「ほんとうに好きだったよ」 新谷と須藤、最後の逃避行へ——。

寄越す犬、めくる夜(4)

yokosu inu mekuru yoru

寄越す犬、めくる夜(4)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×216
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

85

レビュー数
12
得点
308
評価数
66
平均
4.7 / 5
神率
72.7%
著者
のばらあいこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
寄越す犬、めくる夜
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784396784904

あらすじ

長年、須藤が“情婦"をやってきた 暴力団会長・良継(よしつぐ)。 彼の暗殺計画を知った須藤は暴走するが 新谷は放っておけず、須藤を連れて逃げた。 菊池には「お前だけは必ず生き残ってくれ」と 言い置いて……。 逃げ延びた須藤の故郷で 新谷は須藤の壮絶な過去を知る。 幼い須藤史哉は、いかにして 一人のヤクザ・良継に出会ったのか——。 【番外編も収録】 新谷くんのズブズブ二股生活は、W受のエッチなお求めにわりと忙しい! …なエロエロ番外編—— 腹を括った二股攻× 魔女系ヤクザ情婦×健気系チンピラの ドロドロ三角関係、慟哭の第4巻!!

表題作寄越す犬、めくる夜(4)

新谷、お人好しなディーラー
菊池、ディーラー、19歳

同時収録作品寄越す犬、めくる夜(4)

新谷、お人好しなディーラー
須藤、会長のオンナ

その他の収録作品

  • extra(描き下ろし)

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レビュー投稿数12

No Title

「ここまで来て ひとりにするワケないでしょ 須藤さん」

新谷の須藤に対する優しさは何なんだろうと考えてました、単純な同情とも優越感とも違うけど純粋な愛情とも言えない。
須藤は本当に新谷の愛情が欲しかったけど、ストレートに愛情を与えてくれる相手ならここまで固執しなかったんじゃないかなと。
母親からも「よしつぐくん」からも精神的に裏切られて与えられないのが当たり前になってしまった、そんな中で新谷のバランスは須藤にとっても丁度良かったのかもしれない。
「ほんとうに好きだったよ」の言葉ももちろん須藤の本心なのでしょうが。
表紙の須藤の表情を見ると説明し難い感情が溢れます、とりあえずお疲れ様と言いたい。

1

読まずにはいられないシリーズ。

表紙の花束を持って微笑む須藤さんカワイイ…
今回明らかになった須藤さんの過去、闇が深いとは思ってましたが壮絶でした。

ヤクザ会長のオンナで、黒いパンスト姿の変態魔性ネコ。
やりたい放題の悪いヤツ須藤、あの姿が印象的で相容れないキャラだったんですが、
黒いパンストの背景を知ると、ただただ悲しいトラウマで心に空っ風が吹くわ…。

何よりも、ヤクザ会長の良継くんに対する印象まで変えてしまう。
良継は救ったはずの愛する女を、自分が殺したような感覚ですよね…。
一番の闇は須藤の母、アヤコでした。

愛され方、愛し方が解らないんだろうなぁと感じさせる、描写のオンパレードに心が渇く。
須藤の想いに応えない、ヤクザ会長の良継くんが一番まともに思える恐ろしさ。

この作品の終着点を考えられずにいられないんですが、
ここまでくると、三角関係の行きつく先にハッピーエンドを求めるのも違う気はする。
可愛そうな奴フェチの新谷には、
菊池も須藤も比較できないレベルの可愛そうな奴で、放っておけない。
ただ、新谷は菊池には頼れるという事実は大きいのかもしれない…。

それにしても、最後に見せたあの須藤の控えめな言葉の威力
「菊池には敵わなかったけど、新谷くんのことがほんとうに好きだったよ」…ズルいわ。
求めても求めても誰も埋めてくれない、空っぽだった須藤の心が、
可哀そうな奴フェチのお陰で、少しでも優しさで満たされたなら救われると思える場面でした。

番外編…新谷くんのズブズブ二股生活。
のばら先生は本当にスゴイ。
読者に嫌われるであろうズブズブ二股生活を、堂々と描ききるという潔さに万歳です。

泣き縋るワンコ受け菊池と、魔性淫乱ネコ受け須藤との掛け持ちエッチで、
結局貧乏クジしか引かないという新谷です。
どちらのエッチもそれぞれの魅力があって、私も選べない…。
でも、やっぱり年下ワンコ推しかな…菊池は泣き顔がよく似合います。

※Kindle:修正は白い斜線です。

5

明かされる「須藤さんの過去」

今までは、良継を「ヤクザの悪い奴」だと思っており、そんな奴の元にいる須藤さんの気持ちが理解出来ておりませんでした。
しかし、須藤さんの過去……良継と須藤さんとの出会いがこの4巻で明かされ 彼もまた、亜矢子さん(須藤さんのお母さん)に捨てられた、可哀想な人だということが分かります。
上手く言葉に出来ませんが……何とも、複雑な心境です。

新谷くんは 妹の救助を菊池くんに任せ、須藤さんと共に逃亡します。
大事な妹を放っておいて、妹を拉致した人間と逃避行……??
全登場人物の中で、新谷くんの心境が1番読み取り辛いと感じるのは、彼の性格故でしょうか。

菊池くんは本当に一途で、愛らしいです。
新谷くんが、自分ではなく須藤さんを選んだ事実を目の当たりにしても、新谷くんを待ち続ける……
こんなに良い子、他にはいないと思います。
本当に、幸せになってほしいです……

2

3人ともがそれぞれに苦しいだろうから

 ようやく須藤の過去がほぼ明かされましたね。途中まではBL作品でそこまで珍しくはない展開でしたが、母の自死を迎えてから幼い須藤の心は加速度的に狂っていきます。母への愛情も捨てきれず、母を好いていた良継を好きになってしまった須藤。なのに虐待する父から解放されて母が喜ぶかと思いきや、彼女はそんな父を愛していたというどうしようもない展開。突如母に命を絶たれ、良継のことも空っぽにされてしまった須藤は一体何に縋れば良かったのでしょうか。幼い子供の精一杯の情が、すべて無きものにされる惨さ。ここまで捻くれた人格になってしまうのも大いに納得できる過去でした。

 菊池と新谷の関係から見ると須藤は邪魔者でしかないわけですが、彼は新谷に菊池と別れろとも言わないし、菊池を攫ったり直接手を下したりもしないんですよね。もちろん3巻での2人への仕打ちはそれなりに酷いものではありましたが、結局それで2人の関係は引き裂けなかったし、いまだに菊池と新谷が純情な会話をするのを須藤は許している。最後のシーンの須藤の言葉で、彼は自分が新谷を手に入れられるとは微塵も思ってないんだなぁと痛感しました。3人の中で一番強い立場にいるようで、最初から彼は自分が所詮蚊帳の外にしかいられないと悟っていたのかと思うと、とても寂しいです。

 須藤の過去と菊池の境遇を比べて、より可哀想な方を新谷が選んで救ってあげるべき、というのはあまりにもナンセンス。どちらがより辛いかなんて、とても比べられるものではない。そんな不幸自慢合戦みたいなことは苦手なので、私は新谷にはちゃんと今の2人それぞれと向き合って欲しいと願います。それはすごく難しいことだと思いますが。1人を選ぶ、2人とも選ぶ、どちらも選ばない。どんなゴールになっても、新谷が決めたことなら2人は納得がいくんじゃないかな。5巻が待ち遠しいですね。描き下ろしは本編の辛さを忘れさせてくれる、菊池と須藤に求められ美味しいとこ取りな新谷が描かれていました。本当にどちらにも魅力があって、どちらかを選ぶなんて無理!と新谷に共感してしまいますね。

4

須藤の辛い過去、菊池の一途さ

紙本
修正…トーンぼかし、白ぐしゃぐしゃ
カバー下…なし
カバー折り返し部分…なし
あとがき…なし

1

まだ続くんですね?!

ずっと気になってはいたのですが、読まず仕舞でした。
4巻の表紙を見て完結かと思い、1~4巻まで一気読み。読み進める手が止まりませんでした。
でもまだ続きがあるのね、と少し残念ですが、その先が気になって仕方ありません。

子どもがつらい目にあっているのを見ると、なんとも苦しくなります。
しかも須藤の場合は、成長しても苦しいまま。
愛情を求めているままなのに、それが本当の意味で与えてもらえないなんて苦しすぎる。
なんとか救われてほしいけれど、彼の場合はどうなんだろう...難しい気もします。

ドロドロした重い雰囲気で進む話の中で、菊池の素直さと一途さに救われます。

ハッピーエンドがいいけれど、全てまる~く収まると拍子抜けしちゃうかも。
続刊を待ってます。

3

表紙だけみたら完結なのかなと思って読み始めたんですが
もう少し続きそうですね。

今回は須藤さんの過去を巡るお話。
この手の話ではありがちな展開かなとは思うものの
これまでの言動の背景であるとすれば悲しい。
単純に「エロいの読みたいぜ☆」と読み始めた自分が情けないorz

菊池くんは今日も健気で可愛かった。
結局あーいうこが好き。
こっちもなんやかんやあってですが幸せに生きてほしい。
そのまま田舎で暮らすってのもありだと思う。

濡れ場がスドーさんとが多かったですが
早く菊池君にも愛の手を!
巻末のおねだりが可愛すぎてな((/ω\照

完結したら1から読みかえそ。

2

oh……という気持ちです

いや……ついに4巻……この表紙……、
ここまで来たか……という感じです。

わたしも、この表紙の須藤さんは痛々しくて読む前から胸が苦しかった民だったのですが、
やはり苦しかった……。
話としては須藤さんの過去編
(どうして須藤さんはパンストを履いてよしつぐくんに迫っていたのか等がわかった)
最高な流れなんですけど、とにかく苦しい。
大泣きしながら読みました……。
この苦しい中でも、新谷……あんたは優しいのか……。
という気持ちです。
菊池の心情を思うとまた苦しい……。

ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★★

でも好きです、最高!

3

こんな風に笑ってて欲しい

みなさんハピエン最終巻を予想されたという表紙。
わたしは「いやだーー!悲しい結末やめてーーー!」って感じでした。
いや須藤はとっても可愛く笑ってるんだけど、なんだか嫌な予感したんだよー。
最終巻じゃないので、まだまだどうなるかはわかりません。
このまま新谷といてよ。
もうみんな辛いこといっぱいあったんだから、あとは新谷にいっぱい愛されればいいじゃない!

よしつぐくんも死なない!
もちろん須藤も菊地も新谷も!
誰も死なない!
ハッピーでおわってくれることを心から願ってます。

4巻にして緊張感保ったまま面白さ爆発なので次巻も楽しみに待てます!

誰も死なないで!

6

みんな、愛されたいのよ

このカバーイラスト、第4巻にして初めての着衣で、笑顔で花まで持っちゃって、
いよいよハッピーエンドか!って一瞬期待したけど、、、、

さすがに、そう簡単には終わらないよね。
これはあれだ、
子供が酷い目にあう、つら~~いお話の、せめてもの、あれだ。
須藤の因果を語るために、避けては通れない必要なお話が語られた第4巻。
どんな結末に連れて行ってくれるのか、もう、じっくり待つしかない。
最後に甘々エッチな番外エピソードで、かわいい菊池の姿やエロい須藤の姿が見られるのが救いでした。

3

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