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ブロークバックマウンテン上映10周年記念!――監督インタービュー

2015/12/06 08:57

予算なし、監督引き受け手なし、出演者酷評 の三重苦のスタート

2005年、ブロークバックマウンテン(Brokeback Mountain、BBMとも呼ばれる)という映画がアメリカで上映され、二人のカウボーイが愛し合い、反LGBTの社会によるストレスで離れ離れになった話を描きました。



BBMの脚本は当時敏感なテーマを扱っていて且つ低予算だったため、色んな監督に断られたこともあり、最後はたったの300万ドルで製作者のジェームズ・シェイマスに買われたといいます。
また、その主役の一人、ジャック・ツイストを演じたジェイク・ジレンホールはBBMに出演すると決めた当時、「最も愚かな決意」「俳優としての終わりに導く」と酷評されたこともあり、BBMがアカデミー賞にノミネートされた時は6万人の宗教団体に反対された時代もありました。

そして10年後

その10年後の2015年、同性婚がアメリカ全土で認められました。
このたった10年間で世界がLGBTに対する考えも大きく変わり、10周年記念としてBBMの監督と製作者のインタービューも近行われました。


彼らはインタービューで

アン・ハサウェイ(実の兄がゲイ)が面接に来た時に自分の服装について謝り、台本を読んでから判断してほしいと言ってくれた。彼女はとても濃いメイクをしていて、プリンセスのような恰好をしていた。私はその後、彼女がプリティ・プリンセスの昼休みを利用して面接に来てくれたことが分かった。」

セックスシーンでは私を含む全員が恥ずかしがっていた。なので私は注意すべきポイントを書いて、みんなが撮影以外のことを考える余裕をなくそうとした。このシーンは13回目でやっと成功した。」

「当時は少数の人が見る文芸映画になると思っていた。ゲイというテーマで宣伝することでも緊張していたし、成功することにもとても驚いた。成功の原因はほとんどその切ないストーリーにあるかと思う。」

などのエピソードを初公開しました。

主演のジェイク・ジレンホール最近のインタービューで「俳優はいつになったら堂々とゲイであると名乗り出られるか?」と問われた時、
「世がこんなに変わったことにとても驚いている。そして、自分がこの変化を起こした一部として映画を出演したことに誇りを持っている。だから、今だと思う。」
と述べました。


BBMはこの10年間で、ゲイを題材とする名作の一つとして世界に莫大な影響を与えました。

その影響力

2007年、中国の教育部が断背(ブロークバック)という言葉を同性愛のことを指すと発表しており、今になってもまだ広く使われているといいます。
2008年、アメリカの「Sexiest Movie Couples of All Time(歴代映画のセクシーなカップル)」では、主役の男性二人は男女のカップルが多数受賞していたにも関わらず、13位にランクインしました。

そしてLGBTが世界に認められるようになる原因の一つにもなったのではないかと、私は思います。

10年前と比べて時代は確かに変わったと感心する同時、20年後の世界は同性愛をもっと受け入れてくれるであろうと推測し始めました。
先の道もまだまだ長いですが、イニスとジャックもこの10年後の光景を見て、微笑んでいるのではないでしょうか?

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コメント4

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もう10年も経ったんですね。ロードショーで観ましたよ。
ヒース·レジャーの代表作双璧です。(もうひとつはもちろんダークナイト)
BL読む人は観とかなきゃ!ですよ。切なくて悲しくて美しい作品でした。

あ、イタリア人にモテた野郎ってのは、もちろん男性にモテたんだよ。
特にガタイのいいオッサンに迫られてた・・・

公開初日に見に行ったよ、この映画。
イタリア行くとやたらモテてた野郎と一緒に、後学のために。
今でもハッキリ覚えているくらい印象的な作品だったな。

この作品も、だけど、1999年のアメリカ映画『ボーイズ・ドント・クライ』も超オススメだよ!
性同一性障害(身体は女性・心は男性)者の悲劇を描いた作品なんだけど、ズンとくるよ。
実在した人物の話が基になってるから、ツラくなるけど観て欲しい。

LGBTの問題は他人事じゃないと思う。

映画館まで当時見に行ったなぁ。普通に老夫婦とかカップルとかいて驚いた記憶が。
内容も切なくてとても良い映画でした。

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