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表題作キリング・ストーキング

オ・サンウ(表では社交的なサイコパス)
ユン・ウジン(いじめられっ子のストーカー)

あらすじ

第2回世界マンガコンテスト大賞衝撃のBL作品待望の書籍化!!!!!!
レジンコミックス大人気サイコホラー全ページフルカラー!!!

「あなたのことが好きです」――その想いは、やがて歪な共依存に変わってしまった。
ずっと想いを寄せてきたサンウの家に侵入したウジン。
しかし、いつも明るく優しかったサンウはそこにはいなかった。
ウジンが彼の家で見てしまったのは、底知れぬ深い闇。
そして、ウジンの身に脅威が迫る――!

作品情報

作品名
キリング・ストーキング
著者
クギ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックスユニ
シリーズ
キリング・ストーキング
発売日
ISBN
9784866572802
3.8

(108)

(62)

萌々

(12)

(7)

中立

(9)

趣味じゃない

(18)

レビュー数
23
得点
388
評価数
108
平均
3.8 / 5
神率
57.4%

レビュー投稿数23

Koogi先生天才です

BL好きじゃなくても、この作品凄いと思われる。スリル最高でした。最後に読み者って受けと同じく犯罪者に惚れてしまい、Stockholm syndrome経験される可能性高かいと思います。それとも犯罪者応援するとか。koogi先生はそうするつもりか分からないけど、本当に凄いしか言えないですね。各キャラの人格とバックストーリーの書き方もめっちゃ良かった。ハッピエンドかバッドエンドか決めれないです。エンディングがオープンなので、読み者の想像によります。絵もとても綺麗でした。これからもkoogi先生の作品楽しみにしてます( *´꒳`* )何年前読み終わったが、今までも突然killing stalkingのことたまに考えています。

0

No Title

面白かった!!かなり好きな作品です…
ですが、結局サンウはウジンを母親の代用品でしか見ていない感があったのはたぶん私だけです笑
メリバ系のホラーが大好きなのでこの作品に手をつけましたが、思ったよりホラー(?)感が少なかったので、完全なるホラーをお求めの方はあまりおすすめいたしません!内容自体は面白いのでホラー抜きで考えると良い作品です。

メリバ作品ですが、私的にはハッピーエンドでした。サンウが最後に女の人と歩いてる幻覚は結構胸を締め付けますが、ウジンが亡くなったので実質心中…私は心中が好きですのでかなり好きな作品です…‍!

0

映画だ…


やっっと読めました!!

サイコパス攻めなどで話題に上がっているのをよく目にしていたのですが、どうにかネタバレを一切見ずにに読むことが出来ました。

これは絶対に何も情報を入れないで読む方が何倍も楽しめると思います。

まずは前編カラーなのに驚き!
雰囲気がグッと掴みやすくなって世界観に没入しやすかったです。

少し似たような設定の漫画や映画を見たことがあるのでどこか既視感がありましたが、まだまだ展開に先があるのでどうなるのかとても気になります。

また、私は韓国BLが初めてでキャラや名前、文化の違いに少し違和感がありました。
けれど、二週目には慣れました。

…そう!!読み終わった後に、思わず二周しちゃった漫画なのです!

エロは少しあるものの、規制とかあるからでしょうか…上手い具合に隠していて思わず感心してしました(笑)

0

最高の闇♡


この作品はどの場面でもグロかったり違和感半端なかったり常に不穏さが付きまとってきます。

普段ハピエンを多く読んでる方でこの作品を読むのならとりあえず頭空っぽにして読んだ方がいいです。

キャラの大体の説明をすると、ある障害をかかえどこからがアウトでどこまでがいいのかっていう境界線がわからずサンウを好きになって家に不法侵入しちゃうウジンと普段は優しくてイケメンで人気者だけど何故か周りの人をギタギタにしてからあの世に送ったりしちゃってるサンウとの闇100%の物語です。

キャラ紹介でわかる通り、この2人に普通は通じません。サンウの本性を知ってからウジンは好きじゃなくなるっていうか目を覚ます?感じになって、サンウの方がやばい人みたいに思うんですど全然そんなことないです。ウジンも愛ゆえにいざという時のサンウへの言葉が頭おかしいです笑


他のレビューに2人が愛し合う場面とか可愛らしい場面はないって書いてありますが、それは本当です。どこかに萌え要素があると思って読んではいけません。でもサンウがウジンをあの世に送らず足だけ不能にさせたりする場面とか一応胃に何かは入れてあげようとしてる場面で個人的には十分萌えてます。この作品は見方読み方ひとつでどんな場面でもウジンへの愛を感じることができる作品なので心配ありません!!
大切なのは普段自分が読んでるハピエンの物語とか美しい愛を描いた作品とかと同じ読み方をしないことです!前提として、2人が愛し合っている未来なんて無いと思った方がいいです。もちろん2人が心からの笑顔を見せることなんて作中には訪れないと思います。

この作品はバドエンらしいですが、2人とも仲良くあの世に行ってくれればもはやハピエンなので!共依存の行く末が楽しみです。

個人的にはこの作品に巡り会えて良かったと思ってますし、もちろん後悔なんてありません!でも本当に好き嫌いが別れると思いますし、普通とはなにかなんて考えて一々ドン引きしてたらキリないと思うので作品にどっぷり浸かりながら読むのをオススメします!


0

この二人にとっての愛とは、をずっと考えて眠れません

バイオレンス色強めのBLかな、と思って少しの刺激欲しさに読み始めましたが、こんな生半可な覚悟で読むもんじゃなかったです。

以下、ネタバレ有りの感想です。

サンウとウジンは機能不全の家庭で育ち、様々なかたちで傷を植え付けられ、歪んだまま大人になってしまいます。そこは庇うどころか、なんなら同情や憐れみを向けずにはいられません。
けれど二人がしてしまったことだけを事実だけで考えるなら、間違いなく庇う余地なんてないんです。

それは終始一貫していて、最後の最後まで彼らは良くも悪くも人間らしく、その時の感情に支配されて選択を誤ったり感情の赴くまま言葉を吐いたりします。

読んでいて「報われて欲しい、でも報われちゃダメなことをしているし、でもあんな過去があったんだから、そういう過去があれば罪を犯していいのか?」という倫理観とか道徳心とかそこらへんへの問いかけが絶え間なく襲ってきます。

サンウとウジンが過ごした短い期間の中で、いつから、果たしてどのようなかたちで愛があったんだろうかと考えてしまいます。その愛とははたから見たとき綺麗に見えるのか、醜く見えるのか…。

少なくとも二人に必要だったのは、罪を重ねつつの共依存ではなかったんですよね。子どもらしく庇護を受けて育つとか、然るべきセラピーを受けて自己受容をするとか、もっと根本から歪みを直していく必要がある。
それでも二人は傷を抱えて歪んだまま大人になってしまった。偶然が重なって出会ってしまって、歪みがさらに歪みを呼んで、依存の道を行くしかなかったんです。

そこでおそらくこの作品を読む大多数の、二人から比べたらだいぶマシな境遇にいる読者の私たちが何を愛と見出すか、判断するのか……
これがこの作品を読むうえでいちばんの醍醐味だと個人的に思っています。

重厚なバイオレンスBLとして読んでも、ひとつのヒューマンドラマとして読んでも素晴らしい読み応えのある作品だと思います。迷っている人には是非読んで欲しい! 

余談ですが、お話のボリュームにも圧倒されました。韓国BL系はどれも話のボリュームが多い。ボリュームがあればできること描写の仕方などだいぶ変わってくると思うので、どうにか日本でもそういう長編作品の受け皿のようなものがあれば…と思ったりもしました。

2

サイコパスBL、読んでると憂鬱になりますが。

韓国もの。さわやか好青年を装った殺人鬼×バイのメンヘラ君。メンヘラ男子がストーカーをしていた相手が実は殺人鬼!その秘密を知った為に捕まって監 禁されてしまいます。
もうめちゃくちゃ恐い設定ですが想像以上に面白くてはまってしまいました。他の作家さんでは、登場人物がこれだけ病んでいると支離滅裂な展開になる事も多いのですが、この作品はストーリーがよく練られていて淡々と進んでいきます。
病んでる中でも登場人物の心理描写が上手くてすごく良いと思いました。
ただ最初は面白いなと思っていたのですが、主人公2人の性格が胸糞すぎるのと、あまりにも鬱な展開がダラダラと過ぎて、続けて読んでいると辛くなってきました。

0

読みながらのメモ

レジンコミックスにて全話読了。

■連続殺人
殺人被害者は女性が多く、『テッド・バンティ(2019)』に似た雰囲気を感じた。男性を家に連れ込んで殺すところは『アメリカン・クライム・ストーリー(2018)』的。全体的にあまり計画的な犯行ではなく、衝動的で危うく思える。

■キリングとストーキング
ストーキングの割合よりもキリングの割合の方が圧倒的に多い。

■足の骨折
ユンバムさんは、サンウさんの亡き母親(DV被害者かつ幼児虐待者)に似ていたことからサンウさんに気に入られ、足をハンマーで叩き折られて監禁される。足の折れた受けが攻めに監禁される韓国WebコミックスBLと言うと、『歩かない足(Lezhin)』や『Sadistic Beauty(Tappytoon)』などが思いつくが、それに先駆けた作品。

■DV
サンウさんの境遇には「虐待の連鎖」と言えるものがある。サンウさん自身も、自分がユンバムさんに対して、父親が母親にしていたことと同じことをしていると気づいている。

0

サイコグロ

人生で初めて買ったBLです。元々BLに興味があったし腐リベにハマってからグロいBLを読んでみたいって思って買ってみました!

胸糞でグロとかホラーが好きで、暴力表現とかある作品ですごくハマります。

フルカラーでスマホで載せられていた漫画なので1コマ1コマが大きくて高くて、1巻に6話か7話入ってて全部で67話なので11巻くらい売られると思います。千円以上×11巻なので一万円以上はしますね。

あらすじはサンウは女の人を家で〇害しようとしていた。ところウジンはサンウをストーカーして家に入った。ので巻き込まれた。そして足を折られてサンウのに従いながら家で暮らすことになる。

0

イカれたサイコパス×ヤンデレストーカー

恐らくBL史上究極のサイコパスホラーです。
殺人や殴る蹴る、血の描写など平気でバシバシ出てきますので苦手な方は要注意です。

しかし、1度読み始めるととにかくページを捲る手が止められない!!
中毒性が半端ないので安易に手を出すと後悔します。笑

画力が高く、構図の魅せ方やストーリーの惹き付け方が上手いので臨場感が半端なく自然に物語に入り込めます。
それゆえにちょっとトラウマになるくらい読後の余韻がものすごい。笑

この先どうなるのかドキドキハラハラのスリルを味わって欲しいのでネタバレ一切なしで読むことをお勧めします。

ただ個人的には萌は一切ありません。笑
ヤンデレや狂人がお好きな方には刺さるかもしれませんが、何せ行き過ぎてるので。

攻めはイカれたサイコパス野郎。受けはヤンデレストーカー。 
どっちかだけでもお腹いっぱいなのにどっちもイカれてるから相乗効果でよりパワーアップしてます。笑

息が詰まる場面が多いので終始気が抜けませんが、人道を外れた生き方をする2人の最後がどんな結末になるのか、ぜひ最後まで見届けてほしいです。
泣きました。

0

ストーキング相手がサイコパスだったおはなし

単話で(最終回)まで購入していましたが、単行本発売と知り買わずにいられませんでした。久しぶりに読み返しレビューを書くことにしました。ネグレクトや家庭内暴力、BPD(境界性パーソナリティ障害)、PTSDとかエディプスコンプレックスとか現代社会の普遍的な病巣を取り上げられていて、全体的に終始ずっと暗くて重くて緊張感のあるお話です。友達におすすめする人を選ぶかなと思いました。しかし、私はこのお話にとてもとても心を動かされました。どんなに酷い仕打ちをしても自分に従い続けるウジンに心を開いてしまったサンウと、サンウの酷い仕打ちを苦に思いながらもちょっとやさしくされると恋愛モードに復活してしまうウジン。2人の間に奇妙な依存関係が成立していく過程がなんとも切なくて救いようがないなと思ってしまいます。そしてなんといってもフルカラー。アニメみているような感覚でスリルが感じられました。最後に、、この作品は言葉でも行動でも伏線や心理描写も濃く、読んでいて時間を忘れるくらい集中して読めますし、続きもどんどん読みたくなると思います。とりあえず、試し読みからでも多くの人に読んで欲しいです。衝撃と感動を共感したいです。

1

めっちゃ好き

私の中のトップ5に入るかもしれないってくらい好きです。でも、友達におすすめとかはしずらいですね笑 多分、ハマる人にはめっちゃハマる、ハマらない人からしたら「何処にblのloveの要素があるのおぉーー?!」って感じでしょうね。私みたいな受けがちょっと可哀想くらいが好きな人はめっちゃハマると思います。

まず、主人公1人目、ウジン。おそらく受けになります。あらすじから分かると思いますが、なんと攻めが好き過ぎて攻めの家に侵入するという、、笑 境界性パーソナリティ障がいがあるそうです。そして、その家主、主人公2人目、サンウ。サンウにも結構凄い内面があるんですね〜。家に侵入することによってそれを知ってしまったウジン。表紙のウジンに逃げてーー!と叫びたくなります。どっちもやばい2人です。ウジンは最初好きになれるかなぁって思ってたんですが、コイツたまに可愛いことしてきやがります。まぁそれはサンウの機嫌をとって逃げるチャンスを作ろうとしてるだけかもしれないですが。でも私は多分ウジンはサンウの事を怖いと思ってるけど、好きな気持ちはあると思います。ウジンは逃げようとはするんですけど、キスの時は心の中で喜んだり、積極的なので。そういう所が可愛い!怖がってるくせにサンウに近づこうとする!サンウは個人的に好きな顔です。サンウの怖さにゾクゾクして、めっちゃ面白いです。あと、たまにウジンにペースを乱される所も。
レジンで読むかコミックを待つか悩みます。どうか早く出して下さいーー泣

0

感想!!

BLとしては新しい作画だった!!!元々レジコミで読んでたから、コミック発売して嬉しかったです!!

0

韓国のBLに圧巻

このタイプのBLは初めてでした。
受けも攻めもトラウマ、障害が大きすぎる・・・
ゆえに曲がった愛になっていきますが・・・
所々で
「相手を信用する」
気持ちが垣間見えるのが魅力です。
サイコパス・グロテスクなものが苦手な方は控えたほうがいいですが、私的には大変魅力的な作品でストーリーも圧巻でした。

まさに「衝撃のBL」です。

0

新しい感じのBL.

かなり恐怖を感じるホラー系だと思います。
血の表現があるので苦手な人には
おすすめ出来ません…
他にも 女性が出てくるので無理な人には無理かと思われます。
1ページ1ページめくる度にハラハラしました。
軟禁や共依存が好きな方にはとてもたまらない作品だと思います。
内容もしっかりとして読み応えがあるので
2巻をとても楽しみにしています。
このようなBL作品は「キリング・ストーキング」しか無いと思います。
参考になりましたら嬉しいです。

2

萌えさせようとか思ってない作品

正直、ホラーやヒューマンドラマの要素が強いので、娯楽作品として読み始めるとかなりショックを受けると思う。
監禁だとか、ストーカーだとかのテーマは他作品でもまま見られる要素なんですが、こちらの作品は 「マジもの」なのでご注意ください。
臭いものを嗅ぎたい、怖いものを見たい私にはピッタリでした。
あとサンウとウジンのキャラデザや振る舞いはどう考えても萌えさせようと思って作ってないと思います。
振り切って作っているからこそ、サイコホラー作品としても、BL作品としても明らかに他とは違いますし、それがハマる人とそうでない人がはっきり別れます。
私はかなり好きでした。
読み始めに「おいおいサンウのどこがかっこいいんだよ〜勘弁してくれよ〜サイコパスじゃんかよ〜」と思っていたのが「ええ…サンウさんマジかっこいい、優しい」に変わってしまいました、完全にストックホルム症候群です。
あんまりBLと思わず、映画だと思えばめちゃくちゃ出来がいいと思います。そうなるとジャンルは…やっぱりサイコホラーに分類されるかな…笑

6

1巻

興味があったので購入しました。
フルカラーなので値段は若干高いです。
内容はレジンコミックスで無料の時に最初の方をなんとなく読んだだけだったので続きが読めて良かったですが、まだ序章って感じのシーンで終わったので続きが気になりました。
続きが気になるので2巻も買っちゃうと思いますが…最終話まで何巻くらいになるんだろう?
それから続き物ならナンバリングをなぜしないの?と思いました。
売れたから続きを出すパターンって結構ありますけど、そういう漫画にナンバリングをしていないのは仕方ないと思います。
でもこの作品は最初から続きがあるんだからナンバリングすべきだったと思いました。
乱文失礼いたしました。

2

単行本化おめでとうございます♡

以前、レジンコミックスで無料で読めるところまで読んでいました。
紙の本として発売されるのを心待ちにしていたので、大変嬉しかったです!
私の大好きなBLとサイコホラーとの融合で本当に素晴らしい作品だと思います\(^o^)/

サンウジ2人とも虚無感を抱えているというか、親がいないという共通点以外にもどこか危ういところがあって最高すぎます。
ウジンちゃん、サンウに対して健気(というより従順?)すぎませんかね?!そんなにかわいくてどうしよう......と思わず頭を抱えるほど。

今回は読んだことのあるお話までで終わってしまったのですが、重版と2巻発売も決定したとのことで今後の展開を楽しみにしております!

2

続きもの

サイコホラーは苦手な分野だったので、悩みに悩んで購入をしたのですが、もう色々な意味でドキドキが止まりませんでした。
予想外の展開の連続で、読みながら続きが気になって気になって仕方ありませんでした。
完全に世界観に飲み込まれ…。痛い表現などもあり、普段は苦手なのですが、雰囲気などに圧倒されてあまり気になりませんでしたので、痛い表現や流血など苦手な方でも読みやすいかと思います。

1巻完結かと思っていたのですが、まさかの続きものでした。サンウの本心がまだよく分からないのですが、少しずつ近付いてきている感じがあり、続きがとても気になります。

4

続きがあるなんて!

よく調べずに購入したんで、えっ、続くの?!とビックリ。1巻表記が欲しいです。ほんとお願い。

先の展開とか全然知らずないのですが、1巻はまだ導入部といった感じです。
ウジンがサンウに監禁され、サンウの正にサイコパスといった異常さを知るというところです。

痛い表現はありますが、描きぶりがあっさりしているので、苦手な方も読みやすいのではと思います。煽り文ほどではないです。映画ミザリーとか見ることができる方なら問題ないのでは。

これから面白くなるのか、よくある展開に落ち着くのか。
1巻時点では続きが読みたい!という衝動が湧かず、様子見状態が抜けないので萌1つです。

1

闇がたまらない!!!

完全なサイコホラー。
電子では(課金の関係上)途中までしか読んでいなかったのでドキドキしながら読んだら・・・続いてたー!!!まだまだ続いてたのですね!
でも、未読部分もちょっと読めて嬉しかった♡

そしてほんの出来心であとどのくらい続くか検索してネタバレ感想を見ちゃった(笑)
ちょっとヤンデレちゃんかなーくらいで読み始めると後悔しますね。これは。

とりあえずこの1巻の時点では・・・
病み闇大歓迎の方にはホントオススメ♪
あ、あと暴力系が大丈夫な人じゃないとだめですね。
サンウのサイコパス狂気がたまりませんし、
ウジンのBPD故なのか恐怖故なのかあの行動がホントたまらなく興奮♡

しかし・・・1巻に6話収録。
最終話迄で全66話。。。。待てる気がしない(笑)
今夜電子で全話読んでしまいそうな気がする・・・・・

7

不完全100%の2人から目が離せない

続きます!!書籍からの方は、続くので要注意!!

レジンコミックスサイトで読了済。
あちらで課金したくせにコミックスもポチってしまいました。
待ってました書籍!!
1巻だけ届いた状態。
続きは順次発売されるんでしょうか?
本編の長さを考えると10巻くらいいく気がしますが…。
サイトの方では完結してるので、続きがどうしても気になる方はそちらでも有料で読めます。

画力素晴らしいです。
最初は人物の特に顔が少しだけ、気になるのですが、物語が進むにつれ上手くなっていきます。
息を呑むほど陰鬱になっていきます。
フルカラーでアメコミらしいタッチです。
常に湿度の高い暗澹な雰囲気漂っています。
次が予想できなくて常にドキドキ。
世界観に高速ダイブ。

すこしネタバラシですみませんが、ウジンは冒頭あたりで足をやられますので、要注意。
他も何かと流血沙汰の多い作品ですが、内臓取り出したりとかは無いので、まだ綺麗な方かと思います。

ストーカーな主人公ウジンも、監禁する攻サンウも、どっちも最初から常識がぶっ壊れてるので、物語はどんどん予想外の方向へ。
ずっと不穏な空気が続き、正直胃に悪いです。が!!!それでもちゃんと読みたい〜!となってしまうほど、物語のテンポがいい!魅力的!引き込まれる!!!
ただ惹かれてしまうんです。
目が離せないんです。
怖いもの見たさみたいなもので見てしまいます。

本作品には歪で理解し難い愛があります。
サンウもウジンも、育った家庭が機能不全だった為に、欠けた情緒で生きているのが痛々しい。
2人の関係が最初は理解できず、予想外だと思ってしまうのですが、物語を追うごとに、なんかこう、2人の形なんだなと思えてきます。
脈略ぐちゃぐちゃですが、甘い言葉なんて無く、終始酷い言葉ばかりですが、人として完全に不完全な2人ですが、2人にしか、作り上げられない関係。

擦り寄って自分に心許しちゃうヤツ殺しちゃう系サイコパスなサンウ。
興味が無いサンウ。
この人本当に周到だから、よっぽどのことが無い限り、疑われずに人生やり過ごせたはずなんですよね。
ウジンいつも被害者ヅラだから、(いや被害者ではある)つい、ウジンに同情しそうになるんだけど、後半にいくほど、サンウはウジンに心を踏み散らかされていくのですよね。
なぜか分からないけど、思い出の蓋などが開けられてしまう。
サイコな面で補っていた、社会生活の為の情緒を、ウジンとの関係が深まる中で崩れていってしまうんですね。
ウジンと遭遇してしまうことで運命狂わされていくんですよね…

物語が終わる時には号泣でした。
まさか紙媒体で手元に置けるなんて最高です。

とにかく話の重厚さにスタンディングオーベーションです。
映画を見たような充足感と没入感でした。
早く2巻以降も出て欲しいですね。

11

まさかの続刊…早く続きを~~~!

話題沸騰で気になってたんですが、サイコホラーでBLなんて見なくても…と、
全然買う気はなかったのに、本屋で目にしたらどうしても読みたくなる吸引力でした。

かなりグロイ描写があると思ってたんですが、人気作の東〇喰種の方がグロイ。
個人的にサイコホラーは洋画、海外ドラマで観る方なので、
見たことがあるような監禁ものを、韓国を舞台にして被害者を男にしただけなんですが…面白い!

作家さんの画力の高さと見せ方、構成の上手さですよね…
中毒性のあるストーリー展開で、もう先が見たくて仕方がない、気になるところで終わったわ。
でも、レジンコミックスで課金したくないので、次巻が出るまで耐え忍びます。

精神を病むストーカーのウジンが惹かれる、優しい人気者のサンウが実はサイコパスキラー。
サンウ宅に不法侵入したウジンが見つけたのは、裸で縛られる若い女で、
ウジンもサンウに見つかり、歩けない状態にされて監禁生活に突入する。

表紙のバットを振り被ったサンウ、あんな暴力シーンがこの作品の見どころではなくて、
それぞれに異常な精神状態の二人が、監禁する、される生活の中で見せる緩急の関係です。
監禁される被虐者の丁寧な心理描写で、更に緊張感が増すシーンの描き方が本当に上手い。

元々、サンウにストーカーするほど恋心を抱いていたウジンが、
サンウのサイコパスである本性を身をもって知り、逃げ出そうとしながらも、
植え付けられた恐怖心から、逃げ出すこともできない状態に追い込まれますが、
想像でサンウを殺すシュミレーションをするウジン…まだ逃げ出すことは諦めていない。

相手の機嫌に合わせて逆なでしないよう、自分の表情も合わせて常に様子を窺い、
サンウが油断しだし、少しづつウジンの動ける範囲が広がっていく中、自爆したウジン。
でも、それが切っ掛けとなり今までの関係に変化ができていきます。

これだけサンウを怖れながらも、一緒にいると安心する存在として認められたウジンは、
サンウからキスされて、怯えるどころか、スイッチが入ったように自分からもっと関係を求めていく。

個人的にはこのシーンがけっこうビックリでした。
元々ウジンに執着愛があったので、ストックホルム症候群ではないですよね?
異常な精神状態の中で育まれる、愛を知らない二人だけにしか解らない、関係の行く末が気になるわ。

サンウの心情が解らないので、次回はサンウ目線でも見せて欲しいです。
見たところで、サイコパスは理解できませんが…それでも、知りたい。

愛を知らない二人の生育背景描写の描き方や、軍隊生活でのイジメなど、
本当にダークな描写が秀逸なんですが、個人的には画が苦手。
それでも見たいと思わせる描写力の高さがスゴイんです。

BLよりにしていない、あえて萌えなど意識させない描写が、逆にそそるのかな?
ウジンのガリガリ棒身体に、貧相な顔なんて萌えなど一切ないんですが、
サンウが着せた母の服で、片田舎の売春婦っぽいと言われたウジン。
サンウにお世話をされるウジンが、後半になるほど可愛く見えたのは私だけでしょうか?

次巻で終わるのかな?
サイコホラーbLと謳っているいるので、次巻もグロくて痛いシーンがあるんでしょうが、
サンウとウジンの関係の行く末を見守りますよ。

※紙本:作家さんはエロ描写も上手い。モノは見えない描写ですが、しっかりエロかった。

4

この巻では作品の全貌は見えない。とりあえず痛い描写多々。

いろいろな意味で話題のweb漫画のようで、気になって購入。怖がりのくせに怖いもの見たさが優ってしまうタイプなので、好奇心に負けました。
264Pフルカラーのサイコホラーです。
この巻では終わらず続きますのでご注意を。

明るく優しい人気者・サンウに密かに想いを寄せる地味で暗いウジン。
思い余ったウジンはストーカーになり、サンウが一人暮らしをする家に侵入してしまう。
ところがそこで見つけたのは、なんと裸で監禁されている女性だった。
驚き戸惑うウジンの背後に現れたのは、普段の優しい姿からは想像もできない、恐ろしい顔をしたサイコパスなサンウで…。

ガチな犯罪もののホラーでした。
これからBL的展開になっていくのかな?という可能性は後半感じられましたが、この1巻の段階では愛らしき要素は予感程度に微量(と言っても普通の愛ではない)で、ダークで痛い描写がほとんどを占めています。
怖いというより痛い。
BLとして多少でも萌えを期待して読むには、これ、ガチすぎる(殺人あり)と思いますので、苦手な方にはオススメ出来ません。
イメージ、表紙のまんまなので。
私は青年誌の結構エグいやつも読んだりするので、それに比べたらまぁ大丈夫なんですが、BL、特にコミックスではあまりないかなーという感じ。
映画『ミザリー』のようなシーンがあり、うわ!と目を覆いたくなる描写も連続します。
拷問器具に溢れた地下室や怯えた表情の人物、それらが描かれる紙面は、カラーなのに常に暗い。
とにかく陰鬱。
2人の生い立ちや過去の事件など、性格形成に関わっていそうなエピソードも語られます。

サスペンスやホラーはよく読みますが、この巻だけだとただ痛いだけで、まだこの作品の全貌は見えてきません。

他主要な人物として、サンウに目をつけるヤン刑事などが登場しますので、この先はサスペンス展開も盛り上がってくるのかな?
いずれにせよ、BL的共依存関係や、犯罪に対するサスペンスに展開していくのは、次巻以降になりそうです。

web上ではすでに最終話も掲載されているんですね。
読むなら全編ぶっ通しで読んだほうがよさげかな?という感想です。
とりあえずはこの巻のみへの感想として。
ストーカーものによくある「執着愛」を期待して読みましたが、そういう感じではなかったので、純粋に「BL」としてだけ見たら、しゅみではありませんでした。

13

この作品が収納されている本棚

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