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トーキョースーパーダーリン

tokyo super darlin'

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表題作トーキョースーパーダーリン

大関 一颯 ,東京から越してきた銀行マン,尻フェチ
小島 修平,田舎に住む大学生,農家の息子

その他の収録作品

  • ノーギョースーパーダーリン(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

とある理由で東京から田舎に引っ越してきた営業マン・一颯。
周りの住民とも関係良好、田舎生活を満喫できると思っていたら、
近所に住む修平に尻フェチAVで抜いているところを見られてしまう!
そんな一颯をあっけらかんと受け入れる修平が実はゲイだという秘密を知り、
本当の自分を抑え込む健気な姿とエロいケツに欲情した一颯は
ノンケにもかかわらず、修平を抱いてみたいと思ってしまいーー! ?


東京からやってきたスパダリな彼は風俗狂いの尻フェチクズ野郎! ?

ノンケ営業マン×田舎ッ子大学生の心と尻がほぐれるハートフルラブストーリー★

作品情報

作品名
トーキョースーパーダーリン
著者
松吉アコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801965546
3.9

(146)

(49)

萌々

(56)

(28)

中立

(8)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
21
得点
561
評価数
146
平均
3.9 / 5
神率
33.6%

レビュー投稿数21

彼にとってはスーパーダーリン!

読み始めは、トーキョーから来たカズサくん、全然スパダリみがなくて、タイトルとは?と思いながらのスタートでした。田舎に越してきた理由も上司お気にのフーゾク嬢と・・・的な話で。営業成績は良いのかもしれないけどなかなかのクズな予感_(:3 」∠)_笑

そして以下のモノローグ。

『普段見せる健気さの裏で本当は誰かと繋がりたい欲を抑えているんだろうと思うとそのことがただひたすらエロく思えてどうしようもない』

あれ?スーパーダーリン頭の中のエロ率高くない?むかーし流行った人間の型に漢字がいっぱい並んでるやつならたぶん『H』がめちゃくちゃある(世代がバレるネタ

でも・・・頭の中がそればっかりなのは読んでいるこちらも同じで、、田舎話フンフンと流し読みしてたんですが、グッときました(*´◒`*)

初めての♡は、イカされちゃうとき腕に巻き付いてるのがなんかリアルでシューちゃんめちゃくちゃ可愛い。経験のなさがきちんとわかる描写でラブシーンなのに感心!

その後、まさかのテレビ展開ですれ違い・・・。ここまでのカズサくんがなかなかにクズかったのでこのまま女の子抱いちゃうんじゃないかと不安でしたが、シューちゃんの別れ際の頑張りもあって、なんとか踏みとどまる。

そして!こっから怒涛のスパダリ展開!

親戚ご近所の前でのアレはアウティング大丈夫そ?と心配になりましたが、もうバレかけているわけだし、終わりよければすべてよし、か????個人的には好きな流れでした。

しかしところ構わずセックスするなあ・・・笑。ラブホえっちはもっとじっくり読みたかったです!

幸せになってね♡

0

スパダリじゃないよラブコメだよ!

素敵なラブストーリーじゃなくて、ラブコメとして読んだら、相当面白いと思います。攻めがクズ過ぎて(笑)でも受けにはそれすらもスーパーダーリンに見える。田舎マジック?東京マジック?しかし、ラストはちゃーんとハピエンなので安心して笑って読んでください!

東京から田舎に転勤してきた銀行マン・一颯(攻)×東京に住みたいけど行けない農家の一人息子大学生・修平(受)

まぁ、この攻の一颯が尻フェチで、とってもクズな奴でして。修平がゲイなのをいいことに、尻心地&好きな風俗嬢に顔が似てるからと処女を奪っちゃうんですよね。もちろん修平はその後も恋人のように一颯に尽くすんですが、一颯の方は完全にセフレ状態。修平の事を気にもせず女の子にも興味津々なー颯は、修平を傷つかせてから、ようやくその気持ちに気づく始末。ほんと、どーしようもな(笑)

ようやく恋人同士になれたものの、田舎は噂が広まるのが早い!2人関係が田舎中に広まる中、一颯が出した決断とは!?

…、でようやく、納得のいく(?)スーパーダーリンへ(笑)

ちょっと一颯の性格的に意外な展開でしたが、ほんとに大丈夫??と心配する読者を他所に、2人はとっても楽しくて幸せそうなので、暖かく見守りたい思います。

旅行先の田舎に、こんな2人いたらいいなぁ〜と、妄想が止まりませんでした。

1

スパダリではないがカプに萌える

ノンケ営業マン×田舎ッ子大学生のお話です。

他の皆さんが言うように攻めが《私たち(フジョシ)の求める“スパダリ”ではない》ので【トーキョースーパーダーリン】というタイトルとの齟齬をどう噛み砕けるかで好みが分かれそうな作品だと思いました。

世間一般腐女子の考えるスパダリは、たとえ週一の風俗通いを嗜んでいたとしても対人トラブルを引き起こすヘマなどはしないし、世間一般腐女子の考えるスパダリは、受けと出会ってからは受けしか見えない“一夫一穴主義”を貫くものだという認識があるかと思います。
かくいう私も、受けという存在がありながら女の子に優しくしたり、お持ち帰り(※諸説有)して尻に手を回しちゃったりするような攻めに『スパダリというより尻フェチチャラエリートイケメンではなかろうか…』という感想を抱いたりしました。

東京からやってきたスパダリな彼

※受けから見た攻めの評価

という解釈の出来る内容になっていたら言うことなしだったかな。
大学仲間のモブ同期などに『スパダリ…?(こいつ盲目かよ)』などのツッコミの一コマを入れて貰えたら受けのピュアさも際立ったし大学生設定も映えて良かったかもしれないです。

個人的には『スパダリとは』より『田舎とは』を考える本でした。
宴会席での入婿発言に対してのご年配方ナチュラル受け入れ態勢───これは間違いなくBLの生んだファンタジー田舎。
一夜で噂が広がり後ろ指を指されるまでは等身大田舎、そこからカムアウト入婿宣言した後は鬼寛容ファンタジー田舎を持ち出すんだもの……

田舎の棲み分け(???)はして欲しかった。
ま、ファンタジーだからいいですけどね!

ファンタジーと割り切ってフラットに読めば、展開は楽しいしカップリングには萌える作品だと思います!
シリーズ化しても永遠に読める内容。

+++

表紙カバーの装丁+緑帯について

個人的には本の内容よりもデザインの方が気になりました。
表紙カバー絵が彩度の高くない水彩チックなのは、田舎の長閑さが出ていてとてもいいと思いますし、そこにスタイリッシュな原色フォントでタイトルを入れたのは、田舎と東京の対比を魅せたかったのかなと思いました。
しかしながら、表紙カバー絵の彩度が優しい故に、原色タイトルフォント+塗りつぶし帯に負けてしまっている所は残念に思いました。
特に、帯に水田の水色を潰された事で、表紙から受ける印象がだいぶもっさりした印象になっている点に関しては、カラー絵が悪い訳では無いのに勿体ない気がしました。


0

トーキョーはすべての憧れ

 田舎に住むものとして、東京とはまぶしく、憧れの対象だったりします。
 修平も東京に憧れを抱いているものの、家業である農家のため、地元を離れられない一人です。
 ある日、親戚の借家に東京から一颯が引っ越してきます。長野へは転勤で引っ越してきますが、一颯が上司に目をつけられた上での転勤だったのです。
 欲しいものはネットショッピングでほとんど買えるし、田舎特有のご近所付き合いになれてしまえばそこまで苦痛を感じることもないのでしょうが、一颯が虫や動物が嫌いなのは、さすが都会の人です。
 修平は、農業や田舎の暮らしを通して一颯をだんだん好きになりますが、修平の眩しさはきっと一颯だけに向けられたものなのかなと思いました。お尻が好きな一颯さんと、あまり世間にすれていない修平がかわいいです。

0

注意: スパダリ攻ではないです

東京から越してきた尻フェチ銀行マン(攻)
        ×
ド田舎に住む農家の息子大学生(受)

上司のお気に入りの風俗嬢と親しくなり逃げるように田舎にとんできたチャラ男が、東京に出ることを夢見る青年に出逢います。
なぜそこまで東京に出たいのか気になる攻でしたが…理由は「ゲイだから」。
田舎ではそんな噂すぐに回って居られなくなることを恐れていました。

尻フェチのチャラ男くんなので、受けの話で興味を持ってしまい…受けの尻が天才的に好みだったようで…抱いてしまいます。軽いな!

受けが健気で一途な反面、攻めは興味本位で抱いてるだけなので…別の女性と親しくなるような描写まであります…(セックス自体はせずに終わりますが…)
「トーキョースーパーダーリン」というのは受けくんの主観です!はじめてのことだらけで攻めに対してそう思っちゃったんです!!スパダリ攻が好きな方からしたら「いやいやいや!」って思ってしまうかもですw
でも、徐々に想いを寄せ合っていくのはきゅんでした!いい人だらけでいい町すぎる!!びっくりするくらいの優しい世界でした…w

0

チャラ男要素強め

田舎ののどかな風景や絵の雰囲気から勝手にエロ薄めの癒し系BLかな?と思ったら結構エロくて思わぬ誤算でした。(どっちも好きなのでウェルカム)

ただ攻めがスパダリというよりチャラ男寄りの言動が多く、そこを許容できるかどうかがキモかと…
田舎の純朴な青年に軽い気持ちで手を出した上に、「男なら妊娠しなくていい」とか「名器」とかいう思考回路は自分勝手さが際立っててイラっとしました。

でも受けは受けでエッチできて嬉しい!スパダリ最高!的なノリなので受けが良いなら良いのか…?とも思ってしまったり。。
この受けが純粋で健気で可愛いんですよね~見た目は田舎の普通の男の子って感じなのにエロのスイッチが入った時の色気がたまらん!
攻めがハマる気持ちも分かる!

攻めの身勝手さにモヤモヤはしましたが、受けの可愛さで相殺されて結果萌えたので萌2評価にしました。

0

スパダリか否か

「スパ専オナニー野郎」もとい「トーキョースーパーダーリン」

「抱いてみたいかも」で抱いてしまうという、今まで見た攻めの中でも相当ライトな始まりでした。修平と寝ながらにして女との可能性も捨てないそのチャラさ!下手なチャラ設定の登場人物より生々しい普通の会社員のチャラさがすごい。その軽さからの急激な重さに「高低差で耳〜」のツッコミを入れてほしいぐらい。周りの受け入れの速さも急激。修平が重い子の割に、作品全体はかなり軽く読むべき1冊な気がします。深く考えてはいけない。この攻めをスパダリとして許容できるかが、楽しく読めるかの鍵のようです。

中立〜萌

0

サイテー男がスーパーダーリン

田舎暮らし=きれいな空気においしい水と地元で採れた新鮮な野菜。
食べ物の気配がする作品には、問答無用に飛びつきます。

上司お気に入りの風俗嬢に気に入られ、人間関係が気まずくなって、東京から長野へ異動してきた銀行マンの一颯(かずさ)。
ご近所への挨拶回りの途中で出会った修平の笑顔にきゅんとしつつ、新しい生活が始まって…。

きゅんとした瞬間、「よし、ゲイだ!」ってガッツポーズをしたのも束の間…。
いやはや、何という軽薄なサイテー男なんでしょう。
きゅんとしたのは単純に修平の顔が、自分の贔屓にしていた嬢に似てただけという…。
でもこれは序の口。
とことんサイテーエピソードが続きます。

対する修平は半農家の実家のために地元にいるけれど、本当はずっと東京に出たい子。
その理由はおいおい明かされるのですが、最初の段階から予想はつきますよね。
小さい頃から男の子に惹かれる自分と、ある程度の年齢になると同性同士で手を繋ぐことさえ「気持ち悪い」と言われる現実。
田舎の狭い社会では噂ですら命取り。
それが分かっているから、テレビで見た二丁目の空気の中で自由に恋愛をしたい。
健気な子なんです。

そんな健気な子が思い切ってゲイであることを打ち明けたせいで、サイテー男、動きます。
出来心でお尻を触って、勢いでやっちまいます。
そもそも顔は好みの女の子にそっくり。からだもやってみたら出来た。
というわけで、「遊ぶところがないからラッキー、ついでに修平も男とやれてwinwin」みたいな感覚でセフレ状態に。
しかも「妊娠しないから中出しOK」っていうのが…、完全に気遣いゼロ。
ピュアっ子にそんな関係が通用するわけもなく、気持ちのすれ違いが悲しい。

まあ、とにかくサイテーです。
そんなサイテー男を「スーパーダーリン!」と思ってどんどん惚れちゃう修平を全力で止めたい!
でもサイテー男は放っておいても自爆するもので、ものすごくサイテーな流れで自爆します。

「サイテー男に制裁を!!」と拳を突き上げつつ読み進めるわけですが…。
軽い。
どこまでも何もかもが軽い。
最後、何も解決してないのに「めでたしめでたし!」みたいに和気藹々と盛り上がる面々と反比例で氷点下まで盛り下がるわたしのテンション。
これでいいの?後継問題も解決してないし、そもそもその男、絶対浮気しそう…。
虚しい。
振り上げた拳をそろーっと下さざるを得ない展開に、納得がいかない。

田舎のピュアっ子は、スパダリのハードルが低いというのが分かるだけの作品でした。
野生イノシシのりぼんは可愛かったです。

1

TSD!

面白かったです!
のんびり田舎暮らしに憧れるけど、思ったよりのんびりしてないのかなあ。
狭いコミュニティはマイノリティにとっては地獄かもしれませんね。
本作では、田舎の嫌な面と温かくて優しい面の両方が際立っていました。

東京に憧れるゲイの青年・修平と、訳あって田舎に転勤してきた銀行マン・一颯のほのぼの田舎ライフラブ。

私はデフォルメされた絵が好きなので、とても楽しめました。可愛く誇張されたキャラが可愛くて、ウリボーのリボンにもほっこりした。
切なさとコミカルのバランスが良くて、最後まで飽きずに楽しめました。

初めは、男なら妊娠もしないから中出ししていいよね?的な、自分本位な一颯が嫌でした。
だけど、修平の健気さを知って変わっていくところが良かった。
いつまでもお幸せに〜♡

0

疲れた時におすすめです!

表紙を見た瞬間、あっ!これは良作の予感がすると思い購入してしまいました!

とにかく受けの修平くんが可愛いです!
笑った時に見えちゃう八重歯とか最高です……
もう、本当にこの子大学生なんですかね〜もうなんか幼女にしか見えなくなってきた私はそろそろ眼科にでも行った方が良いのかもしれませんね

ときどき出てくる「りぼん」というウリボーがいるのですがその子がまたいいお仕事をしてくださるのでぜひそこも注目して読んでみてください!

疲れた時に癒しが欲しいときにおすすめの作品です!

0

なんか読み返してしまう

広告で気になってつい購入。攻めを一発殴りたくなってしまうものの、面白いしなぜか読み返したくなるので萌にしました。雑誌掲載?5話分+描きおろし14p+あとがき1P+カバー下っぽいのが2P+電子限定おまけが4P(ひ〇りTVブックさんで購入)一番シンクロしたのはカバー下。虫キライな方でしたら絶対カバー下の気持ち、分かると思う。

東京から希望して長野に転勤してきた銀行勤めの一颯(かずさ)。ご近所に挨拶してまわっていたら、八重歯の可愛い男子(受け)が人懐っこく「手伝うよー」と引越作業を手伝ってくれます。大家の親戚にあたるということで何かと助けたり助けられたりしているうちに、受けがゲイとカミングアウトしてきて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人?物に、ウリ坊のりぼん!受けにめっちゃ懐いていて、ちょっかい出してくる一颯が大っ嫌いで、突撃攻撃したりモノローグで文句たらたら言ったりめっちゃ面白い・・・

++以下攻め受けについて

受けは一生懸命真面目タイプな感じで可愛いから、いいのですが。
攻めが格好良い!のですが!「チャラい!軽い!」と感じられて、「おいおっさん、そんな若い子に手を出してどうする!」と怒りたくなってしまいました。さっくり男前に人生固めていってる終わり方だったので、まあ良いのですが、それにしてもそこに至るところがどうにもこうにも軽々しく感じられて、ほんまに大丈夫なんかいな、このおっさん・・と少々不安。イケメンなのでつい「まあ‥カッコいいからいいか」と様子見に思う私も「あかんなあ」と思いますけど。

軽いなあと思うお話なのですが、絵が好きだしなんとなく気になってつい読み返してしまうのは、なぜなんだろう?攻め受けとも男前だなと思う瞬間はあるし、さくっと気分転換で読めるからかな?萌2にしたいなと思うところもあるのですが、評価に悩んでしまった1冊でした。

0

攻めはスーパーダーリンなのか?

都会からやってきた攻めの一颯に対して、懐っこく何かとお世話をしてくれる地元の青年・修平。
実は修平はゲイなので、人の目を気にしなくてはいけない田舎ではなく都会に出たいのだけど、人手不足という事情もあり村を離れることができない。
そんな一見、明るく振る舞う修平の知られざる一面を知った一颯は、こいつ健気だなぁとグッときて、そして股間にグッとくるお尻ということもあり押し倒してしまうのだけど….

読み終わってあらすじ見たら「尻フェチクズ野郎!」の文字があって思わず納得。

というのも初エッチのときの一颯の感想が「男なら妊娠もしなくていいな」というやつなんですよ……。
うわー……最低とドン引き。

だって修平は健気でいい子なんですよ。
だから大切にしてやってね、と思いながら読んでたのに、修平のいいところは「お尻」「妊娠しない」なのかよー!!このやろー!!と。

だけど修平はそんな一颯のことをキラキラしたお目目で見つめながら「都会からきたイケメンで、ゲイだと打ち明けても差別せずにそれどころか抱いてくれたスーパーダーリンだ!」と思っちゃうんですよねぇ……。
男を見る目が決定的に育っていない哀しさよ……。

それからも修平と何かとエロいことをしつつも、集団見合いで女の子お持ち帰りする気満々で、実際お持ち帰りしちゃう一颯の姿にもイラァっとさせられました。

最後は二人でエッチしてるところを村人に目撃されてしまい……というところから、堂々と一颯が宣言して名実ともに「スパダリ」となる!というやつで、それを周囲が大歓迎で受け入れるというオチに、ファンタジーだよね……とシラけた気分になってしまいました。
ちぐはぐ感というのかな、田舎ゆえの負の部分はそこそこリアルに描いているだけに、そんな非現実をすんなり受け入れる土壌はこの村にはない……!と思ってしまったので。

途中で出てくるウリ坊がかわいくてコミカルで、そこはとっても良かったです。

3

とてもいいお尻だ…

絵柄と設定が好みで久し振りにコミックに手を出しました。

尻フェチな攻めが認めるだけのいいお尻…綺麗な丸みで手に余りそうな小ぶり感…スベスベ滑らかそうな質感が伝わってくる…!!と尻フェチでもない自分が興奮していました。
ずっと見ていたいお尻…!!!そして八重歯…。

攻めが惹かれたポイントが自分のドストライクでもあったのですが、魅力を脳内補完する必要はなく絵で存分に伝えてくれて大満足。

キャラ設定も良かったです。
ゲイであること、一般的ではない欲、生き苦しさを隠しつつも家族や町の人が求める自分を守っていた受け、修平がたまりませんでした。
笑顔が似合う人懐っこい健気受け…最高。
素直で一途で…恋に全力だからこそ不安になった時のぶれが痛切なくて…。

ノンケだった攻めも顔が好みだったからというきっかけから徐々に男…というか修平がイケる口になりOKになり手放す気がなくなり…流れが強引ではなく本気になっていく様が自然に感じられて引き込まれました。

クスリと各所で笑わせてくれるギャグのテンポとシリアス部分が各々いい味出していてメリハリがきいていて一気に読めました。

なかなかにお気に入り作品なのですが、ただ一つ。
オチだけはどうにも好きじゃなかった。

攻めが跡取りになることでその問題が消え家族皆大喜び…。
とても違和感です。
やっぱり普通は大事な一人息子がお嫁さんもらって孫の顔を見るのが夢ではないでしょうか。
だから手放しに喜ぶ周りを異様に感じてしまった…。

お話の空気感としてはアリなオチだったと思うし何も現実的な部分を求めたいわけでもないのですが、ここまで自然にお話に溶け込めたからこそ私は躓いてしまった気がします。

1

すげぇぞ スーパーダーリン

田舎の良さ、都会の良さ、色々あると思います。
修平(受)は、自身が恋愛対象が男性であることを誰にも言えず、跡取り息子としての役割をつとめようと、一見明るそうですが実は悩んでいます。この悩みは、都会でも田舎でも、場所には関係ないと思いますが、それでももしかしたら"理解されない" "受け入れてもらえない"という恐怖心や、ご近所さんとの繋がりが密接な為に感じる"世間体"、都会よりも窮屈なのかもしれません。
そこへ東京からやってきた一颯。田舎では感じさせてくれなかったドキドキやワクワク感を味あわせてくれる一颯に惹かれていく修平が健気です。一颯は、最初はチャラチャラしてるのかなと思いきや、そこで暮らす中で、修平と過ごすにつれて、修平がどう生きてきたかや、田舎での人との繋がりの良い部分と辛い部分を感じ、心境も変化していき、どんどんスーパーダーリン化していきます。

一番のお気に入りシーンは、終盤の、打ち上げの飲み会です。修平は、一颯とのHを知り合いに見られてしまい、2人の間の噂を気にして、一颯を思う故に"別れる"ことを決意。そんな修平に対して、一颯はけじめをつけます。
噂は本当であること。男同士の恋愛に残るものはないこと。修平の家庭の事情を理解しており、跡取りが必要なこと。
"だから俺がこの家を継ぎます
修平に嫁もいらないです
すでに俺の嫁なんで"
ずっと修平は、誰かに知られることを怖がっていました。自分がゲイであることも、修平との関係も。本当はもっと素直になりたい 嘘をつかず堂々としていたい 一颯の事が好きだからずっとそばに居たい 。
そんな修平の不安や窮屈だった気持ちを、一瞬にして払拭してくれました。
場所がどうこうではなく、恋愛は自由です。でもその家庭や環境には、"ならでは"があります。田舎とか都会ではなく、"修平ならでは"の悩みを、共に分かち合うことを、みんなの前で宣言してくれた一颯に、気持ちもスカッとしたし、すっごくいいなって思いました(*^▽^*)2人を祝福してくれたみんなも素敵です!!言わなきゃ分からないことがあるから、言う勇気が必要で、一颯が話してくれたことって本人が思う以上に凄いことだろうから、一颯にもありがとうだし、それを温かく受け入れてくれた周りにもありがとうと伝えたくなりました。

描き下ろしで、修平が一颯に指輪を送るのに対して、手元に用意していなかった一颯は"噛み跡"としての指輪を送るのがキュンとしました!農業を楽しく夢中になって行う修平に"カッコイイ"と笑顔で伝える一颯も好き!さすがトウキョースーパーダーリン改め、ノーギョースーパーダーリン!!

修平の相棒?のウリボーの"りぼん"と一颯の"修平をかけた"対決も面白いですよ笑。

2

表紙のイメージ通りの明るい作品

最初は一颯は単に修平の顔とお尻を気に入っただけのクズ野郎でしたけど、テレビのお見合い番組出演をキッカケに修平への気持ちを確認してからはスパダリに変わってました。
足を捻挫した修平を家に泊まるように誘ってからの初エッチが、とてもイヤラしくて松吉先生上手いなと思いました。
田舎ならではの世間の狭さで一颯と修平の噂が一気に広がり、一颯が修平の両親や皆の前で家を継いで修平は自分の嫁だ宣言はあっぱれでした。
大歓迎されての大円満で楽しく読める作品でした。

4

よかった!

攻のスパダリ感もよかったし、
受の健気さも好きでした。
何より受がただかわいいだけじゃなくて、
かっこよさを持ち合わせてるところも好みだった。
絵柄が好きな絵柄で、表紙も色鮮やかで目に留まったので、購入しましたが、
買ってよかったと思える一冊でした。

4

田舎童貞男子がかわゆかった

東京から転勤願を出して田舎に引っ越した一颯が近所に住む大学生の修平と仲良くなるお話。

一颯はノンケだけど修平を”かわいい”と認識していて、修平がゲイだと分かると『男には興味ないけど修平なら抱ける』と、セックスしちゃうんだけど・・・
何気ない”感じ”がちょっとイラっとしましたね。
まず初っ端の「男なら妊娠しなくていい」って発想。
BLでクズな攻めやビッチな受けが良く言うセリフだけど、仲の良くなった友人でしかも純情処女童貞に対してこの発想でセックスするのがちょっと・・・。
あと、農家男子と都会女子のお見合い番組に出た後、修平の目の前で女の子を平気でお持ち帰りしちゃうとか・・・。

一颯に対してはあまりいい感情は無かったけど、修平が一颯を「TSD(トーキョースーパーダーリン)」と称えて憧れてるのが可愛かったし、一颯に対して一喜一憂する姿がホント可愛かったです!!

2

お尻もいいが八重歯もいい

松吉アコ先生の昔からのファンです!
今作も大好きです♡

タイトルにもあるスーパーダーリン。途中までは、受けの修平くんスーパーダーリンの意味、微妙に捉え違えてるよな...って思ってたんですが、最後まで読むと攻めの一颯さん、スーパーダーリンでした!
田舎だからと自分の性癖隠して健気に家族のため農業に従事してる修平くんを、そんな状況から開放してあげるのは、スーパーダーリンでした♡「二人なら怖くねーだろ」♡かっこよかったです!


あと私的萌えシーンは2つあります。
1つは...立っていっちゃった修平くんの脚の間にビール缶を置いて、缶で修平くんの垂れた精液を受け止めるところです♡それ使ってそのあとえっちするの最高にきました!

もう1つは...修平くん八重歯かわいいんです。一颯さんも修平くんが笑顔になると見える八重歯が好きで、外で立ちバックしてるときに修平くんの首を振り向かせて舌でその八重歯をなぞるシーンがあって...

とにかく一見爽やかな攻めの一颯さんがわりかし爽やかにヘンタイなので、エロ読んでるはずなのに爽やかな読後感です♡

健気好きや、爽やかエロが好きな人にはぜひ読んで欲しいです!

8

受のギャップあり!!

めっっちゃ良かった!

東京から転勤で来たお尻好きな攻と
田舎で自分を隠して生活してる
普段の明るさとえっちの時にギャップのある受 のお話しです。

健気で初な受が好きな方には
ぜび読んでいただきたい!

切ないとこもあるけど
ハピえろな作品です!

ちょくちょく出てくる
受になついてるウリ坊はいい味だしてる、
笑った!

5

絵柄もキレイで楽しく読めました!

初読みの作家さまで、試し読みして電子版を購入しました。

絵柄がキレイで読みやすかったです。セリフも登場人物の背景も分かりやすいし、すぐにお話に入れました。

田舎の狭い世界で、男の子が好きな修平くんは、生きにくさを感じながらも周囲の人たちの為に田舎に残っています。そこへ、東京から転勤?してきた、かずさーが現れます。だんだん仲良くなって、二人はエッチしてしまいます。付き合うとかではなかった二人ですが、テレビの撮影を通して修平への気持ちに気づいたかずさー。
面白い展開で楽しく読んでいたのですが、二人のエッチを近所の人に見られたことから、かずさーが町の人たちに恋人宣言して家を継ぐと言い出して…急な大団円にちょっとびっくりしました。
でも、その後の二人のラブラブはかなり良かったので、萌2にさせていただきます。
うりぼーのリボンちゃんがとにかく可愛いかった!

電子のおまけはラブホに行く二人でした。修平くんウブでエロいという、素晴らしい可愛さの持ち主です。

4

読後感はスッキリ悪くない♪でもいわゆるスパダリではないのよ〜〜

タイトルに「スーパーダーリン」とありますが、いわゆる「スパダリ」ではなく、あらすじにもある通り、
『尻フェチクズ野郎』の、傲慢で少し冷めたところのある都会人という印象の攻めでした。

風俗絡みで上司と揉め事を起こし、田舎に転勤してきた銀行の営業マン・一颯(かずさ)は、黒髪で笑顔の可愛い大学生・修平と出会います。
ある日修平がゲイであることを打ち明けられた一颯は、好みの顔とお尻を持つ修平に俄然興味がわいてきて…

軽いエロ目的で修平を抱く一颯と、初めて男に抱かれてメロメロになってしまった修平。
エロいことに興味のある男同士の合意の上でのセックスだから問題はないんだけど、2人には温度差が…
遊び感覚の一颯にイライラ〜ムカムカ〜!

でも側から見るとエロ目的な面が強い一颯でも、ゲイであることを隠して恋もセックスも出来なかった修平にとっては「都会から来たカッコよくてゲイに偏見を持たずに抱いてくれる優しいスパダリ」なんですよ。うぅ泣けるぜ…

「修平ー!ちがーう!そいつはスパダリなんかじゃねー!」と画面に向かって念を送るも、残念ながら届かず…
最初の方は、言いなりになっていろいろなエッチの要求に応えてる修平にもヤキモキ。
健気を超えて、ちょっと流されすぎなくらい言いなりになっていたので…
そういう子見るとすーぐ心配になっちゃう私です。
すっごく可愛い子なだけに余計に。

途中、一颯が自宅に女の子を連れ込むシーンがあるのですが(エッチには至らず)、そこで私のモヤモヤは最高潮!
一颯キーック!パーンチ!!!と画面に向かって攻撃を繰り出したいくらいだった〜。

結局一颯にとってその出来事が、修平の健気な想いと、自分の修平への気持ちに気付くキッカケとなるわけですが。

そこからは一気に甘い展開へ。
終盤くっついてからは、熱く真っ直ぐに愛し合う2人を見ることが出来ます。
ただ、2人の関係が田舎中に知れ渡ることになってからの展開が、随分あっさりとしていたような?
ほのぼの田舎でのラブストーリーとして見れば、そのくらいの緩さがマッチしているのかな?

作者様はあえて一颯にゲスい行動をさせているんだと思うので、これを一颯の「ゲス男」→「いい男」への成長物語と見るかどうかで評価は変わる気がします。

ラストまで読むと読後感はスッキリとして悪くありませんが、タイトルから王道スパダリを期待してしまったため、どうしても中盤までの違和感が拭えませんでした。
一般的なスパダリではなく、受けにとっての『スーパーダーリン』。
予めこの攻めの属性を知った上で読んでいたら、また感想は違っていたかも!と思います。

初読み作家様で作品傾向はわからなかったのですが、表紙の絵柄から想像したよりもずっとエロは多かったです♡

10

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