BLニュース

ぽかぽかBLをどうぞ

最近めっきり寒くなりましたね。
冬は、お家でBL読んでぽかぽかするのに限る!! ということで今回は、読み終えた後、心がじんわり温かくなる作品を多く書かれている作家さんを紹介したいと思います。

ほんわか胸キュン番長・まさお三月先生

まさお先生は主にDear+を中心に活動しており、その透明感のある絵柄と、穏やかで優しいストーリーが魅力的な作家さんです。メインのどちらかは基本的に眼鏡のため、眼鏡好きさんにはたまらない作品が多いと思います♡
また、1度まさお先生の作品を読むと作家買いし始める方が多いです。ちるちるのレビューからもそれが読み取れます。どの作品も安定してほっこりかつときめけるのがまさお作品の魅力の一つです。

まずこれを読んで!! 『望むべくもない』

あらすじ
 …ずっと好きだったよ。
でも言うつもりなかったし。
女性関係がだらしない住善(攻め)と彼に呆れながらもずっと隣にいた幼馴染みの篠元(受け)。
ある日、住善が篠元に女の子を紹介すると言ってから二人の関係が微妙になり……。
近くにいるから遠く感じるラブ・ディスタンス。

チャラ男×生真面目好きさんには絶対読んでいただきたい作品！
初々しい二人の恋にキュンキュンすること間違いなしです。まさか、あのチャラ男がこんなに一途になるなんて…!!
1冊まるごと表題作。大学生～社会人になって数年の二人を物語を楽しめるのも大きな魅力です。

恋人同士でもお互い話さないとわかんないことたくさんあると思います。
この作品はそれを表してる感じですね。
ーちはるぅむさん

話自体は王道のこれぞBLという、逆に言えばありがちな感じなんだけれど、
長い片思いの切なさとか、気持ちが通じあってもなかなか自分を出せない初々しさとか、それをなんとか聞き出そうとして精一杯甘やかそうとする微笑ましさとか、
いいなぁキュンキュンする。
ーsnowblackさん

胸キュン短編集『あと一息で愛』

あらすじ
美人で優しい恋人・佳一(受け)と付き合って三年、夢の同棲生活を始めた三雄(攻め)だが、未だにノー・エッチ。
一歩先へ進みたいのに、佳一のガードは思った以上に固くて手を出せず……!?
好きだからこそ臆病になる大学生×会社員の年下攻スロウ・ラブｖ
表題作のほか、「言うまでもない」「恋とも言う」「見えない先に」と描き下ろしを収録。

両想いなのに、お互いを思うばかり先に進めないもどかしさに萌えます。タイトル通り「あと一息で愛」な物語が満載！ 恋から愛に変わっていく過程が丁寧に描かれており、続きが気になる～！ と、どの作品を読んでもジタバタしてしまいました(笑)

まさおさんのお話は、特別な設定なんて何もない。
いつも普通の高校生、大学生、社会人。地味目だし（受けは美人系が多目）。
そんな男達が、どっか普通じゃない感覚の好きな人の為に
自分なりに四苦八苦している姿がこんなにも切なくて愛らしい！！
ー東雲月虹さん

ただおだやかなBLではなく、しっかり胸キュンさせてくれるところがいいです。
ーすっぽんぽんさん

10/30に発売された最新作『求めてやまない』

あらすじ
円谷(受け)が勤めるカフェに来るようになった横柄で傲慢な男・辰巳(攻め)。
単なる客と店員だったはずが、ひょんなことから円谷は、辰巳の家に出入りすることになる。
二人で過ごすうち辰巳の素顔を知り、彼に“ある感情"を持ち始めてしまう円谷だが……?

カフェの客×カフェの店員もの。穏やかな作品が多いまさおさん作品の中では少し激しめかな？ 最初は横暴な辰巳(攻)に腹が立つのですが、話を読み進めていくにつれ段々と彼が愛しく思えてきます。これぞまさおマジック！ 円谷の誘い受けシーンもナイス。色っぽいです。
ちなみに“漫画家人生初の眼鏡無しのコミックス表紙”(コミックスあとがきより)だそうです！ たしかに、まさお先生作品には必ず眼鏡キャラがいるイメージだったので斬新です。

力加減がわからないと言って、後ろからぎゅーっと抱き締めたり、教えてもらったごちそうさまを素直に使っていたり、見てくれは大人なのに礼儀を教えてもらっていない辰巳さんが自分の教えに従って成長していく姿にほだされますね。
ーマミィさん

今までは我を通すことなどない、穏やかな性格だった受けが、攻めと接していくことで変わっていく様子もよかったな。攻めを好きと言いながら、意外と容赦のない言動なのが可笑しいですｗ
素を出して、我慢せずに気持ちを言えて、
それを受け入れてもらえるって本当に素敵なことですね。
ー江名さん

冬の寒い日は、まさお三月先生の作品を読んでほっこりしてみてはいかがでしょうか。先生のこれからの活躍も楽しみですね♪


記者：真島ノ畔