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表題作Beastman×B

A,獣化の薬を投与された先輩捜査官
B,後輩捜査官

その他の収録作品

  • あとがき
  • 本体表紙:第1話のネーム
  • 本体裏表紙:以下、初期設定

あらすじ

ある組織の潜入捜査中に連絡が途絶えたA。
相棒のBは救助に向かったが、捕えられ獣人に犯されてしまう。
その獣人があるクスリで獣化されたAだと知った時、
いつも冷静なBは快感に抗うことができずーー!?

お調子モノの先輩捜査官Aと冷静沈着な後輩捜査官B。
意識のない獣人とのケダモノじみたSEXが
仕事上のパートナーだった二人の秘めた欲望を暴き出すーー♥♥

【収録作品】
Beastman×B #1-#6
Beastman×B final mission
あとがき(描き下ろし)

作品情報

作品名
Beastman×B
著者
猫田リコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
ISBN
9784801967038
4

(66)

(21)

萌々

(31)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
16
得点
264
評価数
66
平均
4 / 5
神率
31.8%

レビュー投稿数16

人間でも獣人化でもカッコいい!!

猫田先生の作品は、初期の頃のを読んでいたので、久々に手にとってみたら、変わらない不思議な感覚は残したまま、より惹き込まれる作品になっていました!
内容はあらすじの通り、獣人化してしまった先輩Aと、先輩を慕うがその思いは隠している後輩Bの話。
獣人化したら、BとHして中○ししなきゃ戻れないという状態。Bは内心ウハウハなのに、それを顔に出さず素っ気ない態度なのも面白いです。
Aは、獣人化している時の記憶が無く、戻った直後の状態しか分からないので、最中のBの乱れた姿は知らないのですが、徐々に致している時の意識が残るようになり、そこからのAも面白い!
エロエロなのに、クスッとくる描き方が、猫田先生だなぁと思います。

2

この体の曲線美だけで読む価値がある


数多くのBLを読んできましたがトップ3に入るくらい、体の線と描き方、構図が大好きな猫田先生!!
今回は獣人ものです。

一冊まるまる同じ話なのですが、一話ごとに敵が出てきて戦隊モノのような一話完結の終わり方。
アッサリ感が新鮮でした。

ひょんなことから獣人になってしまう薬を打たれた同社のA先輩。
獣人になるトリガーは受けの匂い。
しかも獣人になったら理性が飛んで、受けだけを求めエッチして中〇ししなければ元の人間に戻れないというご都合設定。最高です。

攻めは獣人の時の記憶はなく、受けのことは頼れる相棒として認識。
一方この受け、顔に表情が出ないクールな外面とは裏腹に先輩のことが大好き。
内心のギャップがすごく可愛いです。

なので最初は攻め←←←受けですが、攻めが段々と意識していき両想い!
ツンツンしている受けの片想いがとにかくいじらしく、可愛らしいです。

でもやっぱりお尻と体の曲線が大好き!
肝心の修正はトーンモヤ、白モヤで紙媒体にしては強めな感じです。
せっかくの獣人なのに…もったいない…。
電子を確認してはいませんが、あまり大差ないような気がします。

最後に、一番気になった名前。
始終、名前がAとBなのですが、最初は違和感があったものの読み進めていくうちにその世界観に見入ったのと、本の内容が良くてそこまで影響なかったです。

2

設定勝ち?

一年前頃に酒場かつぶやきトピにBLを読みたいのに読む気力がないと書き込んだ私に、このコミックを読んでみたら?と答えてくださった名も知らぬ姐さん!遅くなってすみません、やっと読みました。

確かに構えず頭空っぽにして読めて読後も爽やかで面白いお話でした。

まず登場人物に名前がないのが新鮮でした。A先輩と後輩Bしかほとんど出てきません。

毎回どちらかが敵の組織にさらわれるか潜入して見つかっては獣人化してエッチして組織を殲滅して帰ります。

先輩の獣人化が後輩Bの匂いがスイッチになり、エッチして中出ししないと人間に戻れないこと。敵の組織グッジョブですね!
獣人化の間の記憶がだんだん少しだけ視覚だけ残るようになり、先輩は後輩の抱かれる姿に…。

そして人間の姿でも…。

後輩の可愛いところは誰にも見せたくない先輩!一番萌えました。

敵対組織もバカバカしい理由で二人を捕まえたり、殲滅されては残党がまた二人をの繰り返しで、その度に先輩後輩の仲も少しずつ意識していき。

オススメしてくださった姐さんありがとうございました。この場を借りてお礼とあの頃よりはちょっと読めるようになってきたご報告を。

4

後天的獣人化(人外化)BL!!

特殊任務をしているお調子者な先輩AとAの事を好きな真面目で冷静なBの二人が、Aが獣人化する薬を打たれたことにより、自分の気持ちと向き合い、相手に素直になるラブコメディですかね。

もう少し補足すると
敵に獣人化の薬を打たれたA。変身のトリガーは大事な後輩であり相棒のBの匂い。そしてヒトに戻る方法はBとセックスしBに中出しする事。始めは獣人化の間の記憶は無くなっていたAだったが、いつしか変身中の記憶が残るようになり、自分のBに対する気持ちに向き合うことになる。Bもまた、以前より好意を抱いていた先輩とのセックスに密かな嬉しさとAに対する申し訳なさで葛藤する…といった感じです。

このお話がすごいと思うのは、情報量がとにかくコンパクトなことです。
与えられる情報量は、多すぎると「説明乙」になるし、足りなすぎると「どうしてこうなった(悪い意味で)」になってしまって、話に飽きたり置いていかれたりして結果、物語への集中力を削がれてしまうものだと思うのですが、このお話、かなりコンパクトなんです。主役の名前さえAとB(特殊な職業というのもありますが)、何よりもシーンの展開です。
二人の心情と獣人化に関する事に焦点が定まっているので、例え街でテロリストが暴れようがそんな描写は一切されなく、それをBGMにふたりのモノローグとエロシーンが丁寧に描写される、みたいな。いきなりピンチからスタートしたり、敵集団の壊滅が「〇〇が壊滅した」の一言で済まされちゃったり、でも只の説明不足にならずに上手く誘導して表現していて、本当に見せたいだろうABの心情の変化が入ってきて、とても面白かったです。

後天的人外化BLは中々ないんですよねー。個人的に性癖なので、出会えてよかったです!

3

わんこ

ケモです((ノェ`*)っ))タシタシ
最近の猫田作品がすごく好き。
始めて雑誌で猫田さんの作品読んだときは苦手意識のほうが
強かったんですが、なぜそうだったのか忘れる。
作画が好みになってきたってのもあるんでしょうが。

さて、本作は上記の通りケモノです。
最近は獣人も多くなってさほど目新しさはないものの
なんやかんやワンコに犯される受を見るのは眼福。
世界感が独特であり、キャラクターが名前ではなく記号で呼ばれているのも
印象的。
同じ折に入れられた獣に犯され、憧れた人に見られていると
身体を震わせる受がじつは・・wな展開が面白い。
自覚があるのかないのかはおいといて
獣になると心赴くままに懐きまくるワンコが好き。
それって言わずもがなだろと思わずニヨニヨしてしまう。

ファンタジーな世界感をうまく活かした1冊。
ただ思うのは、毎度毎度コロッと捕まる割に、
サクッと相手を滅ぼしてしまう力を発揮するわけですが、
なんだ?ヤるとパワーが上がるのか、ただアホだからコロッと捕まるのか
そこだけが謎でした笑

2

淡々としなからも熱い空気

先生のご本読んでるの「デキる男」止まりだったので、絵がとってもお上手になっていて驚きました。好みはそれぞれあるでしょうが、自分は大変好きな方向性の絵になってまして、すごく嬉しい。

キャラクターの名前がA先輩と後輩のB、そしてモブ的にCも出てくるというなんともな名付け方…そのせいでなんだかモブ作品を読んでるような気持ちにもなってくる。斬新です。
猫田先生らしく感情の起伏があまり表に出ないタイプのおふたりなのに、熱さが伝わってくるのも相変わらず。好き。

そして獣ですよ獣!狼攻め…商業BL界ではさほど多くない獣作品で、その上純愛ときた…最初に書いた通り絵がお上手になって、もふもふとの絡みに高まります。
繰り返されるお約束的"壊滅"も面白くて、いいテンポでした。コメディとラブのバランスが絶妙!

ひかりでは白抜きなのが残念。紙ないし他のとこだともうちょっと良い修正だったりするのかな。

萌2〜神

3

予想以上に良かった〜!

猫田さん好きだけど、獣姦はちょっと……とスルーしてたこちら。
竹の日で半額になってたので買ってみました。

わかってたけど、獣姦づくし。
地雷じゃないけど、好きでもない獣姦。
だけど思っていたよりも楽しく読めたのは、Aに片思いしてるBの姿が切なくてキュンキュンさせられたから。

Bは、Aへの気持ちを普段はひた隠して素っ気ない態度を取っているんですね。

どんな姿でも相手がAだからこそ、獣姿となったAに身体を差し出すB。
そして獣人化している間は、Aの記憶に残らないとわかっているからこそ、気持ちを晒け出すことができるというところが切なキュン。
で、獣人Aに抱かれている間に、普段のAの姿が脳裏に蘇ったりするところもなんか切なくて。

猫田さんの全作品の中で一番美形でかっこいい受けだと思います。(猫田さんのかわいい受け要素がなくて、端正美形受けという意味で)
攻めのAは、イケメンなんだけど人の良い感じがこれまたかわいくて好き。

4

後輩受けかぁ

フワッとした獣人ファンタジーです。
潜入捜査に行ったまま連絡の途絶えてしまった先輩捜査官A、後輩Bが救助に向かいますが、捕らえられて獣人に侵されてしまいます。
その獣人は怪しい薬の実験台にされて変身した先輩Aなのですが、Aには獣化していた時の記憶がなく、、、。
このお話、ほんとに獣とセックスするだけのお話で、Bの、獣の姿のAでもいいから抱かれたいという思いと、Aが徐々にBに落ちていく過程が充分にBLなので、それ以外の、組織がどうとか、獣人化の薬がどうとかの細かい設定は、思い切り潔くフワッとさせちゃって、その分たっぷりエロエロしています。
エロ可愛くて、ラブがあるから、それでいいよね。



4

そういう意味か

タイトルのBがよく分からなかったですが、最初に納得。
A先輩とB(後輩)なんですね。なるほど。

Bの匂いを嗅ぐと獣化するというA先輩。そしてHして○だししないと人に戻らない設定。
好きです、そういうバカっぽいネタ。

そして、続編は予定していなかったとおっしゃるように、出オチ感のある設定だったのですが、Bの秘めた想いと、A先輩の思いがだんだんと描き出されて、もう幸せを祈る感じで読みました。

最後の方、もうちょっとギャグで押してくれても良かった。作者さんの、全没になったというお話が読んでみたかったなー

2

愛する人のためならば

猫田さんの可愛い系じゃない受けを拝めて嬉しいのですが
獣人がお相手とは……多少複雑な気持ちです。
なんかこう、人外が攻めだと異常にデカそうだし爪も鋭そうで
粘膜が傷付いてしまうのでは…!?と妙に心配になってしまう悪いクセがありまして…。
いや、Bは気持ちよさそうにしてたので問題ないのでしょうし
なんといっても想いを寄せているA先輩だから願ったりなんですけども。
個人的に獣人になる方が後輩で先輩が抱かれていたらもっと萌えたかもしれません。すみません。
任務上ではなく助けたり助けられたりする関係性も良いし
特殊な部隊もかっこよかったです。
特に好きだったのは、獣人から人間に戻るには中○ししないといけないのですが
行為の途中で人間に戻ってしまった時!
お互い戸惑いながら続けてA先輩が独占欲を自覚したところ。
獣人の時は記憶が断片的にしかなく、声も聞こえなかったのに
ちゃんと意識のある中でBの体温、匂い、声を目の当たりにしながら愛おしいと思うA先輩が素敵でした。
もちろんえっちでしたし!
オチが可愛らしかったです。

3

クールでデキるイケメンが、ケダモノ(物理)と化した想い人に犯られちゃう

「いざって時は助けに来てくれよ。お前(受)が王子でオレ(攻)が姫って事で」
「やっぱ お前(受)かっこいいね」

そんなセリフがあるくらい、かっこいい受。猫田リコ先生では珍しいんじゃないでしょうか。このビュジュアル。実は、発売前に先生のTwitterで宣伝イラストを見たとき「ん?どっちが攻でどっちが受?」と思ってしまったくらい攻(しかもスパダリ)になれそうな受B。
そんなBが体が大きく力も強い狼の獣人に無理矢理犯されてしまう。
…かわいそう!(性的な黒髪イケメンおいしいです)かわいそう~!
でもこれはBL!ただのエロ話じゃありません。
実は獣人は、変な薬で変身させられた受が片思いしている先輩Aだったのです。よかった~!

それからはAはBの匂いを嗅ぐと獣人に変身。元に戻る方法はBに中出しすること。

こんな設定ですので、エロシーンがたっぷりです。一話一エロ(数えてないので定かではありません)くらいあります。が、修正は強め。
しかし、みなさまご存知の通り、尻に修正はかかりません。尻には修正がかからないのです。
このコミックス、臀部が強調されたえっちいコマがいっぱいあります。なので、「ええい、尻じゃ!尻を見せろォオ」という方には、大変ウハウハなコミックスになっております。

獣人ばかりではありません。ちゃんと人間のAとのエロもあります。獣人時ほどではありませんが、人間時のAも筋肉質です。個人的な萌えツボは、人間のときのキスシーンで顔にそえる指が性的ですばらしかったことです!
あと、ちょっぴりですがケモ耳、尻尾の攻も出てきます。そういう性癖の方のため書いておきます。でも、ほんとにちょびっとだけです。


もちろん、エロばっかりじゃありません。

クールなBは、AとのHに内心浮かれていても、態度には出しません。気持ちは秘密です。Aも「実はBのこと前から好きだったんだぜ…!」なんてこともなく、Bのことは可愛い後輩だと思っているので、戸惑うわけです。
そして!!Aは!獣人化しているときの!記憶が!ない!!
そんな状況なので、何度エロいことをしようとも二人はすれ違ったままなのです。
獣人化が解けていくとともに、Aの気持ちも…となっていくものの、じれったいのです。最後の方まで「おれたち実は両想い!?」なんて雰囲気は流れません。じれじれっぷりが楽しめます。
しかもAもBも、本心を表に出さないタイプなので「いや、なんでお前ら気持ちに気付かないんだよ…?鈍すぎかよ…」と呆れることのない、じれじれっぷりです!

捜査官やら組織という設定は出てくるものの、事件ものやサスペンスっぽい描写はありませんので、そういうのを求めている方には向きません。

獣人!エロ!尻!やらしいことされちゃう黒髪イケメン男前受!受から攻(脈無し)へのラブからの始まり!精神的なすれ違い!……なんかのワードが好きな方におすすめです~

9

「獣じゃない俺でもいい?」(爆萌)

組織の潜入捜査に行って獣人になる体にさせられてしまったAと
仕事のパートナーで後輩のBのお話。

潜入捜査に行きある薬品を嗅がされ獣人に変身する体になったA。
獣人化してしまうトリガーはBの匂いを嗅ぐ事。
そしてBとセックスをし中出しをしたら人間に戻ることが出来る♡

任務の度に獣人化するAだけど
回を追うごとに獣人化している間の記憶が残る様になって
Bが快楽に堕ちてる姿を覚えてるようになるのはついついニヤケちゃいました♪
Aを好きなBが、相手は獣人だし自分を抱いてるのは好きだからではないとは分かってても
Aとセックス出来ることに喜びを感じちゃうのはたまりませんでした♡

毎回組織の壊滅報告がラスト一コマでオチのように報告されるのが笑っちゃいました!

4

獣人変身もの

本誌で途中から読みコミックスになるのが楽しみにしていた作品です。

設定にある潜入捜査や職場の設定はリアル寄りというよりはBLのためのアクセントです。
なので本格的なスパイもの、捜査官ものを期待している人には向かないですがそういうことを気にせずに読める人にはお勧めです。
表紙を見ればわかるとは思いますが、獣人姿A×B 人間A×Bがありますので獣姿でエッチなことをしているのが苦手な人はご注意ください。

Bは一見クールでモテるだろう人ですが、頭の中で考えていることが駄々洩れなのでおばかでかわいかったです。
Aは獣姿の時と性格は違いますが、獣人姿の時はBに懐いていてなんだか可愛かったです。
Bのにおいを嗅ぐと変身、中出しで元に戻るという設定なのでエロ回数は毎話あります。
B→Aのお話ですが、Bの可愛さに心揺さぶられるAににやついていました。

ラブコメ獣人変身ものといったところでしょうか
気軽にBL漫画を読みたい!と思ったときに楽しく読めるいい作品でした。

4

ギャップが可愛い

設定とガチ獣人というところに惹かれて読んでみました。
電子は白抜きなのかな?と紙で購入。表紙の蛍光な色使いが素敵で好きです。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
白抜きは紙本でも白抜き(たまにトーン)でした。
別にそこを期待していたわけではないのですが...設定が中出しセッセなので、どれくらい見えるのかな~とか考えてました。
獣人の毛皮が白なので、白抜きもモザイクというより”そういうモノ”に見えてきます。残念感はありませんでした。根本の方にも毛が生えてるっぽかったので、妄想で補います。

設定がセッセなので、行為の頻度が多いとどう恋に結びつけるのかと気になっていましたが、上手くまとまっているなあと思います。
攻めは記憶を頼りに、受けの痴態を思い出し”可愛い”と思うようになり、受けはずっと片思いなので、役得感覚で行為を楽しみます。
とにかく受けの平常時と行為時のギャップがすさまじいです。これは攻めもグラッとくるのも理解できます。

個人的なツボは、獣人からケモ耳シッポに状態が変わったとき。耳はパーカーで隠しているのですが、シッポはズボンからはみ出したまま。
あんまり意味ないやないかい!と突っ込んでしまいました。

6

じわじわくる…懐く獣人

初読み作家さんです。
作品紹介ではスルーしていたんですが、ちるちるインタビューで見た、
囚われた捜査官を何だかご機嫌な獣人が可愛がる場面に後ろ髪を引かれ、
ふんふん鼻歌でスリスリ甘える獣人をもっと見たい…と電子購入。

画はタイプではないのですが、全然問題なくこの独特な世界観に入り込んでいました。
設定がけっこう雑というか、下手ウマな雑っぽさが世界観を生かしている感じがします。

悪の組織が開発した薬を打たれ獣化したA先輩は、助け出された後も
後輩B捜査官の匂いを嗅ぐだけで、獣人化してしまうようになり、獣人化中の記憶はない…
AとBが悪の組織と対決するなか、二人の意識や関係が深まるようすを描いています。

Bの匂いで獣人化(オオカミ)→ 中だしでケモミミシッポに治まり → お調子者イケメンA先輩
このサイクルでA先輩の魅力が3パターン楽しめます。
そして、襲われるのがA先輩に想いを寄せる後輩B…襲われるというより可愛がられてます。

後輩BはA先輩への気持ちを抑えつつ、獣人化して抱かれることを秘かに願ってしまう。
前半は後輩Bがメインの心理描写で、A先輩に対して深読みする複雑な心境もよかったです。
そして、獣人化している時は記憶がなかったA先輩が、時間と共にBとの映像が残り意識し出す…
少しづつゆっくりと、それぞれの気持ちの変化が描かれていて、
この独特な世界観の中で、じわじわとくるんですよねぇ…。

冒頭に書いたご機嫌な獣人ですが、かなり序盤の場面だったんですが、
ふんふん…と鼻歌でニマニマするご機嫌な獣人描写ですが、後輩Bにだけ懐くという設定。
薬のせいとは言え、ペロペロ、キュンキュンしながら甘える獣人の表情がカワイイんです。
グルグル、スリスリ、フンフン…この甘える獣人をもっと見たかった。

ケモミミシッポのA先輩は、中だしして人間に戻る途中の形態ですが、これも、かわいいんです。
後半に、中だしする前にこの姿になったA先輩との絡みも見応えありでした。
決して、画がエロい描写という訳ではなく、二人の意識や葛藤がエロを引き立てているのです。

一応二人とも優秀な捜査官で、普段は悪の組織を撲滅すべく闘っていますが、
二人の普段のやりとりが面白くて、ほのぼのさせる、ちょっとズレた笑いが個人的にツボでした。

けっこう新感覚な獣人もので、しっかりエロもあるオモシロ作品でした。
もっとこの独特なゆる~い世界観を楽しみたいです。

※シーモア:修正は白抜きです。

8

この獣はアナタだからーー(帯より)

待ってました!ヾ(*´∀`*)ノゥワーイ!
雑誌の小冊子に掲載された10Pのショートがとても面白く、
続きが読みたいなーと思ってたので丸っと1冊楽しめて嬉しいです♪

優秀な捜査官にしては…??
はて、潜入捜査とは…??
…と仕事面のツッコミどころは否めないものの、
コミカルな展開の中に片思いの描写や意思疎通がうまくいかない焦れったさが楽しめました。
あと濃くないですが1話1エロで獣姦!獣姦!獣姦!は中々中々…( ´艸`)フフフ♪

猫田さんの独特のテンポは合う・合わないで好みが分かれるかもしれません。
評価は萌え寄りなとこもありますが個人的には楽しく読了です(∩´///`∩)


さてさて。
AとBは潜入捜査官のツートップ。
A(先輩)は単独行動で突っ走りがち、
B(後輩)はそれをフォローしながらついていく形のバディだった模様です。

ある日 Aが潜入先の組織に捕まり、Bが助けに向かいます。
しかしBも捕まってしまい獣人と共に檻に入れられてーーー。

敵組織の視線に晒されながら檻の中で獣人に犯されるB。
もしかしてどこかでAに見られてるかも…と思うと羞恥でますます興奮してしまい。
けれどBを犯していた獣人の正体がAでーーーとストーリーは始まります。


このお話、設定が面白いです!
Aは薬によって獣人化するようになってしまうのですが、
獣人に変身するトリガーは「Bの匂い」
そんで人間に戻る方法が…「Bと中出しセックス」ww

獣人化している間はAの意識は消えて理性がなくなり、敵さん相手に暴れて壊滅させるけれど、
Bを見ると大型わんこがワフワフ懐いて甘えてる状態にニヨニヨします(∩´///`∩)
で、人前だろうがお構いなしにBを犯す…!!!
敵さんはカメラ構えてワクワク見てるしなんだこの空間はwww

BはAが好きなので抗えず流されるようにエッチするんですが、
回数を重ねるうちに少しずつ大胆になっていきます。

A本人には告げられない秘めた恋心。
Aは獣人化している最中の記憶がないので、
エッチの時だけは素直に秘めた心をさらけ出せるのですね。

肉体関係がAの記憶に残ることはない。
一時のまやかしであってもAと繋がれる喜び。
そんなBの片思いが切なキュンなのですよ…(;///;)

で。Aの獣人化は徐々に薄れていき、少しだけ記憶が残るようになっていきます。
記憶の中のBは普段のクールな表情とは違い、可愛くてエロくてーーー。

Bの表情ギャップは良きです。Aの気持ちわかる。
最中の切なげな八の字眉はグッとくる(∩´///`∩)

最初は頼りになる後輩としてしか見ていたのが、
徐々に徐々に変化していくのはめっちゃニヤニヤしました(∩´///`∩)
意識するあまり見えない壁が出来てしまって萌える…!
獣人化してるときは心も体も近いのに、人間になると遠のく距離感が焦れったい~~~!

10

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