BLニュース

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

異種姦婚姻 4妖獣

2015/01/22 19:24

2018/03/01 13:35

ネコ姦 ワンコ姦など獣姦! 鬼姦! 妖怪姦!

結婚相手はまさかの…! 多彩なシチュエーションや世界観が存在するBLの中で、今回は結婚BLの特殊版、異類婚姻譚を特集してみました! 

ネコ ワンコなど獣姦! 鬼と姦通! 妖怪姦通!などとんでもBL小説をご紹介いたします。

結婚の舞台はあやかしの世界

猫の国へようこそ

杉原理生 / テクノサマタ / ルチル文庫(2014年)

 目が覚めるとそこは、あやかし達が住む「猫の国」だった。猫耳と尻尾、そして口から出た「にゃあ」という言葉。何も記憶がないけれど、自分が元々猫で、あやかしになってここにいるのだと理解した透耶。倒れていた自分を助けてくれた青年・紀理と、ふたりの子供・夏来と秋生の3人で一緒に暮らす事になった透耶だったが、記憶を取り戻す事が出来ないでいた。そんな中、周囲は透耶が紀理と祝言を挙げると思っている事を知り…。

 という、あやかしの猫と神様に仕える聖獣のお話。あやかしとして大きな力を持つ家主の紀理は優しく見守ってくれていて、未知の世界で戸惑いながらも、透耶は次第に惹かれていきます。そして、紀理から求婚され、透耶はこの世界で3人と共に暮らしていきたいと考えるようになるのですが、つらい過去が明らかとなり、透耶に迷いや不安が生まれていく…という展開です。少し重いエピソードもありますが、最後はほっこり胸があたたかくなる可愛いお話。求婚された後の透耶が初々しくてとても可愛い! 子供や猫の姿のキャラが愛らしく、微笑ましいので心癒されますよ。嫁入り前のところで終わってしまったので、後日談が気になるところ!

神様に見初められてしまい…

狗神の花嫁

樋口美沙緒 / 高星麻子 / Chara文庫(2012年)

 10歳の時、山で遭難した鳥野比呂。比呂は銀色の狼との出会いと、『お前が20歳になったら、迎えに行く』という言葉を覚えていた。その約束通り、20歳となった比呂の前にその狼・狗神が現れ、比呂は狗神の世界へ連れ去られてしまう。帰りたいと主張する比呂に怒った狗神は、力尽くで伴侶となるための儀式を行い、屋敷に閉じ込めてしまった。狗神に対する反感を募らせる比呂だったが、狗神が何か事情を抱えている事も感じていた。そんな中、屋敷に現れた八咫の神に唆され、比呂は屋敷から逃げ出すのだが…。

 という、人間と神様のお話。約束だったとはいえ、こちらの言葉に耳を貸さず高圧的な態度で向かってくる狗神に対して比呂は苛立ちを隠せません。狗神は狗神で、反発されて怒りが増す一方。序盤、比呂と狗神はそんな調子で喧嘩してばかりです。でも、次第に狗神の怒りの背景にあるのは、悲しみや人間に対する不信感なのだということ分かってくる。人を信じるとか、理解しようとする気持ち。信頼関係を築く上で大切な事が、ファンタジーという非日常的な設定の中で上手く話に溶け込んでいます。比呂と狗神は分かり合い、無事夫婦となれるのか? ふたりのすれ違いが焦れったくもありますが、続編も合わせてじっくりお楽しみ下さい!

鬼の花嫁が選んだ道は?

鬼の花嫁~仙桃艶夜~

 西野花 / サクラサクヤ / シャレード文庫(2011年)

 ある秘密を抱えている桃霞は、18歳となったら鬼の元へ人身御供として嫁がなければならず、養父母の元でひっそりと暮らしていた。ついに訪れたその日、鬼の住む鬼牙島に向かう桃霞は、鬼と対立関係にある人間たちから鬼を陥れるため協力を求められる。自由を手に入れるため、桃霞は内部を探ろうとするのだが…。


 という、鬼の元へ嫁入りする人間の話です。自発的ではないにしろ鬼退治をしようとしている人達の手伝いをしたり、猿やら雉やらにちなんだ名前のお供を連れていたりして、「桃太郎」の話がベースになっています。でも物語と違って桃霞は囚われの身で、鬼たちに嬲られてしまう…というBLファンタジー。桃霞は身体にある秘密を持っています。内部を探れと命じられますが、悪者と思っていた鬼たちと接してみると、果たして人間の側の言い分が正しいのかどうか悩むことに。夫となる鬼の王・神威には身体に快楽を与え続けられ、桃霞の心は揺れるのですが…。いろいろと特殊な設定がありますが、この作品の読み所は兎にも角にも萌えエロです! すべてはエロへのプロローグ。人とは比べものにならない絶倫な鬼にめくるめく快楽で責められますが、さすが鬼に嫁ぐだけあって、それを受けとめられるだけの身体を持っています。とにかくエロたっぷり、萌えたっぷり。萌えエロな異類婚姻譚をお求めのアナタにオススメします!


妖怪と重婚!

重婚プロポーズ

さのふゆこ / 中井アオ / プラチナ文庫(2014年)

 祖父の遺産である大きな邸を相続することになった高校教師の水上智孝。古くて広い邸にひとりは心細いが、しばらく試しに住んでみることになった。しかし、邸のクローゼットにいた自称座敷童子の卯太、どこからか突然現れる自称桂男の桂のふたりの登場で、思いがけず賑やかな暮らしをすることに。卯太と桂は、智孝に祖父の仕事を受け継いで欲しいと言うのだが…。


 という、ふたりの妖怪に求婚される人間のお話です。智孝は普通の高校教師。祖父の遺産である邸に住み始めた智孝は、そこで卯太と桂に出会います。どう見ても不審者ですが、実はふたりは妖怪。祖父は邸に結界を張り、妖怪や霊を保護していた事を智孝は知ります。智孝がそれを引き継ぐには、秘密を抱え、妖怪たちと生きていく覚悟を決めなくてはいけません。卯太からは花婿になって欲しいと言われ、桂からは花嫁になれと言われ、ふたりの男(妖怪)に求婚されてしまった智孝が選んだ道は…。智孝が、何だかんだ言いつつ卯太と桂の存在を受け入れ、ほだされていく様子が微笑ましい。ふたりとの生活が次第に智孝の居場所になり、惹かれている気持ちを自覚していく過程が楽しいです。花婿であり花嫁でもあるという、3Pな展開が美味しい作品! 妖怪もいっぱい出てくるので、妖怪モノ好き方にもオススメします!


みなさんいかがですか? 

日本の昔話は、人間と動物、妖怪の交流モノが多いですね。当然BLでもその路線が継承されるというわけです。これらのBL作品は、お伽話のように後世に末永く語り継がれる作品になるのですね!

記者 にゃんこ

関連作家・声優

コメント1

投稿順|最新順

過去記事の焼き直し(?)記事の、トップページに表示される物とされない物の違いは何でしょうね。

PAGE TOP