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表題作ひとりじめマイヒーロー 9

大柴 康介,数学教師
勢多川 正広,高校生

その他の収録作品

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あらすじ

ようやく同棲がはじまりそうなコースケさんとヤンキー妻・勢多川。けれどコースケさんの友達がかき回してきて、どうにもうまくいかなくて!? わくわく新居契約はどうなる…!? さらに、夏生の押し込めた感情が今にも爆発しそうで…! 波乱万丈な最新第9巻★【描き下ろしあり】

作品情報

作品名
ひとりじめマイヒーロー 9
著者
ありいめめこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
シリーズ
ひとりじめマイヒーロー
発売日
電子発売日
ISBN
9784758079709
4.2

(34)

(14)

萌々

(13)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
143
評価数
34
平均
4.2 / 5
神率
41.2%

レビュー投稿数6

ぜひ特装版を買ってほしいです!!

まず、見た目から。
特装版を買ったのですが、表紙・裏表紙ともにとても良かったです。
あと、特装版だと描きおろしのコースターがついてくるんですよ。これもまた……良き。

内容としては、コースケさんをめぐる恋愛騒動、友人関係のアレコレがひと段落、という感じ。
決着はどうなるのかと思いましたが、結局勢多川さんが彼らしく解決しました。

夏生さんに向かって「人の男が弱ってるとこに酒飲まして触ろうとしてんじゃねえ!!この泥棒猫!!」
と言って平手打ちするシーンがあるんですが、その直前に「すみません」と何度も謝って「殴ります!」と宣言してから叩くっていう……………………………萌えました。

こういうところがすごく勢多川さんは萌えさせてきます。

そして。まだまだ萌えは終わりません。
騒動のあと、コースケさんと二人きりになって、
「次一緒に寝るときに抱きしめて(中略)途中で起きたりしないでください。朝が来て起きたら、二度と他の誰にも触られないでください」と言うところ……お前ってやつは~私を萌え殺す気か、と。

まだまだ続く萌え……。
コースケさんが同棲するためのマンションに勢多川さんを連れて行ったとき、なんと!彼は!

「ただいま」
「おかえりなさい!」
 ギュッ(抱きつく)

…………いつも思うのですが、勢多川正広の受けみがハンパない。尊いです。
これはもう天使ですね。個人的に、この二人をいつもでも見守っていたい衝動に駆られましたが皆さんはどうでしょうか。

たくさん出て来る動物たち(特にしげお)や、支倉×健介CPも見てほしいです。彼らも、少しずつ、前に進んでいるようです。これからが楽しみですね~!!

毎巻特装版を出してくれるありい先生ほんと神です……!
次巻も楽しみに待とうと思います。

2

正広の泥棒猫パーンチ❤️

やっと、スローな展開だった夏生のお話が終着して、ほっとしました。

皆の気持ちも、空回りしていて前巻は辛くなりましたから。

夏生と直接対決に持ち込んだ、正広が偉かった~❗康介のいう通り、正広の心の強さには敵わない。

正広の「泥棒猫っ」パンチが良かったです。

やっと、康介に対する過度な期待とか執着から夏生も解放されたのでしょうか?なんといっても、失恋には新しい恋。夏生にじわりじわりと、詰めていく弓家がメンタル強者で恐ろしい…
拗れまくっている夏生が、絆されるのも時間の問題ですかね~

康介と正広の同棲はまさかの1ヶ月限定とは!正広に思う存分、嫁業をさせてあげたかったなぁ❗
願わくは、康介と正広のイチャイチャが足りない…次巻は是非とも多めにお願いしたいです。
大坪家に、父帰還らしくまたまた波乱が有りそうですけど。康介の苦悩回になっちゃうのでしょうか。
心配しつつ、次も読みます❗️

0

思ってたより重くない夏生解決編

シリアスモード濃いめの8巻からのー、コミカルモード濃いめの9巻。
夏生編の、クライマックス(8巻)から終息(9巻)へのテンションの違いにビックリ。

何はともあれ♪
無事夏生編終了!!
なかなかに”読めない男”だけにハラハラしちゃいましたが
そんな男がメアリさんのお腹に顔を埋める夏生には爆萌えでした♡

もぉほんと、、、正広のまっすぐで強い姿はキュンキュンでした。
愛は人を強くするってこういう事ですねーってなる!フフフッ

いよいよ次巻は同棲編!
司郎さんのおかげで「一ヵ月」という期間限定となった同棲生活。
はぁ~楽しみです♪

0

夏生編の終了と、プチ同棲編開始の巻

今回で、前巻から続いていた康介さんの友人達による、勢多川くんと康介さんを大いに巻き込んだ騒動がようやく終わりましたね。
この巻では二人とも、それぞれ個別に行動していました。
まあそれも、お互いが大事であるが故の行動ではあるのですが。
個人的には、ビルの屋上での会話のシーンと、(結果的に騒動決着のトドメにもなった)康介さんが友人達の目の前で、脇目も振らずに勢多川くんに抱きつくシーンが、特に好きです。

まず勢多川くんは、最後の感じから察してはいたんですが、やっぱり夏生さんの所に行きましたね。
中々に激しいバトルが展開されたので、詳しくは9巻をご覧ください。

そういえば、夏生さんが勢多川くんのことを良く思っていなかったのは、好きな人を取られたからという事と、男の子だからという事も勿論あるみたいですが、「自分と似ていると思っていたから」でもあったみたいですね。
確かに夏生さんと勢多川くんは、つらくても何でもないような顔をして、自分の中に溜め込もうとする所なんかはよく似ていたように思います。
もしかしたら昔の勢多川くんと同じように、あまり環境に恵まれていなかった所も似ていたのかもしれないですね。

康介さんがそういう人に救いの手を差し伸べようとするのは昔からみたいですし、いつもは巣立ちを見送るだけだったようなので、勢多川くんの事も最初は「また病気が始まった」としか思っていなかったみたいです。
なのに今回だけは手元に置こうとした上、相手は
本来なら恋愛対象になり得ないはずの10歳以上年下の高校生ですし、何より女の子ではなく男の子だった、と。
そう考えると、「何で自分じゃないのか」と思うのは無理もない事ではあるし、相当複雑だっただろうなとは感じました。

そしてそんな夏生さんの想いを受け止めながらも、康介さんは自分の物だ・人の男に触るな、と勢多川くんがハッキリ言っていたのが、本当に強くなったなと感じたし、少しずつ自信を持てるようになってきたのかな、と思いました。
そして何気に支倉、ナイスアシスト‼️
彼も何だかんだ勢多川くんの事、大好きですよね。

一方、康介さんの方はキチンとカタを付けようと、恩田さんの所へ行ってましたね。
まあ「※良い子は絶対にマネしてはいけません」って事をしていましたけど。
一緒に来ていた司郎さん同様、思わずハラハラしちゃいましたよ(笑)
そして、恩田さんがあんなに約束にこだわっていたのも、昔色々あって苦しんでいた所を康介さんに救われたっていうのが大きかったみたいですね。
生きる目的や目標をくれた、という所は恐らく夏生さんも一緒だったのかなとは思いましたが、もうあんなことはしないで欲しいですね。

まあ双方とも(特に夏生さんは弓家くん曰く失恋拳を食らわされたわけですが)友人達や、猫のメアリさん、弓家くんといった、支えてくれる人が周りにいてくれるのはきっと心強いでしょうし、いつかは大切な物を見つけられるんじゃないかなと思いました。
まあ、夏生さんは早くもグイグイ来られて、少々お疲れのようですが(笑)

そして今回、巻き込まれた櫂出先生がまた・・・。
康介さんに、三年の男子生徒と付き合ってることを言わない代わりに、勢多川くんとの仲を言わないよう約束させられたり、バーでの修羅場に思いっきり巻き込まれたり、身から出た錆な所もあるとは言え、少々気の毒でした。
まあ、何もしないでいてくれるみたいですが。

最後に、待ちに待った同棲ですが。
まあ、勢多川くんがまだ高校生であることを考えると、司郎さんの判断は正しいとは思うし、気持ちも良く分かります。
でも仕方ないとはいえ、期間限定のものになってしまったのは、ちょっと可哀想でした。
でもまあ1ヶ月の期間限定とはいえ、しっかり二人きりを満喫してほしいですね。
ただ、康介さんのお父さんも本格的に絡んできそうな感じなので、これからどうなるのかなーとも思います。


2

ここまで長かった…(;ω;)

ホンット「やっと終わった!」てなりますね。

夏生の存在がずーっと影でチラチラ、
夏生編はいったかと思えば時系列が飛んで何が何やら進まないこともしばしば。
ここまで長かったですね…(遠い目)

特装版は、
○小冊子はいつもどおりほのぼのした番外編。
○セットになっているコースターはすッごく可愛いです!
勿体なくて袋から出してないけど、材質なんだろう…?
紙コースターではなさそう?なので実用性もありそうです。
(プラ素材っぽいけど違ってたらすみません…;)


さてさて。
9巻は【いざ! 正広VS夏生 直接対決!!】の時が。

正広さんは、
康介さんの周囲が自分との関係を良く思わないのは
自分が舐められてるからだと結論をだしました。
(支倉の"そういえばヤンキーの群れにいたんだった"のツッコミに笑ったw)
(すっかり主婦力の高い良妻ポジに落ち着いてたけど、元はヤンキー受けでしたね)

で、自分でケジメをつけようと夏生の元へ。

一方の康介さんは自分でカタをつけるつもりで
優しいヤクザの司郎の協力を得て恩田の家に殴り込み。
(どこのアクションやねんってぐらい殴り込みw)
(さすが熊殺し…)

個人的には最後まで恩田が何をしたかったのかフワッとしてたなと。
昔の約束に固執してたのはわかるんだけど、
そこまで固執するだけの理由が読み取りにくい。
恩田のようなキャラと康介が友達というのがいまいちシックリきませんでした。

正広さんと夏生の直接対決は良かったです…!
言いたいことも言えずに我慢してた頃と違うのですね。
康介さんは俺の男だって。
人のモンに触るなって。
あの正広さんが堂々とハッキリ~~~(∩´///`∩)
巻を追う毎に愛されてる自信をつけてく姿にキュンキュンします。

ゆんげの恋の行方の描写もありますし、
夏生の心の区切りになった巻でもありますし、
全体的にほのぼの恋愛描写が少なめだったのは淋しいかな。
(番外編的に愉快な仲間達と青春を楽しむお話も1話入ってました。)

10巻は『新居同棲編』と書かれてたので、
停滞してたシリアスムードはここで終わりだと思います。
同棲の最初の部分が収録されてましたが、
ピンポンのやりとりがめっっっちゃ可愛くて萌えました!!!
もぉもぉ期待大で次巻正座待機です…!!!

8巻読んだ時はシリアスも新鮮でしたが2冊続くと飢えますね。
通常のほのぼの甘々イチャイチャを心が求めておる…。

というわけで今回は少々甘々不足の萌え評価です。
(一般的に比べると十分甘々な部類だけど)
マイヒ比率では糖度不足が深刻デスヨ…(›´ω`‹ )
早く通常の康介さんと正広さんが見たい…(›´ω`‹ )

3

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