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男性が次から次へとゲイになっている?イギリスのゲイ事情

2015/09/02 02:02

2018/03/01 02:02

イギリスの世論ではバイ人口が増加している

 

近年、『ゲイ』『バイ』などのセクシャルマイノリティに関する単語を耳にする機会が以前に比べて増えてきています。ゲイ・パレードの開催など、LGBTの権利を主張する活動も世界的に広く行われています。

 

そんな中、イギリスの世論調査会社YouGovの行ったとある調査の結果が注目を集めています。その調査は18歳から60歳以上の市民1632人を対象に行われたもので、その結果によるとイギリスの若者の2人に1人はバイであるというのです。

 

では、調査結果のまとめられたグラフを見てみましょう。

 

 (0は異性愛嗜好6に近づくほど同性愛嗜好 水色は25歳以上の大人黄緑は18歳~24歳)

 

このグラフでは対象者を「18歳~24歳の若者」「25歳以上の大人」の2つの項目に分けて視覚化。

また、横軸は0と6の両極をそれぞれ「完全に異性愛者である」「完全に同性愛者である」と設定し、その間に1~5の段階を設けることにより全部で7つの段階を設定しています。(こうした人間の異性愛と同性愛の指向を示す7段階の指標を『キンゼイ指標』と呼ぶそうです。1948年にアメリカの性科学者キンゼイ氏らによって発表されたとのこと)

 

若者のストレート離れ!?

 

グラフの0の項目を見ると、72%の25歳以上の対象者が自身について「完全に異性愛者である」と回答したのに対し、18歳~24歳の回答者は46%とかなりの差がついているのが分かります。確かに、この結果だけを素直に解釈すると残りの54%の若者は少なくともゲイもしくはバイ寄りであると言えるでしょう。

 

また、同社はもう一つのグラフを開示しています。

 

は嗜好が完全に決まっている層 グレーはバイセクシャル傾向ありの層 年代別にまとめ)

 

こちらのグラフでは、先ほどのグラフで「0もしくは6のいずれかの両極を選択した回答者」と「1~5のいずれかを選択した回答者」を棒で表し、横軸に年齢を設定しています。

 

BLキャラなみの物分かりの良さ!?

 

グラフを見ると、年齢が高くなればなるほど「完全に異性愛者もしくは同性愛者である」と回答した人口が増え、逆に年齢が若くなるほど1~5の段階を選択した回答者の数が増えています。

 

また、同調査では18歳~39歳の回答者の約25%が「過去に同性との関係を持ったことがある」と回答。対して、60歳以上では同様に回答したのは9%に留まりました。

 

これらの結果から、若い人ほど性について柔軟な考えを持っていると読み取ることができるかと思います。恐らく、18歳~24歳の若者たちはそれ以上の年齢の大人たちに比べて幼い頃からセクシャルマイノリティやLGBTという概念を自然に受け入れて成長してきたのではないかと考えられます。

 

今回の調査では、単純にバイ人口が増えているということよりもそうした性認識が社会的に当たり前になりつつあるという点が明らかになったのではないでしょうか。

 

 

ゲイ人口が急増?真偽のほどは

 

件の調査から、もう一つ興味深い結果が導き出されました。

「過去に同性との関係を持ったことがある」と回答した人は全体の約35%でしたが、その内訳は女性が14%、男性が20%と男性の方が高いポイントとなっているのです。

 

この結果を受けて、同性愛をテーマとしたニュースサイト『QUEERTY』では「調査によるとストレートの男性が次から次へとゲイになっている(Survey Finds More And More Straight Guys Are Going Gay (And Liking It))」というタイトルの記事を掲載。

しかし、この記事にはたくさんの批判コメントが寄せられていました。

 

「ゲイになるんじゃない、ゲイに生まれるんだ」

「もし誰かが自分はバイもしくはゲイかもしれないと迷っているのなら、最初から完全にストレートではない」

「ストレートの人間でも男性とセックスできるしバイになることはできるが、彼らは決してゲイになることはない」

 

コメント欄を見ると、「ゲイになる」という表現に対する疑問が非常に目立ちます。ゲイとはなるものではなくそのようにして生まれるもの…確かにそうかもしれませんね。

 

セクシャルマイノリティへの理解が深まることにより彼らの権利がより確立していくことは喜ばしいことですが、そうした問題が一般的になるにつれ面白おかしく騒ぎ立てるようなことになってしまっては本末転倒。

ゲイやレズなどの単語が差別的な意味を持たなくなる日が来るといいですね。

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コメント1

投稿順|最新順

匿名1番さん(1/1)

同性愛って言うほどマイノリティじゃない気がするんよね。自分もバイだけど、けっこう同性愛者と異性愛者の差って曖昧なんじゃないかなと思う。
同性愛は良くないものっていう社会的圧力があるから、同性愛傾向があっても異性愛者だと思い込んでいるだけで、社会的抑圧が薄れてくると、本当の自分を受け入れることができるようになるんだろう。
男性で同性愛嫌悪をこじらせている人は同性愛傾向があることが多いらしいけど、自分自身の同性愛傾向を呼び起こされることに対する嫌悪感なんだろうと思う。
ゲイになるんじゃなくてゲイに生まれつくんだよね。
異性をなかなか好きになれない人は同性愛者っていう可能性もあるんじゃないかな。日本もはやく性差別が減ってイギリスのようになりますように

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