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小説好きならもちろん全ビンゴ⁉BLアワードビンゴ【小説編】

2020/06/24 17:00

平成から令和まで!時代を駆け抜けた作品をおさらいしましょう♥

 

 

BL2020アワードのBEST小説ランキングはご覧になりましたか?
凪良ゆう先生の『悩ましい彼 美しい彼 3』から始まり、ライラ・ペース先生による海外BL『ロイヤルシークレット』もランクインしたりと2020年はまさに地上のBL小説天国!
目をつけていた作品がランクインしてニヤリとほくそ笑む方もいらっしゃったのではないでしょうか。

そしてこの波に乗り「小説版BLアワードビンゴ」を作っちゃいました♥(マンガ編はこちら)
10年前の名作から今年の作品まで取り揃えたこちらのビンゴでベテラン腐女子度をチェックしちゃいますので、BL小説に自信がある方はぜひ挑戦してみてください!

それに加え、歴代BLアワードの小説話題作を5作品おさらいしてみました! しっとりとした雰囲気の作品から元気がもらえるような光のオーラを放つ作品まで幅広く紹介させていただきますので、ぜひ楽しんでチェックしてみてくださいね。

愛とは何か、切なさと愛しさが溢れ出る運命の恋

小説『愛の巣へ落ちろ』作:樋口美沙緒

 


あらすじ
シジミチョウ出身で庶民の翼は、ハイクラス名家の御曹司でタランチュラ出身の澄也に憧れ星北学園に入学。しかし実際の澄也は超嫌な奴で、あげくにすぐに手を出され!? 擬人化チックファンタジー!

ここが萌えポイント!
2010年にランクインした本作、初めは「ムシの擬人化?」と頭を傾げた方も多くいるはず……! しかし読了後は胸が潰れてしまいそうな感動を味わった方が多くいるのではないでしょうか?

まず受けの翼が限られた寿命の中で強く生きていく姿に涙する。そして傲慢攻めの澄也が翼との出会いで愛を知っていく姿に涙する。もうティッシュもハンカチも足りないぐらい涙が出るんです……。

ストーリー自体は王道ですが、登場人物達の強さや弱さの描写に思わず萌えが味わえます。BLのスパダリ攻めというと完璧で傲慢で雄! というのが王道ですが、この作品の攻めはスパダリだけど弱いんです。一人の人間として苦しむ澄也に儚い宿命を背負った翼が寄り添い一緒に生きていく。そして短命の翼のためにした澄也の決意には尊さが溢れでています……!

最初は冷たかった澄也が愛を知った途端にどんなお菓子より甘く深く翼を溺愛し始める姿のギャップにと心の底から燃えてしまうこと間違いなし!


 

孤独な野良猫受けを慈しみたくなる救済BL

小説『お菓子の家~un petit nid~』作:凪良ゆう

 


あらすじ
大事なものはひとつでいい
リストラされた加瀬は、強面なパン屋の店主・阿木に声を掛けられ、バイトをすることに。無愛想で人との付き合い方が分からない加瀬にとって、店の温かな雰囲気は馴染みがなく、戸惑うばかりだった。けれど火事に遭って阿木と同居することになり、彼の優しい手にどうしようもなく惹かれていく。優しくされればされるほど阿木に依存してしまい、溢れそうになる感情に加瀬は……。

ここが萌えポイント!
夜明けには優しいキスを』のスピンオフであり2012年にランクインした本作は超ド級の救済BL!

主人公の加瀬は愛を恐れ愛に飢えている野良猫の様な受け。そんな彼が攻めの阿木に拾われアルバイトとしてパン屋で働くことになるのですが、物語が進むにつれ加瀬の辿ってきた暗く冷たい世界が痛いほどひしひしと伝わってくるんです。

孤独ゆえ誰にも心を開かず周りを威嚇することで生きてきた彼の姿には言葉にできない苦しさがあり、思わず涙が出てしまいます……!

そして攻めの阿木にも複雑な過去があり傷を抱えて生きているのです。そんな2人が出会いともに生きていく、これこそ救済BLの真骨頂ではないでしょうか?
2人が孤独や過去とどう向き合っていくのか、まるで一本の映画のように初めから終わりまで緻密に書かれた作品を探している方にオススメです。


愛され系毒舌受け、ここに極まり!

小説『イエスかノーか半分か』作:一穂ミチ

 


あらすじ
人気若手アナウンサーの国江田計は極端な二重人格。王子と称される完璧な外面と、「愚民め」が(心の)口癖の強烈すぎる裏の顔を持っている。もちろん誰にも秘密だ。そんなある日、取材で知り合ったアニメーション作家の都築潮と、オフモードの時に遭遇してしまう。幸い都築は、くたびれたジャージにマスクの男があの国江田計とは気づかない。けれど怪我をした都築の仕事を、計はしばらく手伝う羽目になり…?

ここが萌えポイント!
2015年にランクインした主人公国江の毒舌に愛しさを感じる本作! あらすじ通りに裏表が激しい受けです。しかし彼の毒舌は逆に清々しさを感じるほどの尖り具合で逆に心地が良いという世にも稀な毒舌キャラ

そう国江田の二重人格ばりの毒舌は彼の中にあるアナウンサーという仕事への誠実さが詰まっており、読んでいると「口は悪いけど悪いやつじゃない!」と国江田ファンになってしまう不思議なマジックが詰まっているのです!
そして、そんな国江の裏表を知りながらどちらも「国江田計」だと受け入れる攻めの都築の懐の深さには大きな愛を感じえません……!

とにかくキャラにどっぷりハマる本作ですが、少年漫画さながらの熱い展開があることにもBLアワードランクインのワケがあります。アナウンサーとアニメーション作家という特殊な職業の二人が仕事にどう向き合い何を考えているのか……、恋模様だけではなく人生を深掘りされることでよりキャラ愛を深められながら読むことが出来るのは嬉しいですよね♥

ぜひお仕事BLが大好きな方には読んでいただきたい作品です!


ヤクザたちの愛と欲に溺れるオトナBL

小説『threesomeスリーサム』作:榎田尤利

 


あらすじ
組長の良典は女の子と自分大好きな男だが、ニヒルな弁護士の財津とマッチョな組の下っ端の菊池に何故か尻を狙われ続けている。適度に2人に体を与えながら、3人の関係は続いていたが……!? 大人気エロティック短篇集「erotica」内の続編がついに登場!

ここが萌えポイント!
2016年にランクインした生々しく非現実的な雰囲気を漂わせる本作は、ヤクザ&3Pという新境地の作品でした。
作中はヤクザモノということでシリアスなシーンが多く読み応えがありですが、キャラ達の軽快なやりとりのおかげで読みやすい仕上がりとなっています。

そしてなにより、主人公のヤクザの組長こと辻が受けという時点で萌えが迸ってしまいます!

普段は周りから恐れられる辻はもちろんベットの中でも強気な態度を崩しません。しかし二人の男達により手や指、口を使われねっとりじっくりと責められることで身体から蕩けていってしまう様子はまさに極上の男達によるエロの塊
ヤクザの世界という暴力に満ちた場所でしのぎを削る組長としての顔、ベットの中で見せる快楽に溺れる顔、二つの面のギャップが堪りません!

そして攻めの財津と菊池も性格がにかくウィットに富んでいて面白い! そんな大人の男達の愛し合いをぜひご覧になってください。


愛に飢えた王の溺愛に思わず胸キュン

小説『緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼』作:みやしろちうこ

 


あらすじ
山奥で野人のように暮らしていた〝足弱″は、生まれて初めて上京した都で、千年続く王朝の最後の王である今世王レシェイヌの庶子の〝兄上さま″だと発見され、宮殿に保護される。国土に緑をもたらす奇跡の力を持つ王族は、血族しか愛せない宿命。しかし、十数年前の流行病により、今や生き残っているのは今世王レシェイヌただひとりだった。孤独のために死にかけていた今世王は、足弱に夢中ですがりつき、ひたすら愛を捧げる。そして、王族命の家臣一族「灰色狼」もまた、真綿に包むように足弱の世話をし、尽くそうとする。自分が王族だとは思えない足弱にはそのすべてが困惑のもとで、耐えられず、ついに宮殿をあとにしようとするが……。

ここが萌えポイント!
2018年にランクインした本作の見どころはなんといってもその「世界観」
王に使える家臣の「灰色狼」や血族しか愛せない王など独特な設定が盛り込まれている本作、ハイファンタジーといっても過言ではない貫禄を漂わせています。そして王に使える「灰色狼」達は王族の幸せのためにはどんなことでもし、王族を愛する最強の忠臣。

そんな彼らに見守られながら攻めのレシェイヌと受けの足弱が愛を育んでいくのです。
そして世界観の中で際立つのがレシェイヌの大きすぎる愛!
血族が絶えてしまったため愛に飢えているレシェイヌの人生に突如現れた兄の存在はもう溺愛待ったなし!
足弱への欲望が抑えきれず思わず襲ってしまいそうになったり足弱のためならなんでもしてしまいそうなほどに愛を乞うシーンがあったりとここまで愛情を素直に表現している攻めはいないのではないでしょうか!?
溺愛100%のハイファンタジーをぜひ楽しんでください♥


以上、BLアワード小説作品のおさらいでした。
どの作品も2人の恋の様子を通して登場人物の過去や生き方に踏み込んでいき、より重く濃厚に書き切っている作品が多くありました。

2018年以降はWeb小説の商業化なども流行りつつあり、個性が強い作品が出てくる中でもやはり小説は「溺愛&切なさ」の傾向がある作品が人気の模様。わかります! どちらもBLには最高のトッピングです!!  特に「切なさ」については、2人の心のすれ違いや愛ゆえに傷つく姿は泣きたくなるほど苦しいはずなのに、その苦しさが逆に……萌え滾る……! 腐女子の萌えはいつの時代も業が深いようです♥

それでは「小説版BLアワードビンゴ」の結果からあなたのベテラン腐女子度をチェックしちゃいます!

0ビンゴ:まだまだ初心者! ようこそBL小説沼へ、もっとずぶずぶハマっていきましょう!
1~2ビンゴ:BL研究生! 自身の性癖沼以外にも飛び込んでみましょう
2~4ビンゴ:BLマスター! 胸を張ってください、あなたはもうBL小説沼の主です。
5ビンゴ以上:BLプロフェッサー誕生! 周囲の人にBL小説を布教していきましょう!
全ビンゴ:BL小説沼の生きる伝説! スゴイ……、凄すぎる……、このまま走り続けてください。

いかがでしたでしょうか?
この他にも犬飼のの先生の『ブライト・プリズン』シリーズや夜光花先生の『少年は神の花嫁になる』シリーズ、樋口美沙緒先生の『愛の巣へ落ちろ!』シリーズなど近年BLアワードにランクインしておりかつ長く続いている作品は多くあるので、ぜひ読破にチャレンジしてみてください!

そして小説版BLアワードビンゴで「これも入れてほしい!」等の作品がありましたらぜひコメント欄で教えてくださいね♥

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コメント1

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匿名1番さん(1/1)

紹介文がユニーク、例えば「生々しく非現実的な雰囲気を漂わせる本作」なんて、面白い表現を目にしたら、読みたくなってしまう。それで、さっそく買って、今読んでます。
榎田尤利先生の作品は、「夏の砂、夏の子供」の他は、興味が行かなかったのですが、良い切っ掛けをもらえました。
面白い記事でした。

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