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特典もあり！『OPERA』掲載時からほぼ全ページに加筆修正した完全版コミックス
BLアンソロジー『OPERA』のブログに興味深い記事がUPされました。1月31日に発売される、ともさくら先生の初コミックス『潜水士とクラゲ』について、
ともさくらの世界に、二人のアーティストが絶賛！！ - OPERA Information

中村明日美子先生からの「美しい標本箱のよう。しかし確かに健気にほのあたたかく息づいている。」というコメント。

俄然興味がわいてきたBLファンも多いのではないでしょうか。

ブログによると、「BLアンソロジーコミック誌『OPERA』掲載時からほぼ全ページに加筆修正した完全版です！」とのこと。

ちるちるに、『OPERA』掲載時の作品レビューがありましたので、いくつかピックアップして以下に紹介します。レビュアーは茶鬼さんです。

ストーリーの核心にふれる記述はありませんが、ご注意を。

OPERA vol.28掲載『Monsieur Anatole』(コミックスでは『アナトールおじさん』に改題)
今回の作品の中、一番感動して涙がでてしまったのが、ともさくらさんの作品です。
ちょっと外国的な絵で癖が強く、自分も絵的にはとっつきにくいんですが、きちっと読むと毎回微妙な男心が素晴らしく、すっごくいいんですよ！！
エッチががっつりあるわけじゃない、ベタコテ恋愛があるわけじゃない。
人間のごくごく日常の、ほんの気持ちの機微を第三者をとおしたりして、妙に描きだす手腕が映像的でいいのです。
今回は、伝えられなかった想いです。
姪に託した１５年音信普通だった友人へ言いたかった言葉。
最後は涙でかすんで字も絵も見えなくなっちゃうくらい、ものすごく心に響きます。

OPERA vol.30掲載『熊と小熊』
最近自分がすごく注目している作家さん“ともさくら”さん。
ヨーロッパ調の絵と、ストーリーもまるで映画のような、心に染みいるお話を描かれる作家さんなのですが、今回は白黒だけど、ひょっとしたらこれ元はカラー？と思うような画調です。
顔も知らない父親からの北の果ての地への招待の手紙。
だれもいない極寒の地でであったのは学者と生まれてからそこにずっといるという二人の男。
真っ白な雪原が舞台のお話にイメージが膨らみます！

OPERA vol.31掲載『熊と小熊(中編)』
とても今気になる作家さん、ともさくらさん
父親を探しに北の果ての地にやってきた青年が出会った二人の男
淡々とした雪原の描写が白黒なのに目に痛いです。
単行本になった時がとても楽しみです。

OPERA vol.32掲載『熊と小熊』
ともさくらさんはとうとう最終回。
極北の地に父親を探しに来た少年が出会った二人の男の話。ストーリーも絵も実に抽象的ながらとても印象深い物語でした。前回も書いたと思いますが、是非フルカラーでこの方のマンガを見たいです！！ 白黒なのに美しい

いかがでしょうか？ 気になってきたみなさんは要チェックです！ 特典として描き下ろしペーパーが配布される書店もあります。詳細は以下「関連外部サイト」で確認を！