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はたして萌えはあるのか…?好みが分かれること間違いなしの後味悪い系BL5選

2020/10/18 11:00

トラウマ注意!メリバを超えたヘビー級王者揃い踏み

 


メインの二人は必ず結ばれる、ハッピーエンドが基本のBL界。そんな中で”メリバ”、つまりメリーバットエンドはジャンルとしての立場を確立させつつあります。しかし今回はそれを超える、後味の悪いBLを集めてみました! もはやメリーですらない鬱々エンドに苦手意識を持たれている方も多いかと思いますが、読めば意外とクセになるかも!? ぜひこの機会に新しい扉を開いてみませんか?

 

裏社会の男たちの愛と夢

コミックス『刺青の男』作:阿仁谷ユイジ

 


あらすじ
己で刻んだ印を背負い、愛を求め続ける男たちの物語―――刺青を持つ三人の男たち(牡丹の潟木、ラナンキュラスの武藤、狂い鮫の埜上)。それらに絡む謎の男、久保田。社会の裏側を生きる男たちに救いはあるか…? 刺青シリーズ完結編『みんなの唄』描き下ろし42ページを加え、すべての物語が収束される。ほか、片思いの相手が毎夜生き霊になって現れて……『はるのこい』『ゆめのあんない』を加えた異色作品集。

おすすめポイント
ラスト数ページの衝撃が強すぎます……! まさに誰もが納得する王道の後味の悪さ! タイトルの通り刺青をもつ裏社会の男たちが登場するこの作品、刺青フェチにはたまりません‼ 特に阿仁谷先生の繊細な筆致で描かれる肌色シーンでの刺青は必見です。
ストーリーは1話1話に伏線が張り巡らされていて、全てが繋がっていく展開は鳥肌モノ! 流血シーンも多い本書、中でも組の頭「狂い鮫の埜上」はかなりのクズで人を殺すことに何のためらいもありません。そんな埜上が謎の男・久保田をレイプするシーンはエグすぎて直視できない……。クズあり、裏切りあり、暴力ありの世界で体を張って毎日を生き抜く男たちの物語をぜひ一読ください!

 

 

闇深男子高校生の報われない恋

コミックス『紅い椿と悪い虫』作:博士

 


あらすじ
同性愛者の転校生・白椿は、転校早々にクラスメイトの変人・貝柄に目をつけられてしまう。美しいものに固執する貝柄の歪んだ愛情表現でイジメられ、大人も同級生も信用できず、一人で堪え忍ぶ日々。そんな中、いつでも真っ直ぐ向き合ってくれる日向先生の存在が次第に大きくなっていき……。

おすすめポイント
DK……学ラン……尊い!!! しかし爽やかな青春物語とは程遠いストーリーの本書。貝柄が主人公の白椿をいじめることから物語は進んでいきますが、まず貝柄が不気味すぎる! 「君を世界で一番不幸にしてあげる」と、歪んだ愛情で白椿を追い詰めていきます。いじめシーンもかなり酷く、まさに狂気の沙汰。そんな白椿の唯一の救いが日向先生で、先生と白椿のシーンは読者にとっても数少ない癒されポイントです。しかしその日向先生さえも貝柄は巻き込み、3人は壮絶なラストへと向かっていきます。終始仄暗さの漂う中でもどこか美しい雰囲気のこの作品。特に最後、屋上でのシーンは後味の悪さが残りつつもドラマチックな描写に魅了されてしまいます。

 

 

仄暗レトロな世界観がたまらない……!

コミックス『月食奇譚』作:春泥

 


あらすじ
「僕らは本当に永遠に結ばれるかもよ」どこにも居場所のなかった星野の前に現れた、謎多き同級生の山田。彼の真実に触れたとき、運命の歯車が回りだす……宿縁の呪い、連なる因果、猟奇と純愛の物語。

おすすめポイント
春泥先生といえばこの80年代チックのレトロな絵柄! この昭和な画風が本作のホラーテイストを加速させています。 表紙からカバー下統一された世界観も見どころの一つ。ぜひじっくりと鑑賞してみてください!
昭和の猟奇殺人事件が重要な鍵となる本作。物語は現代と昭和を行き来するのですが、どちらの場面でも驚くほど人が死にます。ラストも安定の血なまぐささで重苦しい気分になること間違いなしです! 輪廻転生というテーマをここまでアングラに落とし込んだものは他にありません……! かなりクセのある作品ですが、江戸川乱歩や夢野久作のような怪奇・猟奇小説が好きな方は絶対にハマると思います

 

 

絶望止まらぬジェットコースター系BL

コミックス『スピンアウト』作:国枝彩香

 


あらすじ
できの悪い社長子息・涼馬の世話係としてストレスの多い日々を送るごく平凡な会社員・巽は、月に一度か二度、ホテルの一室で美しく妖艶な男・三木と合意の上でのSMプレイを楽しんでいた。素直で優しく繊細な涼馬を大切に思い、守りたいと願う一方で、謎の多い三木との逢瀬を重ねるごとに三木に対する興味と執着が芽生え始めーー……

おすすめポイント
言いようのない不可解さが漂うこの作品。ストーリーは三木と巽のSMシーンから始まるのですが、「え、これはレイプでは……?」と思ってしまうレベルの高さ。しかし2人は割り切っており、プレイ時と普段の2人のギャップに驚かされます。はじめはただの性の捌け口としての関係でしたが、巽が世話係を務める涼馬も巻き込み、2人の関係は段々と変化していきます。
そんな展開の中で、注目するべきは三木と涼馬のメンヘラっぷり‼ 三木はテンションの高低が激しく、とにかく何をしでかすかわからない怖さがあります。一方で涼馬は隠れメンヘラで、一見常識がありそうなのに実は……という意外さ。そんな3人が迎えるジェットコースターのような展開、特に後半は絶望感満載で必見です!

 

 

美しすぎるダークな大正ロマン

コミックス『櫻狩り』作:渡瀬悠宇

 


あらすじ
其れは、大正九年。僕が、数えで十七の春だった。僕を殺して呉れないか。時は大正九年。一高入学を目指して志高く上京した田神正崇(たがみまさたか)が奇しくも出逢ったのは、謎めいた美青年、俟爵家の御曹司・斎木蒼磨(さいきそうま)だった。その時から、正崇の運命が狂おしく迸りはじめる――!! 愛憎入り乱れる、美しくも悲痛な大正浪漫幻想譚!!

おすすめポイント
「ふしぎ遊戯」などで知られる渡瀬先生の耽美な大正BL! この表紙からも分かるように、絵が繊細でとても美麗なんです! 主人公の田神少年の微笑みかけるような表情がはかなさを醸し出していて良い……! そしてそんな美少年が謎多き御曹司にあんなことやこんなことをされてしまいます……‼
守りたい! でも泣かせたい! そんな攻めの気持ちに死ぬほど共感してしまうほど、受けの健気さに魅了されます。また攻めの斎木もかなりの美青年で、ちょっとSっ気の強いクールな表情がたまりません! エグいプレイも多い濡れ場ですが、この2人の絡みだと美しく見えてしまいます。そして肝心のラストも、申し分のない後味の悪さ! メインカプ2人を取り巻く人々の心情にも注目です。最後まで目が離せない展開をぜひお楽しみください!

***
 
いかがでしたでしょうか。今回はとにかく鬱重視の後味悪い系BLをご紹介させていただきました! エグ描写満載のストーリーに絶望感溢れるラストをぜひ堪能してみてください!

関連作家・声優

コメント4

投稿順|最新順

匿名4番さん(1/1)

人ななぜ病んでるときほど鬱作品を求めるのか

↑これが気になった
求めているとき、実は病んでたのか~
どういうときに読みたくなるのか、その心理が気になってた

匿名3番さん(1/1)

雑食故、鬱々エンドを好む訳ではないのに櫻狩り以外は読んでいました。
この記事でスピンアウトをまた読みたくなってきた…。

匿名2番さん(1/1)

1番さま。分かります!好きな作家さまも意外に描いてらっしゃるかと思うので、そこからトライされるのも手かと。比較的最近ですと、市梨きみ先生の「心中するまで待っててね」もココに入れてもいい作品だと思いました。

匿名1番さん(1/1)

普段ハピエンばかり読んでいる、初心者で足踏みしている者です。後悔したくないという思いが強いあまり、なかなかこういった作品には手を出せずにいます。でも読める作品の幅を広げたいと思う気持ちもない訳ではなく…グルグル悩んで諦めるというのを繰り返しています。

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