテリジェンス(1)    著者:丹下道    幻冬舎コミックス
4位    よるとあさの歌    著者:はらだ    竹書房
5位    眠り男と恋男    著者:座裏屋蘭丸    リブレ
6位    同級生    著者:中村明日美子    茜新社
7位    マザーズ スピリット    著者:エンゾウ    徳間書店
8位    ヤリチン☆ビッチ部 (1)    著者:おげれつたなか    幻冬舎コミックス
9位    テンカウント(1)    著者:宝井理人    新書館
10位    囀る鳥は羽ばたかない(1)    著者:ヨネダコウ    大洋図書
11位    それでも、やさしい恋をする    著者:ヨネダコウ    大洋図書
12位    憂鬱な朝(1)    著者:日高ショーコ    徳間書店
13位    やたもも    著者:はらだ    竹書房
14位    カラーレシピ (1)     著者:はらだ    竹書房
15位    恋愛ルビの正しいふりかた    著者:おげれつたなか    新書館
16位    ブルースカイコンプレックス    著者:市川けい    東京漫画社
17位    四代目・大和辰之    著者:スカーレット・ベリ子    新書館
18位    GAPS    著者:里つばめ    大洋図書
19位    【18禁・数量限定本】VOID    著者:座裏屋蘭丸    リブレ
20位    カーストヘヴン(1)    著者:緒川千世    リブレ






担当BLソムリエ:白米盛子
拗らせ気味な古の腐女子。色素の薄いロン毛受が好物。夜明けも黄昏も嗜むが、よく心が折れる。


2019/10/15 集計期間、20位までのランキングを追加いたしました。

関連作家・声優

コメント14

投稿順 | 最新順

匿名9番さん(1/1)

honto×ちるちるの不朽の名作小説ランキングは12月発表とあったはずですよ。
この記事内で言及されておらず仕方ないかもしれませんが、それにしてもグチグチ言い過ぎでは?

匿名8番さん(1/1)

文字の芸術である小説を軽んじられる理由が分からない。
攻めキャラがパンツを脱ぐ脱がないで盛り上がる低俗な連中にばかり養分与えてどうすんの。

匿名7番さん(1/1)

「不朽の名作」コミックも小説も毎年楽しみにしています。
だから今年は小説編が無いことに落胆しています。

「不朽の名作BL小説100選」は、たしかこの後年末くらいに発表の予定でしたよね。
だからこちらのランキングの小説編は今年は無しで…との考えなのでしょうか。
でも「小説100選」が発表されても、選考基準などがまったく違ランキングでは「前年と比べてみるという楽しみ」は無くなってしまいます。
それに来年はまた例年のとおりコミックと小説の両方を「不朽の名作2020」で発表することになるのでしょうか。
そうなると「不朽の名作2019小説編」は無いので、また小説は比べる楽しみが無いことに…。

ちるちるさんは「ランキングを毎年続けてきた意味」を、もっと考えたほうがいいように思います。

匿名3番さん(3/3)

あ、ごめんなさい。一応上の方に表紙付きのランキング(10位まで)はあるのですね
画像が読み込めて無かったです。
後は小説のランキングを追記すれば去年と同じ体裁は保てますね。

匿名3番さん(2/3)

白米盛子さん
追記するのは良いですが
なんで発表フォーマットこんなにも貧相なんです?
普通に2018年と同じ形で発表すればいいと思います。
表紙も表示せず羅列するだけのランキングは見にくいです。

あと小説の方も今までランキング発表していたはずですが、何故抜けているのですか?

匿名1番さん(2/2)

記事の修正ありがとうございました
これからの参考にさせていただきます!

匿名2番さん(2/2)

記事が修正されましたね。
この順位は、発売日から3年経過した作品のみの集計なので、発売当時に評価した人のポイントは入っていません。
つまり、後追いで読んだ人がいる作品。直近1年にも読まれて評価されている作品のランキングです。

小説は先日「BL小説100選」を開催したから無い、というのであればガッカリです。
提携企業アリで選考方法が全く違いますから別物なので、小説編も見たかったです。

匿名6番さん(1/1)

ヤリ部の勢いは解るけど、ブルスカが16位なんて…ありえん。

匿名5番さん(1/1)

世界へ羽ばたく文川じみ大先生の作品がないのは何故?
こんなランキングは認めない。却下。

匿名4番さん(1/1)

こんなランキングがあると知っていたなら、『憂鬱な朝』に投票したのにな~
『不朽の名作』と冠するなら、私は『憂鬱な朝』ですね。

憂鬱な朝は私の人生の作品です。本当に大好き!

匿名3番さん(1/3)

憂鬱12位低ってびっくりしたけど普通に2017や2018でランクインしていなかった
単巻の作品が入りやすいランキングのようですね
2017や2018はそれぞれ15位まで発表していて小説の方もあるみたいなんですが
今年だけなぜ10位までしか発表しないのですか?

匿名2番さん(1/2)

選考方法の期間の月日も入っていませんし、11位以下は発表されていませんね。
過去記事から、前年8月1日~今年7月31日のようですけど。

匿名1番さん(1/2)

すみません
サイト内の探し方が悪いのかもしれませんが、11位以降の作品がなんだったのかわからないです。
どこから入ったら11位~20位のランキングが分かりますか?
(憂鬱な朝が12位というのは記事のなかにあるので分かるのですが)
よろしくお願いします

アクセスランキング

最新BLニュース

オススメニュース

最新のコメント

PAGE TOP