電子限定描き下ろし漫画付き
読み始めは、トーキョーから来たカズサくん、全然スパダリみがなくて、タイトルとは?と思いながらのスタートでした。田舎に越してきた理由も上司お気にのフーゾク嬢と・・・的な話で。営業成績は良いのかもしれないけどなかなかのクズな予感_(:3 」∠)_笑
そして以下のモノローグ。
『普段見せる健気さの裏で本当は誰かと繋がりたい欲を抑えているんだろうと思うとそのことがただひたすらエロく思えてどうしようもない』
あれ?スーパーダーリン頭の中のエロ率高くない?むかーし流行った人間の型に漢字がいっぱい並んでるやつならたぶん『H』がめちゃくちゃある(世代がバレるネタ
でも・・・頭の中がそればっかりなのは読んでいるこちらも同じで、、田舎話フンフンと流し読みしてたんですが、グッときました(*´◒`*)
初めての♡は、イカされちゃうとき腕に巻き付いてるのがなんかリアルでシューちゃんめちゃくちゃ可愛い。経験のなさがきちんとわかる描写でラブシーンなのに感心!
その後、まさかのテレビ展開ですれ違い・・・。ここまでのカズサくんがなかなかにクズかったのでこのまま女の子抱いちゃうんじゃないかと不安でしたが、シューちゃんの別れ際の頑張りもあって、なんとか踏みとどまる。
そして!こっから怒涛のスパダリ展開!
親戚ご近所の前でのアレはアウティング大丈夫そ?と心配になりましたが、もうバレかけているわけだし、終わりよければすべてよし、か????個人的には好きな流れでした。
しかしところ構わずセックスするなあ・・・笑。ラブホえっちはもっとじっくり読みたかったです!
幸せになってね♡
素敵なラブストーリーじゃなくて、ラブコメとして読んだら、相当面白いと思います。攻めがクズ過ぎて(笑)でも受けにはそれすらもスーパーダーリンに見える。田舎マジック?東京マジック?しかし、ラストはちゃーんとハピエンなので安心して笑って読んでください!
東京から田舎に転勤してきた銀行マン・一颯(攻)×東京に住みたいけど行けない農家の一人息子大学生・修平(受)
まぁ、この攻の一颯が尻フェチで、とってもクズな奴でして。修平がゲイなのをいいことに、尻心地&好きな風俗嬢に顔が似てるからと処女を奪っちゃうんですよね。もちろん修平はその後も恋人のように一颯に尽くすんですが、一颯の方は完全にセフレ状態。修平の事を気にもせず女の子にも興味津々なー颯は、修平を傷つかせてから、ようやくその気持ちに気づく始末。ほんと、どーしようもな(笑)
ようやく恋人同士になれたものの、田舎は噂が広まるのが早い!2人関係が田舎中に広まる中、一颯が出した決断とは!?
…、でようやく、納得のいく(?)スーパーダーリンへ(笑)
ちょっと一颯の性格的に意外な展開でしたが、ほんとに大丈夫??と心配する読者を他所に、2人はとっても楽しくて幸せそうなので、暖かく見守りたい思います。
旅行先の田舎に、こんな2人いたらいいなぁ〜と、妄想が止まりませんでした。
ノンケ営業マン×田舎ッ子大学生のお話です。
他の皆さんが言うように攻めが《私たち(フジョシ)の求める“スパダリ”ではない》ので【トーキョースーパーダーリン】というタイトルとの齟齬をどう噛み砕けるかで好みが分かれそうな作品だと思いました。
世間一般腐女子の考えるスパダリは、たとえ週一の風俗通いを嗜んでいたとしても対人トラブルを引き起こすヘマなどはしないし、世間一般腐女子の考えるスパダリは、受けと出会ってからは受けしか見えない“一夫一穴主義”を貫くものだという認識があるかと思います。
かくいう私も、受けという存在がありながら女の子に優しくしたり、お持ち帰り(※諸説有)して尻に手を回しちゃったりするような攻めに『スパダリというより尻フェチチャラエリートイケメンではなかろうか…』という感想を抱いたりしました。
東京からやってきたスパダリな彼
=
※受けから見た攻めの評価
という解釈の出来る内容になっていたら言うことなしだったかな。
大学仲間のモブ同期などに『スパダリ…?(こいつ盲目かよ)』などのツッコミの一コマを入れて貰えたら受けのピュアさも際立ったし大学生設定も映えて良かったかもしれないです。
個人的には『スパダリとは』より『田舎とは』を考える本でした。
宴会席での入婿発言に対してのご年配方ナチュラル受け入れ態勢───これは間違いなくBLの生んだファンタジー田舎。
一夜で噂が広がり後ろ指を指されるまでは等身大田舎、そこからカムアウト入婿宣言した後は鬼寛容ファンタジー田舎を持ち出すんだもの……
田舎の棲み分け(???)はして欲しかった。
ま、ファンタジーだからいいですけどね!
ファンタジーと割り切ってフラットに読めば、展開は楽しいしカップリングには萌える作品だと思います!
シリーズ化しても永遠に読める内容。
+++
表紙カバーの装丁+緑帯について
個人的には本の内容よりもデザインの方が気になりました。
表紙カバー絵が彩度の高くない水彩チックなのは、田舎の長閑さが出ていてとてもいいと思いますし、そこにスタイリッシュな原色フォントでタイトルを入れたのは、田舎と東京の対比を魅せたかったのかなと思いました。
しかしながら、表紙カバー絵の彩度が優しい故に、原色タイトルフォント+塗りつぶし帯に負けてしまっている所は残念に思いました。
特に、帯に水田の水色を潰された事で、表紙から受ける印象がだいぶもっさりした印象になっている点に関しては、カラー絵が悪い訳では無いのに勿体ない気がしました。
田舎に住むものとして、東京とはまぶしく、憧れの対象だったりします。
修平も東京に憧れを抱いているものの、家業である農家のため、地元を離れられない一人です。
ある日、親戚の借家に東京から一颯が引っ越してきます。長野へは転勤で引っ越してきますが、一颯が上司に目をつけられた上での転勤だったのです。
欲しいものはネットショッピングでほとんど買えるし、田舎特有のご近所付き合いになれてしまえばそこまで苦痛を感じることもないのでしょうが、一颯が虫や動物が嫌いなのは、さすが都会の人です。
修平は、農業や田舎の暮らしを通して一颯をだんだん好きになりますが、修平の眩しさはきっと一颯だけに向けられたものなのかなと思いました。お尻が好きな一颯さんと、あまり世間にすれていない修平がかわいいです。
東京から越してきた尻フェチ銀行マン(攻)
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ド田舎に住む農家の息子大学生(受)
上司のお気に入りの風俗嬢と親しくなり逃げるように田舎にとんできたチャラ男が、東京に出ることを夢見る青年に出逢います。
なぜそこまで東京に出たいのか気になる攻でしたが…理由は「ゲイだから」。
田舎ではそんな噂すぐに回って居られなくなることを恐れていました。
尻フェチのチャラ男くんなので、受けの話で興味を持ってしまい…受けの尻が天才的に好みだったようで…抱いてしまいます。軽いな!
受けが健気で一途な反面、攻めは興味本位で抱いてるだけなので…別の女性と親しくなるような描写まであります…(セックス自体はせずに終わりますが…)
「トーキョースーパーダーリン」というのは受けくんの主観です!はじめてのことだらけで攻めに対してそう思っちゃったんです!!スパダリ攻が好きな方からしたら「いやいやいや!」って思ってしまうかもですw
でも、徐々に想いを寄せ合っていくのはきゅんでした!いい人だらけでいい町すぎる!!びっくりするくらいの優しい世界でした…w