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不朽の名作BL30選 2020!コロナ禍の「おうち時間」で名作を再確認!?

2020/10/30 16:00

王者復活、シリーズ作品台頭!圧倒的な「名作力」を見せつけた2020年

 

 
ちるちるユーザーの皆さん、大変長らくお待たせしました!! 毎年恒例、腐っても朽ち果てぬ「不朽の名作BL30選 2020」、ついに本日発表させて頂きます!

数あるBLコミックス・小説の中から、特に評価の高い作品をランキング形式で発表するこの企画。2019年はこちらの予想を良い意味で裏切る結果となりましたが、果たして今年は……⁉ それでは早速見ていきましょう~♪

選考方法
発売日から3年経過した作品のみを抽出して、2019年8月1日~2020年7月31日までの直近1年間に獲得したちるちる評価ポイントで選定しています。


お分かり頂けたでしょうか……。圧倒的な支持を誇る名作ばかりですが、アノ作品が王者に返り咲いたり、前回ランキング外だった作品が急上昇していたりと、今年も興味深い展開になっております! 毎年このランキング結果を見るたびに改めて名作が名作たる所以を実感しますね。
今年もたくさんのレビュー・評価ありがとうございました!

過去ランキング一覧
腐女子・不朽の名作30選 2015
腐女子・不朽の名作30選 2016
腐女子・不朽の名作30選 2017
腐女子・不朽の名作30選 2018
腐女子・不朽の名作30選 2019 コミックス編
honto×ちるちる 不朽の名作BL小説100選

 

首位奪還&順位爆上げ!名作の底力を見せつけたコミックス編

 

注目ポイントはココ!ランキング比較


1位 『どうしても触れたくない』作:ヨネダコウ
これぞ4連覇の力……! 皆さま、王者の復活です! 昨年惜しくも首位の座を逃した『どうしても触れたくない』が今年再び頂点に舞い戻ってまいりました~\ドンドンぱふぱふ/
ノンケ上司×ゲイ部下の切なすぎる恋模様は、いつ読んでも、そして何度読んでも読み手の心をグッと貫きます。2008年発売という事実にいつも驚かされます……。
5連覇達成ならず……からの王者返り咲きという結果は、名作中の名作だから成せる業。未読の方はぜひこの機会にお手に取ってみてください! ヨネダ先生、改めておめでとうございました!!

2位 『囀る鳥は羽ばたかない(1)』作:ヨネダコウ
昨年10位だった『囀る鳥は羽ばたかない(1)』が今年は急上昇! なんと1位2位がヨネダコウ先生の作品という結果になりました!! 誰もが驚くこのワンツーフィニッシュ現象、実は今回が初めてというわけではなく、2016年の段階ですでにこの快挙を達成していたんですよね……。一度ならず二度までも……さすがとしか言えません!
衝撃の展開が続く原作コミックス、そして劇場版アニメの公開によって華々しく上位に浮上した『囀る鳥は羽ばたかない(1)』。ふたりの恋の行方が気になりますね~!

4位 『テンカウント(1)』作:宝井理人 
不愛想カウンセラー×潔癖症秘書の大人気シリーズ『テンカウント(1)』が昨年からググッと順位を上げて第4位! 2015年のランキング公開以来、初のトップ5入りです! おめでとうございます~!!
2018年の最終巻刊行にともない、シリーズ第1巻から読み返して改めてその良さを確認したというファンも多いのではないでしょうか。テレビアニメ化も決定していますし、まだまだ熱は冷めそうにない、名シリーズのひとつです!

5位 『抱かれたい男1位に脅されています。』作:桜日梯子
2018年にテレビアニメ化され、爆発的な人気を得た『抱かれたい男1位に脅されています。』。アニメ放送終了後も、コラボカフェの開催、劇中劇の舞台化など、その勢いは留まるところを知りません。
そんな『だかいち』がついに悲願達成! 初のトップ10入り? いえいえ、驚異の追い上げで第5位獲得です~!!(感涙)。桜日梯子先生、そしてファンの皆さま、おめでとうございます! 原作コミックスも早7巻、ちゅんたかの活躍から目が離せません!

6位 『ブルースカイコンプレックス』作:市川けい
5位の『抱かれたい男1位に脅されています。』に続き、初のトップ10入りを果たした『ブルースカイコンプレックス』。高校生から大学生へ……。新刊が出るたびに変化するふたりに「ずっと見ていたい!」の声が続出する名作シリーズです。
昨年夏に番外編コミックス発売、そしてBLアワード2020ではシリーズ部門第3位を獲得し、巻を増すごとにその魅力が増していく本シリーズ。男同士という困難を乗り越えたふたりの成長と恋の物語は色褪せることない名作です!

2020年の傾向


「予測不能」のひと言に尽きた2019年。対して今年は「名作やはり強し……!」とその底力を実感する結果となりました。
すでに述べたように『どうしても触れたくない』が2019年を除くすべての年で首位を獲得していることに加え、今もなお圧倒的な支持を得続ける長編シリーズが上位ランクインと、「人気があるのには理由がある」を体現するかのような作品が目白押しです。
また、昨年10位以下あるいはランキング外だった作品が順位をかなり上げるといった傾向も強く、前述の5位・6位に加え、7位恋愛ルビの正しいふりかたや8位にいちゃんもこれにあたります。コロナ禍における自粛生活で、名作を読み返したり、良い機会だから読んでみたという方が増えたのかもしれませんね!


同シリーズで複数ランクインも!長編シリーズが強い小説編

 

注目ポイントはココ!ランキング比較


1位 『美しい彼』作:凪良ゆう/イラスト:葛西リカコ
堂々の第1位に輝いたのは凪良ゆう先生の『美しい彼』!! 前回の2位から順位を上げ、今年ついに栄冠を勝ち取りました! 今年は一般小説でも大活躍の凪良先生、その魅力が爆発しております!
下僕気質が止まらない平良とツンデレ日本代表の清居という個性的な人物描写が本作の魅力のひとつ。「感動した!」というレビューも多く、ふたりの数年間の軌跡と繊細な心理描写が高い評価を得ています。
まだまだ未完結の本シリーズ、続刊のランクインにも期待大です!


2位 『パブリックスクール-檻の中の王-』作:樋口美沙緒/イラスト:yoco
3位 『パブリックスクール-群れを出た小鳥-』同上
6位 『パブリックスクール-八年後の王と小鳥-』同上

第2位・3位は『パブリックスクール』シリーズが独占!  前回ランク外からの急上昇、6位も含めると合計3作品がトップ10入りです!
英国、名門貴族、パブリックスクール……夢のような世界観がたまりませんよね……! yoco先生の美麗な挿絵も外国のような雰囲気を倍増させています。貴族の煌びやかな寮生活を描きつつ、血統や人種差別などシリアスな展開も多いストーリーが読者の胸を射止めたのでしょう! 身分違いの恋も大きな人気ポイントです♪

4位 『イエスかノーか半分か』作:一穂ミチ/イラスト:竹美家らら
第4位はおおらかな映像作家×腹黒アナウンサーのロングシリーズ! 腹黒受けの金字塔とはまさにこの作品のこと。
国江田が腹の内で吐く暴言はかなり酷くて「二重人格か!?」と疑うレベルですが、根本にあるのは真面目な性格。そんな国江田の二面性を受け止める都築に愛を感じます……!
道ですがリアリティのある勘違いから始まる出会いは素晴らしいのひと言に尽きます。スピンオフ作品の横顔と虹彩をはじめ、シリーズ内から4作品が15位以内のランクインを果たしました!

7位 『DEADLOCK』作:英田サキ/高階佑
第7位は「ハードボイルド~!!」な雰囲気がBLファンを掴んで離さない『DEADLOCK』。1巻刊行から15年近く経った今でも衰えることのない人気シリーズです!!
刑務所モノということで暴力的なプレイがメインかと思いきや、複雑な思惑が交錯する深いストーリー展開!! ディックとユウトの両方が男らしく、ふたりの間で交わされる映画のようなセリフ回しがかっこよすぎます!
ハリウッド映画のような雰囲気で唯一無二のジャンルを成立させた名作中の名作です。

2020年の傾向


とにかくシリーズ作品が多く見られた2020年。同一シリーズから複数作品のランクインが目立ちます。特に『パブリックスクール』シリーズは初ランクインにも関わらず10位以内に3冊登場と大躍進を遂げています! コミックス同様、コロナ禍でシリーズ作品をまとめて読む時間を確保できたことが関係しているのかもしれません。
ストーリー面ではなんと全ての作品に「せつない」のタグがついており、恋愛の過程やその間の心情描写を丁寧に描いた作品が好まれているようです。また、受けの属性は「強気」と「健気」という相反するふたつが強い結果となりました。ツンデレと健気系の二大勢力の戦いといったところでしょうか……! とても興味深いですね~!


不朽の名作30選、あなたは何冊読んだ?来年の結果も楽しみだ~!


不朽の名作30選 2020、いかがでしたか?
予想外のランキング結果になった昨年からもう1年……今年は本当に月日が経つのが早い気がします。

「名作って言われると何だかハードルが高くて……」と何年も足踏みしている方も多いかと思いますが(筆者もそのケがあります)、今年はぜひ一歩前に踏み出してみてはいかがでしょうか。

来年のランキング結果にむけて、皆さまのレビュー・評価お待ちしております♪

 

担当BLソムリエ:白米盛子
拗らせ気味な古の腐女子。色素の薄いロン毛受が好物。夜明けも黄昏も嗜むが、よく心が折れる。

 

担当BLソムリエ:イクラ
何でも美味しく頂く雑食系。

痛い・重い・暗い三拍子揃った作品が特に大好物。

関連作家・声優

コメント23

投稿順 | 最新順

匿名15番さん(2/2)

ランキング見ていて疑問に思ったことです。
ほんとは、ちるちるさんに直接質問したいところなんですが。

「2019年8月1日~2020年7月31日までの直近1年間に獲得したちるちる評価ポイントで選定」とありますが、ポイント集計開始時点では「にいちゃん」も「さよならアルファ」も2017年作品ですので発売から3年経過していないですよね?実質は発売から2年程度の作品です。もちろんポイントも入りやすい。
「にいちゃん」も「さよならアルファ」も良作だとは思っているんですが、こちらの作品がランクインしたためにランキングから落ちた作品もあるわけで、「3年」の算定が明確にされていないのでなんともあてにならないランキングだなと思いました。
まさか集計修了時点で「3年」経過しているという判断なのでしょうか?「不朽の名作」というには年数短すぎませんかね。

匿名7番さん(2/2)

2016年のランキングの選考方法に、
今年はよりたくさんの作品を紹介するためシリーズ作品の複数ランクインを省略して集計しました
との記載がありました。
その後2017~2019年の選考方法に、この一文の記載はありませんが、ランキングざっと見たところシリーズ作品の複数ランクインは無いみたいですね。
なぜ今年はこの省略集計やめたのでしょうか。
ランキング続けるなら一貫性必要なのでは?

匿名5番さん(2/2)

順位通りにしないならしないでシリーズのまとめ方とかで荒れそうだね。
みたい人が見るで良いんじゃない。
ただのランキングなんだし実際に自分の思い通りに探したい人は詳細検索使えば良いと思うよ。何しても荒れるんだから。

匿名15番さん(1/2)

毎回思うけど、現在進行形で連載が続いているものを不朽の名作っていうのもおかしな気がするんだけど。最終巻発売からの年数でやる方がしっくりくる。
でもBLは単巻のつもりが人気出て続巻出たりするから難しいのかな。
あと発売から3年てのも早い気がする。
せめて5年とか。

匿名14番さん(1/1)

30選というより30冊という感じですね
順位通りなのかもしれないけど、シリーズ物は(スピンオフは別で)1つに纏めたほうがよさそう…
今回の結果では小説を読まない人から見たら、「BL小説って作品数少ないの?」とか「面白い作品が限られているみたい」とか思われそうです

匿名4番さん(2/2)

以前はシリーズ作品で、現在も続いているものはランキングから省かれていました。
しかし今年そういった制限がない上に小説ランキングを占めているのは現在も続いているどころか去年から今年にかけて新作が発表され、新規読者を得た作品ばかり。
だからシリーズ一作目からランキングに入るわけです。
こういった偏りのあるランキングを見る必要はありますか?
せめて毎年ではなく、数年おきにするべきだと思います。

匿名13番さん(1/1)

私も実際に通年評価ランキングでこの一年間の評価を見ましたが
(3ヶ月前の評価なので順位変動はあります)本当にこういう並びなんですよね。
コミックスは二巻以降のものはランキング入りしていないのに、小説は二巻以降も続々ランキング入りしてる。

私も実際に見て、小説とコミックスでのランキングデータの取り方は同じだとわかりました。
小説のシリーズもまとめてくださいという主張がありましたが、コミックスも別にシリーズでまとめているわけじゃないんです。
まさにこのランキングの表通りなんです。
なんでかわからないけど。

コミックス愛好派と小説愛好派で、買い方とか何かが違うのかもしれません。
小説のほうが、じっくりと追い続けるファンが多いんでしょうかね?
コミックスはとりあえず話題だから買ってみた!でも続きは別にいいや……みたいな層が多いのかもしれません。

あくまで推測ですが。

匿名8番さん(3/3)

匿名9番さん
違うんです。実際に通年評価ランキングをざっと見るとその並びなんです。
だから不公平とかではないです。
漫画も小説も。
私も最初この記事を見た時「さすがにそれは引くわ」と言う理由で確認しようとランキングを見たのですが
3ヶ月前の評価なので順位変動はあれど、その順番でした。

まとめると言ってもどうやった方法で?平均?上の順位に合わせるの?
となり、変にいらんことするとまた荒れそうな気もします。

匿名9番さん(2/2)

小説でちょっと訂正します。
新人、では誤解を招きますね。すみません。
2017年以前にデビューされた方で処女作またはそれに準ずる作品でブレイクした作家さんという意味で使いたかったのですが。
挙がっているのは全て人気のある名作なんですが、コミックはだいたいシリーズで括ってランキングされてるのに、小説が一冊ごとの評価なのが作品に極端な偏りがおきた原因なのかと。
コミックと小説でランキングデータの取り方が違うのは、それぞれの作家や読者に対して公平な扱いではないですよ。
ここのランキングを見て旧作を買い揃える読者もいるんじゃないですかね?

匿名8番さん(2/3)

みんながちるちるで評価したランキングそのまま載せてるだけだけですよ。
メジャーばっかりとか2017年までの作品なのに新人とかいってるけど。
ちょっと前の作品なのにまだ評価があがり続けてる作品=不朽の名作って
しただけだと思う。
興味ないなら興味ないでスルーしたら良いのに、やめてもらいたいって。

匿名12番さん(1/1)

漫画読みですがすみません、まったく同意できません… 見事に超メジャー作品ばかりですね、萎えました。名作は人それぞれだし、来年からはやめてもらいたい。

匿名11番さん(1/1)

また小説ランキングに文句付けてる…
不朽の名作の話に新人の良作がどうとか…
自分の推しが入ってないから不機嫌になってるだけに見えるけど

匿名10番さん(1/1)

去年と比べると
だかいち、ブルスカ、がイン
同級生、恋インがアウトかぁ

理由がよくわからないなぁ
コロナで巣ごもりならシリーズが長い同級生は残りそう

匿名9番さん(1/2)

このランキングは問題アリですね。
コミックの並びはたぶん世間の評価と合ってます。
小説はシリーズごと又はCPごとにまとめて上位に括った方が良いのでは?
これだと小説は人気のシリーズすら幅広く拾えません。
特に新人の良作が話題に上がりませんよ。

匿名8番さん(1/3)

1年内に評価された17年までの漫画ランキング見ると別に小説と漫画がの選定が違うとかじゃなくて
ランキング自体がそうゆう順位になってるんですね

漫画は1巻だけ評価、小説はシリーズものを1冊1冊評価する人が多いんですかね
単に続刊が17年以降ってのもあるけど

匿名7番さん(1/2)

答姐を見ていると小説読み始めた人とか、小説のおすすめ教えて欲しいなどの質問が
以前よりは増えてきてますよね。
小説初心者さんが選びやすいのは人気や評価が高い作品だと思うので、
そのあたりの結果も今回のランキングに影響してるのではないでしょうか。
私はこのランキングを見て、これは小説読む人が増えてきてるってことだよね!と
ひとりかってに好意的に受け止めてます。

匿名6番さん(1/1)

未評価だったシリーズ作品をたまたま昨年度評価して、ここに集計されました。
発売時に読んでいても単に<当時ちるちるに登録していなかった>というだけで、結果に影響したと思うと微妙。
すみません。こんな人もいますよ。

あらら、「パブリックスクール-折←の中の王」になっちゃってますよー

匿名5番さん(1/2)

漫画はシリーズでまとめてあるけどーって言ってる人がいるけど本当?普通に評価の並べ替えしたらこの順番になるんじゃなくて?だったら同じ選定にした方が良いですね。

「発売日から3年経過した作品のみを抽出して、2019年8月1日~2020年7月31日までの直近1年間に獲得したちるちる評価ポイントで選定」

匿名4番さん(1/2)

小説をシリーズでまとめてください、これはランキングとしてあまりに酷すぎます。

匿名3番さん(1/1)

2019年からランキング圏外に落ちてしまった作品もある事にビックリしました。

匿名2番さん(1/1)

漫画は第1巻のみなのに小説をシリーズでまとめないのはなぜですか?

匿名1番さん(1/1)

一つ聞きたいのですが。
「担当BLソムリエ」さんというのは、難関試験を受けて「BLソムリエ」の称号を受けた方、つまりは普段はユーザーさんのことなのでしょうか?普段レビューや答姐で書かれているHNとは別の筆名で書かれている記事なのでしょうか?
それとも何の称号もナシに「BLソムリエ」を名乗る「ただのライター」なのでしょうか?
AIのBLソムリエもあるし、この辺がいつも曖昧でわけわからない。ちゃんと記載してください。

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