青ノ言ノ葉

ao no kotonoha

青ノ言ノ葉
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×28
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

52

レビュー数
3
得点
103
評価数
29
平均
3.7 / 5
神率
31%
著者
砂原糖子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
三池ろむこ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
言ノ葉ノ花
発売日
価格
¥739(税抜)  
ISBN
9784403524844

あらすじ

“人の心の声”が聞こえる天才科学者のソウマとコールドスリープ明けの美貌の青年アオの、
イノセント・ラブストーリー。
大人気シリーズ未来篇!!

表題作青ノ言ノ葉

ソウマ・イシミ、人の心の声が聞こえる天才科学者
アオ・ステラブルク、唯一心の声が聞こえない青年20

その他の収録作品

  • 夢ヲ見ル言ノ葉
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数3

心が声を持っている

シリーズ物としてあらすじ内容全くノーチェックで買って積んでいたのをようやく読了。
今作の設定は300年後の地球で、日本ですらない。
心の声が聞こえてしまう生活に耐えきれず、荒野で隠遁生活を送っている天才科学者と、コールドスリープ明けの美貌の青年のピュアラブです。
この300年の間の科学技術や人の生活で、変わったものと変わらなかったもの。
特に人と人工物のかかわりの変化が重要なポイントになっているのですが、
こう来たのか!
いや、でも、あれ?
極々自然に納得しちゃったけど、あれは砂糖先生じゃなくて、、、え?
まあ、社会がこんな形に帰結するのは普遍的な事だともいえるから、いいか。

0

雀影

セルフツッコミ&超ネタバレ

アンドロイドの発達とか戦争とかキューブに顔を作らないとか違法アンドロイドの摘発とか、極々自然に2119の後の時代の話だと思って読んでいたら、作者先生違った。

言ノ葉シリーズ未来編

言ノ葉シリーズを全く読んでなくて悩んだのですが、設定が未来と聞き購入。最後の1文がとっても好きだったので萌よりですが萌2にしました(あのセリフが無かったら萌かな)。
訳ありで偏屈になった元発明者と彼に寄り添おうとする青年のお話、本編270P弱+その続き75Pほど+あとがき。

西暦2318年、地球の人口は300億人を超え、人々は地上から遠く離れた高い階層の上で暮らしていて
地面に触れたことが無い子供が多い世界。そんな中、有り余る富で広い土地を買い占め、家庭用のヘルプロボットと一人生活するソウマ。たまに訪ねてくるのは幼馴染ぐらいなのですが、ある日その幼馴染が0「お前の下で働きたいと言っている」とある青年を連れてきて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
エリオ(攻めの幼馴染)、キューブ(ヘルプロボット)、ちゃちゃ入れてくる人が若干。エリオもキューブもいい味出しています。最後のSSはキューブへの愛があって好き。

**以下より内容に触れる感想

攻めさんは、他人の心の声がしっかり聞こえてしまうためにメンタルダウンして隠遁生活を送っている
天才科学者さん。人の事を基本的に信用できなくて(心の声が聞こえるからしょうがない)独りぼっちで暮らしています。寂しい。

そこへなぜか心の声が聞こえてこない受けさんがやってきて。手酷い怪我によりコールドスリープしていた後、目覚めてからは病の父の看護をしていたためか、かなり世間知らず、ピュアピュア。裏表のなさそうな彼に徐々に惹かれるというもので、攻め受けとも嫌いではないですが、猛烈に好きというタイプでもなかったです。お話自体は、「なぜ彼の心の声が聞こえないのか」という謎解き気分でぐいぐい引き込まれてとても良かったです。ゆっくり優しいお話や未来設定がお好きな方には良いのではと思います。

後日談の方は、受けさんの心の声が聞こえるようになってからのお話なのですが、その最後の一文が猛烈に好きだったです。

いちゃいちゃして盛り上がって、いざ!という時に受けさんの心から「嫌」って聞こえてきちゃって大変!そりゃちょっと止めちゃいますよね・・・そんな時にキューブの調子が悪くなったり、受けさんの昔の知り合いに出会ったりして、すれ違ってしまうという内容です。

勿論仲直りするのですが、それにはエリオが一役買っていて、そのために攻めさんは何か新しいものを開発する羽目になります。それで何を作るかって聞かれて答えたのが最後の一文。

カッコいいんです、攻めさん。すごくふっ切れて、本当に空を飛んでいきそうなセリフで。この一文がとても開放感あり、読後感を爽やかなものにしてくれて、おおー良かったな!と強く思いました。(攻めさんの評価も上昇⤴)

言ノ葉シリーズを読んでいなくて良さを十分伝えられてない気がします、ごめんなさい。言葉に想いをのせるって大事よねと思ったお話でした。

1

彼が残した「タスク」に泣いちゃいました

「言ノ葉」シリーズ新作です。
シリーズと言えど主役組も新キャラですし、舞台は300年後なので、今作だけで問題無く読めます。

で、こちら、「人の心の声が聞こえる人物」というのがテーマになるシリーズなんですね。
心の声が聞こえてしまうが故の苦悩だったり、逆に相手の恋心や欲情なんかがダダ漏れと言う萌えが見処の。
が、今回は、なんとお相手となる受けだけの「心の声」が聞こえないと言うパターンでして。

こう、ミステリー要素もあって、最後の種明かしであっと言わせてくれるんですよ。
しっかりしたストーリーや緻密に張られた伏線、そして巧みに誘われるミスリードと、かなり読み応えがあると思うんですよ。
そして、泣かせてくれるんですよ!
もう、受けが切なすぎる・・・!(TдT)
そして健気すぎる!!
まぁそんなワケで、すごく心を動かされる素敵な作品でした。


内容ですが、心の声が聞こえる天才学者・ソウマ×唯一心の声が聞こえない謎の美青年・アオによる、未来が舞台のミステリーで純愛ものです。

ある日突然心の声が聞こえるようになり、全ての研究を放棄して荒野に引きこもった天才学者のソウマ。
そんな彼の元で働かせて欲しいと、アオと名乗る美青年が訪ねてくるんですね。
何故か心の声が聞こえないアオに興味を引かれ、同居して仕事を手伝ってもらう事にしたソウマ。
共に暮らすうち、純粋で真っ直ぐなアオに惹かれてゆきますがー・・・と言うものです。

まずこちら、しっかり作り込まれた世界観が魅力だと思うんですけど。
今から300年後が舞台になっていて、まさにSF映画みたいな世界観なんですよね。
えーと、埋め込んだ機械で人は自由に通信が出来、冷凍睡眠で寿命を操り、家庭用ロボットが家事をやるー。

そんな便利な世界で、荒野に引きこもり自力で農業をやる変わり者の天才学者・ソウマ。
こう、彼は天才故に人の気持ちに鈍い青年だったんですね。
それがある日突然、周囲の心の声が丸聞こえになり、追い詰められて行くー。
そしてなにもかも嫌になり、一人荒野で暮らし始めた。

で、そんな彼が唯一、心の声を聞くことが出来ない青年・アオ。
実はアオですが、事故により10年もの間コールドスリープを経験しています。
そのせいか、すごく世間知らずで純粋、そして真っ直ぐな青年なんですね。
最初こそ「心の声」の謎を探るため、アオを置いてやる事にしたソウマ。
しかしアオと過ごすうちに、その純粋で素直な所に惹かれて行くー。
そして、二人は恋に落ちる・・・。

この、二人の距離が少しずつ少しずつ近づいて行く様が丁寧に綴られ、なんとも甘酸っぱくてキュンキュンさせてくれるんですね。
人が信じられず一人きりでロボットとだけ暮らしていたソウマ。
そんな彼が恋をして、幸せそうなのもまた嬉しくて。

と、ここまでは甘酸っぱくて優しい印象。
が、ここから急転直下。
明らかに世間一般の常識から疎く、何故か「心の声」が無いアオ。
そして、彼がソウマに秘密で、夜間に行っている不審な行動。
また、二百年前に撮られた写真に写る、アオとそっくりのアンドロイド。
一体、アオの正体はー?
と続きます。

何だろう・・・。
ここで、この300年後の未来と言う設定が、とても生きているんですね。
とりあえずネタバレ無しで読んだ方が絶対面白いと思うので、避けたいと思うんですけど。

ただですね、とにかくアオが健気で切ないんですよ。
二人は結構なスレ違い展開でして、読んでいて辛いんですよね。
ソウマ視点でありながら、若干彼にイラついたりもするんですよね。
この野郎、なんて器の小さい男だ!的に。
アオがアオである事が、一番大事なんでしょー!的に。
特に、アオが残したとある「モノ」にソウマが涙するシーンなんか、もうこっちまで泣けて来ちゃって。
遅い!
ソウマ、大切な事に気付くのが遅すぎる!!と。
そして、アオが健気すぎるーーー!

で、ここから更に怒涛の展開に、あっと驚く種明かしです。
いや、アオの正体にニヤリと来ちゃうんですけど。
そして、ソウマの溺愛系への変貌ぶりにもニヤニヤしちゃうんですけど。
いやもう、面白すぎるーーー!!

ここまでが雑誌掲載作で、この後書き下ろしが70P程度です。
こちらでは、アオに起こったある変化がですね、こう単純に萌えツボ直撃で楽しくて仕方なかったりします。
まぁ、こういうスレ違いは大歓迎ですよと。

と、とても面白くて読み応えのある作品でした。
最後になっちゃいましたが、このイノセントなストーリーに反して、意外とエロが濃厚です。
最初から尿道責めと、攻めまくってます。
くっ、アオの初々しい反応が可愛いすぎるじゃないかよと。
ついでにソウマが、意外とねちっこいと言うかムッツリじゃないかよ!みたいな。

10

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ