熱血純情青年×元 ヤンパティシエが贈る、一途に一生懸命に恋する物語。

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表題作そうして僕は恋を知る

日向翔吾,元サッカー選手のパティシエ見習い
花桐 瑛,元ヤンのパティシエ

その他の収録作品

  • 第4.5話(描き下ろし)

あらすじ

自分を拾ってくれた勤め先の洋菓子店の店長・瑛に片思いをしている翔吾。ある日、知らなかった瑛の一面を見てしまったことがきっかけで、今のままの関係では嫌だと気づいた翔吾は瑛を押し倒しキスをするが…?

作品情報

作品名
そうして僕は恋を知る
著者
ときたほのじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
そうして僕は恋を知る
発売日
ISBN
9784041081426
3.7

(84)

(18)

萌々

(28)

(33)

中立

(5)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
306
評価数
84
平均
3.7 / 5
神率
21.4%

レビュー投稿数15

初恋

クールな美人で元ヤンとか
オイシイとこ総なめですね。
ありがとうございます(n*´ω`*n)グゥ
対してのワンコ攻もなかな乙。
ベターな組み合わせではあるのですが、一番おいしいよね。

さて本題。
片思い拗らせ系の攻
大好きで大好きで大好きな相手のよからぬ噂を聞いてしまう。
まさか、そんなバカななんて思ってた矢先にみた本当の姿。
そこから急速に関係は変わっていく・・・!?

わりと簡単に落ちてきたなという印象はあるものの
これはこれで良。
元ヤンでクールで大人な印象だった相手が
自分でケツほぐして待っててくれるとか(言い方・・)
ちょっとじゃなく萌えた。
可愛い後輩ワンコだった攻がそれみて
暴走する展開も好みでございます。
まだ子犬だったはずなのに発情したオス見せてくるとかw

これからの展開も楽しみです

0

想像と違ってわんこ攻めでした

「そうして君に触れるまで」を3巻まで読んでから、アキラさん達の話を読みたいなと思って購入しました。
1巻は馴れ初め編?まだ、ヤンキーなところはあまり出てこないですね。「~君に触れるまで」の薫がアキラさんに心を奪われていた、アキラさんが特別、みたいにすごく描かれているので、薫たちが出てくるのかなと期待していたのですが・・・
そしてアキラさんが攻めだとずっと思ってましたよ。まさかの年下わんこ攻め。

スピンオフ作品とは違い、比較的明るく元気な感じの作品でした。翔吾が元気なキャラだからかな。過去につらい経験をしているのに、前向きに生きている。それはアキラさんのおかげで前向きになれたようですが。
こんなに真っすぐに自分を全肯定してくれて好き好き言ってくれたら好きになっちゃいますよね。
アキラさんの心の欠けたところを埋めてくれた翔吾。これからも溢れんばかりに愛情を注いでほしい。
仕事も家も一緒なんて、ラブラブですね。
翔吾は筋トレが趣味みたいなので、もっと裸体を見てみたい!

1

ワンワンとツンツン

最初に言っておくと、表紙左の瑛さんが受けで
表紙右の翔吾が攻めとなっております。
私は逆だと思って購入した人間です(*´ω`*)
特にどっちが受けか攻めかなどこだわらないタイプなのですが
もし同じように勘違いして買う方がいらっしゃるかもしれないので記載致しました。


個人的には元ヤンのパティシエが
年下ワンコに求められて抱かれるなんて
最高でしかありませんでした…!!!!
普段ツンツンしている瑛さんがデレた瞬間の破壊力たるや…!

最初はどうなることかと思ったけど
なんだかんだ瑛さんも翔吾のこと好きだし、
なんなら翔吾が帰ると寂しいって言っちゃうし
お互い出会って良かったなぁと心から思いました。
翔吾は人生が変わってしまう事故だったけど
その事故があったから瑛さんと出会えたわけで
そう考えると悪いことばかりじゃなかったと私はそう思いたいなぁと思いました。

0

ケツで抱くとはこのことか、、、、

現在3巻まで出ており一気読みしました。
男前受なアキラさんがものすごくエッチです。エロいです。色気がすごいです。大好物ですね。

年下攻めの翔吾くんもテンプレのようなワンコ系でアキラさんすきすきすき!!!!と一途で一生懸命なところがすごく可愛い。

元ヤンでめちゃくちゃ強いアキラさんが抵抗することもなく年下彼氏に絆されてとろけてくさまはたまらんです。
翔吾のアキラさんを抱きたいという一言で拒否するでもなく1人で負担かけないように準備をするなんてなんて健気、、、_:(´ཀ`」 ∠):
あー大好きなふたりです!

2

受けの見た目が好き

ワンコ攻め×男前受けのお話。
スピンオフから読んで気になっていたカップルだったんですが、受け攻めが逆だと思ってました。
個人的な意見で申し訳ないんですが、受けの見た目がかなり好みだったので、攻めだったら萌え倍増だったのにな~!と思わざるを得ませんでした。

お互い惹かれる過程はちゃんと描かれていてストーリーはしっかりあるんですが、感情移入しにくかったかなというのが正直な感想です。
お互いがお互いじゃないダメというエピソードはちゃんとあるんですが、両方ノンケにも関わらずあっさり成就してしまった感がありちょっと物足りなさを感じました。

絵は綺麗でバランスが良く受けの体つきがエロい!
ワンコ攻めと男前受けが好きな方には刺さる作品ではないでしょうか。

2

受けの肉体美!

肉体美が素晴らしいとSNSで見かけたので電子で購入してみました。

確かに瑛の胸筋や尻から太腿にかけての筋肉がとても好みでした。

でも攻め受け逆だと思ってたんですよね。翔吾が可愛い顔してたから。瑛を好きだと悩む姿も乙女っぽかったし。しかも何の経験も無い童貞なのに、自分よりガタイの良い相手を抱きたいと思うだろうかと。

瑛を好きになるきっかけもふに落ちなかったし、更に翔吾を瑛が好きになった理由も弱く感じてしまいました。

街で見かけた理由が瑛がゲイでお相手を探してたなら納得出来たかも知れなかったです。
  

年下攻めの虐待格差好きで、男らしい受けが好みの方なら堪らない作品だと思いました。
翔吾が暴走する度に説教しても許す瑛が大人でした。


0

クールなパティシエの「デレ」が可愛い

初めて読む ときたほのじ先生の作品です。
ときた先生は丁寧な絵で読みやすいです。

パティシエ見習い 日向 翔吾くんと元チーマーのパティシエ 花桐 瑛さんのお話。

2人の出会いは、翔吾くんが高校の部活の帰りに交通事故に遭ったのですが、その時に助けたのが瑛さんでした。
事故が原因でサッカー選手としての夢が閉ざされてしまった翔吾くんは、両親やチームメイトを気遣い、弱音を吐くことも、泣くこともできませんでした。
そんな辛い入院生活をしている翔吾くんを見舞い、気遣ってくれた瑛さん。
翔吾くんは、瑛さんの前では本音で話し、泣くことができました。
その時から、翔吾くんにとっての瑛さんは「恩人」であり「特別」な存在になります。
その後、翔吾くんは瑛さんに頼み込み、高校卒業後にパティスリーを営んでいる瑛さんのお店で働かせてもらうことになりました。
このパティスリーは瑛さんの亡くなったお祖父さまが残したお店です。
普段は、イケメンで、真面目で、カッコ良くて、穏やかで、美味しいスイーツが作れる瑛さん。
ある日、その瑛さんが夜の歓楽街で派手な感じで歩いていたと、翔吾くんは親友から聞かされます。
気になる翔吾くんは定休日の夜に歓楽街に出向き、そこで目にしたのは…。

どん底の自分を救ってくれた瑛さんに恋している一途な翔吾くんが、とても可愛いです。
…が、この作品の萌えは、間違いなく瑛さんの「デレ」でしょう!!
暎さんは、若い頃にやんちゃをしていて他人を寄せ付けないタイプだったのに、翔吾くんには思いっきりデレているのですよ。
翔吾くんに抱きしめられた時のお顔も、Hをしている時のお顔も、すごく可愛いんですよ~。
ちなみに、瑛さんはイケメンなのですが、お身体の筋肉も素晴らしいです。
何とも言えない色気もあるんですよ。

瑛さんは、過去の生活を改め、パティシエの勉強をし、お祖父さまのお店を継ぎました。
しかし、そのお店も自宅もお祖父さまがいないことで寂しさで溢れていました。
そこに現れた翔吾くんが、瑛さんの色あせていく世界を埋めてくれる存在になり、いつしか好きになっていたのです。
おまけに、女性経験豊富(と思われる)な瑛さんが、年下の男子に抱かれるなんて、好きじゃなければ絶対に無理ですよね?!
その時のために、1人で慣らして準備をしていたなんて、もう健気すぎるだろ!!

最後は「お前が帰った後、…静かで寂しい」と、住み込み(同棲)を提案する瑛さんのデレに、翔吾くんはもちろん、読者様もメロメロになってしまったに違いありません(笑)

描き下ろしは4.5話です。
Hの最中に、瑛さんが言ったひとことで、翔吾くんが…。

当て馬は登場せず、少しだけモダモダがありますが、安心して最後まで読めます。
全体的に爽やかなお話です。
個人的には、もっとスイーツを絡めてくれたら嬉しかったな。
瑛さんが作るケーキや焼き菓子をいろいろ見たかった!
次巻でお披露目されることを願っております。

5

必要な存在

洋菓子店が舞台なので、甘ーいお話かと思いきや、
表紙や絵柄のようにすっきり、ライトな読み心地でした。

翔吾と瑛さん、
それぞれが欠けたもの、無くしたものを
お互いの存在が埋める。
モノクロだった毎日が彩られるような、
塞いでいた気持ちが明るくなるような、
そんな存在に出会えたってステキなことです。

ただ、お話の運びが丁寧で、かつスムーズ過ぎて気がついたら
読み終えていた、というさっぱりした感じでした。

瑛さん、パティシエだからタバコ、
(お酒も)控えたほうがよろしい気が…(お節介)
元ヤンと今とのギャップだし、
イケメンだから仕方がないか…!←

お身体はたいへん素晴らしくてエッチで素敵でした〜。
ラインが美しかった…♡
翔吾は表紙よりも本編のほうがもっと顔がよくて、
ワンコぶりもかわいかったです。

3

お互いが心の隙間を埋めてくれる。。。(萌)

プロのサッカー選手になる目前で事故に遭い夢を絶たれた翔吾が瑛に救われ立ち直ることが出来、瑛の営む洋菓子店に押しかけて働かせてもらう事になる。

一方、昔荒れていた瑛は両親の代わりに自分を育ててくれた祖父の店を守るためにパティシエになったが、祖父が居なくなった心の穴は埋められずにいたが、翔吾が一緒に働きだしたことで寂しさが埋まっていく。

お互いが相手の存在に救われるのっていいですよね。
なにより・・・ノンケ同士が付き合い始めてタチネコの確認を取るのが超可愛い♡

0

最後のデレに萌える!

読み始めてしばらく、あれ?面白くないかも??と思ってしまいました…

攻めの翔吾の視点で始まり、すでに翔吾の片思いが始まっているのです。
パティシエの瑛と見習いの翔吾。
2人は大切なものを失ったもの同士。
翔吾は瑛に助けられ、瑛は翔吾で心の隙間を埋めていく。

初めは、翔吾の片思いについていけませんでした。
なぜ瑛が好きなのか、どこがいいのかが全然分からなかったからです。
サッカー選手としてスカウトまで来ていた翔吾が事故に遭い、選手生命を絶たれてしまいます。
その場に居合わせた瑛が付き添い、声をかけ、のちにお見舞いにきて前向きになれるきっかけをくれました。
やっと素直に泣くことができ、瑛のお菓子屋の門を叩きます。

一方の瑛は大好きな亡き祖父の店を継いだものの、祖父のいない店に寂しさを感じます。
その隙間を埋めてくれたのが翔吾で、一緒にいると温かくて、次第にかけがえのない存在になっていく。

クールな瑛が翔吾の望むまま抱かれ、好きだと伝える。
これだけでも萌えるのに、お前がいないと寂しい…って!最後のセリフで完全ノックアウト。
初めのつまらなそうな印象が吹っ飛びました‼︎
クーデレな瑛と素直で裏表のない翔吾の2人、みていて癒されました。

1

……何かが違う。

作家買いさせて頂いております。
率直な感想は「イマイチ」

キャラクターは可愛らしいです。
特に瑛さんは、逞しくも色気があり惹かれます。

しかし、ストーリーが……
物語は綺麗で何の問題もないのですが、単純に「自分の好みではなかった」のです。
「こういう話が読みたい訳ではない」「何かが違う」と感じてしまいました。


恐らく、自分とエメラルド作品との相性が悪いのでしょう。
エメラルド作品は、他の作家さんの作品も含め 何作か読んでおりますが、どの作品を読んでも何故かしっくり来ないのです……

今後コミックスをお迎えする際には、レーベルの特色も考慮する必要があると感じました。

1

元ヤンパティシエがエロい!

年下直球ワンコ×年上元ヤンツンデレパティシエだなんて
私得設定でありがとうございます…!!

お互いの弱さを受け止められるのは
愛以外のなにものでもないというか
心から自分を預けられる間柄って感じがしませんか??
運命の出逢いなんて陳腐かもしれないけど
瑛さんが翔吾のしんどさに気づいてあげられなければ
恋をすることもなかっただろうし
瑛さんも自分の寂しさを埋められなかったでしょうから…。
もちろん、それが誰だって良いわけではなくて
見せたくない一面を知っても慕ってくれる翔吾だからですよね。

告白されて意識してからの瑛さんがエロ可愛いくて困りましたww
髪型も、襟足のあたりがすっきりしてて前髪長めってヤバくないですか!?
そして麗しい御顔も見惚れてしまいます。
翔吾の気持ちがよくわかる!
ただ、本当に細かいところで恐縮なんですが
個人的に瑛さんがもう少しツンとしていてくれたら嬉しかったかな…。
時々見せてくれる笑顔がまた翔吾にとっては最高の栄養剤でしょうけど
綺麗な人ってそれだけで迫力があるから
笑顔はレアであって欲しかったというか。
うーん、何を言ってるのか自分でもよくわからなくなってしまいました;

ときたほのじさんの作品で一番好きなお話となりました♪
瑛さんの雄っぱいも腹筋もナイスでしたよ!!

3

純情ワンコの暴走攻めにキュン!

作家買いです。1、2作共に、やんちゃな高校生のキレイなガチムチボディで楽しませて貰いましたが、
今回は元ヤンのガチムチ美人パティシエ店長の瑛と、弟子の年下純情ワンコの翔吾。
あっさり、さっぱりの展開にあまイチャな二人が楽しめます。
設定のせいなのか、内容的には前作までの勢いがなくて、イマイチ入り込めないままでした。

二人とも、それぞれ17歳で大切なものをなくして、前を向く切っ掛けとなった出来事があります。
事故にあいケガで夢を失った時に瑛と出会った翔吾、弱さを見せる事ができた瑛にあこがれて
卒業後に弟子にして貰い、瑛の側にいることができて幸せな日々。
瑛は元ヤンで荒れた生活をしていた17歳、大好きだったパティシエの祖父を亡くし、
祖父との思い出である店を潰したくない一心で、0から奮起してパティシエになった経緯があります。

自分の知らない瑛がいることを知った翔吾が、憧れだけでない恋心、嫉妬に気付いてから
もっと瑛の事を知りたいと、純情なワンコはグイグイ強気で押しまくる!
急にキスしても怒ったり引いたりしない瑛なんです…大人なのか?反応が薄すぎてよく解らないわ><

瑛は純粋な眼で懐いてくれる翔吾の存在が嬉しくて、元ヤンの過去も隠していましたが、
それを知っても自分を求めて来る翔吾…そして、必死に残した祖父との思い出と自分の居場所で、
なぜか埋まらなかった心の隙間を、翔吾が埋めてくれる存在である事に気付く瑛なんですが…。

多分そんなキャラ設定なのかな?瑛!!!もっと感情をくれ~~~~!
と叫びたくなるリアクションなんです…美人ガチムチボディにはやられましたが
ツンでもクールでもないかんじなんですよね。掴みどころのない瑛にずっとモヤモヤしてしまう。

二人の気持ちはあっさり通じ合い、Hへの経緯も読めてしまった・・・。
あの流れ、Hに向けて絶対に自分で広げてるよなぁ~~って、もう少し捻って欲しかったなぁ。
確かに初めての男のために、自分で拡張する美人ガチムチの瑛ってエロいんですけど、
Hシーンも丁寧に描いてますが、個人的には然程エロくない。
ワンコの暴走中だしに大人な瑛が軽くダメ出しし、あっさり、さっぱりのあまイチャ初Hでした。

その後もHシーンが…この作品はエロ少なくていいと思います。然程エロくないんで、
もっとあまイチャシーンにしてくれたらいいのになぁ…その方が作品に合う気がする。


この作品は1巻完結かと思いきや続くんですね…大人ガチムチ受けの魅力が増す事を願います><
でも、欲求が止まらない純情ワンコ攻めの暴走がめちゃくちゃカワイイので、
もっとキュンキュンさせて貰えるなんて、お楽しみですね~~~!

1

お前が塗り替えてくれる…。色を無くしかけていた世界を。(なんてね。)

うーん。全体的にはコメディタッチなんですがー。
諸々盛り込み過ぎな気もしました。もちろん、ときたほのじ先生ならでは!の、ヤンキータッチの
筋肉質受け。タトゥーもちょっぴり入ってたりして、美味しそうな細マッチョ体型。
キツそうなキリッとした顔が、感じて歪むさまもデフォ。たまらなくセクシーです♡ エッロ。
そして、最近よくお見かけするような設定。強面のキレイ系、瑛さんは結構真面目で、お祖父さんが遺したパティスリーで、美味しいスィーツを作っている。
そんなスィーツの様に。甘あまでエロいストーリーを期待してもいたんだけど。
序盤でスィーツはもぅ、まぁまぁどうでも良くなっている。せっかくの設定を活かしきれて無いのだ。
定番だと言われようが何だろうが。スィーツになぞらえた何かエピソードは欲しい。
プレイでもいい‼︎ そうそう!定番生クリームプレイくらい披露して欲しい‼︎
忙しくて子育てに注力しなかった父母の代わりに、瑛さんを育ててくれた優しい祖父。
祖父と作ったであろう、スィーツの大切な思い出すら描かれない。
お祖父さんが、パティシエじゃ無くても?花屋でも、小料理屋でも、不動産屋でも?何でも良かったんじゃないか? と、思わせてしまうのは勿体ない。本当に勿体無いのだ。
お祖父さんのレシピを大切にしているというエピソードが欲しかった。ぜひ欲しかった!

物語は急にシリアス味を帯びてくる。事故で大好きなサッカーを諦めなければならなかった翔吾は、周りが気遣ってくれるのが解っているから、泣くことも出来ない。良い子過ぎるのだ。
事故にたまたま遭遇した瑛さんは、そんな翔吾を救い、後で見舞いに来る。
知り合ったばかりの瑛さんの前で、初めて辛い気持ちを吐き出して泣く事が出来た翔吾。
彼は、自分の心をも救ってくれた瑛さんに恋い焦がれる事になる。
そして。瑛さんも。祖父を亡くしてから、色を失った様に見えていた自分の世界に、現れた翔吾を次第に愛おしく思える様になって行く…。
『俺一人じゃ、どんどん色を無くしていくこの世界に。…全部、お前が塗り替えてくれ。』
きっと、喪失と希望の物語、って帰結にしたかったんだろうと思うんだけど。
それは、盛り込み過ぎの為、ちょっぴり突然な気もしてしまうのだ。
だって、想いを告白して、瑛さんのダダ漏れな色気にたまらなくなった翔吾は、男同士どころか、童貞なのに、瑛さんを「抱きたい!」と言ってしまう。そうか、翔吾は、俺を抱きたいのか。と、恥ずかしながらも腹を括った瑛さんの準備…。エッロ。
もう、その色気からして、瑛さんが抱かれる側なのは、出オチ感ハンパないんだけど。
そこはそれ、もうちょい『えー⁈どーなるの〜⁈』なんて、思わせて欲しかった気もするし。
抱くと見せかけて、結果、抱かれてしまう翔吾くんを見てみたかったかも。
シリアスなのか、エロなのか、はたまたコメディなのか。もしくはハートフルなのか。
欲張り過ぎて、フワっとしてるのが残念でした。
瑛さんの色気には「萌」評価です。

0

元ヤン受けのデレが良き(∩´///`∩)

エメラルドらしく毒っぽさがなく可愛い絵が綺麗で読みやすい作品だと思います。

ときたほのじさんの作品は、
攻めより体格がいいヤンキー受けがデフォになりつつありますね♪
今作は年下ワンコ攻めに懐かれる元ヤン受けがとっても可愛かったですヾ(*´∀`*)ノ
以下続刊のようですが、これ1冊でもきれいにまとまっていました。


さてさて。
翔吾(攻め)は元サッカー選手で今はパティシエ見習い。
恩人で片想い相手でもある瑛(受け)が店長を務める洋菓子店で働いています。

片想い相手と四六時中一緒にいられる最高の職場!
フラれたときのリスクを考えると告白するつもりはなくひっそり想いを募らせます。

しかし優しくで穏やかだと思っていた瑛に夜の顔があると知り。
気になって自分の目で確認しに行くと
話に聞いたとおり夜の町で喧嘩している姿に出くわします。

瑛はあまり見せたくなかった姿を翔吾に見られてしまい、
今まで言えなかった気持ちをポツポツ話し出しました。
ソレを聞いた翔吾は今まで抑えてた気持ちが隠しきれなくなってーーーと展開します。


翔吾は純情な年下ワンコ攻めでワンワンしてて微笑ましいヾ(*´∀`*)ノ
19歳でまだ少し幼さが残る青臭さが良きです♪

で、瑛の年齢はハッキリ書かれていないけど
翔吾と比べればそれなりに年の差があるはず。(多分)
大人な受けが年下攻めに絆され振り回される感にニヨニヨ♡

大人の余裕が出来なくてデレる姿もかわいいし、
19歳の翔吾にガツガツされてるのもかわいい…!
さみしがり屋な一面はキュンキュンキューーン(∩´///`∩)
(喧嘩シーンがなかったら元ヤンっぽくないけど)

翔吾も瑛も「大切なモノを失った」共通項があり、
出会ったキッカケ・惹かれるキッカケもそこにあって。
互いの存在が源になっていく姿がキュンとします。

恋人になるまでの過程は正直アッサリしてたなと思うとこはありますが
個人的にときたほのじさんの絵や作風が好きなので今回も楽しめました♪

評価は萌え×2寄りの萌えで。
キャラクターや設定はツボですが、お話の盛り上がりは欠けたかな?と…。
続刊があるとのことなのでそちらに期待して抑え目の萌えであげます。

5

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