足りない時間

tarinai jikan

足りない時間
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×215
  • 萌36
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
19
得点
219
評価数
62
平均
3.5 / 5
神率
16.1%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784832283695

あらすじ

高校時代、陽介と谷川は夢中になってセックスをしていた。今、2人はあの頃気付きもしなかった恋の意味を言葉にできるのか…!? 待望の初★コミックス!! 描き下ろし充実★

(出版社より)

表題作足りない時間

谷川(高校の数学教師)
洋介(デザイン会社勤務)

同時収録作品感情サイン

渋谷(高校生)
三上(高校生)

同時収録作品遠距離恋愛

羽沢 徹(検事)
瀬尾(管理官・警察キャリア官僚)

同時収録作品複雑で簡単

門脇(室長補佐・サラリーマン)
西野(異動して来た新任の上司)

同時収録作品右か左か

黒田 奎吾(美大生)
北見 瑛二(コーヒーショップの店長)

その他の収録作品

  • STAY(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数19

日高ショーコ先生の原点。初コミックス。後に繋がる傑作選だと思う。

前に読んだなぁ、と久々に取り出してみた。「憂鬱な朝」の完結も決まり、私は日高ショーコ先生の作品再読強化月間を掲げている。あとがきを見るまで、これが初コミックスだと気付かなかった。きっと前に読んだ時も気付かなかったんだと思う。それくらい完成度が高いと思う。この後に繋がる、カッコいいサラリーマンとか。「花は咲くか」に繋がる様な、絵を描く学生の話とか。気持ちを言えないまま、大人になってしまった二人とか。キャラクターデザインのあれやこれや。ここに原点を見る様な気がして、トキメキのかけらをあちらこちらに見つけてはワクワクしている。そうして、決して描かれることの無い彼等の続きを夢想する。

■「感情サイン」これは⁈ 「シグナル」に収録されていた、「言葉より強く」の後日談…なのかな。うん、きっとそう。高校生で、学年No.1の渋谷と、万年No.2に甘んじている三上。男女問わずモテて人気の渋谷の事を想うと、胸が痛い。言葉も欲しい、でも悔しい。感情に振り回されて、渋谷の事しか考えられなくなってしまう。自分の事だけを考えて貰うように仕向けたと渋谷は嘯く。「言葉より強く」は前日譚なのに、一つのアンサーにもなっていて。とても心にくい。

■表題作「足りない時間」。「感情サイン」「言葉より強く」共に登場していた谷川先生のストーリー。谷川先生と曖昧な関係を続けている洋介は高校の同級生で、丁度、渋谷と三上の関係と似ていて、彼等の数年後を見ている様だ。キャラクターデザインも似ている。読み返すまで、私は記憶が混同していた。高校の頃、何となく「足りなかった」時間は巻き戻せないけれど、これからの「今の俺達にはたくさん時間があるんだから。」と結ばれていて、曖昧だった関係が確かなものになっていく、未来を予感させていて、とてもいい。本作が谷川先生目線になっていて。描き下ろしの「STAY」が洋介目線になっていて。これも対になっている。アンサーの様でとても優しくていい。曖昧な様でいて、それはとても想いあっている二人なのだ。「ほんとに大好き」という谷川先生のセリフもいい。それはそのまま洋介の気持ちでもあるのだ。

■「複雑で簡単」お題アンソロ「ヘタレ攻め特集」に編纂されたというショートストーリー。日高先生らしい、仕事の出来るサラリーマンがここに。近づくと良い匂いがするという美形の上司にノンケなのに関わらず、もよおしてしまう(‼︎)門脇。夜、誰も居ないオフィスで押し倒してしまう。お話はちょっと強引だけど、端正なサラリーマン、というのは日高先生ならでは。

■「右か左か」自身の才能に失望して絵を描く事を辞め、田舎で両親の遺したコーヒーショップを営なむ瑛二。幼ない時に瑛二を慕って絵を描き始め、美大へ進み才能のある奎吾。(あ、これ「知らない顔」の設定にも似ていますね。)それぞれの道を進むんだろうけども。流されて来ただけかもしれない瑛二が自ら、何をどう選んで行かなくちゃならないのか。という話。スペインへ留学するという奎吾が、恋情はぶつけるけども、選択は瑛二に委ねているのがいい。この二人はどんな選択をするのかはとても気になる。

■「遠距離恋愛」こちらもお題アンソロ「公務員特集」(何だ⁈ その括り‼︎)に編纂されたもの。検察官と警察キャリアの監察官という組み合わせ。これは…、ちょっと日高先生には珍しい感じがするけども。キリリとスーツを着ているあたり、普通にサラリーマンと言えなくもない。黒髪のオールバックでツンとした雰囲気で眼鏡をかけている綺麗な男は、ほんの少し桂木にも似ている。事に及ぶとその髪が乱れるところなんかもそっくりだ。あまりにも短かいストーリーなので、それは堪能出来ないが。日高先生には珍しい設定なので、事件を交えながらいつかまた描いて欲しい。

ネクタイをしていれば、それに手を掛ける仕草。首の後ろに手をやる仕草。キスをする為に支える手つき。少し戸惑った様な表情。または意固地に突っぱねようとする表情。全部。どれも、今の作品に見られるものだ。とても綺麗で、完成されていて、それでいて懐かしい。とても濃い作品集だと思います。

0

時間足りなかったっけ?

初コミックスですね!短編集です。

日高ショーコさんの作品は、あの長編大作を2作積んでいてまだ読んでないのですが、いつもレビューの難しいお話だなあと思います。

今回は短編集ということでBLにこんなことを言ってはいけませんが、世の中にゲイしかいないんじゃないかと思えてきます。

〈足りない時間〉
優柔不断で執着しない攻め。高校生の時に受けに手を出して、卒業以来2ヶ月前に突然受けが訪ねてきます。
今回も相変わらずかと思いきや受けが2週間姿を消したら自分から動き出して。
両思いを確認しますが時間が足りなかったって、充分あったと思うけどなあ。

日高さんのお話はわりとどちらかが残酷というか相手の気持ちを考えないカップルが多いですよね。と勝手に思ってます。

他の短編も面白かったです。ちゃんとお互いのことを考えてるカップルでした。

0

才能あふれるデビュー作

日高ショーコ先生の初コミックス。私はリブレ出版の『リスタート』を先に読んでからの購入だったので、私にとっての2冊目の日高作品です。

・『感情サイン』
 この話が一番好きでした。学年NO1の渋谷とNO2の三上。飄々とした渋谷が三上を翻弄しているようですが、より必死なのは渋谷のほうに見えるんだな。「俺のこと好きだよね?」なんて何度も聞いたり、忘れた携帯をわざわざ届けにきたり、2週間も放置して泣かせようとしたり、谷川先生(次の話の攻め)にも「ガキだな」って言われてたしね。勉強だって、三上に負けないように本当は結構な努力をしてるだろうなって想像出来ちゃう。三上は渋谷が好きだからすぐに流されて、しかもやたらと色っぽい!だけど「好き」って言わないの。ほんと頑なで可愛い。これでは渋谷も執着してしまうはずだよね。(コミックス『シグナル』で二人のその後が読めます)

・『足りない時間』
高校教師の谷川と高校時代の同級生の洋介。高校時代、セックスに夢中だった彼らは、いつのまにか洋介が離れて行って、訳も聞かないまま別れたけれど・・・。二人とも言葉足らずだったんだよね。「聞いてくれない」「見てくれない」「考えてくれない」「踏み込んでこない」と洋介は究極の察してちゃんだし、谷川は去るもの追わずで考えることさえしない、面倒ごとは回避するタイプ。大人になった彼らが、今度はギリギリのところで本音を言いあえてよかった。

・『複雑で簡単』
異動でやってきた上司は、遊び半分で出かけたゲイの街で、言い寄られていたところを助けてくれた人だった。
初めてのHがオフィスでなんて、ちょっとAVチックですわ(笑)

・『右か左か』
ロン毛、大好きなんですが、お話が短すぎて奎吾の映二への愛情や執着の深さが理解できなかったので、不完全燃焼でした。もう1話ぐらいあったら良かったかも。

・『遠距離恋愛』
エリート同士の恋。いいです~!黒髪メガネの受け。楽しいっ!お堅いエリート同士ってリアルに考えても前途多難で、もう少し読んでみたいけど、日高先生の作風では長編にはなりそうもない設定だなって思いました。

・『STAY』
高校時代の谷川と洋介。来るもの拒まずの谷川は手だれだったね。男に「ずっとキレイだと思ってたよ」だなんて!なんちゅー高校生だ!そして現在、あまあまの二人が見れます!

これがデビューって本当にすごい。すでに日高ショーコの世界があります!

1

それぞれの恋愛の形

「シグナル」に載ってる言葉より強くの前編が読みたくて買いました。
時系列は、感情サイン→言葉より強くなんですね。
言葉より強くは攻め目線でしたが、感情サインは受け目線。
攻めに振回されてるのをわかってるのに何処か惹かれて
いつの間にか落ちてる・・・高校生らしく甘酸っぱい青春らしい恋ですね。

短編集なのですが、他の作品も大人な恋愛って感じで良いですね。
エロシーンもあるけど、上手く言えないですが、
日高さんの漫画は雰囲気を楽しむ感じですかね。
何よりも絵が綺麗なのでそれだけでも読んでて癒されます。

0

初コミックスだとは思えない

日高ショーコさんの初コミックス。
これで初……
わたしは消化不良になることが多いので、短編集は苦手です。
が、さすが日高さん!
初コミックスだろうがなんだろうが、しっかり読ませてくださいました。

『感情サイン』
高校生カップルのお話。
勉強頑張ってる三上(受)ですが、渋谷(攻)にかなわない。
イライラしたりツンしたり、三上はかなり等身大で、いかにも学生の青さがあります。
そんな三上を手のひらで転がすような渋谷が最高!

『足りない時間』
こちらは渋谷達の通う高校の教師、谷川のお話です。
谷川、『感情サイン』でもなかなかだらしない感じでしたが、わたしは好き!
谷川を洋介(受)がやっと捕まえたね!という感じで、洋介が可愛かったー。

他に、『複雑で簡単』『右か左か』『遠距離恋愛』『STAY』が同時収録されています。
個人的にはずれはないですが、若干『右か左か』は攻めキャラが苦手でしょうか。

この短編集の中では『感情サイン』が青くてひじょうに好きです。
こちらは他のコミックスで続きが読めるので嬉しい限り。
日高さんは最近あまり高校生カップルがないので、もっと読みたいなあ。

2

トキメキの一言!

日高先生の初コミックス!
5カップル登場する短篇集。

初コミックス!しかも短編とは思えない、しっかりした内容の濃いストーリー性と画力。
このクオリティの高さには驚かされます。
スゴイ‼

古めの作品にも関わらず、最初から綺麗な絵だったんだなあと。
決して、派手な絵柄ではなく…どちらかといえば地味な印象の方が強い中でも、
キャラ達の激しい思いは、妙に色気を感じさせる表情からありありと伝わってきます。
特に、眼力!
この色気のある目に、いつもゾクゾクと、萌させられて好きなんです♡
普通にいそうな、普通の日常場面を低温な雰囲気の中、淡々と描かれていくんですけど、必ずグイッと引き寄せられる、印象深いシーンがあるんです。
そのギャップに、いつも堪らなくハマってしまうんです。
見せ場を作るのが上手いなあと思います‼

今回の短編集は、年齢層も職種も様々で、色んな萌え要素が楽しめました。
統一しているところは、どのカップルも欠点の多いキャラばかりのなので、なかなかスンナリとはいかない、どこか青臭さを残したままの、透明感あふれる青春ラブストーリーでした。

「感情サイン」
成績1位の渋谷 × 成績2位の三上の同級生&秀才同士の恋模様。
2人の青々とした純粋さに胸がキュンとさせられます。
すれ違いながらも、引き寄せられる2人のあやうい関係が良かったです。
このお話の続きは、コミック『シグナル』で読めます!

「足りない時間」
「感情サイン」で存在感を発揮していた、だらしない教師の谷川 × ゲイの元同級生&元デザイナーの洋介の再会もの。
この2人は、本当に焦れったい!
ずっと好き同士なのに、お互い素直じゃないんです(笑)
でも、洋介への気持ちを、素直に言葉にして伝えてからの、谷川のストレート過ぎる言動の数々…
それに対して、嬉しいけれど照れまくる洋介の恋模様は、いい大人の男同士にも関わらずトキメキまくりで好きでした。

「複雑で簡単」
会社の上司&ゲイの西野 × 部下の門脇。
普段は、メガネ姿で厳格な上司西野の秘密を知ってしまった門脇。
この西野のギャップには萌えました。
深夜の社内で…のシチュエーションは違う意味でトキメキます(笑)

「右か左」
絵の才能がある大学生の黒田 × コーヒー屋の瑛二の幼馴染もの。
瑛二の影響で、絵を描き始めた黒田と、黒田の絵の才能を感じて、好きだった絵を辞めた瑛二。
2人の微妙な関係に心の揺さぶられました。
お話は良かったんですけど、攻様がロン毛だったのが少し苦手でした。

「遠距離恋愛」
検事の羽沢 × 管理官の瀬尾の大人の恋模様。
このお話は、自分の中で、1番インパクトのある好きなお話でした。
普段はメガネをかけ、オールバック姿の隙を感じさせない瀬尾が、Hになると、色っぽく乱れるところとか(笑)
蛋白そうで、意外と恋にのめり込んでいる、羽沢の可愛らしさが堪らなくトキメキました。
遠距離になるかもと不安になって、車の中での性急なシーンに萌て…そのあとの瀬尾のプロポーズみたいなセリフには、堪らなく萌でした♡

「STAY」
「足りない時間」の2人の高校時代のお話。

短編とは思えない、読み応えのある、しっかり地に足のついた、魅力あふれる作品ばかりでした。
何度でも読み返したくなる味のある短編集です!
ぜひぜひオススメしたいです。

3

青い雰囲気を感じる作品

こちらが日高先生初読みの作品でした。

日高先生の作品は今でこそ大好きなんですが、
初めて読んだ時の感想は「内容は悪くはない」「絵はかなりストライク」という印象でした。
そしてこれからどんな作品を書いて行かれるかによって追いかけるかどうかが決まりそうだなーと、
ぼんやりとした手ごたえを感じた記憶があります。

今の作品からデビューコミックスを振り返ると、初期作品はどことなく青臭い雰囲気が感じられて、
それが今の二大連載作家さんにまでなるんだからすごいー!などと感慨深く感じました。

こちらの作品はやはりというべきか、設定にもちょっとアレな所があったりするのですが、
大好きになってから振り返ると全然価値観が違ってくるから不思議です。
今はこの作品は青い日高先生を愛でることが出来る本として大切に保存しています♪

2

オールバックの黒髪美はこの頃から健在

愛して止まない日高ショーコさんの、初コミックス!
初版は2005年との事で、もう8年近くも前になるんですね。
と言う事は勿論画風も多少なりとも違っている訳で、線は今と大差はない気がしますが、顔の輪郭が割と丸みを帯びている気がします。
この後のコミックスではそこまで現在の画風との違いが歴然な物は無かったと思うので、本当に初期の頃のこちらだけが少し違う雰囲気に思えます。
表情の描き方も少し違いますね。

大差はないと言えど、今の日高さんの魅力にどっぷり浸かってしまっているからか、正直この頃の表情に色気や艶等の魅力が感じ取れない自分が居て残念。
小さな違いが大きな落差を生むなんて……あぁ。

さてさて、こちらは短編を1冊にまとめた仕上がりとなっています。
・成績優秀だが頑張っても大抵№2の三上と、飄々としていながら№1を取っちゃう渋谷の、高校生同士の体と気持ちのバランスを描いた『感情ライン』
・何にも考えずに波風立たせずにやり過ごしてきた高校教師の谷川と、学生時代の同級生で体の関係を持っていた洋介の、今だから感じ取れる気持ちのお話『足りない時間』
・2丁目で絡まれた門脇を助けた男は、実は上司として赴任してきた西野だったという何ともやりきれない上下関係『複雑で簡単』
・親の跡を継ぎ、小さなコーヒー屋を経営している瑛二と、自由で奔放な幼馴染の美大生・奎吾。体の関係が有りつつ気持ちが彷徨うお話『右か左か』
・近い職場なのに滅多に会えなくてジリジリ。検事の羽沢と警察官僚・瀬尾のお話『遠距離恋愛』
が収録されています。
巻末には、『足りない時間』の描き下ろし『STAY』も。

読み切りで頁数が限られているとはいえ、やはりお話の進め方は上手だなぁとしみじみ。
(勿論物足りなさの方が勝るのですが)

又、『遠距離恋愛』の瀬尾。
黒髪のオールバックで眼鏡着用なのですが……う、うわぁぁ!と叫びたくなる程私のツボでした〃
致した後の、少し乱れた髪に色気を感じるのです。
日高さんと言えば現在連載中の『憂鬱な朝』がありますが、そこに出て来る美家令・桂木に通ずるものを感じました……はぁ。

少し絵柄の違いはあれど、構図やタッチは流石に日高さん!という感じ。
初期の日高さんを楽しめると思う1冊です。

2

デビュー作からしていい!

何故に昔これを読まずにスルーしてしまったのか、、本当に悔やまれます。この表紙、見覚えあるのに!(涙)

このあとに続く作品よりかは見劣りはするけど、これが初めての単行本とは信じがたいです。キャラ設定がありきたりなものではなく話の作りもしっかりしてるし、絵もこの頃から充分綺麗。また見せ方が上手いからひきこまれます。

『感情サイン』が一番好き!これがデビュー作とは恐れ入ります。
この渋谷と三上、個人的に日高作品で好きなCPベスト3に入りますね!負けたくない気持ちがどう間違えたのか恋心になってきたり、ちょっとしたことろで傷ついてしまうあたりなんて、なんって可愛いんだ!!って思ってしまいます。表面上はクールでいても気持ちをもて余しぎみなのが、なんとも高校生らしくていいです。渋谷の策略的なやり方も好きなのですよ。渋谷じゃなければ三上を御せないですよね、頑張れ渋谷。

次に『右か左か』が好きです。受けの周りに流されて自分の気持ちがわからなくなってしまう気持ち、凄く解ります。攻めも強引でいて可愛いんだよね。言葉では素直に言えないけど、本当は一途で純情。そんな二人の再スタートが切れるかどうかの瀬戸際の、素敵な一話でした。

表題作もなかなか。谷川みたいな人ってリアルにいますよね。うまく説明できないけど、要は女の敵(笑) よくわからないまま三角関係の中心にいて、あんたはどっちが好きなの!?って言われてそうなタイプ。 こういう人を2作目にして主役にするとは、さすがです。洋介が格好よく且つ可愛い誘い受けで、彼がこんなにも谷川のことを思ってくれているので彼自身救われてるなーって思っちゃう。いや、当人には全く悪気はないんだけど。そこがまた面白いところ。洋介目線の『STAY』が非常によくて、これからも幸せでいてくれるんだろうなと思える心暖まるものでした。

日高さんはストーリーにしろキャラにしろ、非常にリアルな部分とこんなに美形だらけなんてありえない!というファンタジーさのバランスが本当に上手い方なんだなと改めて思いました。だから日高さん作品は、やめられません。

1

黒髪の受け、萌え~♪

「嵐のあと」→「シグナル」から遡って、辿り着いた日高さんのデビュー作。
この頃から絵はきれい、エピソードの作り方とかストーリーも上手いのに感心。
日常的な些細な断面をちゃんと切ないドラマに仕立てているし、時々力の抜ける感じもいい。

読み切りの短編が6編。
表題作は教師と元同級生、他、高校の同級生(こんなせんせーでいいのかっ?!)、
上司と部下、画家で旅館の息子と喫茶店の店主、検事と警察官僚…

どれも大好きとのめり込みはしないのですが、
人間の曖昧さや心の揺らぎや葛藤が、泥臭くないリアリティで描かれていて素敵です。
個人的には表題作の書き下ろし後日談(回想シーンあり)の「STAY」が一番好き。

5組のカップルのうち、なんと4組が黒髪受け!
日高さんの描く黒髪受けはいいな~、可愛いな〜、というのが、最大の感想です。
(そして、桂木や蓉ちゃんへと続くのダ♡)

3

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