ようこそランヴァルドへ

ショコラティエ愛欲レシピ

Chocolatier aiyoku recipe

ショコラティエ愛欲レシピ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×25
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
24
評価数
7
平均
3.6 / 5
神率
0%
著者
藍生有 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784065166154

あらすじ

反田仁はジェラールと名乗る男にショコラティエとしての腕を認められ、ランヴァルド王国へ招かれる。じつは彼は、その国の国王だった。

表題作ショコラティエ愛欲レシピ

ジェラール、ランヴァルド王国国王、29
反田仁、パリで働くショコラティエ、29

同時収録作品ショコラティエ休日レシピ

高科満典、カリスマ人気ショコラティエ
稲葉英一、人気洋菓子店オーナーパティシエ

同時収録作品パティシエ溺愛レシピ

瀬島直志、若き実業家、34
稲葉真二、人気洋菓子店パティシエ、26

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数3

3組の恋人達のお話です

本作は既刊「パティシエ誘惑レシピ」に絡めた短編集で3組の恋人達のお話が
楽しめる仕立てになっています。

『ショコラティエ愛欲レシピ』
欧州の歴史ある小国の国王とパリの有名店のショコラティエの出会いから恋人
になるまでのお話になります。

受様はチョコレート専門職人のショコラティエです。日本の専門学校を卒業後、
就職したホテルでチョコレート製品を担当した事がきっかけで、本格的なショ
コラを学ぶためにパリへと渡ります。

最初の職場は豆の焙煎までこだわる家族経営のショコラトリーで、受様はショ
コラティエとしての基礎を叩き込まれながらフランス語を習得します。しかし
オーナーの体調不良で閉店、世界中に支店のある有名店を経て、商品を1人が
全工程を担当するショコラトリーへと転職します。

受様にとって毎日が勉強の日々でしたが、努力が認められ去年からはショコラ
等の生菓子部門のチーフとなり、看板商品であるボンボンショコラを作ってい
ました。しかし、2ケ月前にトップショコラティエが代わった事が受様に大きな
変化をもたらします。

というのも新しくトップショコラティエとなったのは焼菓子部門の責任者で、
以前から何かと受様に嫌味な発言を繰り返す男だったのです。彼は効率化や大量
生産を促進して主材料変更を決行、受様の担当のボンボンショコラの材料も来週
から切り替えると言う無理難題をつきつけます。

質を落とさない為の試作の時間さえ満足に与えず、従えないならもう店に来なく
ていいという相手に、何を話しても無意味と判断した受様はその場で契約書に
サインまでしてみせます。

明日の仕込みもせずに帰宅した受様はすべきことは思い浮かんでも動く事が面
倒でそのままベッドに倒れこむのですが、翌朝一番にトップパティシェから
電話で「首は冗談だからでてこい」と呼び出しを受け困惑してしまいます。

もちろんそんな電話は無視した受様ですが、4日連続で電話は続き、徐々に心に
ゆとりが出てきた受様は気分転換の外出をするのですが、戻ってくるとアパルト
マンの入り口に慣れない高級車がとまり、部屋の前には小国ながらも歴史ある
王国の国王に仕える秘書官が佇んでいたのです。

この国王陛下こそが今回の攻様であり、攻様は来月行われる定例の晩餐会で
来賓への土産を受様に作って欲しいと依頼してくるのです。しかも受様に国内
の一等地にそれを売る店を用意するという好条件まで示されます。

しかし、あまりにも恵まれた条件は受様にはあやしくしか思われません。すると
攻様は見せたいものかあるから、まずは食事をと誘われてしまい、受様には否と
言えない状況になってしまいます。

果たして受様は攻様の依頼を断ることが出来るのでしょうか!?

タイトル作は他社の小説雑誌に掲載された読み切りでしたが、加筆修正改稿して
既刊のスピンオフとなって登場です。既刊キャラとの過去をさりげなく織り込ん
でいて、他の収録作とも調和が取れていて面白い試みだと思いました (ӦvӦ。)

お話的には国王である攻様が国の威信の掛かった晩餐会の手土産品を作らせるに
たるショコラティエとしての受様に白羽の矢をたて、仕事に邁進する受様と接す
るうちに受様自身も気に入って伴侶にと望むという王道ラブになります♪

攻様は前国王の三男ですが兄2人の逝去に伴い国王となります。良くも悪くも
王者な攻様は受様に否やを言わせないためにさっさとプライベートジェットで
帰国、伴われた受様には拒否権どころかも逃げ場すらないのですよ(笑)

対する受様は来てしまったし、職は探さなくちゃならないし、ショコラも褒めて
もらったし、で攻様の依頼を受ける事となります。そして受様の仕事ぶりも生み
出すショコラも攻様の心を捉えて離しません。

王様と庶民だし、男同士だしと受様はアレコレ悩む事となりますが、王様な攻様
が心に決めた相手を逃すはずはないですよね。2人がまとまるまでとても楽しく
読ませて頂きました (^O^)/

『ショコラティエ休日レシピ』
既刊カプの休日デートでタイトル作の受様も登場しますし、初版挟み込みのぺー
パーが前段で絡んでいるお話になります。

『パティシエ溺愛レシピ』
既刊カプのおじである実業家と弟であるパティシエの過去から既刊の裏事情的な
時間軸での2人のお話となります。こちらも初版挟み込みペーパーと絡みがあり
増すので、気になる方は初版の内に購入される事をお薦めします。

3組が他カプと絡むシーンが裏事情ぽくなっていて楽しさ倍増な短編集でした♡

今回はショコラティエ繋がりで藍生さんの既刊『ショコラティエの恋の味』を
おススメ作とします。スパダリ攻なのも共通点ですね♪

0

猛烈に楽しい

基本的な王道パターンを読めて猛烈に嬉しかったので萌2.安心して読めるって大切。甘い甘い癒しのお話で表紙のカプのお話140P弱+パティシエ誘惑レシピとの絡みのお話14P+パティシエ誘惑レシピの受けの弟のお話130P弱。3編目のカプがめっちゃ好き・・

1話目の舞台はパリ→ランヴァルド(仮想国)。攻めさんはランヴァルドのショコラ大好き国王陛下で受けさんはパリで働いていたのに失職しちゃったショコラティエ。
2話目はパティシエ誘惑レシピのカプのデートの1日に、1話目の受けがちょこっと参戦するお話。
3話目はパティシエ誘惑レシピの受けの弟くんと、その兄弟の店が入っている複合施設のオーナーのお話でした。
各話の攻め受け以外の登場人物としては、1話目に執事、パリの受けの同僚ぐらいかな。
パティシエ誘惑レシピの二人は割合出てくるし、そもそも3話目の弟くんはそちらの本に良く出てるので、読んだ方が絶対面白いです。

**好きだったところ

1話目は。おいおい、さっくり誘拐してんじゃないよと思うぐらい、さくっと飛んで自国に連れ帰っちゃう国王陛下。自分の思った通りにならないことって経験ないんでしょうかね。ショコラ褒められちゃうし、今職ないし、まいっかとショコラを一生懸命作る職人肌気質の受けさんでした。ちょっと展開が早いなーと思うのですが、金髪ごーいんぐまいうぇいな国王陛下のスピード感満点な対応に脱帽でした。

2話目は高科さんがおじからもらった高級ホテルの宿泊券使ってのデート話。甘いデートになるんじゃなかったの?と少々思うところはあっても、結局仕事好きな二人のこと、アフタヌーンティーセットを食べながらああでもないこうでもないと色々話しているのが嬉しかったです。

3話目が一番好き。中学生の頃に不登校気味になった真二につけられた個人指導の人が当時大学院一回生だった瀬島。そっからの長―――――――いふたりの恋物語でした。きっと中学生の時から猛烈に可愛かったんだろうなあ。理性総動員での戦いだったと思います、本当にご苦労様でした、瀬島さん。甘えん坊傾向のある真二くんですが、瀬島さんに見守ってもらいつつ頑張れよ!と応援したいタイプの可愛い子でした!その瀬島さんが眼鏡スーツなクール実業家という感じで、蓮川先生の書かれる眼鏡さんが最高にカッコいい・・・うっとりです。絶対眼鏡が脂で汚れるなんてこと無いに違いない!!!!!

超王道と感じるお話なんですが、ショコラやスイーツのお仕事的お話が絡んできて、とても楽しかったです!

1

超甘々王道ラブストーリー詰め合わせ(* ´ ▽ ` *)

「パティシエ誘惑レシピ」のスピンオフになります。
雑誌掲載作である表題作は単品で読めそうですが、書き下ろしの別カップルの方は前作を読んでないと分かりにくいと思います。
ご注意下さい。

で、こちらショコラティエやパティシエを主人公とした、お仕事BLであり超甘々王道ラブストーリー詰め合わせになります。
いや、お仕事BLと言うより、職人BLかも?

甘くてちょっぴりほろ苦くて幸せ気分になれてと、まさにスイーツを食べてるような作品。
アイスコーヒーでも飲みながら、のんびりいただくのがピッタリじゃないでしょうか。


「ショコラティエ愛欲レシピ」
雑誌掲載作に改稿したものです。

パリのショコラトリーでチーフとして働く仁。
人間関係のトラブルで無職になった彼に、ショコラ作りを依頼したのは、かつて店を訪れた美貌の男でー・・・。

で、その美貌の男ですが、ランヴァルド王国の国王。
彼にショコラティエとしての腕を見込まれた仁が、強引にランヴァルド王国に連れ去られ、そこで晩餐会用に出すショコラを作る事になる。
並行して、まさにシンデレラストーリーといった、二人の甘い恋愛が語られます。

とまぁ、こちら、職人気質の不器用な主人公が、ちょい強引なスパダリ国王と、ショコラ作りを通して距離を縮めて行く感じですかね。
一応、身分違いを気にした主人公が身を引こうとするスレ違いはありますが、基本的には超甘くてロマンチックな王道シンデレラストーリー。
あと、媚薬効果のある、ランヴァルド王国特有のフルーツを仁が食べてしまい、その熱を冷ます為にと身体の関係を早くから持ちます。
日本語が分からないだろうと、仁がベッドで散々あられもないセリフを口走るワケですが、実はジェラールは・・・と言うオチもニヤニヤしました。


「ショコラティエ休日レシピ」
書き下ろし短編で、「パティシエ誘惑レシピ」の二人が主役です。

高級ホテルお泊まりデートで、恋人としての甘い時間を期待していたショコラティエの高科。
しかし、パティシエの恋人・英一は、すっかり仕事モードでアフタヌーンティーセットを分析していてー・・・。

いや、英一の相変わらずの生真面目ぶりに笑えます。
そして、お預けをくった犬状態の高科が、気の毒ながらこれまた笑えます。
短編なのでアッサリではありますが、いかにも二人らしい休日で楽しく読ませていただきました。


「パティシエ溺愛レシピ」
書き下ろしの中編で、「パティシエ誘惑レシピ」の主人公・英一の弟が主役となります。
恋人である実業家・瀬島との馴れ初めや、彼のパティシエとしての成長が語られます。

こちらも王道甘々ラブストーリーで、既に出来上がってるカップルが主役。
恋人同士だからこその繊細な心の機微といいますか、不安やスレ違いになるんですね。
とは言え、瀬島は大人でしかも溺愛系の攻め。
まだ若く未熟な恋人を、じっと待てる余裕があるのです。
いや、甘っ!
超優しくて紳士的で大人な攻め、激甘!!

ついでに、真二のパティシエとして、仕事に懸命に向かう姿勢が素敵でした。


と、本当に甘くてロマンチックな王道ラブストーリーのオムニバスなんですけど。
痛かったり切なかったりと言った部分は1ミリ程度なので、のんびり甘さに浸るのにピッタリだと思います。

9

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