【電子限定おまけ付き】【イラスト付き】
溺愛モノが読みたくて色々と調べてこちらに行きついたのですが
初恋×再会×両片思いときゅんきゅんがかなりつまった作品でした(*´▽`*)
それぞれの視点からお話を読むことが出来るので
そうじゃないよ!そうじゃない!と言いたくなることもありました。
でも読んでいてイライラしたり、モヤモヤする感じじゃなくて
この二人のすれ違いは微笑ましいんですよね(*´▽`*)
すれ違いにすれ違いを重ねて、あぁ!って思っていたら
カイルが押してくれて、二人は両思いだと言うことが分かります。
その瞬間の二人が微笑ましくて…(*´▽`*)
二人共長い間の両片思いが終わったから嬉しいよね…!
その後はずっとラブラブで読んでてすごく幸せな気持ちになりました。
倫は健気で可愛いし、カイルは倫のことすごく溺愛してるし
二人の幸せなお話をこんなに読ませてもらって良いものなのか…!と思う程でした(*´▽`*)
溺愛モノが読みたかったので、こちらの作品を読んでほんとに良かったです。
古い日本家屋と猫、そして和服やたくさんの料理の描写があって、初恋片思いの透明感と豊かな空気感が心地良かったです。書道の専門的な部分がピンポイントだったのも良かった。
私は木原音瀬さんの「深呼吸」が大好きで、穏やかな谷地さんと一軒家の雰囲気がとても好きで、受けの榛野が「猫にも嫉妬するくらい」という台詞がまた堪らないのですが、この作品も猫にも嫉妬しまくりで可愛いかったので、「深呼吸」が好きな方にもお勧めかと思います。
回想めちゃ長いです。現在のお話から始まり、倫がカイルと出会った小さい頃のお話、小学生のお話、今度はカイルの小さい頃のお話、中学生のお話と、当事者の気持ちの折を残らず書かれているので、なかなか現実の話がすすみません。最後に打ち明けたときにこの回想が活きてくるのですが…長いのでもう少し短くして欲しかった。
猫に嫉妬して相手にマーキングしたり、炬燵でふたり寝たり、海外出張でカードを送ったり、とにかく大人になってからのエピソードが可愛いんです。片思い同士なのに同じことを思っているのが素敵で、どれだけ好きか伝わるしカイルの台詞がデレ可愛い。
そして後半戦の両思いになってからの夜は、作者さんの丁寧な書き方が威力爆発で…
こんなに日をかけて挿入まで至る小説は初めてだったので悶えました。病弱で細いから攻めが心配&優しくするの堪りませんでした…
恋愛話としてだけでなく、二人とおばあちゃんと最後する幸せに関しての会話が素敵でした。減点方式と加点方式だとか、幸せの感度が良いとか、滲みて涙が出ました。
挿絵綺麗なんですが倫が女の子みたいでちょっと萎えました。
甘かった、そして長かった。
切なくて甘くて、そして回想が交互に入り、また切な甘くての繰り返しで。
何度も途切れ他の本を読んでまた戻ってやっと読み終えました。
長い長い両片思いが実り今度は体を繋いで身も心も結ばれたいと頑張る二人も良かったです。
カイルの理性が何度も飛びそうになりながらも、倫を丁寧に慣らしていって。
とっても甘くていいお話なのですが飽きてしまうギリギリでした。
そしてキラキラ王子様で策略家の攻めカイルと天然美人感じやすいまっさらな受け倫。
お互いに大好きで特別で何年たっても忘れられなくて。
設定が揃いすぎてちょっと興醒めしちゃいました。
やっぱり浴衣って最高だな!
和装受けもいいですね。
シリーズ名が付いてるわけではないけど、「お兄ちゃんのお嫁入り」から始まるシリーズ。
「ダメ博士とそばかすくん」でダメ博士・千堂を心配していた大学の友人カイルとその幼馴染のお話です。
本編は時系列的には「ダメ博士・・」から遡ること4年前からはじまります。
スピンオフですが、単体で十分読めると思います。
ただ、本編後の短編で「ダメ博士・・」の二人がちょっと出てくるので、後からでも読んでいたほうが面白いかなとは思います。
それと、受け様の回想中「いじわる偏愛ダーリン」の受け様・睦実が近所の同い年の友人としてちょっとだけ出てきます。「いじわる・・」とは絡みはありませんが知ってると楽しいです。
ちなみに、「いじわる偏愛ダーリン」はこの話の本編開始時からみると3年後の話になります。
幼馴染の一目惚れ同士の両片想いの話です。
お互いが相手のことを意識しての行動を、「自分の気持ちが透けて見えてるんじゃ
ないか、だから避けられてるのでは」と勘違いしたことによる長い長いすれ違い。
このシリーズでは初めてだと思いますが、攻め受け両視点で話が進むので、その時々の表情を相手がどう捉えたかがつぶさにわかるようになっています。
<あらすじ>
総合商社に勤めるカナダ人のカイル(攻め)は日本支社に転勤になったのを契機に、幼馴染の倫(受け)の家に下宿することになります。
書道教室の先生をしていた倫の祖母・徳子が老人ホームへ入所することになり、徳子の跡を継ぐことになった倫が一人になるのに合わせて、徳子に誘われてカイルは同居することにするのです。
二人が顔を合わせるのは10年ぶり。
カイルは小学生時代を父親の仕事の都合で日本で過ごし、徳子の書道教室に通い倫と仲良くなったのですが、中学生になるのに合わせて帰国することになり離れ離れになります。
その時にはカイルは倫への恋心を意識しており、その後も夏休みに来日していたのです
が、倫もカイルへの恋心を意識しはじめたため、お互い相手を意識するあまり気まずくなってフェードアウトしていたのでした。
お互い自分の過去の行動が気まずくなった原因だと思っており、カイルは二人で暮らせることの幸せを噛みしめながら自制して、倫はカモフラージュ用の指輪と飼い猫アオの存在に助けられ自分の気持ちを外へ出さないようにしながら二人の暮らしを堪能します。
両視点なので、二人がそれぞれ勘違いしているたび、そんな意味じゃないのに!と焦れ焦れしました。
二人がすれ違うきっかけになったことも、お互い「自分の気持ちがばれた。気持ち悪いと思われているかも」と相手の気持ちを確認する勇気がもてず考えすぎた結果で、同居し始めてからはお互い遠慮しすぎた結果なのでもう少し客観的に見れれば話は早かったのかもしれません。
昔の失敗が二人を臆病にさせていて、10年も会わなかったことから一緒にいるだけでしあわせで満足、という状況だったせいで1年あまりも事態は動かず・・
カイルは良くまあ無防備な倫を前に我慢できたもんだとちょっと呆れ、いや感心しました。
カイルが提案した倫の書家としての仕事で、アパレルメーカーのロゴデザインの仕事がきて、大学時代の友人が仕事相手として登場したことで焦ったカイルによって事態が動きます。
これがなかったらあと数年かかってたかもしれません。
特に大きな事件はないまでも、幼い時に出会い、恋に気づいたのがまだ精神的に未熟だったせいで気まずくなり、再会してもお互いが臆病になって客観的に見れない焦れ焦れの恋でした。
密かに2人のことに気づいていた徳子が同居を勧めてくれたからこそ恋人になれた2人。
徳子には足を向けて寝られませんね。
とりあえず、二人ともお互いが大好きなので切ないシーンもあまりなく、客観的には甘々焦れ焦れな話でした。
間之先生のお話に花小蒔朔衣先生のイラスト、となれば甘くてかわいくて、のお話のはず、と思っていましたが、予想以上の甘さでした。
受け攻め両視点で進むので、両片想いなのはしょっぱなからわかるのですが、両片想いのお話なのに、なんでこんなに甘くて甘くて甘い雰囲気に。
受け様である倫の家に攻め様であるカイルが居候してくる再会ものですが、お互い相手を「かっこいい」「かわいい」と毎度毎度惚れ直していて、でろ甘でございます。
7歳の時に父親の仕事でカナダから日本に来て、倫とは幼馴染のカイル。
この2人の初めましてのシーンの挿絵があるのですが、小さな王子様のようなカイルと稚い倫がめっちゃかわいい!!
2人の同居生活、そのまま1年後になっていて、倫は寝起きが悪くて朝は油断しきったぽやんとした雰囲気だったり、ほろ酔いの安心しきったんふふふーって雰囲気を撒き散らしていたようなのに、カイルってば1年も「待て」キープしてたの!?
すごいな、とおばちゃんは感心しきりでしたよ。
んで、物語の3分の2程でやっと晴れて恋人同士になるわけですが、残りの3分の1分はいちゃいちゃしてました。
最後までつながるのは最後の1回だけでしたけど、(あ、もちろん1回では終わらず2回目突入してましたけどね)その前の慣らすのにもたっぷり時間もページも使ってました。
このえちシーンも受け攻め両視点であるのですが、これがものすごーくよかった。
甘々のとろとろを十二分に堪能させて頂きました。
「ずっと蜜月暮らし」では「ダメ博士とそばかすくん」の2人が倫の家に遊びに来たのですが、カイルと博士がお互い自分の恋人をホールドしてちゃんちゃん、みたいなお話でふへへって笑っちゃいました。
両片想いでもしあわせ暮らしだった2人、恋人同士の同棲生活の今はどんなにか甘くてしあわせいっぱいの暮らしぶりなのやら。
にやにやがとまらないのでした。
そしてまた、どの挿絵も甘く、優しく、とてもステキ。
甘い甘い糖度100%の2人に花小蒔先生のイラストが更に甘い花を添えて下さってました。
溺愛もの大好きなので、こちらまでこそばゆい気持ちになってしあわせな気持ちになれる1冊です。