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なぜ『3月のライオン』は『ヤングアニマル』で連載されているのか

2013/09/07 01:59

じっとりエロと羽海野チカに共通読者層があった
腐女子にも人気の高い将棋の世界(奨励会)を題材にした『3月のライオン』/羽海野チカ。
しかし『ハチミツとクローバー』など女性向けの作風の羽海野チカが、女の子の肌色率が高い青年向けの雑誌『ヤングアニマル』(白泉社)でなぜ連載しているのか? これは不思議な事象であった。
その謎が9月6日発売の雑誌『ヤングアニマル嵐』(白泉社)に連載中の『R'sBar ~漫画家の集まる店~』/黒澤Rで明かされている。

その漫画によると、『ハチクロ』の連載を終えた羽海野チカのもとに、同様の作品依頼が出版社から相次いだようだ。しかしすでに『ハチクロ』で完全燃焼した羽海野は、ちがった作風の作品を描きたかった。そこへヤングアニマルの編集さんが現れ、「うちで将棋漫画かボクシング漫画を描きませんか!」との依頼を受け、どちらの経験もないのに引き受けたそうだ。
なんという男気!?
 
しかし実のところ『ヤングアニマル』系のエロ作品は、電子書籍などで女性人気が高い。
サトウナンキ、甘詰留太、克・亜樹、川本貴裕など、じっとりした作風のエロ漫画は、女性の隠れファンが多いのだ。
他社漫画によく見られるラッキースケベ的なエロ要素とちがい、Hに至るまでの描写、H中の描写が丁寧に表現されているのが理由と思われる。
そんなわけで『ヤングアニマル』に掲載されているというのも、読者対象を考えるとあながちまちがっているわけではないようである。
ヤングアニマルweb

3月のライオン 羽海野チカ - 白泉社

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