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ヨーロッパBL紀行その3 フランス版「テンカウント」

2015/04/06 10:27

パリの本屋でBLコーナー発見!
 
ヨーロッパBL紀行、最後の国はフランスです。
フランスは、テレビ番組などでもたびたび紹介されているように、日本文化との相性がとても良い国です。今回はニース・エクスアンプロヴァンス・パリの3都市を訪れたのですが、その3つの中でもパリは特に強烈でした。
 


パリ観光のメインにしたのは、カルチェラタンという学生の多い街です。カフェなどが立ち並ぶ活気のある街で、大型の書店や古書店を数カ所巡りました。
驚いたのは、どのお店も日本文化に関する本がかなりたくさん置いてあるということです。浮世絵などの伝統文化に触れるものから「KAWAII」に関するものまで幅広く、日本コーナーが作られている書店も少なくありません。
そして、何軒か訪れた中でも「ALBUM」という書店は特にコミックを中心に扱う書店で、そこでBLコーナーを見つけることができました
 
BL本は「アダルト漫画」?

イタリアで訪れたのも漫画の専門店でしたが、こちらはさらに品揃えが豊富でした。1フロアが日本の漫画や海外のコミックスで埋め尽くされています。特に漫画に力を入れているようで、有名どころから最新のものまで幅広いラインナップです。「聖☆お兄さん」まで置いてあってとても驚きました。
 

そして、BLコーナー。この書店では、一つの細長い本棚に、アダルト向け漫画・百合・BLがまとめて置かれていました。BL漫画のラインナップがこちら。


 
日本で今流行っているものもあれば、少し前に流行したものやあまり知名度は高くないものまで様々です。イタリアではヨネダコウ先生の漫画が目立っていたのですが、こちらには置いてありません。そして、イタリアと同じように、日本では様々な書店から出ている漫画が一つのレーベルにまとめられていました。
そこで、どれにするか悩んだのですが、ちるちるでも人気を集めていた「テンカウント」を購入しました。

日仏版「テンカウント」徹底比較!



大きさ:日本版の方が少し大きめです。縦横比はほとんど同じ。
:日本版よりも黄色味が強くなっています。ピンクがかった肌色が、より肌色らしい色に見えます。
デザイン:「テンカウント」の書体が、日本版では新しく作られたものなのに対して、フランス版では既存のフォントを使っているようです。
値段:日本版のカバーに表記されている値段は600円。フランス版は9ユーロ。日本円を1ユーロ135円とすると、1215円なので、イタリア版よりもさらに高いです。
:日本版はざらざらとした手触りですが、フランス版は滑らかです。日本版より少し明るく白が強めです。
印刷:カラー口絵の印刷がピントが合っていないような、荒い印刷になっています。本文は、イタリア版よりは綺麗に印刷されていますが、宝井先生の美しく細い線がつぶれてしまっているページもありました。
擬音語:大きい擬音語は、日本語で書かれている擬音語の横にフランス語でルビが打ってあるような書き方です。小さい部分はフランス語に直されていました。



これまで3回に渡ってお届けしてきた「ヨーロッパBL紀行」ですが、楽しんでいただけたでしょうか。
各国のBL、ゲイ事情は興味深いものだったのですが、個人的には日本の印刷技術の高さに驚かされました。日本で快適にBLを楽しむことができるのも、印刷技術の高さや品質へのこだわりに支えられているからなのだなあとしみじみと感じました。
みなさんも、海外に旅行される際には、是非BL探しをしてみてください。普通の旅行が、より楽しくなること間違いなし! です!

記者 はる

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コメント2

投稿順|最新順

匿名2番さん(1/1)

カバーイラストの色のでかたとか日本では描いた先生がチェックされるわけですし、
こうして比べるとほんと美しさが全然違いますね。
日本に生まれて良かった!

匿名1番さん(1/1)

おつかれさまでした〜
外から見るといかに日本のBL事情が恵まれてるか分かりますね。
本家とはいえ全然気付かなかったな。
印刷技術などは普段あまり話題に登らないけど、確かに装丁の良さは本を持ってると実感します。
ありがたやー

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