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ユウリ&尤利 世代を超えて愛される“榎田小説”

2014/11/26 15:37

12月はユウリ名義でBL&一般向け、春先にはBL書き下ろしが
20世紀最後の年に登場した榎田尤利先生のデビュー作『夏の塩』を含む人気作「魚住くんシリーズ」が、今年7月から装い新たに角川文庫で順次発売中です。

左から刊行年:2000年(文庫)、2009年(ハードカバー)、2014年(文庫)

榎田先生といえばBLでは「榎田尤利」、BL以外では「榎田ユウリ」名義というのは多くの方がご存知だと思いますが、角川文庫からリリースの“魚住くん”は榎田ユウリ名義。同シリーズはBLであるとともに青春群像劇で一般層にも訴えるものがあるため、こういった処置となったようです。

また、新たな書き下ろしはなく、長年愛された魚住くんシリーズが、新装版として復活という位置づけ。榎田先生のブログには、「つまり、過去の魚住くんシリーズを持っている方は買う必要はありません。」とも記されています。

ちるちるユーザーが、母子で読んだ『夏の塩』
記者は『夏の塩』で思い出すのが、2012年にちるちるで行った世代別のアンケート。20代の回の「BLを読みはじめたきっかけはなんですか?」という質問への答えで、母子で『夏の塩』を読むことになったというエピソードです。

▼高校生の時でした。母の長期入院でのお使いで、母からBL本を持ってくるように頼まれた事がきっかけです。
それまで押入れの中なんて気にした事がなかったのに、色付いたちょっと臭い本の山にビックリ! その中の暇つぶしに読んでみたBL小説が名作『夏の塩』だったんですね! もう衝撃でした!

こういったエピソードからも、魚住くんシリーズ」が長く愛され、新装版が登場する理由が分かる気がします。未読のみなさんは、この機会に手にとってみてはいかがでしょうか。角川文庫からの新装版「魚住くんシリーズ」は現在、『夏の塩』につづき『プラスチックとふたつのキス』が発売中。12月25日には『メッセージ』が新発売します。

次世代に向けた小説レーベルから作品リリース
また、12月24日には新潮社から榎田ユウリ名義で『ここで死神から残念なお知らせです。』が発売。こちらは一般向けのようですが、注目したいのが「新潮文庫nex」というレーベルからのリリースであることです。

同レーベルは、新潮文庫創刊100年を迎えるにあたり、今年8月からスタート。nexにはライトノベルや漫画の読者が「その次に手に取る小説」という意味が込められており、小説の面白さを追求してきた新潮文庫の、次世代向けの小説ラインナップであるようです。

この意欲的なレーベルに、榎田先生が名を連ねるというのもまた嬉しいこと。榎田ユウリとしての活躍はもちろん、“榎田尤利”としてのBLでの実績も、評価されてのことでしょう。

2015年には人気作のその後を書き下ろしたBL新作が!
そして、先生のブログによると2015年春先あたりにはBL新刊が登場。2012年にリリースされた短編集『erotica』に収録された3Pもの『10×3』のその後がまるっと一冊書き下ろしとのことです。タイトルは未定で、イラストは円陣闇丸先生の予定。

2015年は榎田先生デビュー15周年ということで、盛大な何かがあるかもしれません。より、幅広いファンが“榎田作品”を楽しむきかっけとなることでしょう。

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