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宮坂、完全に鬱でしたね。矢野さんという生きるモチベーションがなかったら、かなりヤバいやつ。すぐ涙が出るとか…あぁ宮坂、登山も平気な健康優良筋トレマンだったのに。
徐々に回復していく宮坂と、家族になっていく2人…と1匹。ラストの丸まった矢野さん(仮)は完全に家族だった気がする。次の巻で最後か…なんだかもっともっと深く展開出来そうだし見所も作れそうなのになぁ。最初の方向性からはだいぶ変わってる気がしますけど。そら10年以上経てば世の中も変わる。
萌2〜神
仕事をやめた宮坂に矢野さんは何て言うかなと思ったら…やさしかったですね。宮坂のことをちゃんと理解している。
宮坂が矢野さんに謝る理由をたくさん考えていて、その最後が「なんでネコを抱いているのか」に笑ったw 謝る理由じゃなくて疑問になっとるw
心身ともに疲れきっていた宮坂、寝ても寝ても眠いとかしんどいとかわけもなく涙が出るとか、言葉は出なかったけどうつ症状ですよね。
そんな宮坂に今は休めと、自然に回復するのを見守る矢野さん、やさしいわぁ。
宮坂も生活リズムをちゃんとしようとか、前向きに努力して、この子ほんといつもえらい。
宮坂が回復してきた頃に、家政婦をお願いする吉川さん。実は夫が仕事をするようサポートもしてほしい、て出来た奥さんですよね。
同時に宮坂のリハビリにもなるし、夫にとって宮坂の存在はありがたいだろうし。
家族なんだから宮坂一人くらい食わしていけるという矢野さん、男前。
それを聞いて感激する宮坂がまた乙女でw
矢野さんにそう言われたら逆に「絶対働きます」と咄嗟に答えるのもわかる気がするし、矢野さんと仕事に置いていかれたくない、というのもいい。
矢野さんが「お前はやっぱり俺が見込んだやつだよな」と喜んでたし。
引越しするにあたり、宮坂は物に思い出を持つタイプで、矢野さんは執着がない。
矢野さんが言うように、性格のそういう部分は直らないものだと思う、どっちも良くも悪くもないんだろうな、は私も同意。私も矢野さんタイプ(余談だけど、BLの他作品で物を大事にしない人は人も大事にしない、というセリフがあり耳が痛かったものでw)
新居の縁側で2人で空を眺めながら、矢野さんの「家族に宮坂を紹介しないとな」「いいんですか…!」と喜ぶ宮坂に「良いも悪いもそういうものなんだろ?一緒に生きるってそういうものなんだろう?」の後、宮坂が矢野さんをハグして、ページをめくったらぶちぬきコマで矢野さんも宮坂をぎゅっとしていたのが…めちゃくちゃいいシーン。
あと、吉川さんがやっぱりやり手!
会社を立ち上げて独立するって。
やりたい仕事ができる、体にちょうどいいくらいの働く環境をつくりたい、みんなと働きたい、お金のために楽しさとか犠牲にするのはどうかと思う、生活がしっかりしていないと何が楽しいかわからなくなりそう、楽しもうと思って働かなくても仲いい人が集まればそうなるでしょ…全部めっちゃいい。ユカさんが言うように吉川さんほんま男前だわ〜(また余談ですが、最近読んだ大人気漫画家さんの大人気シリーズがエリートリーマンBLで残業めっちゃしていて、最先端の作家さんがまだそんな価値観なんだと思ったもので。現実的にはコンプライアンスとかで残業減っていそうなのにと。わかりませんがw)
ホッとしました^^
前巻の宮坂が病みすぎていたのでどうなることかと思いましたが、
本作は宮坂が心身共にお休みするお話になっていました。
矢野は、なかなか懐の大きい男ですね。
宮坂を心配しながらも見守っている……
そういう押し付けがましくないところがとても魅力的でした。
ちゃんと〝家族になる〟という約束通りの振る舞いに、
ちょっとジーンときてしまいました。
作者のトーテムポール先生曰く、
『東京心中』は、ワーキングBLというわけではないらしいです。
意識してお仕事を中心に描いていらっしゃると思っていたので、
少し驚いてしまいました。
なので、しばらく宮坂がニートでも驚きません。
ゆっくり休ませてあげてほしいです。
そして、詩さんの会社が立ち上がった時、
また宮坂を働かせてあげてください。
なんだかんだいっても、宮坂は映像の仕事が好きなんでしょうね。
私は、料理教室の講師なんかもいいんじゃない?
なんて思ってしまいましたが^^;
メインタイトルが「東京心中」から『東京家族』になり、
サブタイトルに-東京心中-がきました。
矢野の家族に宮坂を紹介する話も出たし、
二人が家族として関係を深めていく様子を気長に見守りたいと思います。
お話は、きっとまだまだ続くのでしょう……
これからも楽しみにしています。
『どっちも良くも悪くもないんだろうな ただそれだけで』
前巻でかなり追い詰められていた宮坂ですがついに仕事を辞める決意、その後しばらく自宅で療養のような生活に入ります。
そして子供のいる吉川の手伝いを細々と続けますが段々と任される仕事の責任が大きく、さらにふとした拍子で引っ越しも決まります。
何もかもが正反対な二人ですがそれだけに距離感が大事になる、この巻では二人が本格的に恋人から夫婦になっていく過程を見せてると思いました。
ここへきて矢野さんと宮坂の愛に焦点が当たってきました。
いやー、これだけ続いても相変わらず面白いですね。さすがです。
どうしようもない大会社をやめてきた宮坂。宮坂の精神状態が落ち着くまで、まさに家族として支え、包み込む矢野さん。相変わらずクールだけど、逃げずに受け止める矢野さんを見ていると、ついにここまで来たか、という気持ちになる。
詩さんのところで家政婦をしつつ、やはり作り手として再出発しそうな宮坂。
今後のお話も楽しみ。