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表題作底辺部下の逆襲!

本木(成績最下位の2年目営業)
春日(成績トップの営業)

同時収録作品虜になった、かわいそうな男の話

郷田(タチ専の売り専ボーイ)
茅野(褐色肌フェチの会社員)

その他の収録作品

  • 初めての…(描き下ろし)

あらすじ

成績トップの営業マン・春日は、心の中で他の社員達を見下す高慢な男。そんな春日が最も侮蔑しているのは、常に成績最下位の後輩・本木。何をやってもどんくさい本木を、春日は犬のようにこき使っていた。
しかしある夜、本木に「取り柄のひとつくらいないのか」と嫌みを言うと、返ってきたのは思わぬひと言。
「――Sexです」
今まで性的な事に関心のなかった春日は、本木に優位に立たれた事が許せず、その取り柄とやらを見せてみろと挑発してしまい――!?

作品情報

作品名
底辺部下の逆襲!
著者
案丸広(案丸) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796412957
3.5

(17)

(2)

萌々

(7)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
59
評価数
17
平均
3.5 / 5
神率
11.8%

レビュー投稿数5

うーん……

初読み作家さんです。

表紙とあらすじからシリアスかなと思っていたのですが結構コミカルでした。
タイトルに「!」がついているのである程度は覚悟していたのですが……
個人的にはどシリアスで攻めた方が美味しかったです。

終わり方もメス堕ちか両思いかどっち付かずな感じがして。
ごめんなさい!辛口ですが全体的に「うーん」といった印象です。

しかし初めての時に春日のブツがヘタッていたのは可愛いかった!

あとはもうペロリーナ・フェラリーノちゃんが素敵な恋に落ちることを願うばかりです。

6

ゲス犬と褐色ワンコとフェラさん

仕事は出来るが高慢な春日は仕事の出来ない自信なさげな
部下の本木を「犬」扱いしていつも見下している。
ある日、あまりにも使えない本木に取り柄はないのか
聞くと「…『Sex』です」と思いもよらない答えが
返ってきたことによりふたりの関係に変化が…

「犬」である本木が「主人」の春日を打ちのめして
立場を逆転させようとする下剋上じゃなくて
あくまで犬は犬のまま、主人を追い詰めていく様子が
じっとりねちっこくて。

主人というマウントはありながら飼い犬が気になりすぎて
犬中心の思考になってしまい、結果敵わない。
でも犬は犬として主人の命を待っている。

それぞれの心理描写が上手くハマって犬と主人の歪んだ
関係性から抜け出せない。
笑顔がなんともゲスい犬の逆襲ストーリーでした。


同時収録は春日の同期の茅野とタチ専ボーイの
郷田のお話。

茅野がガチの褐色フェチ(性癖一緒〜♡)で、
お気に入りの可愛い系褐色のペロリーナ・フェラリーノ
ちゃん(名前(笑)!!)を指名したつもりが
真逆のタイプの郷田がやってきて…

郷田のテクではなく郷田の美しい褐色肌に大興奮の茅野。
自信のテクに全くなびかない茅野に徐々にハマっていく
郷田。
最終的にはお互いがお互いの虜に♡

そして他のレビュアー様方も書かれてますが
フェラさん(笑)の脇なのに触れずにはいられない抜群の
キャラ立ち感がスゴい!
茅野の抱いているフェラリーノちゃん像と現実との
ギャップがありすぎで面白かったです。

表題作とは打って変わってコミカルなフェチエロで、
フェラさんの余韻が後を引くお話でした。

4

ペロリーナ・フェラリーノちゃんをもっと見たい!!!

サンプルのカラーイラストで、首輪と鎖で前面にSM感を押し出していますが、SM行為はありません。
表題作が精神的な主従関係のマウントをメインにしていますが、
絶妙なコミカルダークエロで、かなり笑わせて貰いました!

2作品は登場人物に繋がりがあり、全体を通して脇キャラ使いが上手い!
後半作品はタチ×タチで一癖あるフェチネコものですが、
噛み合わない天然キャラの面白さが炸裂するだけでなく、
完全なる脇キャラ、ペロリーナ・フェラリーノちゃんがメインを喰う存在感!
けっこう強烈なキャラである2CPを完全に喰ってしまった…しかも短編の脇キャラです。

ペロリーナ・フェラリーノちゃんをもっと~~~~!!!(心の叫びです…)


表題作3話、短編2話の割合いで、描き下ろしは2CP集合でした。
成績トップの営業マン春日は、成績最下位のどんくさい後輩本木を完全に見下し犬扱い。
取柄はSEXと返された春日が、考えあぐねて本木と…。
ご主人様の春日、犬の本木という主従関係が、SEXで下克上と思いきやまた違う。
少しづつジリジリさせる、ご主人様と犬の関係性の見せ方が、なんとも独特で面白い。

犬である本木に負けた春日は、自分が犬にされる恐怖を覚えて本木から距離をとり
他の部下を犬として使うんですが、顔がモブ…脇キャラ扱いがいいわ。
意識している時点で負けている、逆襲など恐れないと自分から本木を煽る春日はもちろん返り討ち…
結局、犬が主人を翻弄する、主人でありながら犬を思うように扱えず、やめる事もできない…
どんどん犬に追い込まれるご主人様…という主従関係が底辺部下の逆襲というオチ。

もちろん、本木の取柄であるSEXでエロエロな描写攻めです。
攻めの展開も見せ方が独特で、個人的には大好きな描写でした。
しかも、本木のゲスな表情がたまりません…ゲスの犬攻めなんて、新しい刺激です><
本木は春日に犬扱いされ初めから、今までにない興奮を覚えていたので、
執着と犬の独占欲の凄まじさがスゴイんですよね…ハマりキャラです。

そして、春日が唯一相談できる同期の茅野ですが、
この二人の噛み合わない天然同士のやりとりがツボにハマる、かなりズレた面白さで笑いました!

その茅野とデリヘルボーイ郷田CPが後半のお話です。
個人的に一押しの、ペロリーナ・フェラリーノちゃんを指名していた茅野ですが、
指名間違いでタチ専の郷田がやって来る。
タチ×タチバトルをにおわせますが、茅野が極度の褐色フェチでネコに。
郷田はタチ専をネコにするのが趣味でありながら、
ネコになった茅野がイクことはなく、ただただ褐色肌に夢中で終わってしまう。

茅野は褐色肌に満足しているんですが、郷田はプライドがズタズタで納得できない。
茅野をイカせることに夢中になり、どんどん茅野にのめり込んでいく…アホエロ展開です。

茅野のペロリーナ・フェラリーノちゃんに対するイメージが、実はガセ情報で全然違う!
郷田がツッコむ心の声と、真実の姿が更に興味をそそる…もうペロリーナ・フェラリーノちゃんに夢中!
インテリメガネフェチと、ガッチリ褐色イケメンの組み合わせも、なかなかステキですが
この二人のアホエロぶりが一番笑ました!

こちらのCP作品をゆっくり展開の丸々1冊で見たいです!
2話なのでバタバタ感が否めないのと、今後の関係がどうなるのか、最後まで見てみたいなぁ…。

評価は萌2ですが神よりです。
どちらも好みの内容で、どちらももっと続きが見た~~~い!面白かった!!!

※シーモア:修正は短冊。エロエロのパワフルエロ描写でした…おススメです!

4

真面目なのにアホっぽい年上の可愛いが過ぎる

「男の価値は仕事の出来」だと豪語する営業成績トップの春日が
仕事のできない後輩本木に「取柄」を聞いて「セックス」と返されたことで
もぉ~春日の生活も価値観もくるりんと変わっちゃう!!

本木とセックスをして体は堕とされるし、春日を「主人」と言うし、
春日パニック♪
自分が本木を犬扱いしてたのに”飼い主にされてた”感覚に陥っちゃって
ぐるぐる考えるのかわいかった!!
結局は本木自身に堕ちちゃってるのたまらん可愛い!

同時収録に春日の同期茅野が収録。
こちらも終始笑っちゃいました!!
ド天然アホな年上がとにかく可愛い一冊でした♪

2

Sex が取り柄って なんだ?? 意外なピュアさを放つダークロマンス。

こ、これは…⁈ 笑っていいのか何なのかわからない。本木の「ゲス顔」がやけに印象的な表題作。
営業トップの春日は、少し引きこもりにも見える、鈍臭い成績最下位の本木を疎ましく思っていた。
『アイツは俺のみっともない犬だ。』何の取り柄も無いだろうと、ある日春日は問い質す。
本木は恐る恐る「Sex が取り柄です…。」
『Sex が 取り柄って何だ???』
何にでも一生懸命な春日は、その呪文にも似た意味不明な文言に囚われて行く…。

いやー、先輩がピュア過ぎて。成績トップな筈の先輩が、本木とのSex に溺れてしまう。
「先輩の犬です。」と言い張る本木の実は周到な罠。しかし、罠というほどの事も無い。
どちらかというと、勝手に堕ちて来る。タイトル通りに逆襲されるのでは⁈ よもや下克上か⁈ と 先輩は怯えもするのですが、何のことは無い。本木は「犬」のまま。
ただし、「待て」を聞けず、先輩を貪る「犬」なのだ。
そしてその事自体が本木の思う壺。読み様によっては、ほんの少しダークネス。
本木の「ゲス顔」にはゾっとします。

表題作に何かと登場する春日の同期、茅野のスピンオフ「虜になった、かわいそうな男の話」
春日がやたらと茅野に相談する割に茅野の話をてんで聞かない、というコミカルなシーンがあるのですが、Sex に対して頭悩ます春日に対し、茅野はデリヘルを指名買いする程の男。
ある日、指名違いに訪れた郷田にイラつくも、彼の美しい褐色の肌に まぁまぁ魅力を感じてしまう。
茅野の指名したかったのが、「ペロリーナ・フェラリーノちゃん」(何つー名前‼︎後で、郷田に「フェラさん!」と略され怒ったりする。)
可愛い系のフェラリーノちゃんとは違う、ハーフのいかつい身体には魅力を感じないと言いつつ、茅野は実は褐色の肌フェチ。「タチ専」をネコにするのが趣味という郷田に抱かれながら、その肌に夢中になっていく。郷田の方も自分のテクにイカされない茅野に苛立ち、気になって行く。という、何ともアホアホなすれ違いっぷり。
でも、ダークネスな表題作よりもプハッと笑えるこちらのお話の方が好きかも。
二人は一応めでたしですが、彼氏がウリ専は多分嫌だろうから、いずれ辞めるんだろうけど、物語はそこまで描かれず。

描き下ろしでは、表題作のカップル 本木 × 春日、郷田 × 茅野 の2組のカップルでWデートな後日談。

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