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昭和系BLの女王・羽生山へび子先生の人情味溢れる名作5選を振り返る

2020/07/30 19:00

温かくも世知辛い。羽生山へび子作品を読んだことはありますか?

 

シリーズコミックス『晴れときどき、わかば荘』で有名な羽生山へび子先生。
先生の作品はどたばたラブコメディからガチ猫BLまで幅広く、伝え切れないほどの魅力が詰まっています。個性と刺激に溢れた作品は、読んでいてずっと終わってほしくないような……、そういった魅力に溢れていますよね。そんな先生の作品はLINEスタンプ化されたりと、様々な場で輝いています!

そんなコミカルかつ個性溢れる作風が目印の羽生山へび子先生ですが、惜しまれながらも去る6月20日にご逝去されたことが、7月23日に公表されました。

今だからこそ、羽生山へび子先生の名作を思い出と共に振り返ってみませんか?
こちらの記事では、先生の作品をユーザーのみなさんのご感想と併せてご紹介します!「我こそは羽生山へび子先生のファンだ! 」という方も今まで作品に触れてこなかった方も、ぜひ羽生山へび子先生の魅力に触れてみてくださいね!

 

ドタバタラブコメを読む手が止まりません!

コミックス『晴れときどき、わかば荘 あらあら』作:羽生山へび子

 


あらすじ
駅から3分風呂トイレ付き。女装ママが管理するアパート『わかば荘』。101号室の千葉晃太は悩んでいた。男に恋をしたことに。そこで、マブダチの翔に背中を押され告白を決意するのだが…!? わかば荘に暮らす男たちの笑いあり涙あり、すったもんだの恋愛事情を羽生山へび子がお魅せします!
 

【萌え!の声】(ちるちるレビューから一部抜粋)

どのお話でも、すっごく羨ましく微笑ましい幸せな空気が漂ってるんですよ。社会人の、特に日本のサラリーマンの切ない感じもリアルに出ていて、ずっと応援したくなっちゃう作品ばかりです。(すっぽんぽん。さん)

思わず顔がほころぶような優しさや、胸を締め付けるような切なさや、思わず吹き出してしまうような面白さが散りばめられていて、その絶妙なバランスに心を鷲掴みされてしまいました☆ (粉雪さん)


羽生山へび子先生といったらこの作品を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
独特なタッチに圧されるも読んでみるとその人情味あふれる話に心が掴まれハマってしまう方続出でした。複数のカップルがわかば荘というアパートで繰り広げる恋は個性豊かでとにかく甘酸っぱいのです……!
こちらの作品は舞台化もしており、舞台上でのキスシーンや絡みも話題になりましたね!まさに古き良き現代BLの真骨頂となった作品でした。


羽生山へび子先生初コミックスはまさかの!?

コミックス『僕の先輩』作:羽生山へび子

 


あらすじ
自称・愛のハゲタカこと飴宮はじめは、学校中から恐れられている先輩、二宮三郎に猛烈アタック中。ハイエナよろしくつきまとうはじめにウンザリ顔の三郎だったが、一途で真っ直ぐな体当たりの告白に気持ちはガッチリ仕留められた!?笑って、ヘコんで、ご飯食べて、一緒に過ごした今日は、とっても幸せだ!
 

【萌え!の声】(ちるちるレビューから一部抜粋)

ギャグベースだけど、その合間にぎゅっと詰め込まれた繊細な心理描写がお上手です。いちいちキュンとくる。(イサヲさん)

全然色っぽくないのに、ものすごく素敵な作品。このキュンはまた別モノのキュンとして、他にない作風として高く評価できるものだと思いました。(茶鬼さん)

 

胸キュンする読者が続出したこちらの作品、コメディ&シリアスのバランスがなんともいえず丁度良い男子高校生BLでした!
その表紙のほのぼの感を裏切る(!?)ようなハイペースで進む笑いと恋は中毒必至です。受けの「愛のハゲタカ」こと飴宮はじめのどこまでも一途で健気な思い、そして強面だけど優しくて硬派な攻めの二宮三郎が飴宮にほだされていく様子には、まさに不器用な恋そのもの……もう胸キュンが止まらないのも納得です。

羽生山へび子先生が人気な理由の1つであるほのぼのとした日常の描写も細かくされており、男子高校生BLをたっぷり楽しめる贅沢な作品でした。
 

これが本当の猫BL

コミックス『きゃっつ ~四畳半ぶらぶら節~作:羽生山へび子

 


あらすじ
其処は大江戸、柳町。煩い大家の長屋の一角に住まうは、仕事もせずぶらぶら過ごし、隙あらば色仕掛けしてくる居候・弥源治と、そんな弥源治を養う人気魚売りの清二だ。けれどある日、弥源治が子猫を拾ってきて?
 

【萌え!の声】(ちるちるレビューから一部抜粋)

清二と弥源治のやりとりは笑えて、恋愛要素はないのにふとした台詞や表情になんとも言えない雰囲気が漂う。上手いなぁ~。猫ってところがものすごく効いています。(迷宮のリコリスさん)

笑いや可愛らしさの背景に、登場人物たちの過去や世間の世知辛さもしっかり盛り込まれているので、そこはかとなく泣けてきたりもします。(mayutaさん)

 

擬人化を超えたガチで猫のBL、異色の作家・羽生山へび子先生だからこそ描けたBLではないでしょうか!?
攻めも受けも猫な見た目のため「ちょっと近寄り難いかも……」と思っていた読者の皆様を一冊で虜にさせる猫&江戸BLの魅力が詰まりに詰まった今作は、雰囲気で魅せる作品でした。
実は2人(2匹?)の間に芽生える恋はなかなか分かりづらいのです。しかし徐々にほだされていく様子やユーザーの方々の中でも度々書かれていた「色っぽさ」が2匹の間には漂っており、それが萌えにつながる方は多くいました。

羽生山へび子先生の作品は目に見えてわかりやすい萌えポイントは少なく、読者の方々が読み進めていくうちにゆっくり気づいていく、そんな遅咲き系の萌えを詰め込んだ作品が多いと思います。

優しくほのぼのとした雰囲気の表紙にそぐわぬ世知辛さを含んだ物語も、読者の方を虜にする理由かもしれませんね!
 

不器用な恋に思わず胸キュン♥

コミックス『夜明けのブルース作:羽生山へび子

 


あらすじ
男運の悪いスナック・マスターの前に現れた全開バリバリ願望のリーゼント野郎カッチー。店で働くことになったカッチーは男気の恋を実らせる事ができるのか? 昭和テイスト・ラブロマン!
 

【萌え!の声】(ちるちるレビューから一部抜粋)

これでもかというくらい笑って、キュンとなって、やっぱり最後も笑えて、読み終えた後には胸がじんわりあたたまり、幸せな気持ちになりました。(kaya。さん)

彼らを取り巻く他のキャラ達も皆それぞれ役割に意味があって、1人ひとり印象に残るキャラばかりで作品に大きく貢献していたと思います。(Sakura0904さん)


リーゼントのヤンキーにスナックのマスターに昭和の町並みにとノスタルジックな萌えポイントをぶち抜いてきているこちらの作品は、内容ももちろん裏切りません!
「羽生山へび子先生あるある」の笑いすぎてお腹が痛くなるコメディと不器用ながらも精一杯な恋の様子への胸キュン、どちらもたっぷり詰まった今作は性癖に突き刺さる人が多いのではないでしょうか?
そしてユーザーコメントでもあった通り、全ての登場人物が個性豊かでどこまでも人情味溢れ温かい……、そんな羽生山へび子先生の描く世界観に元気をもらう方も多そうです。
 

大人たちのすったもんだな青春逃亡劇!

コミックス『SEX TRUCK ROCK’N’ ROLL作:羽生山へび子

 


あらすじ
トラック運転手のヒデは事情あって同僚の弟と謎の男を同乗させるハメになる。散らかる車内、仕事の邪魔、ピクニック気分の二人に気の休まらないヒデだったが、次第に仲間意識も芽生え─運ちゃん、ロッカー、柳腰で送る青春爆走24時!
 

【萌え!の声】(ちるちるレビューから一部抜粋)

なんだかやる気がでないとき、ちょっとくじけそうになったとき、読んでみてください。きっと元気がわいてくると思うんです。人情ものやチームワークが好きな人、仕事がつまらなかったらたぶん人生の大半おもしろくない…そんなふうに感じたことがある人にも、きっと響くものがあると思います。(詩雪さん)

旅路の途中で置いていかれるのは読者としては悲しいけど彼らの旅や人生はこれからも続いていく。名残惜しくも爽快なハッピーエンドです。(Krovopizzaさん)

 

羽生山へび子先生のリーゼント攻めは漢気がありすぎて萌え滾る気持ちが止まりません……!

今作はいつもの作品より少し非日常な話ですが、羽生山へび子先生ワールドは相変わらず全開です。

レトロな雰囲気と共に、人から慕われる硬派な漢な攻めのヒデと暗い過去を持った受けのさくらが繰り広げる逃亡劇は出会いからラストの美しさまで文句なしの名作です。表紙のポップな明るさをそのままにしたようなギャグシーンも見所ですが、主役の2人の揺れ動く心情には思わず涙してしまった方もいるのではないでしょうか……?


以上、羽生山へび子先生作品を振り返ってみました。
羽生山へび子先生の作品はどれも温かさの中に切なさを含んだコメディBLが多くありましたね!
レトロな絵柄と人情味溢れるストーリー、この2つが両立している羽生山へび子先生作品を何回も読み返しているというちるちるユーザーの方も多く見られ、その人気は言わずと知れたものです。

先生のご逝去という悲しいニュースがあった時だからこそ、ぜひたくさんの魅力が詰まった羽生山へび子先生の作品を楽しんでみてくださいね!

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ご冥福をお祈りいたします。

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コメント3

投稿順|最新順

匿名2番さん(1/1)

全作品持ってます。数は少ないけど全て宝物のような作品ばかりです。好きすぎるけどレビューできていないので、読み直した後レビューしたいと思います。

先生、心にしみる名作達をBLというジャンルで生み出してくださってありがとうございます。本当に悲しいですが残された素晴らしい作品達を何度も読み直して楽しみたいと思います。

コミカルでノスタルジックで笑いあり涙ありの唯一無二の作風、いつまでも大好きです。

匿名1番さん(1/1)

独特の感性を持った作家さんだと思います。Twitterでも気さくに、お返事をくれたりしました。
ほんとうに
ほんとうに 悲しいです。
押し付けるつもりはありませんが まだ未読の方がいらっしゃったら【晴れときどき、わかば あらあら】
【晴れときどき、わかば荘 まあまあ】の2冊を是非……私の中でケンちゃんは男前No. 1です…
へび子さんが虹の橋を渡って体が軽くなり楽しく笑っている事を願って止みません…
沢山の癒しと笑いと涙をありがとうございました。

羽生山へび子先生がお亡くなりになった事をこの記事で知りました。
とても驚いています。
私はまだ「晴れときどき、わかば荘」しか読んだ事がありませんが、お話も絵も優しい雰囲気が好きだなと思っていました。
羽生山へび子先生のこの優しい雰囲気の新作は、もう読めないのですね…。
まだ読んでいないこれまでの他の作品達を入手して、じっくりその世界を味わいたいと思います。
羽生山へび子先生、素敵なお話をありがとうございました。
ご冥福をお祈り致します。

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