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ヨーロッパBL紀行その2 スペイン・ゲイの街で写真集を手に入れる

2015/03/29 00:27

マドリードのゲイの街 チュエカ

前回の記事ではイタリア編をお届けしました。今回はスペイン編です。

スペインではバルセロナとマドリード、グラナダの3都市を訪れました。
残念ながら、3都市共にBL漫画を扱っている本屋は見つけられませんでした。街中の本屋の数自体が、イタリアよりもさらに少ない印象です。
ですが、せっかくスペインに来たのに収穫無しで去るのはもったいない!! そこで、毎年大規模なゲイ・パレードが行われるゲイの街として有名な、マドリードのチュエカという地区を訪問することにしました。
 

街中で見せつけるようにキスをするゲイカップル


google mapのストリートビューでも見られるゲイ向けショップ

チュエカは「ゲイの聖地」と言われているだけあって、ただ歩いているだけで同性同士のカップルの姿をかなり見かけました。公園のベンチで0距離で話すおじさんたち、寄り添いながら歩くイケメン2人と少女の家族、カフェで見つめあう若者たち、ゲイ向けショップの店先でがっつりとキスをする2人……。

男女のカップルや家族連れにまじってごく普通にゲイの人たちが生活しているようです。そんな明るい雰囲気の街だったのですが、その一方で、きわどいグッズを扱うお店もかなりの数がありました。


私は、その中でも比較的入りやすそうだった、ゲイ向けの本だけを扱う本屋に入ってみました。
入口にはゲイをテーマにした映画のDVDが並び、絵本や漫画に至るまで、同性愛を扱うもの以外は置いてありません。
店内の撮影は断られてしまいましたが、そこで手に入れた写真集がこちらです。

I shoot them

男性同士の濃厚な絡みや、不思議な写真が多数収録されています。

かなり直接的な描写の写真もありますが、全体的には芸術的な作品集といった感じです。セール特価で売られていたため、値段は5ユーロ(700円程度)でした。
 

スペインでは2005年から同性婚が認められており、チュエカ以外の場所でもゲイカップルの姿を見かけることは珍しくありません。
そのせいなのか、ごく普通の若者向け雑貨のお店でも、かなりの下ネタグッズがあったり商品の説明イラストがゲイカップルだったりと、日本では見られないようなものがたくさんあったのが印象的でした。


スペインではBL漫画を見つけるというミッションは遂行できませんでしたが、まるでBL漫画に出てくるような光景を目に焼き付けることができました! 実際に美しい男同士の愛を見ることができたことを、今後の糧にしていきたいと思います。

次回は最終回、フランス編です。 

記者 はる

コメント3

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匿名2番さんに同意
何で日本でしちゃいけないことを外国ではしていいと思っちゃうだろ?

最近、渡欧数か月目の日本人の知り合いがこういうエリアで酒に酔った人に殴られました。明け方まで頭から血を流しながら警察の取り調べだったそうです。別の国のゲイエリア近くにあるホテルでスーツケースごと盗まれた日本人もいます。
治安が悪いとかいう以前に、日本が世界水準ではありえないぐらい、無防備でいられる国なんです。
安全すぎる国ゆえに、危険予知能力が非常に低いし、自分の身は自分で守るということはたぶん、日本にしか住んだことがない人は感覚的にわからないと思います。いつも緊張していればいいってものじゃないし。
次はフランスっていうことだけれども、おそらくはマレー地区か…まあブローニュの森も別の意味でBLな地域かもしれないけど。マレー地区は最近オシャレになってはきていますがハッテン場もあるし、ブローニュの森は治安が悪いです。

また東洋人のルックスは当然目立つし、写真撮らせてくれなんて言ったらもっと目立つ。場所によっては「出て行けこのヤロー!」と罵声を浴びせられることがないとも言えません。自分が大丈夫だったから「あそこはみんなが言うほど治安は悪くない、大丈夫大丈夫…」というのはとても危険です。ケースバイケースです。
事故や事件に巻き込まれた日本人に対して言葉がわかる日本人がとりあえず世話を見ることもあります。警察までとりあえずついていったこともあります。ヨーロッパの警察は日本の警察のようにおやさしくはないからです。すると自分の不注意で巻き込まれたくせに通訳に入った人にキレるのが常です。かなりやりきれないです。
スペインでどんなBLが売られているかなんてamazonスペインででも調べればわかることだし、http://www.amazon.es/s/ref=nb_sb_noss_1/277-1746665-0106218?__mk_es_ES=%C3%85M%C3%85%C5%BD%C3%95%C3%91&url=search-alias%3Daps&field-keywords=yaoi
こういう時期に、言葉もできない、後ろ盾もない日本人が物見遊山な気分でマイナーな地区に行くのはどうかと思う。
それに上の写真集の写真をデカデカと載せちゃっているけど、これってロイヤルティフリーの写真なの?

考えてみてほしいのだが、たとえば新宿二丁目にBL関連の取材で来ました、写真撮らせてくださいなんて言ったら、あまりいい顔はされないのでは?
あるいは腐女子が集まる店やイベントに見知らぬ男性が「写真撮らせて」って来たら?それと同じこと。
今は世界的に貧富の格差が広がっていて、ヘイトクライムや右傾化、それと人種排斥みたいなことが増えてきています。
万全の体勢でいったのならともかく、海外取材のプロではない人が微妙な地域に行って取材ゴッコというのはあまり感心できないです。

スペインでは、オッサン同士で手を繋いでいたり寄り添っていても誰も気にとめないですものね。性に関する懐の深さ・大きさを感じる国です。

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