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【動画あり】家族にはオタバレ・腐バレをした?"腐女子の姉をもつ弟"取材レポート

2020/06/22 16:16

家族に「オタバレ」「腐女子バレ」してる?



腐女子とその家族には、微妙な関係性が存在します。腐女子家族がどのくらい我々の業界を理解しているか、そして己の性癖をどこまで家族へ開示すべきか……。そのラインを見極めようとした経験は、きっとあなたにもあるはず。

「腐女子、またはオタバレしてる?」「そもそも家族は腐女子の意味を知ってる?」「BL本はどのレベルまでなら本棚に置ける?」等、明確な答えのない"バレ問題"は、解決や落としどころが難しい……。その難易度は、さながらフェルマーの最終定理。自分が腐女子である限り、そして家族や友人との関係を大切にするほど、悩んでしまいがちに。さらに、それは思春期であったり年齢が若いほどに顕著です。大人になるほど「好きな人は同じ趣向の人だけで分かり合えればいい」と、どこか線が引けるのですが、折り合いは人それぞれ。

そんな、己の抱える趣味の秘密や萌えを共感したい気持ちと戦ってきた方々やその家族に注目。どんな経験をしてきたのか、インタビューを行いました。今回は"姉が腐女子"という弟さんです!

※本記事は、ちるちるYouTube企画で行なった取材内容の書き起こしです。
※インタビューにご協力いただいた姉弟さんお二人ともに、許可を得て取材しています。
※本企画の趣旨から、商業BLに限らずインタビューを行っています。

腐女子の姉から英才教育⁉27歳・弟の場合



今回インタビューにご協力いただいたのは、Jさん。そして事前に腐女子のお姉様にヒアリングもしていただきました……!
 

基本情報


Jさん(一般人・男性)

家族:腐女子の姉を持つ。大学進学とともに上京、姉は実家住まい。
年齢:27歳
趣味:漫画・アニメ。最近は『鬼滅の刃』にハマる。

Jさんのお姉様(腐女子)
年齢:29歳
腐歴:およそ15年説が有力。レインボー便箋の時代を生きている。
業界:金髪ロン毛とオカッパキャラに人生を狂わされている模様。

筆者
Jさんと友人。
弟がいるが、家族含め腐女子バレしてないはずだと信じている。
思春期に自分で描いたエロイラストを母に見られた過去があり、未だに夢でうなされる。

オタク姉弟を育んだ種は"種"だった


――いつ頃お姉さんが腐女子だと気づいたの?
Jさん:決定的だったのは、姉が大学生の頃。アニメや漫画の男性キャラが好きなのは、小学校〜中学校から片鱗がありましたね。多分、趣味は姉が女子校生になったあたりから、エスカレートしていった。姉は大学も女子校で、BL好きな友達が周りにいました。その頃からBL本も買ってたし、コスプレもやってました。

――女子高時代から、オタクとして羽ばたいたんですね……(共感が止まらない女子校出身の腐女子)。お姉さんの"腐女子の片鱗"って、どんなところ?
Jさん:元々アニメや漫画の影響を姉から受けていたんですけど、当時『◯ンダムSEED』や『蒼穹の◯ァフナー』等、アニメが放映してる時によく姉がアニメージュやニュータイプの雑誌を買ってきてました。

――買ってる雑誌が「おや……?」という感じだったんですね! 弟さんも雑誌の中身も見てましたか?
Jさん:ガンガンみてました! 毎月姉が買ってたから読んで、たまに自分も買ってきたので。

――理想的な仲良しオタク姉弟……! 他にも共通のアニメなどはあった?
Jさん:小学校からアニメや漫画を一緒に見てたのと、『魔探偵ロキ』、『セキレイ』とか……。イラスト投稿メディア『季刊エス』『スモールエス』を姉が買ってたし、「この作画いい!」とかそういう会話もしてました。

――お姉さんから「私腐女子だよ」といった告白はあった?
Jさん:告白はないのですが、ガンガンBL系のものを見てたから「言わずとも分かるだろ」という感じでしたね。薄い本もあった気がする。あとは、Pixivは会話でも出てきてたので使ってたと思う。

――お姉さんはオタバレ・腐女子バレは弟以外の家族にしてる?
Jさん:薄々気づいてるけど、直球では言わないですね。でも普通に自宅にフィギュアも置いてあるので、「バレないのが無理だろ(笑)」という状況です。

――お姉さんが腐女子と知った時はどう思った?
Jさん:特になんとも思わなかったかなあ〜。元々『ガンダムSEED』等アニメ作品でも「あのキャラめっちゃいいよね!」っと語ってたから、自分自身も偏見がないです。姉が男性キャラ好きなのも全然ありうるので、違和感はなかったですね。

――ここまでお話を伺った感じ、幼少期からお姉さんは弟を沼に誘い、徐々に外堀を埋めていますね。そのため受け入れてもらいやすく、オタバレのハードルが低かったのかもしれませんね!

一方、お姉さんから事前に「バレた時のお気持ち」もお聞きしました。 お姉さんはオタクとして堂々と生活されてる印象ですが、心の中ではオタバレしそうな時、「世の中いろんな人がいるので、内心冷や汗…。」とのことでした……。

――お姉さんのアカン本(広義)を読んだことある?
Jさん:アカン本(笑)。R-18かは覚えてないけど、BLの漫画は普通に家にあるからパラパラ〜とみて「こんな感じなのね」という感じでした。

――スルー力がエベレスト……なんて懐の広い弟……。ところで、お姉さんの事前ヒアリングから「(BL系の)物を隠しています。」という情報が。今回お話を聞いたところ、家族に思いっきりバレてるけど本人はバレてない気持ちなの……!?

Jさん:ああ、それは親向けの対応ですね。弟はアニメも漫画も好きで、姉は隠す気が無いけど、親はどちらかというと理解があるというわけではないので、見て見ぬ振りをしています。お互いに「察しろよ」みたいな。

――ご両親は腐女子ってことも知ってるんですかね……?
Jさん:"腐女子"という言葉自体、親は知らない気がする。多分ですけど。

――確かに、そういう世代がいてもおかしくない……!姉弟でオタクトークはする?
Jさん:全然しますね。Twitterで相互フォローしてるし。兄弟で『蒼穹のファフナー』が好きだから、お互い「見た?見てない」等映画の感想を言い合ったりしてます。


――「腐女子的にこの作品のここがいい!」みたいな話は弟ともするの?

Jさん:バレー漫画作品だと◯◯と××が云々という話はします。元々「どのキャラが好き?」的な話ぐらいはしてました。姉のアカウントでは、バレーの漫画作品の腐女子ツイートや、最近だと舞台ツイートも。腐女子ツイートも普通に僕も見てますね(笑)。

――すごい仲良しですね……私の場合実弟に腐女子ツイートを見られたら墓穴を掘り始める……。

一般人・Jさん(弟)とBLの距離感


実は、日頃のJさんの好みから「BLにハマる素養がある」と睨んでいる筆者。でもまだ運命の出会いをしていないのかもしれませんね……。もっと趣味をリサーチしていきたいと思います!


※Jさんの回答を読みながら、読者の皆さんも「私ならこれ」とBLソムリエになった気持ちで考えてみてください!!

――BLジャンルに関する感想ってありますか?

Jさん:いちジャンルとして確立されてるなあと思います。
劇場化した作品もあるくらいだし、見たい人は見ればいいんじゃない?と。自分の好みには、刺さりはしてないかな。

――ちなみに百合は嗜む?
Jさん:(積極的に)読みはしないけど、読んだことはある。自分にとっては百合もあんまり刺さりはしませんが、『がっこうぐらし!』『ごちうさ』的なアニメは見る。百合、というより日常というジャンルが好きなので。

――いつも読んでる漫画は?
Jさん:少年・青年・少女コミックも読みます。

――少女漫画なら何が好き?
Jさん:最近ですごい面白いなと思ったのは『指先と恋々』。森下suu先生の作品です。尊すぎてやばい。早く3巻出ないかなと思っていて、最近の推しです。超面白い!
あと、『はじこい』と呼ばれてる、『初めて恋をした日に読む話』。持田あき先生の作品で、横浜流星さん主演で実写化している作品。
その他にも芦原妃名子先生の『Bread&Butter』もよく読みますね。

――甘くて可愛くて、大人も満足するラブストーリー……! このラインナップは、商業BLも好きになってくれる可能性があるはず……!

インタビューのお礼として、JさんにはオススメのBL本を進呈することに。進呈されたBL作品片手に、お姉様とBLトークをしてくれるとのことで、インタビューは終了!

筆者の頭の数学式では、男性でもハードルが低い『ワンルームエンジェル』か、人生の名言や大人の恋を描いた『オールドファッションカップケーキ』が良いかなあと思いましたが、皆さんならJさんにどのBL作品を勧めますか?

以上、"腐女子を家族にもつ弟さん"インタビューでした! 本記事の取材の模様は、ちるちるYouTubeチャンネルでもご覧いただけます。

その他にも、腐女子オフ会気分が味わえるLIVE配信や、オススメBL動画もアップしていきますので、よければチャンネル登録もよろしくお願いいたします!

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